フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

モーションセンサー付きって意外とないのよ

2022年04月28日 22時14分23秒 | キャンプ
何かをするときに必須な物というのは多い。例えば昨今ぬたり達がやっているキャンプの場合、どんな形でやるにしても寝るための道具は必ず必要になる。寝袋やハンモック、テント等ですな。こういうのは経験が無くても概ね必要だと想像できるもんなので、始めようと思ったときに手に取りやすい物と言え、買い忘れはほぼない。
んで、こういうときに忘れがちになるのが、必須級な物なのにその必要性になかなか想像が及ばない物、他の物で代替が可能ではないかと思わせちゃうもの、である。
一番の代表例が下に敷くマットで、外で寝たことが全くない人だと、寝袋がふかふかだから下にわざわざ敷かなくても大丈夫では? と考える可能性がある。でも地面というのは存外堅いし凸凹もある。また、夜になると地面というのは圧倒的に冷たくなり、直に寝ると体温を相当な勢いで奪われるので、寝袋だけではとても寝られたもんじゃないのよ。そういう意味ではほぼ必須な物なのに、なぜかテントにマットが附属するという例をあまり聞いたことがないな。
さて、話の枕はこの辺にして(無駄に長いのは毎度のこと)、今回ぬたりもやっと「必須級なのに今まで購入していなかったもの」を1個購入したのでご紹介。ヘッドライトである。

マイルストーンのMS-B5
そもそもぬたり宅にキャンプで使う灯火類は既に複数あり、すべてを最大照度で照らせば結構な勢いで周囲を照らすことができ、別に今更ライトが必要とは思っていなかった。
が、世の中何でも思いもかけないところから必要性が生じる。実は先日、焚き火台を1つ新たに購入したのだが、これが台がついていて焚き火調理が可能な物。なので豪勢にステーキとかをスキレットで焼いてみた訳よ。ステーキだからもちろん夕食にね。となるとオチは分かるかもしれないんだけどね。
暗くて焼き具合わかんねえ・・・
ランタンというのは案外狙ったところをスポット的に照らすのが苦手で、きちんと照らす位置にランタンを固定する必要があるのだが、これはそう簡単なことじゃない。結局焼き具合を確認する度に、おかあちゃんにランタンを持っててもらう必要性が生じた次第。これは不便だわ
そもそもヘッドライトはキャンプに限らずアウトドアではかなり重要度の高いアイテム。ぬたりも城跡巡りや廃道歩きで山の中に入ることも多いが、時間的にかなり余裕を見るので、今までライトが必要な状況に遭遇したことはなかったので持ってなかった。
ヘッドライトは両手を空けられるし自分の視線の先を照らせるしで、黙って買っとけ、的なアイテムなのは実は知ってたんだけどね。その必要性を今回改めて噛みしめたわけさ。
で、今回購入したこの機種の売りはモーションセンサー。手を近づけるだけでオンオフができる仕組み。この必要性を感じたのもこの間のキャンプ。夕食後洗い物をしたのだが、もしもヘッドライトして洗い物したとしたら、濡れた手で本体触るのも嫌だな、と思ったもんだからね。モーションセンサーなら手をかざせば気軽にオンオフできる。
んでまあ、先日から使っているのだが、これがもうホント便利で、何で今まで買わなかったんでしょうなあ、と思わせる物で、最近買ったキャンプ道具の中では一番のヒットでしたな。

皆様もキャンプをはじめアウトドアやるならヘッドライトは一つ持っていた方が良いですよ。安いのでも良いから。
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Be Prepared

2022年04月14日 21時35分39秒 | キャンプ

グランピングである。
それにしてもまあ、グランピングなんてものが日本に輸入されてから幾年月、昨今は正直「言ったもん勝ち」みたいな感じで、エアコン装備の高級テント宿泊で夕食は指定の場所でディナー、みたいなのから、ノルディスクのコットンテント立てればそれでOK、みたいなものまでホント幅が広い。要はなんとなくキャンプっぽくて、ある程度豪華ならそれでいいんじゃね? みたいな感じ。
で、ぬたり達夫婦はグランピングを謳う施設に宿泊するのが今回が2度目なのだが、内容はまるで違って、前回は全室離れの温泉旅館(内装は洋風)で、夕食がバーベキューでグランピングを謳っていた。結構なお値段がして、装備やら食材も相当に素晴らしく、良い経験をさせてもらったのは間違いないのだが、ちょっと高すぎない? と言う印象だったな。バーベキューと言えば聞こえは良いが、要は「自炊」だぜアレ。
で、今回はキャンプ場のグランピングサイトで、考え方もお値段もキャンプ寄り。テントはコットンテントでベッドと電気敷布完備。雨風しのげる屋根とカーテン付きのウッドデッキ、バーベキューコンロも設営済みで、お値段一人1万円弱。普段のキャンプに比べれば高いが、まあ今月は結婚した月なので一足早いお祝いと言うことで。
今回お邪魔したのは長野県軽井沢町の軽井沢CAMP GOLDさん。軽井沢という土地柄か、実は周辺にキャンプ場は少なく(みんな小洒落たペンションやらホテル、別荘に泊まるんだろう)、高規格キャンプ場となるとそれこそここしかない。でもライバル不在にあぐらをかいてる感じは一切しないし、設備やサービスも充実してる。実はぬたり達が初めて夫婦でキャンプしたのは1年前のここだったんだが、1年で多少は経験積んで改めてこのキャンプ場を眺めてみると、ちゃんと売りのある良いキャンプ場だと思うな。
まあ、洗い場でお湯が出なかったり(贅沢装備だけど最近キャンプ場の多くにはあるよ)、水捌け悪そう(土質の問題なので解消するには土壌改良するしかない)、とかのマイナス点もあるにはあるけどね。特に洗い場のお湯なしはゴム手の用意ないと冬の軽井沢では地獄になるぞ。実際隣で洗い物してる人はかなり苦労してた。ぬたりはおかあちゃんに笑われつつも耐油の極厚ゴム手持ってったんでまったく平気だったが。
さて、グランピングの感想だけども、これはもう天国みたいなもんで、テントとタープの設置しなくて良い、バーベキューグリルの片付けしなくて良い、撤収もしなくて良い、ってのがこんなに楽か、という感じで。特にバーベキューグリルは普通に使うと油でベトベトになるので、これを洗う行為はまさに苦痛。個人でやる場合は使い捨てのシートを使ってはいるが、これすると燃焼効率が落ちるという弱点があるのよね。今回はそのままやったもんで角が実によく燃えてやりやすかったわ。んで、食事後に灰だけでも片そうかとグリルを持った瞬間、あまりの油に心底グランピングで良かったと思った次第。これを洗ってくれるんなら、数千円くらい笑顔で払うわ。
とりあえずぬたり達は幸せな時間を過ごさせていただいた。んで、よくグランピングは「キャンプを始めたいという人にオススメ」なんて言われるけれども、むしろある程度キャンプ分かってる方がありがたみを感じられると思うな。例えばテント設営一つとっても、知らなければ設営済みでも何も感じないと思うが、経験者なら「これを立てろと言われたら、ペグ多いし重いし・・・」とありがたみも実感できるってもの。ぬたり達のようなヌルいキャンパーが、たまにこうやって甘やかして貰える、って形が一番幸せだと思うわ。
個人的には、初めてキャンプやりたい、と言う人には、ある程度の規模の大きさの、高規格キャンプ場をオススメしたいところ。単純に規模が大きいとスタッフも多いから、困ったことを相談しやすい。要は困ったことがあったら気軽に聞ける事が大事だと思うのね。
本来趣味のものって知らない人から「どうしたらいいんですか?」尋ねられるのって楽しいんだよね。でもなんか尋ねる方は変な抵抗があったりするものでね。キャンプ場で働いている人の多くはアウトドアは嫌いではないだろうから、ある程度知識もあるはずで、多くのスタッフはそういう風に尋ねられる事は嬉しいことのはず。遠慮せずに何でも聞こうぜ。
まあ昨今キャンプブームで、サービスが悪くなったキャンプ場とか、ブームに伴うマナーの分からない客のおかげでスタッフがピリピリしてるキャンプ場、とかの話も聞くし、聞いても冷たくされたらどうしよう、馬鹿にされたらどうしよう、という不安は当然あると思う。特に初めてだと抵抗あるのは当然。でも大丈夫です。
今は口コミサイトやグー○ルマップの口コミなど、復讐手段はいくつもあるからね(こら)

まずは自分の行動を鑑みるべきではあるが(知らずにマナー違反を犯す可能性は誰にでもあるし、そのことで注意される可能性も誰にでもある)、理不尽な行為には断固立ち向かうべき。今はブームだから良いかもしれないが、だからこそ今の時期に初心者や興味ある人をちゃんと育てておかないと、いずれこの趣味は廃れてしまうからね。
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フラワープリンセス烈!!

2022年04月04日 21時31分01秒 | ヲタネタ
さて、ぬたりはここしばらく仕事において人生有数のブンむくれ状態であったのだがね。正直誰とも口ききたくなかったわ。
別にそれは今現在も完全に解消されたわけでもなく相変わらず会社の組織に関しては盛大に中指立てる気満々ではあるのだがね。まあ、これは会社辞めん限りは完全には解消されないだろうから別に何か行動を起こす気はないが。しかし大規模組織ってホント構成員のやる気とか適切な情報連携とか人材育成とかダメダメな。前述の行為に関して、一つでもやる気があるならぬたりの今いるセクションの現状なんかあり得んもんな。
とまあこういう愚痴は今に始まったことでもないのだが、さすがに今回は腹に据えかね、不満を全身で表現もして、急遽管理職との話し合いまで設けられる事態で、ブログ更新なんて週単位で無理だわ、つーか誰とも話したくないわ、ってのが当初の考えだったが、蓋を開けてみればそんな潜行は案外長くは続かなかった。
まあ、強引にねじ込んだ有給休暇の間、ずっと「エガちゃんねる」見返して、その馬鹿馬鹿しさで元気をもらった部分が大きいのだが、もう一つ元気をもらったものもある。

その着せ替え人形は恋をする 全巻である。

ぬたりはマンガに関しては電子書籍にほぼ完全移行(場所取るんだもん)しており、この作品に関しても令和4年1月からのアニメを見て作品を気に入り、ネタバレを避けるため放送が終了したら電子書籍で全巻購入しようと決めていた。
が、最終回直前の週にぬたりはブンむくれることになり、「1週間は必要最低限の仕事以外は全部投げ出す(4月からは復活する)」と決めて、休みの日も当てもなくフラフラと町で気張らし(ちゃんとマスクを着用してね)していたのだが、そんな折に通りかかっちゃったのよ。
アニメイトの前をな。
ヲタ活をほぼしていないぬたりにとって、アニメイトと言えば「マンガの品揃えが良い店」という付き合い方であり、そういえば着せ恋の原作本どうすんべか?いやこういう時にここを通りかかったのも神の思し召しだろうなあ、という考えから、全巻購入させていただいた。
今回アニメ化されたのは全9巻のうち5巻まで。なので群馬県で最終回の放送のあった3月26日以降(※)、全巻を読んでみた。
・・・なにこれ? 尻上がりに面白くなるじゃん。
前に語ったときに「ストーリーを高く買ってない」と言ったけれども、それ自体は印象として変わらない。でもうまく言葉にできないけれども作品自体がすごいまとまりがあって登場人物が生き生き動いてる。これは良い作品をみっけたもんだ。個人的に紙をペラペラめくって読む行為とこの作品に対する没入感がちょうど良かった。電子書籍にしなくてよかったかも。
それにしても、昨今ぬたりが読むマンガは「ヲタクに恋は難しい」とかこれとか、妙に少女マンガチックだよなあ、という感じはする。どちらもオタク女子とかコスプレとかの小道具は変わってるんだけれども、ストーリー自体はぬたりが子供の頃、姉貴から借りて読んだ「りぼん」とかにやってそうな感じがすごくする。そもそもどちらも作者は女性だしな。
まあ心に余裕がないときは王道展開の方がグッとくるもんだから、少女漫画のノリが今の心に余裕がないぬたりにはちょうど良いんだろうけどね。8巻のメイクするシーンの新菜の表情なんか何回も見返したわ。純粋にかっこいい。男が見ても惚れるわ。

ま、今回何が言いたいかといえば、所詮ぬたりは電子書籍より紙の読書の方が良い古い人間なんだろうなあ、という感じですね。着せ恋に関しては、例えばLINEマンガとかでも無料で読めるんだけど紙だとやっぱり没入感が違った。だから今後もすごく気に入った作品は紙媒体で購入していくのかなあ、という事ですね。
・・・でも物が捨てられないタチなので数年後にはえらいことになるんだけどな。前回は結婚を機に一気に処分できたが(自発的です。おかあちゃんから趣味品の処分は一切求められていません)、まあこれからは気をつけるようにしよう。


どういうわけかぬたりの地元群馬テレビは、東京MX、とちぎテレビ、BS11と並んで放送が一番早い土曜24:00~だった。物語の地元テレ玉ですら放送してないのにどういうことだこれ? つーか結構群馬テレビの編成は神がかることがあるんだよなあ。アニメは特に。
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