フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

備えよ常に

2024年01月28日 20時52分19秒 | 日記
ぬたり達夫婦がキャンプを趣味としてからもうすぐ3年となるのだが、この間、最も多く利用したキャンプ場はACN赤城オートキャンプ場になる。
自宅からほどほどに近く、設備も充実。人気キャンプ場ながら予約がぜんぜん取れないという程でもない。雪の心配も、県内の人気キャンプ場の中では相対的に少ない、と使い勝手が非常によい存在なのね。
実際人気であり、規模も順調に拡大している。オープン当初に比べるとかなり広くなってサイトも色々と出来たのだが、この拡大のため、キャンプ場内を1本の道が横切る形になっている。このためこの道と隣接する場所には注意看板も設置されている。
そんな状態は危険ではないかと危惧されるところではあるが、この道は以前から廃道状態。注意看板こそあれ、まあ道には車両はおろか歩行者もまず通らない。

はい、ここまで語れば分かると思うが、この道、かつてぬたりは終点まで辿ったことがある。

この道は一応コンクリート舗装されていて、すれ違いこそ出来ないが車は通れる幅は確保されている。じゃあ車で走れたかというと、キャンプ場を過ぎたあたりに猛烈な急坂があり、生半可な車では走れない。まあ今では完全廃道状態であり、キャンプ場に隣接するあたりからして車で走るのはほとんど無理だろう。
ぬたりが辿ったのはずいぶん前なのでまだキャンプ場は大きくなく、道を辿るのにキャンプ場を気にする事はなかったんだが、そうこうして辿った道の目的地になるのは巨石と言ってもいいくらいの大きな石。「櫃石」と言われて古代の祭祀場とされ、県の史跡にも登録されている。
で、県の登録史跡に行く道が廃道になってていいのかという話なんだが、既に述べたようにこの道は途中の急坂が車両通行のネックになるのにその手前に車を止められるスペースがないという致命的な弱点がある。ちなみにぬたりは原付バイクで辿った。パワー不足で坂を上れず、途中からは歩いたが。原付だと道の端に止められるんでな。
このため行くなら手前にある三夜沢赤城神社(駐車場完備)に車を止めて歩いた方が遙かに行きやすい。赤城神社からの徒歩ルートもちゃんとあるので、そらみんな櫃石行くならこっちから行くわな。というわけでここに廃道が一つできあがってしまったというわけだ。
で、この櫃石。古代の祭祀場という謂われから昨今流行のパワースポット扱いされる節もあるけど、今も昔も人気(にんき)も人気(ひとけ)もない。理由は簡単で車止められるところから物理的に遠すぎる。赤城神社からだと徒歩で片道約1時間かかる。廃道となっている方のルートはどうかと言えば、ぬたりが行った頃からして県道からの入口には「櫃石入口」「櫃石→」程度の古びた看板しかなかった。ちなみに今ではもう車道の方に看板は全くない。これでは人は来ないわね。
櫃石自体はそこそこの規模の巨石ではあるのだが、正直「パワースポットだから」という軽い気持ちで行く場所ではないと思う。まして今や櫃石の近くまで行ける車道(ジムニーや軽トラならなんとか走れる)は廃道状態で走行はほぼ不可。となると赤城神社から徒歩しかないわけで、辿る人の少ない登山道歩きとなると、それ相応の覚悟と装備は必要になると思うな。現地の案内看板が今どうなっているかは分からないけど、もしも赤城神社で「櫃石→」みたいな表示を見ても、不用意に見に行こうとは思わないでくださいね、と注意喚起をさせていただきたいと思います。

往復2時間の登山をするという覚悟と用意でもってどうぞ。
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城跡巡りなのかハイキングなのか

2024年01月26日 20時50分07秒 | 日記
ぬたりの趣味に城跡巡りがあるが、実は昨今城跡を訪れるペースが著しく落ちている。理由は実に単純で、県内にもう行くべきめぼしい城跡がなくなりつつあるからだ。
まあ中世の城館跡、というのは相当な数に上り群馬県内でも1000カ所程度は確認されている。だから行く気になれば城跡はまだ相当な数あるんだが、有名な城、大きな城、行きやすい城、あたりをどうしても優先するので、残っているのは極端に分けるなら、山の中の道もないような行きにくい城か、開発に飲まれて遺構が消滅した城となってきてる。前者は自然な山野を彷徨わなきゃいけない、後者は行っても何もない、というわけで行く前からテンションが上がらないわけさ。
そんな折、行きつけの美容師さんから、桐生市の茶臼山のハイキングコースを歩いてきた、という耳寄り情報を聞く。茶臼山が確か砦跡で、近くに他の砦跡もあったはず。そんなにきつくない、という話であったので、ぬたりも久しぶりに一念発起。城跡巡りに向かうことにした。
茶臼山周辺は八王子丘陵と言われ、群馬県桐生市と太田市の境のあたりにある。一番高いところでも300メートル前後の比較的低い丘陵地帯で気軽に訪れられるハイキングコースとして地元ではそこそこ人気がある。実際ぬたりは平日に休暇取って行ったんだが結構な数の人とすれ違った。
そんな市民に人気のハイキングコースなのだが、なぜだか「ハイキングコースの」駐車場というものがほとんど整備されていない。実際桐生市のホームページのコース図にも「P」や「駐車場」と言う記載は一切見られない。茶臼山に登った先人たちの記録を読むと、麓の大雄院というお寺の駐車場に駐めるか、桐生南公園の駐車場に駐める人が多いみたい。実際行ってみたが、大雄院は茶臼山には近いが駐車場には「無断駐車お断り」の張り紙があって気になったし、桐生南公園はかなり遠い。うーん、中途半端。
ただ、平日というのは偉大で、籾山峠の登山口(上のリンクの市役所のコース図の一番下)のところの道路脇のスペースに車が駐められた。当日すれ違った人の数を考えるなら、休日だったらここのスペースは争奪戦だろうね。
ともあれ、歩き出す。そして5分とたたないうちにぬたりの口をついて出た言葉は
「山登りなんて大嫌いだ」
ハイキングなら歩くことが目的にもなろうが、こちとら城跡が見たいだけなので、城跡までの行程はただの作業。
 
だからこんな風景見たって、考えるのは「いい景色だ」ではなく「この荒れにも荒れきった呼吸を早く静めるにはどうしたらいいもんか」とぜーはー言ってるだけだもんな。まあこの辺りのコースの中では有数の上り坂のルートらしいんだが。
 
ただまあ、そういう風景で食べるカップヌードルはとてもうまいんだが。
さて、この茶臼山周辺のハイキングコースだが、実際人気になるのはよくわかる。
 
確かに登るのにきつい箇所はあるものの登ってしまえばこんな感じの整理された歩道が続く。歩く人も多いから踏みしめられてて歩きやすい。周りを完全に人里に囲まれてる丘陵だから、迷ってるうちに人里離れた山の中に、なんて事態も起こりにくい。
なにしろぬたりが茶臼山の頂上に立ったときに、付近は保育園児か幼稚園児の集団に占拠されてましたからね。園児のおさんぽに使われるんですかこのハイキングコース?
やっとたどり着いた茶臼山は山頂部とそれを取り巻くように平場ができている形。山頂は大きな電波塔があるのでこれの建設で均された可能性は否定しないが、昔からの形だとするとこれはなかなかの遺構と言えますけどね。
でも山頂部にいる限りは園児から「こんにちは!」「こんにちは!」「こんにちは!」と園児の人数分の挨拶攻撃に晒されるので探索どころではなかったですけどもね。まあ今の子供たちはぬたりの様に怪しいにも程があるアラフィフのオッサンにもみんな元気で挨拶できるいい子である、って結論ではありますけどね。昨今の若いもんはホント立派なもんだ。
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2024年は「猫年」である

2024年01月20日 10時50分00秒 | ぬこ様


逆光は勝利。

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Sun Is Coming Up

2024年01月12日 23時11分54秒 | ヲタネタ
それにしても一番くじというのはよくできた商品だなあ、と改めて思う。
くじ引きというのは基本的に射幸心を煽る商品であり、何が当たるか分からない楽しみもある。で、上位商品が全く当たらないというほどの低確率でもなく、たまにしか引かないぬたりですら今まで上位のフィギュアを2つほど当てている。
で、そんな一番くじ、11月にとある商品が発売された。「ゆるキャン△」である。で、こいつが一番くじには珍しくアニメではなく原作マンガの商品になり、絵柄やデザインは原作のタッチになる。このためかフィギュアも基本1種類(1等と色違いのラストワン賞)になる。
「ゆるキャン△」という作品は、ドラマ版ではあるがおかあちゃんがキャンプにハマるきっかけになった作品ではあり、一応原作マンガも読んでいる。この作品の一番くじを引くこと自体の夫婦の同意は容易く、発売日当日、とある店舗で複数枚引いてみた。
はい、上位商品なんて当たりもしません。
1回700円以上するんだが、ミニ色紙やクリアファイルが量産されて、もうコスパが悪いったらない。唯一アクリルスタンドがそれなりな賞だったが、これでも元を取れているかというと微妙だなあ。結果的にはなんとももんにょりだったわけだが、もんにょりの本番はそれからだった。
なんと翌日以降、店舗でゆるキャン△の一番くじを見かけることは一度もなかった。
元々取扱店舗がかなり少ないのだが、サイトに掲載されてる店舗に行ってみても扱っていない。人気は最近落ち着いてきてると思ったんだが、まだ根強い人気はあるみたいで、どうやら少ない店舗で地味に争奪戦が繰り広げられた模様。逆によくぬたり達は買えたもんだと感心してもいいのかも。
で、冷静になれば上位の商品がすごく欲しかったというわけでもないし、買えなかったことは買えなかったで仕方がない程度の話。そこに後悔はないんだが今回の一番くじの需要と供給を見誤ったことは結構な後悔。ゆるキャン△人気を低く見積もり、供給量を高く見積もりすぎた。その頭があったのなら、唯一見かけた店舗でもう少しプッシュしたかもしれないしね。うーん、このモヤモヤをどうしたもんか。


まあ、一番くじで当たらなかったらフィギュアなんて買えば良いのよ。
というわけで久々のアニメキャラのフィギュア購入。ライセンス制作ではなく、アニメ制作と同じ「フリュー」発売の品になります。
とは言え、これは純粋なア○ゾンの売れ残り品で値引きされてたので買ったもの。そもそも公式のフィギュアと言ったって、原作アニメドラマ含めてなでしこは劇中で振袖になんかなってない。そういう点でファンから敬遠されたんじゃあるまいか。しかも同じシリーズのリンの方はもう在庫はないらしい。キャラ人気的にも・・・まあ、ねえ・・・。
ともあれ、公式品のフィギュアが割引販売されるのは結構珍しい。値引きされて一番くじ20回分くらいだから、まあそんなもんかと思い購入。そう考えると一番くじの値段って結構絶妙だな。
この商品、どういうわけか写真写りが悪い印象があり、商品見本の写真も「これはどうか?」と思う感じだったが、手に取ってみるとなかなかに出来がよいです。昨今フィギュアの値段高騰が止まらず、高クオリティのものだと3万くらい覚悟しなきゃいけないようになってるけど、そういう意味ではこの程度の値段でこのクオリティのものが買えたのはなかなかよかったのではないでしょうかね。

なお、美少女フィギュア買った男性諸氏が必ずするであろう下着チェックであるが、これに関してはかなり難しいと言うことだけは申し添えておく(さいてい)
・・・パンツは履いてそうな感じではあるんだけどもね(さいてい)
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祝う今日こそ 楽しけれ

2024年01月06日 21時46分30秒 | 日記
さて、新年と言えば福袋が多く売り出されるわけだが、この商品に対する捉え方は人それぞれだと思う。
ぬたりの両親はかなり否定的な考え方で、「どうせ売れ残り詰まってるんだし、いらないもんまで買わされる事になりがちだから最終的には損」と言う。
どうせロクなもん入ってない、という批判は昔から根強く、これだと売る方も張り合いがないのか、最近は中身が見える福袋も増えていますね。まあこういう形にしても「本来なら買おうと思わないものまで抱き合わせで買わされる」という弱点は解消しきれないが。
ぬたりもまあ、親の影響を受けて基本的には福袋は否定的ではあるんだが、それでも例外的に毎年福袋を買いに行く店がある。埼玉県川島町にあるアウトドアショップ「タテイスカンナ」である。
何回かネタにもしているが、ここはアウトドアグッズのセレクトショップとも言える店で、置いてある品物は結構特徴的。アウトドアショップの割にアパレルもかなり特徴的な品揃えで、キャンプに行く際にここで道具や服を全部揃えればかなりなオサレキャンパーになれるんじゃないかと思う。その点では関東近郊では有数にオススメできるお店。ただし値段もその分全体的に高いが。
ぬたり達夫婦もここでお世話になったキャンプグッズも多いが(これとか)、その値段の高さ故にホイホイ来て買い物する、という形にはなれていないのだが、それでも要所要所でお世話になっている。
で、このお店は毎年かなり多くの福袋を売る。形は昔ながらのもので、開けてみなきゃ中身は分からない。普通だったら「欲しいもんなんか入ってねえだろ」とスルーするところだが、品揃えの面白さに全面の信頼を置く店のであれば少し話は違う。何が入っているかのワクワクだけは折り紙付きになる。
で、店頭でたくさん並んだ福袋を見ていくわけだがね。
店頭に30個くらい並んでいるとどれ選んでいいのか分からんわけよ。
悩むことしばし、しかしぬたりは「中に何が入っているかワクワクしながら開ける」ことを購入の主目的にしているんだから、と思い至り2つの福袋に目をつけた。
要は一番袋がパンパンになってるやつと一番重いやつだ(単純) これは純粋に「何が入ってるんだこれ?」ととても気になる。
で、今回は、重いもの→固形物→ギア関係?という思考からより実用的では?という予想で重いものを購入。家に帰って早速開封。この重さの正体は一体何なのさ?

表(横は大きさ比較のiPhoneの箱)





厚さ
ただの板が入っているとは予想してなかったなあ。
ただの板、は言い過ぎにしても商品名自体が「フリーボード」。何に使うも自由、なんだろうが、逆に自由すぎて使い道が浮かばねえ。足つけてテーブル? お盆? アウトドアモンスターズというブランド自体は知っていたが、これは・・・。
ある意味想像の斜め上を行ってくれたので福袋としては満足ではあったが、今後しばらくこれをどう使うか悩もうと思う2024年の新春でございます。
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今年の年賀状の郵送に代えて

2024年01月02日 10時00分10秒 | 日記

すいません。今日から仕事だったり地震があったりで年賀状を印刷して出す気力がわきません。なので、こちらに今年の年賀状をUPして郵送の代わりとさせていただきます。なにやら心落ち着かない年明けですが、今年も愛猫はいい子です。
ぬこ様に飼われてて(?)よかったです。
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令和6年のぬこ様画像さいしょ

2024年01月01日 07時55分00秒 | ぬこ様


コンゴトモ ヨロシク

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