「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

都議選 民進党の迷走

2017-06-19 04:57:29 | 2012・1・1
昨日の新聞折込に”私は一貫して豊洲移転に反対してきた”と訴える、隣接の世田谷区から民進党公認立候補者を推薦する保坂展人区長との座談会を載せた、民進党広報紙「民進」の号外が入ってきた。号外には、平成24年3月、都議会が当時第一党であった民主党(49人)などの賛成で、豊洲移転を可決した際、民主党議員11人が造反したことを伝える新聞記事が転載されていた。号外で紹介している候補者は、その11人のうちの一人である。

都議会の民進党議員団は何故か、党派名に「民進」をつけず「東京改革議員団」と呼んでいるが、都議選を前にして幹事長をはじめ10人近くが離党している。「民進」では選挙に勝てないという判断なのだろう。その点、号外の立候補予定者は、筋をまげず”立派”といえば”立派だが、民進党の前身、民主党は豊洲移転に賛成ではなかったのか。今回の都議選の民進党の公約は”追加の安全対策がとられ、都民の理解がえられなければ移転に反対”となっている。苦しい弁明である。

公示を前に,町には候補予定者のポスターが目に見え始めてきた。公明党立候補者は山口奈津男代表と小池百合子都知事とのスリー.ショットの写真入り、自民党候補予知者には安倍晋三総理と丸川珠代五輪担当相のスリ―.ショットがめだつが、「都民ファースト」の小池知事の迫力はない。わが目黒区は区長が民主党出身者、実姉も区議だが、民進党から候補者がたつのかどうか。連舫代表と候補者と一緒のポスター写真は見たことがない。