まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

0707 香取神宮の静かさ

2017-07-08 10:59:59 | 小さな旅の思い出

土産物屋などの立ち並ぶ道を神社目指して友人と歩いていくと、下りてくる女性2人とすれ違った。その人たちの交す「下界は暑いね」という声が耳に入った。内心、「なあに言ってやがんだい。」と思った。たいして高度差は無いのだから。

いわゆる鎮守の森のように樹齢を誇る樹々が空に向かって真っ直ぐ伸び、木陰を提供してくれる上り坂。鳥の声や蝉の声も聞こえたのだろうが、針葉樹など圧倒的な緑の空間の中では、音が音ではなくなる。音という音も景色の一端のようにさえ感じる。そして、涼しい。厳かな思いと、この「森林力」は素直につながっていく。静けさをゆっくりと踏んみしめいくと、なんとなく無心になれたような気がした。

そして、参道から駐車場を目指して下り始める。木森が切れて土産物屋が見える頃、さきほど擦れ違った女性と同じ呟き(つぶやき)が口から洩れた。『下界は暑いね』。ホント、急に熱く感じjられたのだ。

静寂な空間から降りて、土産物屋でお茶を振る舞われながら、団子・・・。まさに、下界だ~。

岩にしみいる蝉の声/】

 

+++++++++++++++++++香取神宮+
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2020.8.12 二礼二拍手一礼の神職作法は昭和23年に定められ、一般人は自由とか。その前は色々、神社により異なった。