安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ホンダの車「シャトル」ひと月

2015-12-04 20:33:01 | お出かけ・その他

10月24日に「シャトル」が納車になって、ひと月以上経ちました。久しぶりの車の購入で、初めてのホンダ車でもあるので、使った感想を備忘的に書いておきます。また、ハイブリット車(1500ccのガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせ)も初めてです。ひと月ほどで、1500km走行しました。

   

使ってみた感想を、項目を分けて書きます。

〈外観、内装〉

車の外観は、気に入っています。正面からは精悍さがありますし、横からは、若干ずんぐりしていますが、全体にかっこいいスタイルだろうと思います。車の中のインテリアは、物入れがもっとほしい気もしますが、僕はあまり物を持ち込まないので、我慢できる範囲です。ドリンクホルダーについては、位置はいいのですが、深すぎて使いにくさがあります。

   

   

室内全体の素材にはプラスチックの部分も多く、高級な感じはありませんが、実用的です。それでも、前席のシートは上下の高さ調整もでき、シート素材もしなやかでよいです。また、天井がやや高く、頭の上が空いて、運転していても圧迫感がありません。

   

ラゲッジスペースは、広くて使い勝手がよいです。2列目のシートは前にすぐたおすことができ、そうすると大きな空間が出現し寝ることもできます。また、ラゲッジスペースの板を上げると、下にも空間があって、登山靴などを積んでいけます。この点は重宝しています。

   

   

   

2列目のシートの後ろについている物入れ。普段はただんでおき、必要に応じて広げれば使えます。床に置きたくない帽子や花束のようなもの、あるいは小物を入れることができます。僕は使いませんが、買い物のときなど便利かもしれません。

   

床の下のスペースは何かと便利です。  

(走行、燃費、ブレーキ、静粛)

エンジンはフィットハイブリットと同じ仕組みのようですが、ハイブリッド車が初めなので興味深いことの連続です。パネルにはリッターあたりの燃費が表示されたり、バッテリーの充電状況も一目で見ることができます。リッターあたりの平均燃費は、パネル表示によると、22~23kmです。高速道路を結構走っているので、このくらいの燃費ならまずまずです。

   

慣れないうちは、ブレーキのききが大きくて急にストップすることもあったのですが、慣れるにしたがい普通に使えるようになりました。また、最小回転半径が小さいので、取り回しが楽で、この点は期待以上でした。エンジンのことは全くわかりませんが、アクセルで加速するとすっと車が前に出ていく感じがあってレスポンスがよいです。なお、高速道路や一般道でも長めの距離の時には、クルーズコントロールも使っていますが、便利です。

   

(乗り心地)

トヨタ系の柔らかい乗り心地に慣れていたので、やや硬めで路面の凹凸を拾いますが、次第に気にならなくなりました。コンパクトな車なので、段差があったりすると揺れるのは仕方ないですが、路面がよいところでは安定したいい走りをします。また、車内は割合と静かです。信号待ちなど長く止まる時は、エンジンがストップしますし、走行中も比較的静かです。

(ナビ、オーディオ、エアコン)

ナビ、オーディオ一体型のものをディーラーオプションで付けました。ナビの機能は必要十分です。オーディオは、テレビを見ることもできますが、CDをかけるか、FMを聴くかしています。高音質というわけではありませんが、室内が静かめなので、ジャズやクラシックもそこそこ楽しめています。ナビのディスプレイの下にエアコンのパネル表示が出ますが、使いやすいです。

   

以上、一言でいうとコンパクトな日常使いの便利な車といったところでしょう。登山口にも2回行きましたが、きびきびと走ってくれました。重厚さはありませんが、長野市と安曇野市間の往復、買物、山登りをはじめとしたレジャーなど僕のお供には適した車です。

欲を言えば、ホンダには、ホンダセンシングという技術があるので、高速スピード(いまのシャトルも30km以下には対応しています)にも対応した衝突回避装置や車線のはみ出し警告装置など、シャトルにも、そういった装置をつけてほしいものです。そうすると、年齢のいった何年か先の買い替え時もシャトルなどホンダの車を買う可能性が大です。