フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

中国製も今ややるときはやるんだぜ

2022年06月30日 22時21分06秒 | 日記
さて、キャンプ趣味は継続しているのだが、先日のキャンプで撮影した1枚の写真をご覧いただこう。

テーブルの上にカラフルな物体があるのが分かりますね。まあ説明不要だと思うが、ルービックキューブである。
まあ厳密には違って、これは中国製で正規ライセンス品ではないのでルービックキューブとは名乗れない物。例えば日本ではメガハウス社以外の製品はルービックキューブは名乗れない。ただ、商標は今でも有効だけれども構造そのものの特許は切れているそうで、この形をしたパズル自体は広く販売されている。例えばアマゾンで「ルービックキューブ」を検索すると、むしろ正規ライセンス品が肩身が狭いほど多くの製品がヒットする。
で、ぬたりも買うに当たって調べたのだが、「正規ライセンス品でない中国製」という言葉からは多くの人がパチモンをイメージすると思うのだが、実は今現在キューブ式のパズルを牽引しているのはむしろ中国のメーカー。愛好家のサイトやYouTubeチャンネル等を覗いても、ほとんどの人が中国製のキューブを愛用している。
実際中国製のキューブの進化はすごく、日本のメガハウスだと6面揃えた認定証が貰えるくらいしか発展性はないけど(個人的にはちょっと欲しいので、メガハウスのキューブも購入検討中)、中国製はより回転がなめらかだったり、マグネット仕込んで正しい位置にはまりやすくなってたり、専用のアプリがあったり、なんなら自動的に揃えられる機械もあったりでホントにすごい。ぬたり達団塊ジュニアの世代だと、小学校低学年の頃にブームが来て親に買ってもらったなんて感じだが、あれから40年も経つのでホント進化が実感できる。当時は両手でガキガキ動かしていた感じだったけど、今のはホント軽くて指一本でもシャクシャク動くよ。
んで良いことか悪いことか分からんが、この令和の時代、ネットを当たれば6面の揃え方なんで情報は腐るほどあり、今では揃えるだけならホントに簡単。最低限の手順を丸暗記してるだけのぬたりだけども、3分程度で何も見ずに揃えられるようにはなった。
だから動画とかを見ながらなら、買ってきたその日に揃えることすら可能だと思うな。まあ手順を覚えるには数日かかると思うが、それでも昔ほど敷居は高くないと思うから、子供の頃悔しい思いをしたみんなには、もう一度ちょっとした暇つぶしとしてやってみて欲しいと思うな。
ちなみにぬたりの現状は6面を揃えられる「だけ」。手順を丸暗記しているに過ぎず、応用も利かないし時間もやたらかかる。それぞれの手順の意味だとかそういうのもちゃんと理解すればもっと応用も利くようになるんだけど、ちょっとそこまで頭が回っていない。またさらなる高速化に必要な手順もパターンが増えるのでちょっと頭が追いついていない。年をとって脳味噌が衰えた、と年の所為にするのは簡単だけども、ぬたりは元々まどろっこしい思考が嫌いで実に短絡的なもんだから、これは生まれつきかもしんないわな。
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悩んでいるのも楽しいのではあるが

2022年06月15日 15時56分34秒 | 物欲
以前にも書いたんだが、ぬたりはキャンプ趣味があるにもかかわらずアウトドア用のナイフを持っていないという状況であり、ここ数ヶ月買うべきかどうするか考えている。
ナイフというのも歴史の長い道具であり、あれこれ調べていくと数え切れないほどのブランドがあり、それを見ていくだけでもわけ分からなくなるのに、ぬたりんちにはナタとキャンプ用の包丁が既にあるという状況で、じゃあそもそも新たにナイフ買うまでもないんじゃないの? という考えも浮かんじゃうのよねえ。
もちろんあればあった方がいい道具なのは間違いなく、キャンプ行くと1度は「ナイフあればよかったか?」と思う時があるんで、どちらかと言えば買いたい。が、そうなるとぬたりのマイナー指向が顔をもたげて、他の人と一緒の物を持ちたくないという気持ちでブランド選びが難航。かといって金はないから高いのは買えない(少量生産品が割高になるのは当然)。こんなぐるぐる思考してたら買えるもんも買えんわ。
そんな中ぬたりは一つのナイフをネットで見つけた。端的に言えば見た目にかなり惹かれたのよね。早速ネットで調べてみるが、実際に使っている人の記事をほとんど見ることはなかった。いいねいいね。これなら人と違う物持ちたい欲も満たす。値段も大量生産品に比べれば高いがとりあえずは許容範囲内。そして本社とショールームはなんと燕三条地区にあった。
と言うわけですっかり購入する気満々で先日スノーピークでキャンプしたときに燕三条を訪れたわけなんだけどね。実際数ヶ月あれこれと見ててこれだと思った品なんだから、これ以上のもんはないでしょ。
・・・んで、結論からすると購入しなかったんだよね。うーん、最近は物欲の神も大人しいなあ。だからブランドの名前も一応伏せて語ってます。
ネットでは写真しか見られないから、実物を見たのは初めてだったけど、正直実物は震えが来るほどかっこよかった。これだけでもう購入確実ランプがついてあれこれと品定めをしていたんだが、店員の説明の以下の一言で完全に物欲が沈んだ。
「例えばバトニング(※)とか、強い力のかかる作業には向いていないナイフですね。」

※ナイフで薪を割る場合、ナイフは軽いからそれだけでは薪に食い込んでいかないから、薪に当てたナイフの背を上からぶっ叩き薪を割る作業のこと。アウトドアナイフは刃の厚さが数ミリあるのでこういう作業にも耐えられる。刃が薄い刃物でこんなことしたら一発で刃こぼれする。

うーん、荒い作業に向かないアウトドアナイフか・・・。

いや、厳密な話をすればもうナタ持ってるんだからわざわざナイフで薪を割る作業なんてする必要ない。だから実はこのナイフはぬたりの使い方に合ってはいる。だから見た目が気に入ったのなら十分購入していいとは思った。
が、ぬたりもアラフィフであるから自分のことが分かっている。そもそも道具の使い方は荒いし雑。ましてアウトドアともなれば道具の扱いはさらにいい加減になる(道具入れに無理矢理突っ込む、そこらに置きっぱなしにする、力任せに作業する等々)。だから繊細な道具はそもそも向かないんだよね。
だからそもそもの相性として、ぬたりとこのナイフは合ってない。それが分かったからにはちょっと購入には踏み切れなかった。ほぼ買うつもりで見に行ったんだけどなあ。

・・・とまあ、以上の話が今日の枕です。

とりあえずは本命のナイフがちょっと違うとなれば当然次を検討するわけで、実は目星をつけていたナイフはあった。行きつけのアウトドアショップに在庫しているもので、前に見せてもらったことすらあった。これはブランドも少し渋いし、頑丈さも問題なさそうで、総合的に考えればこれがベストなんじゃないかと判断。先日もうすっかり買う気でショップを訪問したわけ。すいませーん、ナイフ見せてくださーい。
その日の午前中に売れてしまったってさ(訪問は午後3時)
と言うわけで検討は振り出しに戻った次第。ナイフなんか他に売ってる店はあるだろと思うかも知れないが、渋めのブランドだとそうもいかないし、需要少ないと流通数も少なくなっちゃうからなかなかお目にかかれないのよね。ネットなら買えるが、さすがにナイフは実際に見て購入したいわ。

というわけで、「まあ必須なもんでもないし、また考えるか」という元の状態に戻ってしまいましたとさ。まあ、良いのがあったら買うことにしよう。
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怪奇! 山中から忽然と消えた立入禁止の巨大工場!!

2022年06月11日 21時17分05秒 | 日記
まずはこちらの写真をご覧いただこうか。

写真自体は単なるスマホのスクショなんだがね。要はグーグルの空中写真(2022年6月時点の画像)である。
何やら巨大な施設が写っていますね。小さな写真からもこの施設が絶賛稼働中であることが分かる。
というわけで工場萌えの気もあるぬたりは絶賛稼働中であろう巨大な施設を訪れてみた。施設内が立ち入り禁止なのは当然だが、隣接した道路があり以下の赤丸の部分まで行くことができた。

そしてそこでぬたりが見たものは…


そこには巨大な空き地が広がるばかりであった。
どういうことだこれ? 現時点でグーグルマップに表示されているこれだけの施設が忽然と姿を消している。斜面の施工を見てもこの場所が造成されたことは最近であることが分かる。山中にて地元住民の目に触れることもなく操業が行われ、忽然と姿を現し、そして忽然と姿を消した謎の巨大施設、果たしてその正体は何なのだろうか!?

・・・とまあ、モノは言い様、という事を地で行く文章を書いてみましたがね。
ここで話に尾ヒレ背ビレをつけて語れればぬたりもオカルトライターの仲間入り。目指せ、ただのなんの変哲もない牧場跡を「山の牧場」とかと言って一儲けしたオカルトライターの二番煎じ!

(閑話休題)

で、もちろんここは怪しい場所でもなんでもない。群馬県の東吾妻町大柏木にある八ッ場ダム建設工事の関連施設があった場所。具体的には写真奥に八ッ場ダムの原石山があって、写真の位置に掘り出した原石を処理するプラントがあった。詳しい場所はグーグルマップでどうぞ。
原石山とプラントをもう少し説明すれば、セメントは使うときには砂利を混ぜ込むのだが、ダム工事で使うセメントの量は大量に過ぎるため、余所から砂利まで運び込むと輸送代金がとんでもないことになってしまうため、工事現場近くで原石を掘り出し、これを加工してセメントにした方が往々にしてコストが安く済む。これを掘り出すのが原石山で材料として加工するのが骨材プラント。施設の性質上、ダム工事が本格的に始まれば建設されるし、終われば施設は撤去される。忽然と、は言い過ぎにしても、突然何もないところに巨大なプラントが作られて、工事終われば撤去されるのは当然の話。八ッ場ダムの工事なんてもうずいぶん前に終わってるからね。

ダムの関連工事の現場はダム近辺であることがほとんどで、原石山としてもダム湖から直接アクセスできるところが多いんだけど、こと八ッ場ダムではダムからだと直線距離で7キロ、運搬ルートも途中に3キロのトンネルを越えた先にある。ちなみにこのトンネルはダム工事完了後は県道のトンネルとして活用されている。実際、高崎市方面から草津温泉や嬬恋村方面に車で抜けるには実に便の良いルートと言える。歩道も広く自転車でも走りやすいとは言えるけれども、工事用トンネル由来よろしく結構坂道がきつい(川原湯から見てきつい上り坂)なので、自転車ではきついと思うなあ。
ともあれ、ダム湖から山一つ隔てたこの原石山と骨材プラントの跡は八ッ場ダム建設工事の現場とすると日陰の存在になる。ダム観光としても語られることはほぼ皆無だし、ダムマニアの方には有名な八ッ場ダム工事の一側面として、ちょっと見て欲しい現場ではありますね。

まあ、巨大な空き地があるだけで何もないんだけどさ。
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ちゃんぽん食べたか

2022年06月07日 22時29分50秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
稲佐山平和記念音楽祭2022 -長崎から世界へ-

まあ、行かないんだけども。(そもそも暇と旅費がなあ・・・)

それにしても「夏 長崎から」が終了してはや16年にもなろうかという昨今ですよ。2006年8月6日、群馬からわざわざ見に行って、あまりの人混みにさださん出てくる前に会場を離脱してホテルのバーでゆっくり過ごしていたという、あの本末転倒な長崎滞在から16年経とうと言うことで、いやあ、時の流れは振り返ると早い。いや、ホントあの時は人混みに激酔いして正直炎天下にいられる体調じゃなかったんだもん。
そんな人混み嫌いなぬたりであるので今にして思えば正直あのイベントの意義や良さを深く噛みしめる事はできていなかった。ぬたりは2002年の第16回から2007年の第20回まで5回見に行ったわけだが、ぬたりが行き始めた頃から終了を匂わせていたので、徐々に人が増えていって、第19回あたりから会場はすごいことになっていた。だから余計に心に余裕を持って会場に立つという感じじゃなかったんだろう。まあ、当時はやたらさださん界隈に対して意味も無くツッパッてもいたしな。えーと、若気の至りですので関係各所の皆様、笑って許してくだされば幸いです。本人はいたく反省しておりますので。
ぬたりの気づきは「夏 長崎から」終了の2年後、2008年の8月6日。本当に気まぐれで、冷やかし気分で行った後継イベント「夏 まだまだ長崎から」の会場でのこと。
あれ? なんかここ心地よい。
そんな感想を持ってからだ。
会場ははっきり盛り上がっていない。相当に広い会場に観客はぱらぱら程度。演者の知名度もお世辞にも高くない。それでもなんかまた来年来たいな、という感想だったのだ。
翌年あたりからは「わざわざ群馬から行きたい」と思わせるものの正体を自分なりに分析することもできた。要はお祭り騒ぎと人混み酔いで余裕がなかったぬたりが、今まで会場に息づいていた小さなものに気づけていなかったんだな、と。
あまりにもささやかなので、それを「平和」とは呼びたくはないが、8月6日、都市部に核爆弾が落とされてあまりにも多数の市民の無差別殺傷が行われた日、数日後に同じ無差別殺傷が行われる町で音楽イベントを聴く。犠牲者の数はそれだけでは数字の羅列でしかないが、その数だけ奪われた人生があり、生活の蓄積があったと考えればその事実はあまりに重くて気が変になりそう。そして、それを繰り返さない様に、という道のりはやっぱり重いし難しい。実際今これを書いている時点でも、原爆ではないにせよ火薬の影響で傷ついて、下手したら死んでいる人がいる。
でも、自分は重い歴史を持つ場所で生きて音楽を聴いている。そしてそんな場を必死に作ろうとしている人がイベントの関係者の数だけいるという事実がある。
そして、音楽って楽しい。
そんなことをのんびりと考えられた時間だった。

今回行われるイベントは無料ではない。それだけに楽しむことをメインに考えてもいいだろうし、8月6日に久しぶりに稲佐山でさださんの歌を聴くファンは、「さださんが「長崎から」で頑張ったから後を受けたこういうイベントができるようになった」と誇らしい気持ちになっていいと思う。
けれども「長崎から」終了当時に、やっぱり8月6日の稲佐山には音楽がなきゃ、とバカ正直にイベントを開催していた偉大な人たちがいたという事実があってこそ、後継となるようなイベントをさださん以外がやってもいいんだという機運が植え付けられたんだ、と、声を大にしてぬたりは断言させていただく。あの会場には、少なくともそんな「さださんがどうこうじゃない。俺たちがやるんだ」という空気に満ち溢れていたもの。
これを否定できるさだファンはほとんどおるまい。だって「まだまだ長崎から」の会場にさださんのファンはほとんどいなかったんだから。あの現地の空気感があったから今があるんだぜ、と言うぬたりの主張を覆すことはできないはず。

でまあ、何が言いたいかというと、「まだまだ長崎から」の会場のみで売っていた「リンガーハットの焼きそば」はとってもおいしかったので、店舗での販売も考えてみんかリンガーハット様。と言うことなんですけどね。
焼きそばってリンガーハットのお店のキャラとそれなりにマッチすると思うんだけどなあ。
コメント (2)
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