フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

男の怒りか 男の怒りか

2022年10月24日 21時48分49秒 | 日記
仕事で日産キャラバンに乗る。
ぬたりは個人の嗜好としては小さい車の方が好きで、故にセカンドカーはミゼット2なんかに乗っていて、それはそれは気に入っている。だが仕事となると車のえり好みはできないわけで、普通免許として乗れる車の中では有数のでかい車を今回転がすことと相成った。
さて、世の中得てして法律上の話と実際の話は別。いかに国がこの免許なら運転していいよ、と言ってくれているにしても、実際運転できるかと言えば話は別で、キャラバンほどの大きさとなると多くの人が、無理、と言って逃げ出す。んで、そうなるとぬたりのように基本的に車の運転が好きな奴に仕事のお鉢が回ってくるわけだ。別にぬたりだってでかい車の運転に慣れているわけじゃないんだがな。
そんな形で運転することになったキャラバンであるが、これがまあ正直色々安っぽい。内装の質感もそうだし、各種操作部の感覚も実に安っぽい。特にブレーキの感覚については恐怖しかなかったな。これだけでかくて重い車のブレーキがあれってのはどんなもんなんだ? こんな車の造りしてるからハイエースに販売全然及ばないんだよ&日産の販売自体が長年不振から抜け出せねえんだよ。

閑話休題(お前の世間知らずな車語りはどうでもいいわ)

で、こういう大型のバンは運転姿勢も普通車とは異なる、シートに体を投げ出す形の普通車と違い、普通に椅子に座って股でハンドルを挟み込むような形。また、ハンドル操作の感覚も違ってきて、投げ出した足の先に前輪がある普通車に対し、こういうバンの前輪はお尻の下。だから曲がるときには奥まで突っ込んでいってからハンドルを回すようにしないと必要以上に内側を回ることになり、最悪内側を引っかける。普通車に普段乗っている人がバンに乗る場合は、常に前輪の位置を意識するようにしないといけない。
経験こそ多くはないものの、ぬたりはこういうバンの運転経験はあり、今回もそんなことを意識しながら運転。曲がり角でわっせわっせとハンドルを回しながらふと思った。
・・・BGMは演歌が似合うなこれ。
こういうのが刷り込みというのか日本人の血のなせる業というのか。映画の「トラック野郎」とかほとんど見たことないのに、なぜか体感的に演歌を求めている自分がいたな。
と言うわけで数少ないぬたりの演歌レパートリーから、無意識的に選び出してひとり車の中で口ずさむ。

「江戸の黒豹」を。
いや、改めて聞くと杉サマの歌はいいぞ。歌い出しの迫力ある声と「さぁがす~のか~」のハスキーさの落差がたまらん。
という感じで、なんか楽しいドライブができたわ。ありがとう杉サマ。
あ、杉サマの歌はこっちもあったけどさすがに歌えなかったよ。

いやマジでこれをカッコ良く歌いこなせるのすげえと思うわ。一回カラオケでやってみたことがあるがぬたりだとただのおマヌケにしか聞こえなかったもん。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋川市道3号線をのんびり散歩した話

2022年10月22日 20時57分13秒 | 旅行&おでかけ
さて、列車がすぐ近くを通っているから吾妻線を珍しい車両が走れば撮り鉄で埋め尽くされんじゃないかという特異な第一吾妻川橋梁だけども、道路好きなぬたりとするとここを道路として楽しみたい、という思いがあった。この道が小野子集落から祖母島駅への短絡さにあるのなら、とりあえずは祖母島駅まで歩いてみることにした。

とは言えまだ橋の上。傍らにはJRのキロポストがあった。よく見かけるけど実際に触れられるところにあるのは珍しいんじゃなかろうか。

渡り切って橋を映してみる。こうしてみると市道の部分は完全に添え物扱いですねこれ。橋桁に直接乗ってないもん。

渡った先も狭い道が続いてますね。ここも線路わきの歩道ちっくですが、向こうを向いてる看板が一枚。

何と橋までは車が入っても良いらしい。ただしUターンスペースはないからここまで来たら長い距離バックで戻ることになるけど。ぬたりのミゼット2でも多分旋回は無理。

ちょっと歩くとこんなのどかな風景に。いやあ、ここ散歩道にすごくいいなあ。

道は1区画だけ不自然に未舗装の部分がある。そしてその脇にはなぜか1区画だけ耕作されたと思しき田んぼ。用地交渉に応じてくれなかったのかな? 歩く分には全然問題ないんだけど。
写真だと道がクランク上に曲がっているけど、その奥の曲がってるすぐ先が吾妻線の祖母島駅。

これが道側から見た祖母島駅。吾妻線の駅の中では駅舎から見える人家が最も少ない部類に入る駅で、雰囲気だけなら「秘境駅」ともいえる駅。ただし、ぬたりが歩いてきたように、一見道がなく遠いように思える対岸の小野子地区の最寄り駅でもあるから、生活利用を期待できる人口は見た目よりは多い。ただ、昨今のJRの厳しい台所事情は吾妻線においても対岸の火事ではなく、赤字が出ていることはJR東日本からも公表されている。

そんな台所事情を示す張り紙が待合室にあった。「今後一切代替手段は用意しねえぞ」という意味までではないと思うが、こうして掲示する以上は以前に比べれば代行バスの運行は縮小するってことなんだろうし。うーん。

とは言え、静かな雰囲気を感じながらパチリ。ローカル線の駅はそれだけで絵になりますな。もともと利用者の少ない駅ではあり、次の上り列車が到着する20分くらい前まで駅にいたが、誰とも会わなかった。
とまあ、こんな感じのちょっとした散歩でしたとさ。道の駅おのこに車止めれば1時間強の散歩になると思うので皆様も是非どうぞ。列車がすぐ近くを爆走する恐怖体験と祖母島駅近くの牧歌的な風景と、メリハリのある散歩体験ができますよ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吾妻線第一吾妻川橋梁で死兆星を見た話

2022年10月21日 20時51分55秒 | 旅行&おでかけ
(昨日の続き)
んで、道の駅おのこから歩くこと数分。目的地が見えてきた。

渋川市道3号線である。
市道としてはかなり若い番号ではあるけれども、世間一般に言う立派な道というわけではない。

何しろ車両通行禁止ですしね。

実際狭い。スマホと比べるとこの幅。人のすれ違いですらやっとという感じ。
この密を避けるご時世に、と思われるかもしれないが、まあ田舎の道ですから心配はいりませんよ。
ぬたりはこの渋川市道3号線を始点から終点まで1往復しましたが、誰ともすれ違わなかったからなあ。
さて、ともあれ上の写真の坂道を上る。坂を上り切った先に見える風景がこれ。

鉄道の橋を歩道も渡っております。この歩道は立派な渋川市道3号線である。
ここは吾妻線第一吾妻川橋梁。JRの橋梁を歩いても渡れる全国的にも珍しい橋になります。
ここで法律のお勉強。日本の公道を司る「道路法」第20条にこれに関しての定めがある。公道上に他の管理者が絡む構造物がある場合、お互いが協議して管理方法を定めなさいよ、という趣旨の条文で、こういう構造物を「兼用工作物」という。身近な存在では踏切なんかがこれにあたる。
んで、道路と線路が共有する橋梁なんてのは結構あちこちにある(レインボーブリッジとか瀬戸大橋とか)んだが、この吾妻線第一吾妻川橋梁はJRの線路の脇に歩道が設置されていて、しかもかなり近い、ちょっと考えれば保安上の理由でこういう構造をJRが認めたがらないのはすぐ分かる。ここに関しては相当猛烈に地元が要請したんじゃなかろうかと。橋の左岸側の小野子集落は線路こそあるものの駅はない。この橋を渡れるか否かでは最寄り駅までの距離は天と地ほどの差になる。道路専用の橋も上流川下流側かなり遠く、やはりこの橋を渡れるかどうかは重要になってくる。その期待の表れが「3号」という若い番号に表れてるんじゃないか、と考えるのは穿ちすぎか。最初の写真で市道の文字だけ新しいから、ここは平成の大合併までは小野子集落が属していた「小野上村道3号線」だったんだろうし。
で、ここまでくれば橋の上で実際に列車が渡っていくのを体験したいじゃないですか。そんな皆様に残念なお知らせです。吾妻線はかなりなローカル線で本数も少ないです。それを前提として、時間を少し巻き戻す。道の駅から歩きだしてあと橋までもうちょっとだなあ、というところでぬたりが見た光景をお見せしましょう。

列車行っちゃったよ。
これはかなりなショックでしてね。おいおい、橋の上で待ちぼうけかよ、と思いつつ、今はとっても便利でスマホで時刻表を確認。すると20分くらいでまた列車が来ることが分かった。こんな珍しい橋あちこち撮影していれば20分なんてあっという間よ。
実際あれこれ思ったままにシャッターを切っていると、列車の通過時間が近づく。この距離での列車通過どんななのかなあ、と思っているとやってきましたよ。

特急草津が。













・・・電車って近くで見るとでかいのな。
怖かったかどうかと言えば、座りしょんべんもの(実際怖いので最初から片膝ついてた)だといっておきましょうか。何よりもう振動がすごい。ファインダーを覗いていたから見た目はまだ誤魔化せたが、音と振動のすごさに多分体が無意識に外に逃げていたんだと思う。橋全体が外に傾斜している錯覚を覚えたもの。それにしても最寄りの祖母島駅での減速加速の影響が比較的少ない特急といきなり鉢合わせしたのは運がいいのか悪いのか、自分でもよく分かんないなあ。

以上が全国的にも珍しい歩道と鉄道の兼用工作物、第一吾妻川橋梁の話でしたとさ。今回のネタのクライマックスですな。
次回は渋川市道3号線をのんびり散歩するネタになりますよ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グーグルマップで行くB級スポットの旅

2022年10月20日 20時54分02秒 | 旅行&おでかけ
世の中にはB級スポットと呼ばれるものがある。
基本的には「一般的な観光地になりえない」とか「興味を引くにしても一部の人だけ」みたいな感じの場所のことを言うのであるが、昨今は多様性の時代でかつてのB級スポットが今や普通に人気観光地、なんてことも多くなっている。例えば栃木群馬埼玉の三県境なんて、ぬたりが初めて行ったときはほとんどの人に見向きもされてなかったが、今やかなりの人気スポット。土日ともなればかなりの人が訪れている。
ぬたりもこういう変なスポットは割と好きであちこち出掛けているのだが、ソースとなるのは今やネットの情報。これ自体は便利なんだが、ほかの人の情報でほとんど行った気になれてしまい、現地に行った時の新鮮さが失われてしまうのが弱点と言えば弱点。
んで、ちょっとドライブの予定があったので向かう方になんかスポットはないもんかと前日になってグーグルマップを眺めていたところ、気になる表示を発見。

なんすかこれ?
いやまあ、その場でググればあっという間に解決するんだろうけど(実際写真はヒットした)、せっかくのドライブだから情報を仕入れずに翌日にドライブに出かけてみることにした。

んで、早速やってきました道の駅おのこ。ぬたりの記憶に間違いがなければ県内の道の駅の中では古株の方だと思う。後の筍のように道の駅があちこちにできた時期があったけど、それよりかは少し早かったような気がする。
まあこれは裏返しな部分もあって、当時の道の駅はうどんそばコーナーと農産物直売所があればオーケー(道の駅的には24時間使えるトイレとかも必須条件らしいが)、みたいな時代にできたので、ここならでは、という特徴は正直ない。もちろん農産物直売所は一定のニーズがあり、写真からもわかるとおりちゃんとにぎわってましたけどね。
んでまあ、ぬたりは別に野菜買いにに来たわけではなく、目的はスペリオルガンダム滑り台。もったいぶるほどのもんでもないのでとっとと写真をご覧いただきましょう。

まあ、板に描いた絵が貼ってあるだけなんだが。
・・・あれ?がっかりしてる?
でもそれは大人の目線だと思うわ。ぬたりは20分くらいは道の駅にいたが、複数の子供が楽しそうに滑っていましたわ。何が貼ってあろうと子供が喜んで遊んでくれれば、とりあえずそれでいいでしょうよ。絵が一枚貼ってあるくらい、話題になるほどのもんでもないでしょう。

・・・近くにこんなもんも飾ってありましたけどね。
これもスペリオルガンダムっぽいけどもね。道の駅スタッフにガンダムマニアでもいるのかしら?
近くで見ると結構な手作り感。うん、これは正しいB級スポット。
で、勘違いしないでほしいが、ぬたりはB級スポットの良さを「一生懸命さ」にあると考えている。確かにこれらのスペリオルは再現性はお世辞にも高いとは言えない。けれども「見た人に楽しんでもらおう」と手持ちの材料と技術で一生懸命に作ったことが分かる。確かにお台場のガンダムの方がすごいし多くの人の興味を引くんだろうが、ガンダムへの愛だけはこっちも負けてないように思うんだけどな。
こういう造形のものはテレビだと単なるオモシロ物品、として笑いの対象にもされがちではあるんだけど、笑ってもいいから、その向こうにある関係者の一生懸命さも含めて楽しんでいただきたいとはいつも思っていますよ。

で、道の駅おのこは実は車を駐めるために寄ったのが目的でしてね。ここから歩いて行った先が当日の主目的だったりしますけどもね(長くなるので続く)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「突撃剃ってください」CMやってたのも遠い昔ですね

2022年10月10日 21時12分07秒 | 日記
ぬたりはヒゲが濃い方なのでシェーバーは意識的に高性能のを使っている。ネタの都合上ばらしてしまうがブラウンのシリーズ8が愛用品である。品名は多少変わってきているが(買い始めたときはシリーズ7と名乗っていたな)、数世代買い継いでいる。
んでまあ、今のも結構長く使っていてあちこちガタが出始めていた。とは言えまだまだ普通の使用には耐えるくらいの状態で考え方によってはまだ買い替えるには早く、替え刃を買ってきて切れ味を復活させて使い倒せばいいという考え方もできる。が、ブラウンの高性能シェーバーの共通の弱点として替え刃が高すぎてな。何しろ替え刃だけで1万円する。本体新品が洗浄機合わせて3万5千円くらいなので、ガタが出始めた本体をこき使うなら本体を買っちゃってもそんなに損にならないのね。
で、そんなタイミングでキャッシュバックキャンペーンとかやってたのでとっとと買い替え。基本的に今のシェーバー気に入ってるので、店頭でも特に悩まず現行品のブラウン8シリーズを購入。店頭の場合、キャンペーンとかやってるとどーせびた一文値引きもないだろうから品物引っ掴んでとっととレジへ。
んで、今回のキャンペーンは下取りキャンペーンなので、今まで使っていたシェーバーは返却する(今回は店頭の箱に放り込む)必要がある。で、返却の注意事項を読んでいたところ、箱に入れる前に完全放電させるか電池を取り外す必要があるそうな。
ぬたりが使っていたブラウンのシェーバーは恐ろしく電池の持ちがよく、完全放電させるのも大変なので電池を取り外すことに。説明書によるとカバーを外してネジを4本ドライバーで外すらしい。んじゃとっとと外して店に持っていくかとカバーを外してぬたりが見たものはこのネジ。

トルクスネジじゃんか。
見て分かるとおりプラスでもマイナスでもない。星形(六芒星)の溝になっているネジである。んでネタにしてるから分かるでしょうな。
ぬたりはトルクスドライバーなんか持ってません。

一応小さいマイナスドライバーでも緩められるらしいが、まあ最近トルクスネジもたまに見かけることもあったからこの際だから買ってきた。しかしあれだけ広いカインズホームにトルクスドライバーこれしかなかったんだが。使用頻度的にもっと安いやつでよかったんだがなあ。
ともかく電池を外して古いシェーバーを返却することはできたのだが、トルクスネジを使ってることからも基本的にほいほい電池を外すことは想定していない作りになっていると思われるから、キャンペーンするならもう少しやりやすい形にしてもらえんかなあ、とは思いましたけどね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャンプやるなんて数年前まで思いもしなかったもんなあ

2022年10月06日 19時58分03秒 | 日記
ぬたりは(元)喫煙者である。結婚してからはほぼ吸ってないから10年近く吸ってないことになるな。
(元)と言う言い方をしたのは、ぬたりは別に禁煙を宣言して煙草をやめたわけでもないし、隠れて吸っているわけでもない。吸いたいと思えば吸うだろうし、今のところ特に喫煙の必要性を感じていないから吸ってないだけだ。
ぬたりのとっての喫煙は「とっておきの気分転換」のためのものであり、そんな時間を1日に何回も設ける必要もないので、本数は1日に3~4本程度。吸い込むときにぼおっと光る煙草の火やゆらゆらと立ち上る煙を眺めてぼおっとすることこそが目的であり、煙草の味や成分は二の次だった。まあ、味の合わない煙草というのはあったけどね。ぬたりの場合、日本の老舗煙草「ピース」は合わなかったな。
んで、こういうのんびりした時間を演出するためには煙草も雰囲気のあるものが大事で、ぬたりが愛飲していたのがダビドフで、これはスイスの高級葉巻のブランド。ただ、紙巻き煙草はブランドをイメージしたもので、葉巻とは葉っぱも違うし生産国も違う(ドイツに工場がある)。値段も高いとは言え大したことはない。
で、火をつけるライターもジッポーを購入して使っていた。カチンという小気味良い金属音と、火をつける際の石がこすれる音とガスに火がつく音。煙草にゆっくりと火をつけ、煙を眺めながら遠くを見る。そんな風に息抜きをするのが心地よかったんですな。
んで、今はぬたりもアラフィフであり、ぼおっと息抜きしたいなら、何の道具もなしにぼけっとすることができるようになったし、自宅にいるなら猫をなでられればそらもう何十分でも何もしない時間を作れるわけで、今のぬたりには喫煙はいらないなあ、というのは感じている。今や煙草も高いしね。ダビドフ買おうとすれば500円位するらするらしいし。ぬたりが買い始めたときはたしか330円だったぜ。

んで、なんでいきなり喫煙の話をしたかと言えば、喫煙していたときに使っていたジッポーの話。喫煙をやめてからかなり長い時間が経過してしまったために、使っていたジッポーもどこかになくしてしまっているんですね。まあ、喫煙の機会はないからこの点では困っていない。

キャンプに持って行ければ良かったのになあ、と心底思う今日この頃。

キャンプで火をつけるのなんてそれこそどんなライターでも良いのであるが、ぬたりが喫煙をやめる頃からライターに急速に搭載され始めた機構がある。チャイルドレジスタンス(CR)である。今流通しているライターのほとんどは、幼児のいたずら防止のための対策が施されていて、一番多いタイプが着火レバーが重いものである。これがある程度の時間燃焼を続ける必要がある焚き火の着火等のストレスになんのよ。ロックを解除しないとレバーを押せない形状であればレバーを重くする必要はないはずなのだけども、コンビニで見かける使い捨てライターはほぼレバーが重いのばっかりなんだよね。
勘違いして欲しくないが、ぬたりはライターの幼児の事故対策の法規制については諸手を挙げて賛成する立場。気軽に買える使い捨てライターでこういう配慮が一律されるのは全面的に良いことだと思う。
ただ、昔の感覚で火がつけられるライターが気楽に買えなくなっている今の状況を鑑みると、ジッポーなくしたのは痛すぎるなあ、と。だって改めて買おうとすると高いんだもん。1万円くらいするよ。その割にキャンプ行ってもライターの使用頻度なんて高くないしなあ(焚き火に点火するときくらい)

そんなこんなで、人生「こんなもんでもとっておくもんだなあ」と言うことと「なぜあれを捨てちゃったんだろう」ということと、どちらが多いんだろうなあ、なんて思うアラフィフの秋ですわ。ちなみにキャンプ時の焚き火点火方法として「ファイアスターター」というライターを一切使わない方法もあり、これ使えばライターなんかいらないんだが、不器用大王ぬたりがそんなもんを上手に使いこなせるわけもなくてな。キャンプユーチューバーがよくやる火打ち石なんか試そうという気にもならんわ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする