フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

まずブランドの読み方が分からんが

2024年03月16日 13時56分00秒 | キャンプ
というわけで新しいキャンプギアの投入である。

なんと本格的な装備の代表格、薪ストーブですよ。
はい、安物です。
キャンプギアというのはどうしても少数生産になるので価格は割高になるのだが、その中でも薪ストーブは特に安くなる要素はない。きちんとした強度や様々な装備が必要になるし、メーカーは一切推奨はしていないがテント内での使用(※)も見込まれることから密閉性や燃焼効率も重要となる。そしてキャンプに持って行くんだから収納性も大事。そんなものが安くなりようがないし、安いものを信用しようとしたら結構なギャンブルになる。
んでまあぬたりの場合、テント内で使おうという気は一切なかったりするんですけどね。
ぬたりの持つ焚火台はどれもこれも焚火調理が今一つやりにくく、調理のしやすい焚火台を探していたところ薪ストーブに行き着いた次第。確かに薪ストーブは高いが探せば焚火台とどっこい程度の値段のものもいくつか見つかった。

さて、この商品は「SENQI」というもう名前からして中華製品丸出しな品。とにかくまあ商品ページの日本語は頼りないわ、悪いレビューだと「部品がない」「歪んでる」「そもそも使ったあとがある」などなど、なかなかにこちらの購入ボタンを押す気をへし折りにくる。それを乗り越えて注文して、届いたら届いたでいかにも質の悪い段ボール箱に梱包されててテンション下がるったらないわ。
で、開けてみると鈍い光沢の本体が顕れて、流石に新品は心が弾むなあ・・・ってこの研磨は日本の製品じゃありえねえわ。鈍い光沢と言うより全体的に筋がついてる感じ。取っ手の隙間とか細かい部分はそもそも研磨すらしてなさそう。手を切るほど、とまでは言わないが全体的にバリも酷い。それから煙突との接続部の部品に明らかに使用感があって内側にススがこびりついてた。こういうのは日本製品ではあり得んよなあ。
そんなこんなで大丈夫かよこいつという感じ満々でキャンプに持っていって火を入れたわけだが、誤解を恐れずに言えばこれは使えるわ。
まあ、テント内で使う気になれないあたり商品としては信頼が無いにも程があるし、屋外で暖を取る道具として見た場合には、燃焼室内で薪が燃えているから焚火台に比べればぜんぜん暖かくない。
ただ、焚火調理に使う道具として見た場合には上がフラットで広いので作業しやすいし、火力も合格点。こと値段で見た場合には同価格の焚火台よりも調理はしやすいだろうからその一点でぬたりにとっては使い道がある。
そして焚火台よりもいろいろと機能がある。空気の流量調節できる通風口や煙突のダンパー。燃焼室内の掃除や灰を捨てるのに有用な引き出し式の灰受け。上部に蓋が付いているので外すことにより高火力の調理も可能になるなどギミックが多く、これは焚火台ではなかなかできない。これは個人的にはなかなか当たりな道具だったわ。
ただ、他人に勧めるかと言われれば、前述のとおり薪ストーブとしてそれほど信頼してないのであんまりオススメはしない。薪がよく燃える割に暖かくもないから暖を取る道具としてもオススメできないから、まあ、購入するなら御自身で判断してください、って感じですわ。


狭く密閉されたテントの中では一酸化炭素中毒や酸欠のリスクは高く、また火災の可能性も高くなるため、メーカーとしては口が裂けてもテント内使用は推奨できない事情がある。ただし外で使った場合焚火に比べて暖かくないので、じゃあどこで使えってんだよ、というツッコミは当然内包することになるので、便利な「自己責任」と言う言葉に落ち着いているわけだ。ちなみにぬたりは煙突を出すためのテントの穴開け加工を絶対にうまくできない自信があるのでテント内使用は一切考えていない。
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無印のキャンプ場は雰囲気作りがホント上手

2023年09月09日 11時59分37秒 | キャンプ
でまあ、キャンプ趣味は続いているわけではあるが。
去る9月2日から3日にぬたりんちはキャンプに行ってきたわけだが、行き先は「無印良品津南キャンプ場」である。まあ、ようやっとキャンプするのに良い季節になってきたということで。
キャンプしたことない人にとっては、キャンプと言ったら夏じゃないの?と思われるかもしれないんだが、エアコンになれた現代人にとっては日本の夏は暑すぎんのじゃ。虫も多いしな。まあ、まだまだキャンプ人気が高い昨今であるので、夏休みのキャンプ場は予約も思うように行かないもんで、こうして9月になってから出かけたわけですよ。
それでも暑さでまいったわ。まだちょっと早かったかな?
さて、無印良品津南キャンプ場は無印が初めて手がけたキャンプ場とのことだが、全くの一から始めたわけではなくて、元々ここにあったキャンプ場を無印が買い取って拡張したもの。無印らしく売店は充実してるし、スタッフも愛想が良い。サイトも一つ一つがススキの藪に仕切られてる感じで隣と視線が合うこともない。良い点がたくさんあるキャンプ場ですね。
ただまあ、最初にここ行くときは管理用至近のサイト(できればAエリア)にしておこう、とアドバイス。というのも、とにかく傾斜しているサイトが多い。こればっかりは写真とかでも判断つかないのね。ぬたり達が使ったサイト(ちなみにE-13)は比較的マシではあったけれども、それでも若干の傾斜があって設営には気を遣ったし、テーブルも何か噛ませないと物が転がったわ、その点、管理棟近くのサイトは比較的傾斜がないので全体的にはおすすめだと思う。ススキに囲まれて周りから隔絶された高原のキャンプ、という雰囲気にこそ乏しくなるけど、トイレと管理棟近いし、なんなら次回のために偵察して良いサイトの目星つけることもできるし。
さて、まだ残暑のこの時期にキャンプに行ったのには理由がある。それは新しいキャンプギアの投入である。

コールマンのタフスクリーン2ルームエアー/MDX+である。
この無駄に長い名前のテントであるが、選定の理由はおかあちゃんのキャンプの志向とぬたりの志向の一致を見たための購入。
キャンプのネタになるたびに言っているが、ぬたりんちのキャンプの志向は、まずおかあちゃんがやりたい方向性を目指して、そこにぬたりが適宜修正を入れる感じ。おかあちゃんが目指すのはYoutubeや雑誌に出てくるようなオサレキャンパーなのではあるが、あんなもんを完コピしたら準備と設営だけで死ぬ。アウトドア趣味は汚れや道具お重さも加味しなきゃいけないが、そういうのは見せないしなあいつら。
このためまずはおかあちゃんがやりたい方向性を出して、ぬたりがそこから実現可能な部分を抜き出していく訳なのだが、おかあちゃんが以前から言っていたのが「大きな2ルームテント」である。
ここは実はぬたりとおかあちゃんの意見がはっきり対立する部分。おかあちゃんは単純に広く余裕のあるテントの方が過ごしやすい、という意見であるし、ぬたりはテントなんて寝るだけなんだから設営と撤収の手間考えたらできるだけ小さい方が良い、と言う意見。まあこれはどちらが間違っているという話ではなく、テント選びのメリットデメリットのどこを重視するかの話でしかない。
とは言え大きなテントは単純に値段が高い。だからおかあちゃんの意見を100%汲む形のテント選定はなかなか難しい。しかもぬたりんちにはノルディスクのテントなんていう、世界に冠たる高級品もある。広いテントというわけじゃないけど、2人ならかなり余裕があるから、おかあちゃんもまずまずは満足していた。雰囲気も抜群にいいしなノルディスク。
が、世の中思いもかけないところからニーズは生まれる。今回の購入の種になったのは実はぬたり。前回のキャンプの時、ふと思ったのね。
タープ張るのめんどい。
ぬたりんちのタープは、要は1枚の布。ここにポール立ててロープで固定して屋根にするわけで、作業自体は何回もやっているから失敗こそないが、こっちを固定して、こっちを引っ張って、なんて作業は正直めんどい。高い位置に張ろうとすれば作業もやりにくい。
ここで「大きな2ルームテント」というおかあちゃんが欲しいギアを持ってくると、うん、タープ張らなくて良くなるな。おかあちゃんとぬたりの方向性が一致する。
とは申せ、2ルームテントなんて安くは買えず。概ね10万円くらいの値段になる(こいつもそう)。一応ボーナスはあるから物理的に買えなくはないんだが、これだけの値段を思い切るのもきっかけがないと難しい。
まあ、こういうのは無欲でいるときっかけがつかめるもんで、先日ツテで500円の割引券をもらったので、消耗品でも買うかと、とあるショップに行ったら、こいつがセールでえらく安くなっていた訳よ。その場で即決。
で、こいつは「エアー」の名を冠するように空気が中にこもらないように換気窓が至る所に設置されていたり(何なら簡単な電動ファンも設置可能)、遮光素材を使いテント内の温度上昇を抑えたりなど、どちらかというと夏向けのテントであり、こうして残暑厳しい時期に投入するにはぴったりのテントではあったのでなかなかの期待を寄せての投入でした。
で、結論から言えばそんな小手先の芸当でどうこうできるほど令和の日本の夏は甘くなかったな、という感じでしょうか。
いや、実際換気性は大したもんで、テントの中がこもる感じは一切なかったんだけど、温度上昇はいかんともしがたく、午前9時ともなればテント内にいるのはきつかったわ。チェックアウトは12時なんだけど、一刻も早くエアコン効いた車に戻りたくて、撤収割と早かったもんなあ。
まあこれは「今年の猛暑」という相手が悪かった感じで、テント自体は健闘していたと思うわ。これ一つあればタープいらんし設営も割と簡単。テント内に湿気がこもりにくいし、夏のファミリーキャンプにはおすすめだと思うよ。どうですかそこのお父さん?
ただし重いからパパは腰やらないように気をつけてな。20キロ弱あるんだもんこいつ。
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みんなまだグンマを知らなくても別によくない?

2022年09月09日 20時42分58秒 | キャンプ
昨今のぬたりの趣味はキャンプであるが、前回スノーピークのキャンプ場に行った話をして以降、更新ペースが落ちに落ちている間に2回行っている。
行ったときにネタにしなかったのは、まあ相変わらず大して面白い文章にもならなかったからで、キャンプ場着いて、設営して、ぼおっとして、飯食って、寝て、起きて朝ご飯食べて、撤収して帰る。それ自体は楽しい経験なんだが、ブログのネタとして語れるかというと・・・。ホントにキャンプでSNSやってる人の感性すげえと思う。毎回ちゃんと動画や文章に昇華できてるんだもんな。
ただまあ、今回ぬたりが行った2カ所はキャンプ場としてはそれなりに話すこともあるのでまとめてネタにしようかと。

まずは6月4日から5日。訪れたのは群馬県長野原町の北軽井沢スウィートグラス
キャンプやらない人だと知りもしない施設だろうけど、どういう訳か関東近郊ではかなりの人気キャンプ場になり、土日なんか予約は数ヶ月前まで一杯、なんて感じのキャンプ場になる。
ここの特徴はおしゃれなツリーハウスやコテージに実際に泊まれる、ということで、公式サイトを見てみると、それはそれは特徴的なコテージが見られる。キャンプ場自体も広く、その割に隅々まで雰囲気もとても良く、一度泊まると、そらここ人気になるよ、と納得するキャンプ場でした。
まあ、ぬたり達が泊まったのは一番人気のない「デビューサイト」という場所でして、おしゃれな場内の中では一番特色のない場所ではあったけどね。若干傾斜もあった。まあ相対的に安かったし、トイレ炊事場も近かったから総じてキャンプ自体はやりやすかったけども。
あとは売店も面白かったわ。そんなに広くないんだけど、ツボを押さえた品揃えで見てて楽しかった。まあ、おかあちゃんが探してたけどアウトドアショップでは軒並み売り切れだったGOAL ZEROのマイクロランタンがあったから評価高くなってるだけかもしんないけど。思わず買っちゃったわ。

んで次は真夏の8月5日から6日。群馬県嬬恋村のカンパーニャ無印良品キャンプ場
かつては「無印はそんなことまでやってんの!?」の筆頭格だったキャンプ場事業。今や家まで売ってるんだから昔ほどは言われなくなったけれどもね。こういう「なんか知ってるブランド」がやってるとこって気にはなりますよね。餃子の満州がやってる温泉宿とかね。
んでまあ、ぬたりは無印というブランドは別に好きでも嫌いでもないんだが、おかあちゃんは一応愛用品もあったりするくらいには好きなブランドで当然会員登録済。んじゃあせっかくだから、と今年の夏のキャンプはここにした。標高高いから避暑にもなるしね。実際涼しかった。
で、キャンプ場のどこが無印? と言われれば、まあ売店に無印のものがいっぱい売ってた、って程度ではあったけどね。そもそも複数キャンプ場をやってる割に無印はキャンプ用品をほとんど売ってないし、キャンプ場として見たときに特徴はそんなにない。
まあ、高原のキャンプ場、と言う雰囲気まんまの場所なのでロケーションはかなり良いと思う。トイレや炊事場の数も満足。総じて多くの人にオススメできるキャンプ場だと思う。
難点をあげれば、草原サイトは全体的に傾斜していてレベルのサイトがほとんどないことと、人気のキャンプ場なので、見晴らしの良い方のサイトはかなり芝が荒れていて地面が露出していること。あと土が粘り気のある黒土で、湿気があるとかなりペグ抜いたときに絡みついてくるしテントやシートが汚れやすいのが気になると言えば気になるか。ぬたり達は道路に近めの見晴らしいまいちくらいのサイトに泊まったので、芝はあんまり荒れてなかったので撤収の時ペグを拭うくらいで済んだけど。

と言うわけで最近行った2つのキャンプ場は、どちらも胸を張って多くの人にオススメできる良いキャンプ場でしたわ。実際泊まった満足感もかなりなものでしたわ。ただまあ、どっちもぬたりが今更言うまでもなく、多くの人に高い評価を受けて、実際大人気のキャンプ場ですからね。ここであれこれ書いても、今更、としか思わないですけどね。
まあ、こんな感じでぬたりの地元、群馬にも良いスポットはいくらもありますので、都道府県の知名度が低迷している今がチャンスです。多くの人が群馬の魅力に気付く前に、皆様ぜひ群馬県にお越しくださいませ
・・・と群馬県アピールで〆ようと思ったけど、正直知名度が低迷している、とかと調査会社は言うけど、行楽シーズンとかは首都圏からの観光客は結構多いし、伊香保や草津は土日となれば日帰り客も含めてかなりな人出を誇るわけで、正直あの調査自体の指針というか信憑性というかが全く分からないんだけどなあ。要はマスコミ(と一部知事・・・うちの知事も含む)が騒いでいるだけだよねえ。
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人生に野遊びを

2022年05月10日 21時09分26秒 | キャンプ
さて、日本には数多キャンプ場があるわけだが、そんな中で「1度は行ってみたい」と言われるキャンプ場や、「聖地」と呼ばれるキャンプ場がある。
ただ、キャンプと一口に言っても嗜好はみんな違うので、「一度行ってみたいところはどこ?」とか「聖地と言われてどこが思い浮かぶ?」と言う質問の答は結構割れるとは思うな。ふもとっぱら(その規模と歴史と富士山の雄大な眺めから)とか笠置キャンプ場(予約不要で直火OKということで関西では名を馳せた。今は直火NG)とか浩庵キャンプ場(主に「ゆるキャン」のファンにとって)、なんてあたりが比較的多い答になりそうですけどね。
んで、今回の話題は、そんな1度は行ってみたい、という回答をする人がそこそこ多いであろう事が想像できるキャンプ場について。
スノーピーク ヘッドクォーターズである。
新潟県三条市にある、アウトドアブランドのスノーピーク本社に併設されたキャンプ場。ファンの多いブランドであるから、そこがやってるキャンプ場となればファンは一度は行ってみたいと答えるんじゃないかと思う。実際かなりの人気キャンプ場になる。

んで、どういうわけだがゴールデンウィーク終盤の5月7日~8日に予約が取れてしまい(ホントたかだか2週間くらい前になぜか予約できた)、今回キャンプしてきましたわ。
今日ではすっかり日本を代表するキャンプブランドに成長したスノーピークだけれども、シンプルかつ機能美を追求し、かつスタイリッシュなギアやアパレルは人気が高く熱烈なファンを生んでいる。そこが経営するキャンプ場もスタイリッシュかつシンプル。

なだらかな起伏をまとった広大な芝生サイトは見るからに清々しく、スノーピークに思い入れがなくとも、この風景を見たら「ここでキャンプしてみたい」と多くの人に思わせるであろう光景。施設的にも古く感じられるものは場内にほとんど無いし、シャワーに至っては24時間いつでも使える。
サイトは基本フリーサイト(区画サイトは少ない)。そしてフリーサイトの値段は1人1,650円(税込)と実に安い。スノーピークなのに(意味深)
この値段であるから例えば高規格キャンプ場とかと同列に語るべきではないんだろう、というのは分かる。この金額でこの雰囲気の中キャンプできるのに文句言ったら罰が当たるぞ、と言われてしまえば実際ぬたりもそうかもなあ、と思う。
それでも、ここを他人に利用を勧めたいかと言われれば、エクスキューズがつく、と言うのがぬたりの本音だったりする。ネットの口コミとかだと大絶賛の嵐なんだけど、ぬたりは誰彼かまわず勧めたいとは思わないんだけどなあ。
もちろん、その圧倒的な雰囲気と低価格は大きな魅力で、基本オススメのキャンプ場であることは間違いない。けれども低価格であるから目をつぶる事があるのも事実で、一番ぬたりが気になったのはトイレと炊事場の少なさだ。
最大200組程度と言われるキャパシティに対して、便器の総数自体は不安はあれどもこんなもんか程度の数になるとは思うが、5万坪を超える面積に対してたった4カ所というのは頼りないにも程がある。一番遠いところなら徒歩5分くらい余裕でかかるわけで、漏れそうになって駆け込んだら全部使用中、なんてことになったら目も当てられんぞ。あと2カ所くらいはあっていい。炊事場もトイレに併設だからこれも遠い。場内は起伏もあるから単純に距離だけでは測れないほど、場内の徒歩移動は疲れるのよ。
また、場内の起伏は雰囲気を醸し出すのに一役を買っているが、平坦な場所が少ないというデメリットも併せ持つ。区画サイトやオートキャンプサイトのキャンプ場は無傾斜かつフラットがデフォルトみたいなもんで、この点でも魅力はやや減じる部分はあると思う。
また、個人的に感じたところでは駐車可能箇所がわかりにくすぎる、と言うのもある。フリーサイトは8カ所に分かれていて、駐車できる場所もちゃんと設定されていて、最初にスタッフの説明もあるのだが、実際にサイトに行ってみるとこの表示がかなり分かりにくい、と言うかぬたり達が利用したFサイトに至っては表示がまったく無い(又は失われている)。ぬたり達のように初めて行った人間にとっては、最初に駐車の仕方すら説明されたのに、目当ての場所に止めていいのかどうかすら分からない、というのは不安でしかなかった。

以上がキャンプ場に関しての感想部分で、以下は蛇足になるが、今回ぬたり達はテントとタープのセットをレンタルしたのだが、中に入っていると言われた組み立て方の説明書が入ってなかったり、タープを固定するロープが2本足りなかったり、ホントにこれレンタル品の中身チェックちゃんとしてるか? と疑いたくなることもあった。まあロープに関しては見落としの可能性があるからなんとも言えんが、少なくとも組み立て方法についての説明書類が入ってなかったことは間違いない。気合いと勘で組み立てたぜ。

とまあ、かなりマイナス点ばかり話したが、そのサイトの風景はまさにスノーピークのキャンプ場らしいシンプルかつスタイリッシュなもの。そして驚くほどリーズナブルですから魅力は大きいキャンプ場であることは間違いないです。ただ、トイレを重視する人(トイレ自体は清潔で新しいよ)とか、テントの設置条件を気にする人には盛大にエクスキューズがつく、という感じなのね。この点が多少なり妥協できるなら、行って損はないですよ。
また、今年隣接して温泉施設がオープンして、キャンプをしながらのんびり温泉にもつかれるようになった。こちらは日帰り入浴1,600円とスノーピークらしい高価格(意味深)ながらも、こういう施設デザインさせるとホントあの会社はスタイリッシュで、ホントにまあカッコいい温泉でしたわ。
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モーションセンサー付きって意外とないのよ

2022年04月28日 22時14分23秒 | キャンプ
何かをするときに必須な物というのは多い。例えば昨今ぬたり達がやっているキャンプの場合、どんな形でやるにしても寝るための道具は必ず必要になる。寝袋やハンモック、テント等ですな。こういうのは経験が無くても概ね必要だと想像できるもんなので、始めようと思ったときに手に取りやすい物と言え、買い忘れはほぼない。
んで、こういうときに忘れがちになるのが、必須級な物なのにその必要性になかなか想像が及ばない物、他の物で代替が可能ではないかと思わせちゃうもの、である。
一番の代表例が下に敷くマットで、外で寝たことが全くない人だと、寝袋がふかふかだから下にわざわざ敷かなくても大丈夫では? と考える可能性がある。でも地面というのは存外堅いし凸凹もある。また、夜になると地面というのは圧倒的に冷たくなり、直に寝ると体温を相当な勢いで奪われるので、寝袋だけではとても寝られたもんじゃないのよ。そういう意味ではほぼ必須な物なのに、なぜかテントにマットが附属するという例をあまり聞いたことがないな。
さて、話の枕はこの辺にして(無駄に長いのは毎度のこと)、今回ぬたりもやっと「必須級なのに今まで購入していなかったもの」を1個購入したのでご紹介。ヘッドライトである。

マイルストーンのMS-B5
そもそもぬたり宅にキャンプで使う灯火類は既に複数あり、すべてを最大照度で照らせば結構な勢いで周囲を照らすことができ、別に今更ライトが必要とは思っていなかった。
が、世の中何でも思いもかけないところから必要性が生じる。実は先日、焚き火台を1つ新たに購入したのだが、これが台がついていて焚き火調理が可能な物。なので豪勢にステーキとかをスキレットで焼いてみた訳よ。ステーキだからもちろん夕食にね。となるとオチは分かるかもしれないんだけどね。
暗くて焼き具合わかんねえ・・・
ランタンというのは案外狙ったところをスポット的に照らすのが苦手で、きちんと照らす位置にランタンを固定する必要があるのだが、これはそう簡単なことじゃない。結局焼き具合を確認する度に、おかあちゃんにランタンを持っててもらう必要性が生じた次第。これは不便だわ
そもそもヘッドライトはキャンプに限らずアウトドアではかなり重要度の高いアイテム。ぬたりも城跡巡りや廃道歩きで山の中に入ることも多いが、時間的にかなり余裕を見るので、今までライトが必要な状況に遭遇したことはなかったので持ってなかった。
ヘッドライトは両手を空けられるし自分の視線の先を照らせるしで、黙って買っとけ、的なアイテムなのは実は知ってたんだけどね。その必要性を今回改めて噛みしめたわけさ。
で、今回購入したこの機種の売りはモーションセンサー。手を近づけるだけでオンオフができる仕組み。この必要性を感じたのもこの間のキャンプ。夕食後洗い物をしたのだが、もしもヘッドライトして洗い物したとしたら、濡れた手で本体触るのも嫌だな、と思ったもんだからね。モーションセンサーなら手をかざせば気軽にオンオフできる。
んでまあ、先日から使っているのだが、これがもうホント便利で、何で今まで買わなかったんでしょうなあ、と思わせる物で、最近買ったキャンプ道具の中では一番のヒットでしたな。

皆様もキャンプをはじめアウトドアやるならヘッドライトは一つ持っていた方が良いですよ。安いのでも良いから。
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Be Prepared

2022年04月14日 21時35分39秒 | キャンプ

グランピングである。
それにしてもまあ、グランピングなんてものが日本に輸入されてから幾年月、昨今は正直「言ったもん勝ち」みたいな感じで、エアコン装備の高級テント宿泊で夕食は指定の場所でディナー、みたいなのから、ノルディスクのコットンテント立てればそれでOK、みたいなものまでホント幅が広い。要はなんとなくキャンプっぽくて、ある程度豪華ならそれでいいんじゃね? みたいな感じ。
で、ぬたり達夫婦はグランピングを謳う施設に宿泊するのが今回が2度目なのだが、内容はまるで違って、前回は全室離れの温泉旅館(内装は洋風)で、夕食がバーベキューでグランピングを謳っていた。結構なお値段がして、装備やら食材も相当に素晴らしく、良い経験をさせてもらったのは間違いないのだが、ちょっと高すぎない? と言う印象だったな。バーベキューと言えば聞こえは良いが、要は「自炊」だぜアレ。
で、今回はキャンプ場のグランピングサイトで、考え方もお値段もキャンプ寄り。テントはコットンテントでベッドと電気敷布完備。雨風しのげる屋根とカーテン付きのウッドデッキ、バーベキューコンロも設営済みで、お値段一人1万円弱。普段のキャンプに比べれば高いが、まあ今月は結婚した月なので一足早いお祝いと言うことで。
今回お邪魔したのは長野県軽井沢町の軽井沢CAMP GOLDさん。軽井沢という土地柄か、実は周辺にキャンプ場は少なく(みんな小洒落たペンションやらホテル、別荘に泊まるんだろう)、高規格キャンプ場となるとそれこそここしかない。でもライバル不在にあぐらをかいてる感じは一切しないし、設備やサービスも充実してる。実はぬたり達が初めて夫婦でキャンプしたのは1年前のここだったんだが、1年で多少は経験積んで改めてこのキャンプ場を眺めてみると、ちゃんと売りのある良いキャンプ場だと思うな。
まあ、洗い場でお湯が出なかったり(贅沢装備だけど最近キャンプ場の多くにはあるよ)、水捌け悪そう(土質の問題なので解消するには土壌改良するしかない)、とかのマイナス点もあるにはあるけどね。特に洗い場のお湯なしはゴム手の用意ないと冬の軽井沢では地獄になるぞ。実際隣で洗い物してる人はかなり苦労してた。ぬたりはおかあちゃんに笑われつつも耐油の極厚ゴム手持ってったんでまったく平気だったが。
さて、グランピングの感想だけども、これはもう天国みたいなもんで、テントとタープの設置しなくて良い、バーベキューグリルの片付けしなくて良い、撤収もしなくて良い、ってのがこんなに楽か、という感じで。特にバーベキューグリルは普通に使うと油でベトベトになるので、これを洗う行為はまさに苦痛。個人でやる場合は使い捨てのシートを使ってはいるが、これすると燃焼効率が落ちるという弱点があるのよね。今回はそのままやったもんで角が実によく燃えてやりやすかったわ。んで、食事後に灰だけでも片そうかとグリルを持った瞬間、あまりの油に心底グランピングで良かったと思った次第。これを洗ってくれるんなら、数千円くらい笑顔で払うわ。
とりあえずぬたり達は幸せな時間を過ごさせていただいた。んで、よくグランピングは「キャンプを始めたいという人にオススメ」なんて言われるけれども、むしろある程度キャンプ分かってる方がありがたみを感じられると思うな。例えばテント設営一つとっても、知らなければ設営済みでも何も感じないと思うが、経験者なら「これを立てろと言われたら、ペグ多いし重いし・・・」とありがたみも実感できるってもの。ぬたり達のようなヌルいキャンパーが、たまにこうやって甘やかして貰える、って形が一番幸せだと思うわ。
個人的には、初めてキャンプやりたい、と言う人には、ある程度の規模の大きさの、高規格キャンプ場をオススメしたいところ。単純に規模が大きいとスタッフも多いから、困ったことを相談しやすい。要は困ったことがあったら気軽に聞ける事が大事だと思うのね。
本来趣味のものって知らない人から「どうしたらいいんですか?」尋ねられるのって楽しいんだよね。でもなんか尋ねる方は変な抵抗があったりするものでね。キャンプ場で働いている人の多くはアウトドアは嫌いではないだろうから、ある程度知識もあるはずで、多くのスタッフはそういう風に尋ねられる事は嬉しいことのはず。遠慮せずに何でも聞こうぜ。
まあ昨今キャンプブームで、サービスが悪くなったキャンプ場とか、ブームに伴うマナーの分からない客のおかげでスタッフがピリピリしてるキャンプ場、とかの話も聞くし、聞いても冷たくされたらどうしよう、馬鹿にされたらどうしよう、という不安は当然あると思う。特に初めてだと抵抗あるのは当然。でも大丈夫です。
今は口コミサイトやグー○ルマップの口コミなど、復讐手段はいくつもあるからね(こら)

まずは自分の行動を鑑みるべきではあるが(知らずにマナー違反を犯す可能性は誰にでもあるし、そのことで注意される可能性も誰にでもある)、理不尽な行為には断固立ち向かうべき。今はブームだから良いかもしれないが、だからこそ今の時期に初心者や興味ある人をちゃんと育てておかないと、いずれこの趣味は廃れてしまうからね。
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しろくまっつっても天文館のアイスじゃないぞ

2022年03月13日 16時15分06秒 | キャンプ
昨今は「密を避ける行楽」という追い風をモロに受ける形で、空前のキャンプブームと言われる。
まあ、ぬたり達夫婦もブームに乗ってキャンプを始めたわけだから、このキャンプブームを貶す資格はないのであるがね。「ヒロシ」「ゆるキャン」の影響となれば、ホントもうどうしようもないミーハーであるしな。
とは言え、全くの無から始めたわけではなく、ぬたりは子供の頃に家族キャンプの経験があり、火起こしだのアウトドア料理だののスキルが一応あり、とっつきやすい趣味ではあったわけだけれども。
ただ、考えてみればぬたりが子供の頃に経験したのは、あれ「キャンプ」じゃなくて「野営」だわな(ぬたりの父親は生粋のアウトドア野郎)。ただ山の中の林道に分け入っていって、キャンプできそうなところでテント広げて、近くで木を拾ってきて火燃やして料理して、テントで寝る、って感じ。今じゃなかなかできないぜこんなの。
そんなぬたりが現代のキャンプ場でのキャンプやってみると、これがまあ楽。必要なもんは売ってるしサイトは平らだし売ってる薪はよく燃える。道具だって進化してる。まあ、他のキャンパーが気になるとか、こっちも気を遣ってあげないといけない、等のデメリットは存在するがね。このあたりは多分そこらの野でキャンプした経験がデフォルトになってるぬたり固有の問題だろうな。
そんなぬたりであるので、キャンプの基本的考えは野営に近いのだが、夫婦共有の趣味となるとこれはちょっと問題。そういう趣味の相手と結婚したのならともかく、おかあちゃんはアウトドアの経験はほとんど皆無。虫も触れないような人間であり、おそらくぬたりが思い描くとおりのキャンプなんかしたら数時間で逃げ出す。
なのでキャンプの方向性は基本おかあちゃんの考え方に沿って進めるわけで、基本はある程度高規格なオートキャンプ場に行くし、インスタ映えするようなオサレな道具や快適性を追求した荷物も増える形になる。まあ、これはこれで楽しいけどね。キャンプ用品ってホント見てるだけで心が躍る。
そんな形でキャンプを初めて1年。持っているものには基本不満はないのだが、ぬたりの指向とおかあちゃんの指向の違いを認識する道具が出てきた。キャンプの最重要とも言えるギア、テントである。
ぬたり達が使っていたのはスノーピークのアメニティドームS。ぬたりとするとテントはできるだけコンパクトで設営簡単に、という考えであり、それでもおかあちゃんのオサレな指向に譲歩した形で選定し、一応はおかあちゃんのお眼鏡には適っていたのだが、少しコンパクトすぎませんか? というのは使ってみて2人とも思った次第。ぬたりはそういう不便もキャンプだろ、と言う気持ちでありさして気にはしないが、もう少し余裕が欲しい、というおかあちゃんの気持ちには頷くところがある。
とは言え、大きくなると設営の手間も増えるな、と言うのがズボラぬたりの気持ちとしてあった。小さいほうが単純に取り扱いはしやすくなるしな。
別に現時点では、もう少し余裕があると良いかも、程度の話しかしておらず「不満」は言っていない訳だから、テントの買い換えというのは将来の課題として捉えておけば良いかな、とおかあちゃんと話していた。そもそもキャンプ始めようとして、テントはかなり早い時期に購入するもんだが、自分たちのスタイルとか分からずに買うから、その後自分たちのスタイルに合わせたテントを買い直していく、というのは、キャンパーとすれば自然な流れだしね。




とか言ってると衝動買いするわけさ。ともあれほぼ自分たちの指向にぴったりのテントを買いました。ブランドは天下のノルディスクである。
ノルディスクはおかあちゃんがキャンプ始めたときから意識していたブランド。まあ相当にお高く、実際にグランピングサイトでよく使われる「アルフェイム」「アスガルド」というワンポールテントは10万円じゃ到底買えないし、さらには床も別売りでこれも数万する(合わせると20万近く)。これ買うのは相当に度が過ぎるわな、というのが夫婦共通の認識だった。
が、出会いはいつでも偶然の風の中。キャンプギアを購入していく中で、その独特の品揃えからたまたま訪れた埼玉県川島町の「タテイスカンナ」にて、実際にディスプレイされているノルディスクのテントを見かけていた。
で、ぬたり達がこのお店に最初に訪れた時から、ずっとディスプレイされていた現品が今回ぬたり達が購入したこの「ユドゥン5.5」である。要は完全新品ではないわけだ。
ディスプレイ品は往々にしてそれを見せて購買欲を煽る目的があるので、売り物にすることはないことも多く、ぬたりも最初に行ったときからディスプレイしっぱなしのそれがよもや売り物であるとは思っていなかった。タテイスカンナは店員さんも適度に接客をしてくれる店で、このテントの話をしたこともあったのだが、こっちも買う気はさしてなかったのでそんな話も全く出なかった。
が、令和4年の初売りセールで同店を訪れたぬたりはテントの横で店員さんと雑談。店舗にはアスガルドのミニサイズの在庫があり、2人ならこのくらいがちょうど良いなあ、なんて思いつきを口にしたことから会話がスタートしていた。ちなみにアスガルドのミニは別売りのポールが在庫切れで、このままでは設営できない状態で売ってるそうな。なるほど、それでは購入は難しいな。
「同じくらいのサイズだとこのユドゥンもあるんですけどね。現品で良ければ販売できるんですけどね」
・・・これ売りもんなんすか?
単純に驚いたが、その時のぬたりの回答は
「車で来てるから持って帰る準備も、カードで買えるからお金の準備もできるけど、心の準備ができませんこんな高いもの」
というものであった。まあ、この時は買いたいものが他にもあったしな。
ただ、あちこちのお店を見ている中でこの「ユドゥン5.5」はなかなか見かけず、購入のチャンスと言えばチャンス。と言うわけで家に帰ってから情報収集のスタート。
まずユドゥン5.5であるが、ノルディスクの中では小さいテントに分類される。定員は4人。2人で使うならそれなりに余裕がある。
形とすると2本のポールで立てる形になる。ノルディスクでは人気のワンポールテントに比べると、工程こそ増えるものの、作業(ペグ打ち本数とポールの重さ)は格段に楽になる。構造上、テント本体の重みが全てかかる1本のポールを立てる作業は、ノルディスクだと素材の重さ(コットンとポリエステルの複合素材)からも、結構力がいるらしい。こいつの場合、重さは半分に分散されるしポールも短い。作業とすれば格段に楽。
また。相対的に値段も安い。定価で10万そこそこで床もついてる。小さいとは言え、アルフェイムやアスガルドの半分くらいの値段で買える。ワンポールテントにこだわりがなく、おかあちゃんはブランドに憧れがある、って感じのぬたり夫婦にとって、まさにこれぴったりのテントじゃあるまいか? それが信用のおけるお店で買えるわけであるから、少なくとも損はしないはず。展示現品なら値引きも期待できるかも(セコい)。
と言うわけで悩んでいたのは2週間弱。電話をして在庫を確認してお店を再度訪問。たまたま前回話していた店員さんがいて「個人的にもお気に入りなので、是非今日、私の手でこの子のお嫁入りを決めさせてください」なんて言われりゃもう後には引けんわな。喜んで購入させていただいた次第。ちなみに値引きがあったかどうかはご想像にお任せします。

でまあ、書いたとおりこれ買ったのは1月だったんだけどね。
デビューさせるべく予約した2月のキャンプが悪天候でな。
半分中古とは言えデビュー時に雨か雪で汚れるのは遠慮したいのでその時は今までのテントで過ごし、買ってからデビューまで2か月もかかりましたとさ。
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何でも買えばいいってもんじゃないんだけどなあ

2022年01月08日 21時42分10秒 | キャンプ
キャンプ用品についてはおおむね買いそろえて、今後は今使ってる道具を使い方に合わせて買い替えていく段階になっているかと思うんだが、キャンプやる人のほとんどが持っているのにまだぬたりが持っていないものがある。アウトドア用のナイフである。
キャンプやる人なら、それじゃキャンプにならんだろとお思いかもしれないが、ぬたりは薪割り用のナタを持っていて、おかあちゃんはキャンプ用の包丁を持っている。だからまあナイフに関してはなくても何とかなる。
とは言え、キャンパーのほとんどが買う道具であるし、道具としての歴史も古いので、ネットで見ているだけでも面白い。「切る」いうことで長い歴史を積み重ねてきて、より切れるもの、使いやすいものへの進化を重ねてきた道具には、やはりそれ相応の工夫がある。思わずスマホ片手に長時間読み込む。おかげで黄紙や青紙、V金10とか、割込、ダマスカス鋼などいろいろ知ることができた。うーん、深い世界だ。

おかげで、コンビニの飲み物コーナーで「カカオマス」「ダマスカス」と空目する。

・・・買えっつってんのか? 例の神が。
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2022年記念 ライブ更新!

2022年01月01日 21時34分14秒 | キャンプ
・・・つーても基本的にネタを書いて出しにするだけなんだが。現在1月1日20時00分。必要な写真も撮っていないところで、さて、何時に更新できるかしらね。

さて、去年最後のネタにもしたとおり、ぬたりが今現在他人に胸を張って公表できる趣味はキャンプになっているわけだが、キャンプとなれば令和の世の中、著名人は何と言ってもヒロシ流行語大賞にもなった「ソロキャンプ」でも代表して表彰式に招待されたくらいで。まあ、これに関しては本人も「ネタが受けたわけでもないし、自分がソロキャンプという言葉を作ったわけでもないんだけど」とは言っていたが。
自分の番組や動画でヒロシ本人はことあるごとに言っているが、彼は自分の思うように好き勝手やっているだけで、キャンプのインストラクターというわけでもない。だから結構やってることは自己流で、彼のキャンプを真似ることは必ずしも正解ではない。ヒロシが自分に合ったキャンプをしているように、その人に合ったキャンプスタイルというのはあるので、たとえヒロシに影響されてキャンプを始めたにせよ、各々が各々に合ったキャンプのスタイルを見つけていく必要がある。
だが、ヒロシ自体はキャンプのベテランであることは間違いなく、彼のスタイルが色々と参考になるのは事実。使っているギアも何回もキャンプに行って、使いやすいものを選んでいったわけだから、悩んだら同じものを買っておけば間違いないと言っていいくらいではある。
ただ、問題もあって、趣味のギアというのは何でも生産数に限りがあり、そういう分かりやすいとっかかりがあると、あっという間に売り切れてしまう。んで、不届きな業者はすぐにプレミアをつけて売る。このためなかなか買えなくなってしまうわけさ。ちょっと前にぬたりが買ったフュアーハンドのランタンも。厳密にはヒロシのとは違う(ヒロシのはビンテージ品)にもかかわらず、希望小売価格の4倍くらいプレミアついてたからね。
で、そんなヒロシが自分の動画や番組で必ず使っている焚火台も、現在日本国内ではなかなか買いにくい。ピコグリルという商品なんだが、海外の商品で一応正規に輸入されているもんなんだが、そもそも輸入の絶対数が少ない。

んで、そんな焚火台なんだが…

買っちった。



・・・というのは大嘘でな。
簡単に言えばこれはパチモン。ピコグリルは1万数千円するものだが、これはたったの2980円(税込)。ピコグリル自体結構シンプルな構造なので真似しやすいのか、例えばアマゾンあたりにもパチモンが散見されるが、これは群馬が生んだ(※)天下のカインズホームで購入した。いや、あそこちょっと目立つ商品があるとすぐ真似すんのな。

さて、ぬたりもアラフィフのオッサンであるから、1万円くらいの焚火台は買おうと思えば普通に買える。少なくともキャンプギアに関しては、基本のもの(テントとかタープとか焚火台とか)は安物買いはしていない。
だから今回に関しては、単純にシャレで買った。そもそも焚火台は他に2つ持ってるし、1つは焚火専用、もう一つは調理にも使える用、と用途も考えて買ってるから。今のが壊れない限り新しいのは要らない。でも、ここであえてこういうパチモンを買って使ってみたかったのよね。どんなもんかと思って。

ぬたりは趣味を楽しむコツは「ハイローミックス」だと思ってるのでね。もちろん高いものの方が往々にしていいから、お金が許す限り良いものを買った方がベターではあると思うんだけど、何でもかんでも良いもので揃えればいいというもんでもない。安いもんを安いもんとして楽しむ余裕が大事だとは思うわけですよ。少なくとも、こんな安い焚火台一つでも、早く次のキャンプ行ってこれ使ってみたいと思わせてくれるわけですからね。

ただ、次の予定が立たんというのがなんとも。冬キャンプってオープンしてるキャンプ場も少ないから、結構人気も集中するんだよなあ。車のタイヤもノーマルだから雪が降るようなところにもあんまり近寄りたくないしなあ…。


とまあ、元日の夜に書いて出しをしてみたのだが、今現在21時20分。書き始めてから1時間20分というとこだが、文章自体は1時間弱で書ききっている。では残りの20分何をしていたかというと・・・

こいつがどいてくれなくて焚火台の写真撮りに行けなかったのな。
・・・うん、今年も猫がかわいくて、ぬたりは幸せである。

そんな、年男の新年ですわ。

※群馬発祥の会社であるのは間違いないんだが、今カインズの本社は埼玉県本庄市にあったりしますな。「いせや」の時代から知ってるんだぞ群馬県民は。
コメント (2)
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ゆるいキャンプ

2021年12月31日 13時39分50秒 | キャンプ
年の瀬はそういうネタでやるべきかとは思うんだけども、何しろ昨今ブログの更新を盛大にサボっており、12月はこれ入れても更新3回という有様でして。
なのでまあ、あまり年末とかは念頭に入れず更新しておきましょう。

さてさて、今年は本格的に夫婦でキャンプを始め、そのために車すらも買い換えたわけで、今年は合計6回ほどキャンプに行かせていただきましたけどね(デイキャンプ1回含む)。

・・・基本、書くことねえなあ。

いやもう、ホント、何もしないために行くわけだから、実際現地で何もしていないわけですわ。ご飯作って、食べて、寝て、帰ってくるだけ。改めて考えると、書くようなことって何もないんですよね。そういう意味ではキャンプのブロガーとかユーチューバーとか、よく毎回毎回ネタに出来るもんだな。
でもまあ、6カ所も行ったんだから、まとめて語ればそれ相応の文章量になるかと思って、とりあえず書いてみる。うち、すでに何らかの形で取り上げた、軽井沢キャンプゴールド、赤城山オートキャンプ場、川原湯温泉駅キャンプ場は除いて、ほかの3か所を書いてみますね。最初に書いておくが、これから書く3カ所ともに個人的にオススメではある。キャンパーの嗜好はいろいろあるから、誰にでも勧められる、って訳でもないけどね。

グリーンパークふきわれ

(↑すいません、当日撮った写真これしかなかった)
群馬県下においては泣く子も黙る有数の人気キャンプ場。実際、今や日本で有数な著名ソロキャンパーになったヒロシも番組でここ訪れてますね。
ぬたりは金曜日に行ったが、それでも人気のフリーサイトは満員に近い状態。13時からチェックインで13時半頃に行ってるのに、ほとんど場所は選べなかった。みんな有料のアーリーチェックインを利用している模様。まあフリーサイトは早い者勝ちだからね。でも夕方5時近くになって、ぬたりの隣の一番条件が良さそうな場所がいきなり空いたのには苦笑。有料のレイトチェックアウトかデイキャンプってことね。
で、ここ。基本ぬたりには良い感想しかなく、語る気になれば語れるんだけども、人気のキャンプ場だから今更ぬたりが語ってもなあ、という感じで、語ることが思いつかず、キャンプ行った時にはネタに出来なかったのね。でもほんといいキャンプ場よ。人気でなかなか土日に予約取れないけど。

北軽井沢 どんぐり山の一番星 キャンプ場

(↑キャンプ場の片隅から見える浅間山。写真だと遠く見えるが、実際はもっと近くて壮大な眺めになるよ)
令和3年夏に新設されたキャンプ場。施設もきれいだし雰囲気も良い。今でもそれなりに人気があるけど、多分今後かなりな人気キャンプ場になると思う。だから早いうちに利用できてラッキーだったな。
ぬたり達は区画サイト利用だったけど、フリーサイトは地面が一面苔むしてるところがあって、ここにテント張りたいなあ、と素直に思いましたな。多分今後多くの人に踏まれて段々苔が死滅していくだろうけど。そういう意味でも早い時期に来れて良かったかも。
割り当てられたサイトが一番隅っこで、他の人を全く気にしないで済んだこともあり(そのかわり日当たりは最悪だったが、夜になれば関係ないし)、数カ所行った中では一番のお気に入りかも。管理人さんも優しい良い人だった。

上毛高原キャンプグランド

前回の北軽井沢で、寒さを舐めてたおかあちゃんが寒くて熟睡できない、という事件が起こり(一方山育ちのぬたりはぬくぬくと熟睡してた)、冬の対策をしつつのキャンプ、がおかあちゃんからの至上命題として発せられ、暖房器具つきのバンガローはどうだ、ということでこちらを利用。バンガロー泊はテントサイトに比べれば安くないのだが、ここには「プチログ」という小さいバンガローがあって、比較的安価で利用できたのな。
利用したのは12月。もう真冬ではあるんだが、テントサイトはほとんど埋まってた。キャンプブームは折からの密回避のレジャーとしてかなりな勢いでまだ燃えてますわね。キャンプした時期だと、今の時期下手したら氷点下まで下がるんだがね。
傾斜地にあるキャンプ場で、眺めはなかなかに良く夜空も相当にきれい。利用したプチログは敷地内でもかなり高いところにあり、純粋に気持ちが良かったな。ただ、土の地面が基本なので、雨の日には正直来たくないな。実際場内路の急な坂は一方通行にされてた。雨の日に逆走すると四駆じゃないとスタックするそうな。
良いとこ悪いとこのあるキャンプ場だけども、拓けたキャンプ場だからホント圧倒的な星空が楽しめる。市街地に住んでいる人には特にお勧めしたいかな。高山村は盆地上の地形だから市街地の明かりに邪魔されず、星空がきれいなことで有名だからね。

ということで、ぬたり宅のキャンプ初年が終わろうとしてますな。来年はどんなとこ行きましょうかね? 群馬県内でもまだまだ気になるところありますしねえ。
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