都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

ロイズ・オブ・ロンドン(Lloyd's of London)

1993-03-01 | イギリス 

 バスにてcityへ。シティは日本で言えば兜町みたいな場所。スーツ姿のサラリーマンが多く、学生や観光客は少ない。

 17:30 ロイズ・オブ・ロンドン(Lloyd's of London Insurance Market and Offices・Google Map)を見る。

Cityの街並みとロイズ・オブ・ロンドン
建設年:1986
設計:Richard Rogers Partnership

 昔ながらの中低層の街並みの向こうにハイテクモダンで、工場のようにも見える高層ビルが聳える。知らなければ、オフィスビルだとは到底思えない姿だ。

エレベーター

 外壁を4基のエレベーターが上下する。エレベーターの下部に赤いランプが灯り、まるで小さな宇宙船が行き来しているよう。日本では落下や火災を想定して、エレベーターまわりを囲わねばならない(その後、法改正で日本でも外部設置が可能になった。)ので、このようにキャビンが外部にむき出しになっているのは、かっこよく見える一方で、ちょっと怖い感じにも思える。

玄関部分

 金属とガラスを意図的に使って、ハイテクな印象をこれ見よがしに醸し出している。21世紀の私たちのまわりには、このような感じのものはかなり多いし、日本にはもっと繊細なデザインでハイテク感を出しているものもある。だが、やはり当時としては、かなり斬新だったものなのではないかと思われた。

Wikipedia > ロイズ
ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21

#新しい建物 海外  #オフィス  #銀行・保険  #高層ビル 
#リチャード・ロジャース  #現代建築  #ポストモダン 
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