安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

サラ・ジェーン・シオン SUMMER NIGHT

2017-08-20 09:48:21 | ピアノ・トリオ

セブンイレブンのサンドイッチの棚に「ブルーベリーのショコラサンド」という新発売のスイーツがあったので、買ってみました。カロリーが高いかと懸念したのですが、240キロカロリーとさほど高くありません。ブルーベリー入りのホイップクリームは甘すぎずちょうどいい味で、ブルーベリーの出回る夏の時期に相応しいスイーツです。「Summer Night」(夏の夜)というタイトルのアルバム。

SARAH JANE CION (サラ・ジェーン・シオン)
SUMMER NIGHT (NAXOS 2000年録音)

   

サラ・ジェーン・シオンは、1967年生まれで、ニューイングランド音楽院を卒業した女性ピアニストです。彼女は、1999年に開催された「The 17th Great American Jazz Piano competition」の優勝者でもあり、その前から各地のフェスティバルに出演するなど20代から活躍していました。これはNAXOSレーベルへの第2作目の録音です。

メンバーは、サラ・ジェーン・シオン(p)、Phil Palombi(b)、ビリー・ハート(ds)。2曲にマイケル・ブレッカー(ts)が参加しています。ビリー・ハートに加え、マイケル・ブレッカーが参加していて、メンバーからだけでも興味をそそられるアルバムです。

曲は、映画音楽やシオンの自作です。映画音楽等は、メドレーで演奏される「Never Never Land」と「Pure Imagination」、「Summer Night」、やはりメドレーでピアノソロの「You Won't Forget Me」、「Why Did I Choose You」、「Maturity From Cinema Paradiso」。シオンのオリジナルが6曲で「Walking On The Moon」、「Gabrielle」、「Stage One」、「Prisoner of War」、「Psychic Warrior」、「The Safflower」。オリジナル曲は、優美で繊細な曲想のものが多いです。

音がきれいで詩的な抒情性が伝わってくる優れたアルバム。ビル・エヴァンスやチック・コリアからの影響が感じられますが、刺激的でなく穏やかな演奏が行われています。初めの「Never Never Land」と「Pure Imagination」のメドレーは、瑞瑞しくピアニスティックで引き込まれます。シオン(p)は、しっかりとスイングもしていて「Summer Night」や「Psychic Warrior」では、ベースも含めて躍動感があります。「Summer Night」ではブレッカー(ts)とのユニゾンを行うなど、工夫もみられます。ホームページを見ても現在の様子が伝わってこないのが残念です。

【Sarah Jane Cionホームページ】

Pianist Sarah Jane Cion

【セブンイレブン新発売スイーツ】

ついでに新発売のチョコバナナエクレアも買いました。



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