つまらんのは分かっているが、暑くて頭が回らん

なんかとある大手芸能プロダクションで、会社側も意見を言う従業員もみんながみんな大層みっともない事態になっているところで、ちょっと思い出したエピソードを語る。アメリカのとある会社のお話。

今から20年以上前、当時アメリカで上位10社の大手航空会社の中では評判ぶっちぎり最下位、苦情件数ぶっちぎり1位というダメダメだったコンチネンタル航空でのこと。
当時再建途上にあった同社は、1994年冬、一つのボーナス提案を従業員に対して行った。
それは｢1995年に毎月政府が発表する定時到着率が上位5社になれば、全従業員に65ドルのボーナスを支給する｣というもの。ちなみに65ドルという数字にも根拠があり、定時到着が増えて苦情対応の費用が全体で半分になったとしたら、その浮いた費用を全従業員で均等に割ればその数字になるそうだ。
根拠のある数字、そして政府発表という誤魔化しのきかない数字のこと、従業員もやる気になったのか、1995年2月には早くも第4位にまであっという間に上昇し、とっととボーナスを従業員はゲット、3月4月は堂々の1位を獲得するなど、一気に定時到着率が向上。ちなみに｢翌年は3位以内にハードルを引き上げる代わりにボーナスは100ドルに増額｣と11月に条件を変更したら、12月には当たり前のように1位を獲得して、会社側が100ドル増額を1か月前倒ししたりと、社員は1年で一気にやる気になった。その裏には、ダイヤの改正や機体整備体制の強化など、会社側もただニンジンをぶら下げたわけではないのだけどね。要は｢ちゃんとこっちも支援するから一緒に頑張ろう｣という姿勢を見せたわけで、こっちの方が重要だったんだけどね。まあこっちの話は今は関係ない。
さて、本題はここからだ。
このボーナス、基準が定時到着率。一部の社員からこんな意見も上がったという。
｢定時到着率向上の達成は、パイロットや客室乗務員、ゲート係や整備士など、現場で働く人間の頑張りによるものだ。なぜ事務方やチケット部門の人間までボーナスを受け取れるのか。彼らは向上に寄与していない。｣
なるほどこれはもっともな意見に思える。その際、その質問を受けた社長は自分の腕時計を掲げてたった一言、こう言ったという。
｢この時計で、どの部品が要らないと思いますか？｣
目に見えて我々に時刻を知らせる針や羅針盤はもちろん、小さなねじ一本に至るまでたくさんの部品からなる時計には要らない部品は存在しない。ねじ一本でもなくなれば機能不全を起こす。定時到着率を上げようと現場がいくら頑張ろうとも、チケットを売ってくれる人がいなければお客さんが来ない。経理がいなければボーナスが出たってお金が手元にやってこない。全員がやる気になって仕事をしたからこそのボーナスなのである、と一言で示したそうで、文句を言った社員は二の句を告げなかったそうだ。
ぬたりの言いたいことはこれだけで分かってもらえると思うけどね。まあ、ギャラと言ってもそれが支払われるために目に見えない部分の動きがあるわけだ。その部分にきちんと還元されるのを、果たして一概に｢ブラック｣で片付けていいのですかね？


さて、ついでに関連のエピソードをもうひとつ。
実はこの臨時ボーナス。1995年の2-4月は順調に支給されていたのだが、5月6月と定時到着率が低下して支給されていない。これが実は一部のパイロットが組織する労働組合のストライキの影響によるもの。再建途上にあったコンチネンタル航空はボーナスが出たと言っても給与水準そのものが低く、組合としてもやむを得ない対応だったそうだが、いずれにせよ、従業員とすれば一部社員のおかげでボーナスを貰えなくなるし、会社側もせっかくの再建劇に水を差されるしで、多くの人に悪感情を植え付けた。
この時に会社の経営陣はどうしたか。とにかく粘り強く労使交渉を行ったのである。組合と他の社員の分断を図るようなこともせず、お互いに納得ができる点を交渉の中で突き詰めていった。そして交渉終了後も組合参加者を一切非難するようなことしなかった。パイロットの言い分にも一理はあり、これからもみんなが力を合わせて業務を行わなければならない、という事の意識統一を図った訳。経営再建の途上にあるコンチネンタル航空という会社は、一部の人間が勝って一部の人間が負けるということはない。勝つときはみんなの力で経営再建を成し遂げられる。負ければ倒産してみんなで路頭に迷う、の2者択一しかないよ、という考え方をみんなで共有したわけ。実際その後の影響は最小限に抑えられ、スト明け後も定時到着率は高い水準を維持したままにできた。
これもぬたりの言いたいことは分かってもらえると思うな。あれが悪いそれが悪い、なんて単純にギャーギャー言ってたら、かえって事態を悪化させるだけなのよ。コメント厨どもはそれでもいいけど、当事者は、ねえ。

まあ、コンチネンタル航空は稀有な成功例。滅多に出来ないから稀有たり得てるわけで、同じようにするのは相当に難しいんだがね。でも前例があるんだから、やれなくもないんで、まあ、経営陣も従業員も、お互いの否を認めるところから始めたらいいんじゃないかね、と無責任に言ってみたりね。だってぬたりはあそこのプロダクションの人全員が路頭に迷っても別に困らないもん。お好きにどうぞ。

つまらん！ お前の話はつまらん！

というわけで、前回更新は多くの人が｢お前の真面目な話はどうでもいいわ｣と感じられたと推測するところで、｢そんな暇でもあったら猫の写真でも載せとけ｣というツッコミを入れられる前に、今日は猫の写真の大公開であります。ほら、新しいカメラレンズ買ったとこでもあるしさ。











いやあ、久しぶりに使ってみたけど単焦点レンズって案外難しいわ。標準ズームレンズならもっと考え無しに撮れるのに。

という訳で、夏は少しは修行する所存。計画している夏の旅行もDA35mmしか持っていかずに、ちったー練習するわ。標準ズーム重いから、荷物の節約にもなるしね。

潜航中

何という事もなく過ごしておりますですよ。仕事は相変わらず冴えないし、これといった話題もない昨今。とは言え、これといった悪い事柄もないわけで、平穏に過ごすという意味ではまずまずの生活を送っていますけどもね。

そうは言っても、世の中はあれこれと動いているもので、重大、重要な事柄というのも世の中を騒がせていますね。でも、正直、ぬたりは語る立場にないのが現状で。

・某アニメ会社が放火された件について
　ぬたりは、もうあそこ制作のアニメ何年も見てない(劇場版けいおんが最後)から語る立場にない。事柄自体は悼むべきことで、ぬたりですら名前を知ってるクリエイターさんも連絡がつかないらしいんだが、それにしてもぬたりには偉そうに語る資格がもうない。

・選挙がありました
　群馬県選挙区はほぼ無風だったしなあ。まあ、参院選では自民約54%、野党統一37%なら十分検討したとも言えるけど。

・某芸能プロダクションが揺れています
　ちょっと油断したらもう訳が分からなくなりました。今はなんか闇営業した人間を守ろうみたいな風向きになってきてるけど、結局何が良くて何がいけなかったの教えて頭のいい人･･･いや別に今日にないからいいや。

そんな日々。

まあ、猫が可愛ければ、後のことはどうでもいいです。ぬこかわいいよぬこ。

これでぬたりも反トランプ陣営(違)

ポケットWi-Fi導入なんである。これでこれからは出先でも通信料を気にせず快適なブラウジングが楽しめるぜ。
・・・とは言いつつ、正直ノートパソコンを持ち歩くことのないぬたりにとっては結構な過大装備になる可能性は大なんだがね。携帯にしても基本的には使い放題プランで契約していたし。
だが、状況というのは変わるもの。一番の理由は車に乗ったときのナビだ。
元々土地勘の良いぬたりはあまりナビに頼らない運転をしており、これまでの愛車である所のフォルクスワーゲンup!にもナビはついておらず、使いにくいくせに有料の公式アプリと無料のグーグルマップがあるだけである。これでちっとも困らなかったし、基本は今後もこれは変わらない。
で、ぬたりは車を一台買い足した。ミゼット２は20年前の貨物自動車だから当然ナビはない。まあ遠出する車じゃないから、ナビはなくても本来困らない。
だが、この車の主用途の一つに城跡巡りがある。この場合、城域図と地形図と現在地を常につきあわせて、自分が城跡のどこにいるのかをかなりな頻度で割り出す必要がある。こうなると現在地を表示できるグーグルマップ(表示は航空写真にすらできる)には頼り切りにならざるを得ない。で、これ、パケット通信発生するのよね。
まあそれでも普段であれば、こんな使い方してもパケットの使いすぎにはならないのだが、こういう時に限って面白い動画やプライムビデオとか見つけて、出先でもついつい見ちゃうもんで、先日とうとう使いすぎで通信制限を喰らっちゃった。
まあ、そんな事態はそうそうないにしても、一度こういうの喰らっちゃうと不安になるもので、今後もスマホを安心して使うためには検討した方がよかろう、と決断。同時にiPhoneの買い換え時期でもあったから、ついでに店に行ってプランを安いのに変更もできるし、今の時期に決断するのに都合がよかった。
しかしそれにしてもWi-Fi一つとっても、なかなか簡単に決められないのが世の中。ぬたりはau使ってるから、ポケットWi-FiとなるとWiMAXになるのだが、じゃあどこで頼むのさ、と言うことになると、いやもういやもう選択肢が増える増える。au使ってるんだからauショップで頼めばいいんだろと思えば、さにあらず。事業者自体はＵＱなのでそちらでも頼める。じゃあＵＱのショップ行って申し込めばいいのかと思うと、他にもプロバイダが複数あって、そっち頼んでも同じの使える。んで、お値段が結構変わるってんだから頭を抱えたくなる。
んで、こういうのってネットで調べると、あそこが良いここが良いと記事は出てくるのだが、とにかくまあステルスマーケティング臭くてね。こういうの見ると逆に引いちゃうのよね。回線は基本的に同じなので、各社条件はイコール。だから純粋に計算すれば最安値の会社を割り出すのは訳もなく、そういうステルス行為してる会社の方が安くはなりそうだったんだが、個人的な感覚として避けさせていただいた。
結局はそこそこ名前を聞くプロバイダのに申し込んだ。ともあれ、今後はスマホ利用に不安がなくなったってことで。なんなら家でも使えるしな。家のWi-FiはNTTの機械に最初からついてたやつだから、家の隅っことかでは結構届かなかったりするのよね。

さて、正直ポケットWi-Fiなんてそんなに需要が多くもないのか、正直ぬたりは機種を選びようもないくらいで、せいぜい色を選んだくらいだが、そのWiMAX唯一といっていい機種のメーカーはこちら。

来るなら来いトランプ！(おい)

リンゴはなんにも云わないけれど

というわけで、iPhoneを買い換える。
正直、積極的に買い換えようと思っていたわけでもないんだが、電池が少し弱くなったか？　と思ったタイミングでちょうど購入して2年が経過していて、タイミング的にちょうどよかったのでな。
ぬたりは、データバックアップのしやすさと慣れからiPhoneを選んでおり、性能とかは割とどうでも良いという、iPhone使いとしてははっきり異端であり、機種選定も「とにかく安いの」という形で選んでいるので、現行機種ではXR一択という具合。XsだのMaxだのはハナから眼中に無かった。
選ぶのはせいぜい色なんだが、店頭で6色のうちどれにしますか？と言われて「一番人気の無い色はどれだ？」と聞いて決めるあたり、ぬたりも40歳を超えて自分の趣味嗜好が分かってきたってことかもな（あほ）。

というわけで新しいぬたりのiPhoneは黄色となった。いやあ、アップルっぽくねえな、これ。さすが不人気色、どう考えても趣味がよくないやあっはっは。でも大丈夫。

ケース入れればみんな一緒だ。

で、感想なんだけれども、正直少しだけ後悔してますな。
いや、後悔と言っても別にアップル責めたいわけでは基本的にはないよ。そもそも性能的には満足できてる。基本早いし、電池消費も気にならない。いや、電池の持ちいいわ。すごいよこれ。
不満の一つは、本体裏がつるつるしていて滑りやすいことでね。朝洗面所で髭を剃るとき、スマホは棚のバスタオルの上に置いておくんだが、つるつるするもんだからバスタオルの上じゃ摩擦が足らずに、油断すると落ちるのよ。服の胸ポケットに入れていても同じ。ケースが届くまでの数日で結構ガコガコ落としたわ。
確かにこれはアップルのデザインに関する不満だけども、ケース入れれば問題ないし、そんなには気にしていない。問題はアップルでは無い。アプリの側にある。

ＦＧＯのアニメーションがむちゃくちゃカクカクするようになってな。

最初は、XRは最新とは言え廉価版の位置づけだからかな？　と思ったんだが、ググってみたら、いやもう出るわ出るわ。みんな同じ不満を抱えてやがる。XRだけじゃなくて、現時点でのスタンダードとも言えるXsでもカクカクするらしい。もうそれはアップル関係ないわな。
まあ、ことFGOのことではある。少しでも続けてるプレイヤーでその運営体制に一度でも首を捻らないやつはモグリ、と言うくらいには色々とやらかしのあるゲーム。XR、Xsの対応についても、昨年9月に「プレイできなくなるかも。現在対応中」と公式からリリースがあった後は梨の礫。未だにこれらの最新機種に対応した画面表示にもしてない有様で、表示はテレビの地デジ直後の未対応放送の如く帯表示がされる状態。

ほらな。
そのくせ課金体勢は貪欲で・・・はあるんだが、イベント開催の先送りとか、昨今なんか運営自体がバタバタしてる感じな。働き方改革でもしてんのかな？
今年の秋には、iPhone8の製造終了とXシリーズへの完全以降が噂される中、いまだにこんなことやってんのかよと言うツッコミは誘発するけれども、逆に言えば完全に移行でもしない限りあいつ等の腰は上がんないんだろうなあ、という諦めにも似た確信があるけどな。まあ、取りあえずはプレイできるからまだ良いけども。
ちなみに、カクカク対策として、あれこれ調べた限りでは、
・iPhoneの「設定」「画面表示と明るさ」「表示」で「拡大」にする(XSでは無理)。
・iPhoneの「設定」「Siriと検索」「Fate/GO」で「Siriおよび提案」のチェックを外す。
・iPhoneの「設定」「スクリーンタイム」「スクリーンタイムをオフにする」
・キャッシュクリア
・一括ダウンロード
・タスクキルして再起動
こんなところがあるみたいね。ぬたりはキャッシュクリアには抵抗があるので、これ以外は全部試した。しばらくはマシになるけども完全にはよくならんし、しばらくするとまたガックガクに戻るのよね。ちなみに運営に問い合せてみても「これについては個別回答しない」と言う回答が来るだけで、なんの解決にもならないが、なんか不満たらたらで質問送ってみたら、なんか以降カクカクが軽減されたような気もする。100%気のせいだろうが、少なくとも不満をぶつけることはできるので、イライラしたら発散もかねてみんなで運営に凸してみようね。

と言うわけで、買い換えの後悔はあるけれども、長々と述べた不満はアプリ側の責任だしな。製品そのものに対する不満はあんまりないな。現時点では良い感じだわ。

畜生ペンギン

気がつけば世の中春も梅雨も通り越して夏に突入しつつある昨今。
春に部署内で仕事が変わり、仕事の重要性を上司が分かっていないという、割と心底やる気がなくなる仕事をしているぬたりは、迷惑にならない程度に手と気を抜いて仕事してますがね。こういうセクションって、仕事は割と大変な割に、上司は重要視してないから仕事なんてうまくこなせて当然、と言う目で見られるから、やってもやっても「頑張ってる」なんて評価はもらえないものな。普通の人ならげんなりもしようが、こちとら人事評定に瑕疵のある身なもんでな。今更無能認定なんか怖くもないわ。
と言うわけで、精神的には自己防衛的にそんなにきつくもない状態を維持しているぬたりであるのだが、まあどちらかと言えば冴えない毎日である点は否めないな。そうは言っても、人間４０も超えれば、んないつでも素晴らしい前向きな日々が続く、なんてことはありえないから、人生なんてそういう沈む時期もあるもんさ。ここから異動にでもなりゃまた変わるし。

という愚痴ちっくな冒頭の挨拶はともかく、ぬたりを取り巻く環境は逆にぬたりに吉兆を伝えてきており、今年も燕がやってきて、ぬたりの家に営巣をした。

ぬたりが家を建ててもうすぐ４年経つわけだが、昨年ここに燕が営巣し、今年も帰ってきた。
昔から燕が巣を作る家は栄える、と言われ、縁起が良いとされているからね。ちょっとネットで調べてみると、まずは燕が巣を作る程度には環境が良いと考えられること。それから、カラスや他の害獣が人間を避けるために、適度に人の出入りがある家(お客が多く繁栄に繋がる)を巣の場所に好む、と言ったあたりが理由として挙げられている。
環境に関してはまあ良いとしても、正直ぬたりんちはお客に関してはほとんどいないんだがな。単に通りに面してるから通行人(中学校の通学路になってます)が多いだけでな。ぬたりんちが栄える理由としてはちと弱いな。
とは言え、ぬたりがごはん食べる席から窓の外よく見える場所なもんで、飼い猫共々、ピヨピヨとエサをねだる雛を去年から楽しく観察させていただいているんですけどね。

ま、ここまではええわ。
で、燕さんに一言言いたいんだが、上記の巣は使わない勝手口(立ててから数年、開けたことは数回しかない)の上だから別に良いんだが、今度は玄関ドアの真上に営巣しようってのはちょっと虫が良すぎねえかコラ。

先日から完成しないように撤去してるんだが、イタチごっこだぜこれ。いい加減あきらめれや。

古いカメラの話題が出たところで

さて、おかあちゃんのカメラ買いに中古カメラ屋に行って、これ幸いとぬたりもペンタックスの交換レンズ(安物だが)を見ていたわけだが、そもそもペンタックスというのは、キャノンニコンに比べれば中古のニーズが圧倒的に無く、一般層への浸透度と言うことであれば、ミノルタから系譜を継ぐソニーにすら後塵を拝しているような状態。
当然お店でも隅っこに追いやられているわけでな。まあ探しやすいと言えば探しやすいのだが、そんな店の隅で在庫を見ているとフィルムカメラもまだ在庫があってね。んで、ぬたりが中学校の時に父親から借りた一眼レフカメラは確かペンタックスだったなあ、なんて思い出した。あれはなんていう名前のカメラだったか？
幸いにして特徴は覚えていたので、記憶を頼りに店頭を眺めていたのだが、同じ特徴を持ったものはなかった。かなり似たのはあったんだけど、でも違った。現在ぬたりは、デジタル一眼(K-5II)、コンデジ(パワーショットG11)、スマホ、と普段使いできるカメラは一通りあり、フィルムカメラだって、使ってはいないがMZ-SにEOS3の2台ある。今更MF一眼なんか買っても仕方ないんだが、まあ、初めて触った一眼レフとなれば、部屋のインテリアにはあっても良いかな？　と思ったのね。どうせ今や二束三文だ。
とは言え、見当たらなければそもそも買えもしないわけで、こだわってインテリアに置くとなると似て非なるものを置いてもしょうがない。だからその日は何も買わなかったんだけどね。
で、まあ、ネットで当たってみることにした。とは言え、商標名が分からないとなかなかネットでは探しにくい。それでも店頭で見たペンタックスMEが似ていたので、そこを足がかりに探すことしばし、ようやく商品名が判明した。ペンタックスMV1だ。
なにしろこういう古いカメラ扱ってる店でペンタックスと言えば一も二もなくSPで、後はME、という具合で、MV1なんてとんとお目にかからない。それもそのはずMV-1はラインナップの中では普及機の位置づけ。普及機と言えば聞こえは良いが要は安物。造りもチャチでプラスチックを多用しているもんで、結構耐久性に難があったみたい。実際父親のMV1はぬたりが借りててぶっ壊し、父親のカメラのオートフォーカス移行を後押ししたりしなかったりな。壊したのに小言をあまり言われた記憶がないのは、多分オヤジが渡りに船とばっかりに「壊れたから新しいカメラ欲しい」と母親を説得する材料にしたんだろうな。ちなみに父親はその機に憧れのニコンに鞍替えしていたがな。
ぬたりはと言えば、たいして使い込みもしなかったMV1が印象に残りでもしたのか、自分で買った一眼レフはペンタックスが中心で、それはK-5IIを使ってる今もそう。そう考えると、根っこにあるかもしれないMV1を記念に1台持っているのもいいかもしれないよね。
ただ、前述のように造りがチャチくて壊れやすかったのもあるんだろうな。中古品が少ないわ。ヤフオクとかも見てみたんだが、探しているのと完全に同じのがないんだよな。シルバーボディで軍艦部に「ASAHI」の刻印があるやつなんだがな。記念での購入になるから、どうせならかつて使ったのと同じのが欲しいのね。

まあ、必需品でもないからのんびり探そう。手に入らなけりゃそれでも別に良いので。

今日は写真多めで(作品的な写真は無いよ)

ツイッターでは呟いたんだが、おかあちゃんのミラーレス一眼が壊れましてね。
んで、修理を依頼したらカメラとレンズ合わせて2万6千円と言われて、さすがにちょっと頭を抱えたぬたりですよ。
とりあえずレンズのみの修理なら半額以下で済むので(それにしたって1万3千円)、そっちはお願いしたのだが、どのみち撮影できないのは同じこと。
今回は軽く猫が突いただけでこうなった。んで、思い出話になるが、かつてぬたりはコンパクトデジカメ発売初期に、とある防水耐衝撃デジカメを店頭で見て本気で欲しいと思ったのだが、チラシでも売りとしていた水中撮影を｢想定使用外だからそれすると保証は対象外になりますね。｣と言われて思いっきり引いたことがあるのだが(おかげでデジカメデビューはかなり遅かった)、同じメーカーなんでな。ああ、やっぱり俺あのメーカーと合わないわ、と改めて思ったそんな梅雨の日。
とは言え、本体修理しなかったのはぬたりにも考えがあった。修理代が1万3千円なら、実は同じくらいの値段があれば同型機の中古が手に入るし、少し足してもいいのならもう少しバージョンが新しい機体の中古が買える。ならこの機に新しくしちゃうのも手。それに中古購入ならメーカーに金も直接落ちないし。
という訳で、県内の中古カメラ屋に問い合わせ。最初の問い合わせ時には在庫はなかったが、数日後にはすぐに入荷すると思う、という返答で、実際数日置いて問い合わせたら、在庫があるとの由。色は選べないとのことだが、とりあえず店舗へ行ってみた。
で、これまで使っていた色とは違う色しか在庫はなかったものの、現物を見せると、おかあちゃん曰く｢色的にはむしろこっちの方がかっこいい｣と言う事で購入決定。

こんなカメラね。悪口ちっくに語っちゃったので、メーカー名は隠しておこう(いや、隠しても分かるわ)

で、だ。ぬたりが修理ではなく中古品購入を推したのは他にも理由がある。
ぬたりもそろそろデジカメに交換レンズが欲しかったんだい。

という訳で、ペンタックスのDA 35mm　F2.4 ALを購入。いやあ、元々安いレンズなもんで、中古だと二束三文だわ。

これはもともとついてる標準ズームレンズをつけた姿。こう見比べると安いレンズなのは一目瞭然だな。実際現物もプラスチッキーで軽いから安っぽいことこの上ないわ。とは言え｢撒き餌｣とも言われるほどコストパフォーマンスの良いレンズでしてね。特に考えも無しに愛猫を撮ってみる。

(夜の室内でのテキトー撮影なんで色は勘弁)こんな感じ。テキトーに撮ってもピントの箇所が浮き立つ感じがしますね。

同じくらいの画角で今度は標準ズームレンズで。背景のボケが少し和らぎましたね。直接比べるとやっぱり違うもんで。
ともあれ、デジタル一眼を買ってからかなり経つが、ようやっとレンズ交換ができる体制になったわ。他にもいろいろ欲しいんだが(マクロレンズとかね)、興味を引くレンズは軒並み高いんだよなあ。ミゼット買った後で金もないしなあ…。とりあえず、このレンズ2本体制で夏の旅行に行くとしましょうかね。8月だけど、もう行先は決まってますしね。

新しい世界の穴(×hole 〇whole)

アラジン(４ＤＸ　吹替版)を見る。

感想
ディズニーは基本女子供がターゲットではあろうが、野郎は取りあえずウィル・スミス／山寺宏一の快演を見とけ。これだけで値段分は十分取り戻せる。

以上である。実は先日テレビ放映のあった「君の名は。」絡めてそれなりな量の文章を一度は書いたんだが、読み返して恥ずかしいにも程があるので削除。なので今日はあっさりとこれだけ。

ちなみに予告もやってたが、ディズニーのアニメ作品の実写リメイクの次作品は「ライオン・キング」だそうな。
いや、実写版とは言えないわな。ほとんどCGだろうし。
しかしあんな毛並みまでリアルに再現された動物たちが、堂々と人語を喋る作品なんて大丈夫かいな？　とはちょっと思うが、ディズニーだから力業で成り立たせちゃうんだろうな。そういう意味ではホント凄いな、あいつら。