フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

良いものは長く使える

2024年02月27日 20時47分10秒 | 日記
ぬたりが結婚して良い点とも悪い点とも捉えているのが、他人の視点を否応なしに意識しなきゃならんと言う点だ。
お気楽独身非モテヲタやってた頃は、人の目とか割とどうでも良くて好きなようにやっていた・・・と言うか、自分が非モテなのを認めたくないという意識があり、女性に好かれるあらゆる行動を取っていなかったわけではあるが。「やる気になれば実はモテるけどやってないから今はモテない」と言うどうしようもない理論を盾にしていた感じな。
ともあれ、結婚をするとなると一人で行動しているわけじゃなくなるからどうしても相手の意見というものも意識しなきゃなくなる。端的に言うと財布とか免許とか入れていたバッグがあまりにボロボロなので買換えろとおかあちゃんから厳命されたわけである。
なお、ぬたりが使っていたものは鞄ではなく巾着袋である。

知らない人には言っても分からないだろうが甲州印伝である。見た目はただの巾着だがそれなりなお値段(諭吉さんが複数)するシロモノである。20年以上前に購入している。
印伝とは要は鹿の革であり、革製品は使えば使うほど柔らかくなる。ぬたりはこの印伝を外出の際は必ず持ち歩いており、それを20年も繰り返せば、もはや布かと思うほどにふにゃふにゃ。育ちきった素晴らしい革に育った。
が、見て分かるとおり経年は表面の装飾を傷つけ、パッとの見た目は正直良くはない。個人的にはここまで育ちきった印伝は大のお気に入りで手放す気持ちはさらさらないのだが、さりとて一緒に出かけるおかあちゃんの意見はある程度汲まねばならない。
というわけで鞄探しをするわけだが、印伝の後を受ける鞄であるのでちょっと安物は遠慮したい気持ちがあり、さりとてちゃんとしたものを買おうとすると要求が厳しくなって決断できない、という悪循環に陥り、去年あたりから鞄屋を見ては悩んで結局買わない、という事を繰り返した。こういうとき優柔不断なのは良くないと分かっているんだが。

で、その割にこれというものを見つけるとあっという間に買ってしまうのもぬたりなわけだが。今回COACHでこれ見かけて即決した。
もちろんアウトレットです。
まあ、COACH自体そんな高いブランドじゃないし、そのアウトレットあたりが貧乏ぬたりには合ってるんじゃないかと個人的にも思ってますけどね。とりあえず使ってみたが、ちょっと出かけるのには大きさ的にはちょうど良い感じ。これでおかあちゃんから「一緒に出かける時にそんなボロい巾着持ってくんな」と言われずに済む。
まあ、一人で出かける時はまだまだ巾着持って行くんですけどね。せっかくここまで育てた印伝なんだから、墓場まで持っていく所存である。
・・・と言うまでもなく、もうアラフィフなんだから安物買いでもしない限り、死ぬまで持っているものも多いような気がするなあ。今回買った鞄も多分相当長いこと使うんじゃなかろか。
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「はいどう」も

2024年02月21日 20時49分46秒 | 日記

と言うわけでやってきました関越交通南柏木線/勝保沢線の「鉱泉入口」バス停。

こうして引いた写真だと近くに民家がないのが多少は分かっていただけるかと。実際ここが最寄りの民家はないと思う。故に果たしてこのバス停を利用した人がここ50年で何人いるのかしらね。下手したら0人だわ。

地理院の航空写真だとこのあたりで正面に道があったはずだけれどもその様子は皆無。
というか、歴代の航空写真を見るにここはぬたりが生まれた頃までには大幅に道が改良され、少し道路が嵩上げされた模様。その時にはもう廃道状態だったのか、接続は完全に分断されたんだと思う。そら気がつかないわけだ。

と言うわけで廃道に至るにはここいらの藪に突っ込まなきゃいけない。正直気分はよくないな。廃道や城跡探索の際、一番テンションが下がるのが藪に突っ込む直前なんだよな。それでも虫や植生の影響が少ない真冬に来てるし、すぐそこに廃道があるはずだから我慢我慢。

そして案の定平場があるわけですわ(写真だけだと分かりにくいにも程があるので補助線入れました)。こうなるとテンション上がるわ。

現道との隣接部を廃道側から見てみるが、現道にはこちらに接続する意思は微塵もない。と言うことは、この道が整備された時には既にここは廃道だったと言うこと。そうなると少なくとも50年くらい前にはすでに廃道だったということで、逆によくもまあ今でもバス停の名前が残ってるもんだ。

道は下り坂となって川に向かっている。周囲はうっそうとした竹林で光があまり入らないせいか下草はほとんどない。このため歩く分にはなんとか歩けるが、川が近いこともあって湿気が高く純粋に空気が不快。

そして川のレベルに至ると道の痕跡は途絶える。道っぽい平地は30メートルってとこか。

そして川に出る。周囲に橋の痕跡は微塵もない。対岸は軽い崖になっていて、ここに橋を架けろと言われたらちょっと悩むレベル。
まあ、冷静に周りを見回せば分かるけど、これ多分川の流れが変わってる。今の水の流れは対岸すぐのあたりだが、前は川の流れてるあたりは河原で、こっちの河原になってるあたりを水が流れていたんだと思う。台風等の増水で、川のカーブの外側に当たる対岸が削られて崖になって、流れがそちらに移っていったんだろう。まず間違いなく歩道だったろうから、増水があれば橋なんかはその際に流されただろう。簡素な橋なら痕跡って驚くほど残らないし。
で、次は対岸へ行く。上の写真の崖の上だ。行こうといするなら大きく迂回して行く。

んで、上の写真は川に下りていけそうな場所。矢印の藪に突っ込む形で間違いない。でも藪がすごすぎて流石に突っ込む勇気は出ない。それにこの廃道を辿っても行き先が崩れて崖になってるのは先ほど見たとおり。危険性を考えれば藪に突っ込むのは流石に遠慮した。

写真では分かりにくいが、分岐を過ぎた少し先から下を見下ろしてみると明らかな平場が下に見える。行ってみたい気持ちもあったが、藪がすごいのと行き先が崖崩れ確定となると危険すぎるので流石に自重。まあ道の存在が確認できたんだから良しとしましょう。

と言うわけで、子供の頃から目にしていた鉱泉入口の鉱泉は川を挟んだ「八崎鉱泉」であること。かつてはこの鉱泉の最寄りのバス停で、鉱泉に行く道と橋があったこと。昭和50年頃の道路改良の際には既に鉱泉に行く道は廃道状態で接続を維持されなかったこと。と言うことは昭和40年代には八崎鉱泉は営業をやめていると推測される。このあたりが結論となる。八崎鉱泉の跡地と思われる場所には現在も人家があるのだが、この程度の個人的興味でお伺いしてお話を聞くのはかなりな抵抗があるので、これ以上の探索はちょっとないかな。ちなみに地元の図書館にも行ってみたが、参考となる資料はなかったですね。
とまあ、個人的にも程があるネタが2回続きましたけど、皆さんの身近にも、思わぬ歴史を経た思わぬものがゴロゴロあります。興味を持ったらあれこれ調べてみるのはホント面白いですよ。「あれ?これってどういうこと?」という素朴な好奇心は、いつまでも持ち続けたいもんです。
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はいどうも

2024年02月17日 20時32分02秒 | 日記
年を重ねると子供の頃のなんてことない思い出をふと思い出したりもするもんで、ぬたりはふと生まれ故郷にある一つのバス停を思い出したりした。所在地で言うと群馬県渋川市赤城町樽。バス停の名前を「鉱泉入口」という。ぬたりが子供の頃からもう幾年月。路線バスの運営会社は変わったが、今でもこのバス停はある。
ぬたりがこのバス停を心に止めていた理由は2つ。1つは降車も乗車もどっちの利用者も見たことがなかったこと。そしてもう一つは、その名前の「鉱泉」に当たる施設がどこにもなかったことだ。
バスに詳しい人なら分かると思うが、一度設置されたバス停の名前が実態とそぐわなくなってもそのまんま、なんて例はままある。こちらもそんな感じでかつて近くに鉱泉があったんだろうし、鉱泉廃業後もわざわざ変更するまでもなく今に至っているんだろうと思っていた。
子供の頃、「鉱泉って何?」→「ぬるい温泉を湧かして入るとこだよ」、「見当たらないよ?」→「昔あったんだよ」と言う程度の質問は親にしており、当時はそれで終わっていた。なるほど今は使う人はいないが昔はそこに行く人がこのバス停を使ったんだな、と子供心に納得できたわけである。
では、その鉱泉はどこに、いつ頃まであったのだ?
この疑問に突き当たったのは最近のことである。
またおあつらえ向きに近くに廃屋があったもんで、そこだろうと短絡的に思っていた。だが、大人になれば調べるくらいの頭は形成されるわけで、早速ググってはみるのだがこの作業が多少難儀。「鉱泉」で検索かけるとグーグルさんは気を利かして「温泉」も候補として示してくれるので、近くの温泉ばっかりヒットする。かといってバス停の名前で検索かけても各種路線検索サービスがヒットするばかり。
手を変え品を買え、あれこれネットで調べているとやっと情報が1つだけヒット。名前だけだが「八崎鉱泉」なるものがあったことが分かった。
八崎だと・・・?
土地勘のない人に説明するのも難しいが、「鉱泉入口」のバス停は渋川市赤城町樽。八崎という地名は渋川市北橘町八崎。平成の合併前で言えば「隣村(赤城村と北橘村)」となる。隣村の施設の最寄りのバス停がこんなとこにあるのか?
不思議に思い地図を見ると、バス停のすぐ南の川が村境で、川の向こうの大字がまさに八崎。なるほどこのあたりに鉱泉があれば確かに直線距離的には最寄りのバス停となり得る。とは言えそうなるともう一つ気になることができる。
肝心の鉱泉に向かう道がない(もちろん川を渡る橋もない)。
ぬたりがこのバス停のとこを通ったことはそれこそ数え切れないほど。が、そんな道は廃道含めても思い当たるようなものはなかった。バス停に名が残るような時期まで行き来があった道がそんな跡形もなく消えるもんなのか? とは言えバス停があって鉱泉が実際にあったとするなら、かつて道があった事だけは間違いない。
そんな折、世の中は便利になったもの。国土地理院が過去の地形図や航空写真をネットで閲覧できるようにしており、何気なくぬたりは自分の住んでいたあたりの一番古い航空写真をチェックしてみた。んで、件のバス停のあたりも見ると、見事に川に向かう道が写ってましてねこれが。ネットで見られる写真はそんなに高精細ではないから橋までは見えなかったけども道があったことはこれで確認できた。となると、今は廃道となっているわけなんだが、生まれてこの方あそこに道があった痕跡なんて認識したことはない。廃道というのはマニアもそれなりにいるのだが、こんな地味な(しかも短い)道、探索する人がいるとは思えない。
では、自分の目で確かめざるを得ないだろうよ(つづく)
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biggest selection in the earth

2024年02月13日 21時12分56秒 | 日記
昨年テントを購入しましたけれども、これには別売で換気用の電動ファンをベンチレーターとして設置できる。
これは地味ながらテント泊経験者にはかなり魅力的に感じられるオプション。テントはそもそも雨が降っても水を通さないような素材でできており、布自体は通気性は皆無。で、こうすると中に湿気が籠もるというデメリットをどうしても抱え込み、テントの中はじっとり濡れるほど湿度が高くなる。特に夏のキャンプではムシムシはどうしても避けられず、実体験でもそれを痛感したので別売りのファンを購入。実際キャンプでも使わせていただいた。
で、ファンの動力はモバイルバッテリーから供給できる。ただ一晩回し続けるにはそれ相応のバッテリー容量が必要なので、ネットで「大容量」をうたうモバイルバッテリーを購入しキャンプに持って行った。これで一晩快適に過ごせるぜ。
んでまあ、ここでネタにするからにはオチがある訳なんだが、ぬたりが買ったモバイルバッテリーの給電端子はUSBタイプCとライトニングのみ。そしてファン側の端子はUSBタイプAだったというのがオチでな。
幸いにして長年使っているスマホ用のモバイルバッテリーはタイプAでの給電が可能だったのでファン自体は使えたのだが、何しろ古いバッテリーは容量もそんなに無く、長時間の使用はできなかった。
んでまあせっかく買ったモバイルバッテリーを活用する策を考えるわけで、タイプCのオス端子をタイプAのオス端子に変換するアダプタがあればいいんだな、と単純に考えたわけだ。さっそく家電量販店に買いに行った。
まあ、無いわな。
そもそもタイプAの使いにくさを解消したのがタイプCなわけで、CからAへの変換なんて開発者からすれば、時代に逆行して何がしたいの? と言いたいだろうしぬたりもそう思う。まあ買い物に行く前から「そんなのおいそれとは売ってないだろうなあ」とは思っていた。

んでまあ、そんな変態的な商品もネット叩けば翌日には届くという時代でしてね。「良い時代になった」と言うべきか「ちょっと怖い」と言うべきか。今回はちょっと判断に迷うな。これどのくらいニーズがある商品なのかね?
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アイドル

2024年02月11日 10時14分44秒 | ヲタネタ
ヲタの末席を汚すものとして、全くのスルーはどんなもんだろうなあ、という思いもあって、今更ながら【推しの子】なんかをアニメは全話視聴&原作は掲載されている分は読破してみた。
・・・語りにくいなあ、これ・・・
そもそも今まで触れてこなかったのは、携帯アプリ「ジャンプ+」の無料キャンペーンの時に最初の方を読んで、あんまりノれずにまあ読み続けなくても良いか、と思ってそのままになっていたから。ジャンプ+は1回だけなら完全無料&一気に読めるのだけれども、何しろ100話以上が公開されていると読むのに時間がかかる。その苦労をこれからするに足る、と思えなかったんだよね。
だが、皆様ご存知のようにこの作品は大ヒット。YOASOBIのやたら特徴的な主題歌は一般認知度も非常に高い。それにしても集英社も鬼滅→呪術→スパイファミリー→推しの子と話題作が途切れねえなあ。
そんな状況なので、まあ知らないというのもどうかと思ったし、話振られてついて行けないのも場が白けるしで、とりあえず通しで見てみたわけ。で、端的に言えば作品の力が強すぎてくらくらした。これは人気になるわ。ちょっと読んでみて、うーん、これはちょっと合わないか、と思った人も四の五の言わずに黙って見てみた方が良い。携帯アプリなら無料で読めるんだし。アニメの方は、まあ何らかの有料サービスが必要にはなるが(ちなみにアマゾンはプライム会員なら無料)

でも、ぶっちゃけ言えば最初の印象は今も引きずってて作品に乗り切れていないぬたりではあるんですけどね。

語弊があるといけないんだが、この作品はマジもんの傑作だと思うし、文句なしにオススメできる作品だと思うんだけど、ぬたりの作品の見方にちょっと合わない。感情移入先が見つからないのよ。
この作品、とにかく主要キャラが全員とんがっていて、感情移入をことごとく拒否してくる。主役級3人(アイ、アクア、ルビー)に至っては凡人には理解不能レベルでぶっ壊れている。そういう人間がストーリーを回すことがこの作品の魅力だから、こうでなくちゃいけないんだけど、何らかの形で感情移入して作品を楽しみたいぬたりのスタンスとはちょっと合わない。有馬とか黒川とかちょっといけるかと思ったけれども結局は無理でした。この二人も「大概」だからなあ。
それにしても良い時代になったもんで、いけると踏まれた作品は1クールで尻切れトンボになっても許されている。アニメの方はホントぶった切りも良いところ。昔は続く限りは毎週放送で、原作に追いつきそうになったら適当なオリジナルエピソードとか追加して誤魔化してたもんだが今はそんなことはほぼしない。オリジナルエピソードとか評判悪いの多いからねえ。2期がいつになるか分からんし、そもそもまだ連載中なんだから先がどうなるかも全く分からないんだけど、面白い作品なのは間違いないのでまずは自分に合うか合わないかを判断するために見てみてくださいね。意味もなく避けているのはもったいないです。
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静かに 静かに 雪のふる夜は

2024年02月07日 21時26分14秒 | 日記
雪、でしたねえ。

東京という都市は雪に関しては比較的脆弱であり、雪が降ればそれ相応に混乱を来すわけで、そうなると我が身として混乱を感じられるもんだからテレビ局も騒ぐので、必要以上に大騒ぎになる。
まあ実際混乱はあるんだから報道が大げさと言うわけではないんだが、秋田県に住む知り合いから「雪大丈夫か?」と連絡が来ると流石にちょっとどうかと思ったわ。ちなみに雪の量は秋田も群馬も似たようなもんだったが。
さて、ぬたりはと言えば山間部育ちなもんで雪道運転のスキルは最低限あるが雪道に関しては極めて慎重。どこかのニュースで箱根で夏タイヤでチェーンの巻き方すら分からない人が晒し上げになってたが、ああいう事態にはならないとは思う。いや、夏タイヤだわFF車の後輪にチェーン巻いてるわで、あれ見つけた時取材の人は「良いネタ見つけた!」と小躍り状態だったろうなあ。

閑話休題。

群馬県は雪に関しては微妙な県で、スキー場もたくさんある県ではあるが南の方はほとんど雪は降らず、温暖化の昨今では雪の降る頻度はおそらく東京とほとんど変わらない。下手したら東京の方が積雪多いなんて嘘みたいな現象すら最近は散見される(※)。
で、ぬたりは寒冷地勤務だと思ってくれれば話は早いのだが、雪道対策は正直頭の痛い問題ではあった。スタッドレスタイヤを買うべきか否かである。
が、結論はほぼ出ている。
ティグアンが履けるスタッドレスタイヤ高すぎるんだよ。
タイヤサイズは235-55-R18とそれなりにでかいサイズであり、これに合うホイールとスタッドレス買ったらいくらすんのよ、という話。必要があればもちろん買うんだが、今住んでるとこはは雪はほとんど降らないとなれば費用対効果としてちょっとどうか。
この対策としてぬたりはオールシーズンタイヤを履いている。オールシーズンタイヤにもいくつかあるが、チェーン規制にも正式に対応しているものを履いており、現に先日チェーン規制の関越道を走ったが、タイヤをチェックするおじさんは問題なくぬたりを通してくれた。
とはいえ今は良いとしても、スタッドレスと違い夏も履き続けるオールシーズンは摩耗が心配。冬が来たら夏に磨り減ったタイヤのグリップが落ちてた、なんて事態は想像に難くない。これだけで寒冷地に毎日のように出かけるのは不安が過ぎる。

で、こういうときに正義なのがタイヤチェーンである。これは今回の雪の直前に購入したものだが予備のための購入。破断の可能性を考えて常に2個車に積んでいる。なんだかんだで雪道にはこれが一番効く。
タイヤチェーンの弱点はとにかく巻くのが苦痛な点。ただでさえ大変なのに作業するのは雪の中。しかも昨今の車はタイヤハウスの隙間が極小で作業しにくいったらない。昔ながらの金属チェーンを今の時代に巻くなんて想像するだに恐ろしい。
しかしながら世の中は便利になって、布製のタイヤチェーンが登場している。これだとタイヤにかぶせるだけであっという間の装着。力もほとんどいらない。それでいて効き目は金属チェーンに勝るとも劣らない。世の中便利になったもんだ。
ただし、残念ながら耐久性はなく数回の使用が限界。そのくせ値段も比較的高く、こちらも金属チェーンに勝るとも劣らない。これは最大の弱点ですわね。
で、最近この「オートソック」というブランドは群馬県内のカー用品店でもちらほら見かけるようになって喜んでいたのだが、どこの店にもぬたりんちの車のサイズの適合品が置いてなかったりするんですけどね。つーかアマゾンでも扱いはあれどもprime扱いのものがなかったりで思うように買えなかったりするんですけどね。うちには必需品なんだけどなあ。


温暖化により北からの雪雲があまり南下しなくなっていて、群馬県南部まで雪が来ることがなくなっている。こうなると南から来た低気圧が雪を降らすことの方が増えるわけだが、この場合は東京でも降る。それどころか東京のあたりで雪を降らしてしまい、群馬に雲が至る頃には降る勢いが弱まっている、なんてことが実際にある。
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翼は天を駆ける

2024年02月06日 21時05分21秒 | 日記
原作があった場合にそれをどのくらい尊重すべきか、という話が昨今話題ですけど、該当事例に関してはどういう契約書になってたのかが分からないので当事者以外はおいそれと口は挟めないような気はする。まあ、原作を尊重するにもセンスがいると思いますので、業界の方にはセンス良くやっていただきたいと思います。原作クラッシュに関しては圧倒的に嫌な思い出が多いとはいえ、それが功を奏したって経験も無くはないので。
なので、ぬたりが最近Youtube見てるとよく流れてくる、聖闘士星矢のスマホゲーの広報担当者は、なぜ珍妙な読み上げソフトの音声のCMが「ペガサス幻想」をただ流すよりもいいと判断したのか、ぬたりの目を見て説明してみろやと思うわけです。
いや、ペガサス幻想が流れるだけのCMもあるけど、読み上げソフトのバージョン聞いてずっこけたわ。ペガサス幻想なんて、団塊ジュニアは聞くだけで血圧が20は上がるぞ。そんな強烈な主題歌擁しながら、なんでそれだけで押さないのかね。何なら「聖闘士神話」も持って来いよ。

まあ子供の頃の思い出って強いわ。「キン肉マンGo Fight!」とかも今聴くと血が滾るもんな。割とふざけた歌詞やオープニングアニメなのに「心に愛がなければ スーパーヒーローじゃないのさ」なんてフレーズは年取ると心に無駄に響くぜ。
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Made In Ukraine

2024年02月03日 20時41分57秒 | 日記

というわけでUGEARSのスカイウォッチャー完成である。
にしてもゼンマイ時計の音というのはどうしてこうも男の子の心を揺さぶるのか、カチカチと音を聞きながら立体的な動きを見ているだけでなんか楽しい。
海外製品と言うことで、説明書の日本語表記含めてわかりにくい箇所は多々あったが、キット自体はかなりな親切設計。部品精度も問題ないし紙やすりやロウといった組み立てに必要なものもちゃんと付属。ニッパー(はさみ)と精密ドライバーが別に必要だったくらいか。長さを測るための定規も使ったが、これもよく見たら説明書に目盛りが印刷されてたし。
で、これは第一には組み立てを楽しむもの。組み上がったものは見た目や動きがメカニカルで見てて楽しめるものではあるが、時計としては正直使えるものではない。組み立て精度にもよると思うし、ぬたりの下手くそ工作での数字で申し訳ないが、ゼンマイを目一杯巻いた状態でも現在の稼働時間はせいぜい2時間。時計として使うなら常に近くにいてゼンマイを巻き続けなければいけない。
まあ、このモデルに時計としての活躍を求める人間は皆無だろうから、もちろんこれでいい。そもそも言うなら、姿勢が一定な置き時計にトゥールビヨンを搭載すること自体がナンセンスなんだから。これはあくまで自分で組み立て、そして動かすのが目的のもの。そういう点では高かったけど満足度の高い買い物でしたわ。プラモデルだったら買うことに眉をひそめるしかしないおかあちゃんも、これは喜んでますもん。妻帯者の方は是非。ちょっと高いのは玉に瑕だけどね。1万円あったら相当すごいプラモデル買えるもんな。
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