「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

膀胱ガンが再発四度目の入院へ

2013-08-22 06:07:02 | Weblog
膀胱ガンが再発、4回目の手術入院するハメになった。昨日の内視鏡検査で患部が発見された。前回の入院は2010年6月で、以来抗がん剤を患部に注入、最近は年に4回の内視鏡検査だけで推移していた。僕は希望的な気持ちから全治したものと思っていた。痛みもないし、日常生活には、まったく支障がない。80歳を過ぎた老体、できれば入院して手術などしたくないのが本音だ。

僕が最初に膀胱ガンで入院したのは2002年11月で10年以上も前の事だ。約1か月入院して患部を摘出、約5年間、抗がん剤の注入と内視鏡を続けた。これで完治したと思っていたところ、2010年12月に再発、この時は僅か手術後僅か半年で再発してしまった。どうもこの時は糖尿病の治療薬「アクトス」の影響があったのではないかと思う。

膀胱ガンは、幸い他のガンに比べて5年間の生存率は高いとものの本に書いてある。症状が5ステージに別れていて初期の1ステージの生存率は95%だという。昨日内視鏡検査のあと、医師が見せてくれた写真を見ると、患部は小さい。医師は内視鏡検査を続けていたので、早期発見が出来たのだという。

病棟が満杯で入院は早くとも9月中旬になる見込みである。今度で4回目の入院手術だが、馴れているといってもイヤなものである。この猛夏も手術のある9月には収まっているものと思うが、手術台に乗った自分を想像するだけでうんざりだ。長生きするということは大変なものだ。しかし、せっかくここまで生きてきたのだから、もうひと踏ん張りすることにしよう。