娘の旦那はアルコールに弱い。飲むとすぐ顔が赤くなるし飲めてもトイレで戻してしまう。するとスッキリして後腐れがないのだという。私の場合だと、飲み過ぎて吐くほどだと、もう内臓が尾を引いて苦しみを訴え続ける感じだから、吐いて終わりはむしろ羨ましい ... 。娘の旦那はゲロを吐くことを「リバース」と呼ぶ。
体が拒否している筈のものを吐き出してしまうとスッキリするというのは、分かる気がする。
酒だけではなく、私の過ぎ来し方(すぎこしかた)においても、徒然草でいう"肚膨るる"ような思いが幾度かあったか...。
世の中いろいろ。人もいろいろ。誰も自分のこと分かってくれない。そんな気になることもある。
あまり良いことも起こらない。自分の価値が分からなくなってくる。1年が過ぎても何も変わらない。
ワクワク感、幸せ感も薄らいでいると感じることもある。若さを失ったから?ちょっとさびしい・・・・。
しかし、若さを失うのは万人共通。
時には、カードゲーム"UNO"の「REVERSE」のように、逆回転を夢見たりする?
還暦を過ぎたら、これまでの「柵(しがらみ)」を取り払って、体験や価値観を一旦封印し、なりたい別の自分を思い描いての「Re-Birth 」という発想もありか?(「ガイアの夜明け」っぽい!)
++++++++++++++++リバース+