フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

また一つ、星が消えたよ

2020年11月29日 21時43分08秒 | 日記
暇にかまけてネット見てたら、とある一つの会社の解散の報に触れた。株式会社UEIと言う会社。会社の公式サイト行っても、その手のジャンルに詳しい人でないとまず何をやっているのかすら分からない会社ではあるがね。
んでこの会社、ぬたりにはちょっとした思い出がありまして、2013年に一つのタブレット端末を発売していて、当時、ぬたりはこれに少し興味を引かれた。その名を「enchantMOON」という。
このタブレット端末。少々変わったデバイスで、まずOSが独自のものになっている。Androidをベースにはしているが、電源を立ち上げても、みんながタブレットやスマホで馴染んでいるあの画面は出てこない。画面は真っ黒である。
ここに付属のタッチペンで命令を書き込むことによりプログラムが起動する。例えば写真を撮りたいなら「CAMERA」とペンで書いて、その周りを指でタッチして丸く囲めば写真のアプリが起動する、と言った具合。要するに、直感的に文字を書いて、それを活用するデバイスであって、今現在、タブレットのOSの代表格であるドロイドもiOSも、OSとしてはこんな動作は想定していない。そういった意味で独創的な観点に立って設計されたOSと言える。
これ書いている2020年には、20世紀の頃に比べれば信じられないくらいにデジタルデバイスが日常に浸透してきている。今や多くの人がスマホを手放せないほどにもなっているけど、それでもいまだにシステム手帳は売れ続けているように、完全なデジタル化というのも難しいものがある。物を書くという行為はそれ自体にも意味があるから、スマホの画面をポチポチするだけではピンとこない、と言う人も多い。そんな人にも、こうした書くこととデジタルとをシームレスにつないでくれるデバイスがあれば、それ自体はとても良いデバイスにもなり得るわけである。
・・・うまくいけばね。
残念ながら世の中そうはいかない。enchantMOONは発売までは盛んにネットや業界誌に取り上げられ、発売後はあっという間に廃れた。
最大の弱点は、機能とすると実はそんなに独創的でもなかったと言うこと。
確かに書くことに特化した「OS」はなく、この点は独特。ただ、では機械としては、アプリとしては、と考えた場合には、書くことに特化したものは他にもあった。書くことを求めるなら、そういうアプリや機械を導入するのが一番手っ取り早く、わざわざ新しいデバイスを高いお金払って(4万円くらいした)買う必要はなかったのね。
それから完成度の問題。小規模ベンチャーの製品のため、製品テストや製品の熟成は望むべくもなく、発売直後から購入者の「そもそも電源が入らない」レベルの不具合報告が複数寄せられることになった。また、書くことに特化したという割にペンや指の認識がうまくいかなかったり、値段相応に低い性能で処理落ちやフリーズも多発。これがネットを賑わすに及び、商品信頼度は早いうちに失墜した。
ただ、ベンチャーが扱う全く新しい端末、と言うことで、ある程度の不具合は実はやむを得なかったりもする。一種の投資にも似た感覚で、今後この会社のこの端末は伸びる、と思えばできるだけ早く買って、慣れておく&可能であれば自分の意見を会社にフィードバックする、ということもできるし、お金が有り余ってる人なら出資等の参考にするために買っておいても良いだろう。でもそれは一部の人の話であって、一般レベルのユーザーとは実は縁のない話でもある。
でも、そういう注釈が公式にあまりなされた感じはない。それどころか当時の社長は、雑誌で、業界のイベントで、会社発表で、それはそれは素晴らしい物ができたと喧伝した。もちろん売るためには大事なことで、今はまだちょっと動作が怪しくて・・・なんて馬鹿正直に発表する人間がいるわけないんだが、将来の構想と現況をもう少し分けて話ができれば良かったんだろうけどもね。その言ってみれば「大言壮語」に多くの人が完成品レベルの物なんだろうと勘違いしたことは、結果的には不幸なこととなった。
それでも発売当時、好意的な反応はなかったわけでもなく、実際新しいことやろうとしていることを評価する声はあったし、ベンチャーとすればこの程度は仕方ない、という声にも説得力はないではなかった。ただ、それにしても、将来性はあるかもしれないけど今は一般人が手を出せるレベルの物じゃない、という意見の一致はある程度見ていて、発売時に大きく膨らんだ風船は急にしぼむ形にはなった。

が、満足度は低かろうが、ベンチャーの作った新端末としてはそれなりな数の販売数を記録したことは事実。と言うことは会社にはそれなりのまとまった現金が入ったわけで、これはその後の開発のことを考えれば悪くない。初期ユーザーの満足度は低かろうが、アップデートや各種サービスでその後のサポートも可能なんだから、最初に結構な数が捌けたのは良いことではあるだろう。その資金を次につなげるのが継続した商売というものだ。
その後につながればね。
残念ながらこの端末に「その後」はなかった。一応1回バージョンアップはあったが、あくまでも不具合の是正くらいで、今後に明るい材料を振りまける改良でもなかった。そして発売2年後の2015年、正式に生産終了のアナウンスがあった。「手書き認識プログラムの利用期限となったため」という理由で。
ネットをちょっと叩くと、とにかくこの商品や社長に対する否定的な意見は多く出てくる。ぬたりとすれば、彼らの商売に関係したこともないので肯定も否定もする立場にないが、ぬたりの持つスマホやKindle fireあたりは、こうした多くの製品の屍の上に立ってるんだろうなあ、とは思いますね。こうして人知れず倒れていった商品って、実は多いんだろうなあ。
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さよならを教えて

2020年11月24日 20時44分07秒 | 日記

まずは先日買ってきたプラモデルの写真である。
まあ見る人が見ればこれらのプラモデルにさしたる価値は見いださないだろう。人気、と言うわけでもないし、新商品、って訳でもない。まあ、ありきたりな物たちである。ネット社会の今であるから値段競争は結構激しく、定価という物にどれくらい意義があるのかはともかく、この4つを定価で買った場合の値段は6,300円になる。

これを半値以下で買えたとなれば、本来は諸手を挙げて喜ぶべきことなんじゃないかとは思う。

だが、これはぬたりにとっては少々ほろ苦い値段となった。とりもなおさず、店舗閉鎖に絡む処分価格だからだ。店の名前は天昇堂。前橋市にある老舗と言ってもいい模型店だ。
このブログでは過去に1,2度取り上げた記憶もあるんだが、天昇堂は移転したとは申せ昔から前橋市中心部で営まれていた模型店で、どちらかと言えばスケールモデルに強く、アニメのモデルの在庫は多くない。割とこう、通好みの模型店ではあった模様。店自体は大して広くはないもののポイントを押さえた品揃えで、何なら常連さんは取り寄せとかをお願いする感じの、そんな店舗だった。
しかし、そもそもプラモ人口が激減する中、ネットとの競争に直にさらされる個人店舗の経営が厳しいのは、どの業界も同じ。店主の高齢化や消費税増税などの要因も重なり、お店自体は随分前に畳む決心をされていたようだ。
それ以降は、問い合わせがあった時だけ店を開けて、常連さんには在庫を安く売る形でお店を続けていたようで、そんな噂を耳にしたぬたりが店を訪れた令和2年の晩秋の候、もはや店という形態はほぼ終わっていた。入り口のガラス戸には「ご用の方はお電話ください」という張り紙があるのみだった。
電話をしてみると「もう売る物はほとんど残っていないけど、鍵は開けるよ」という店主さんの返答で、中に入れてくれた。
そして店の中には確かにもうプラモデルはほとんどなかった。棚一つにやっと収まろうかという程度の、店主曰くの「売れ残った品」が置いてあるだけだった。
ぬたりは最近になってまたプラモデルをやり始めてところだから、定番とも言えるイーグルとかスターファイターとかが手元になかったために、今回この期に購入できたが、確かにプラモ趣味の人が新たに買おうと思える品はあらかたもう売れた後、って感じだったな。
ともかく個人的に気になる品はあり、数少ない在庫を全部チェック。「売れ残りなんだから無理して買わなくて良いよ」とは言われたが、個人的には気になる品はちゃんとあったのよね。上記二つのド定番に加え、エリア88のシン仕様にするのも面白いかと言うことでクルセイダーを、後は選んだ理由は「禁則事項」な長門を(おい)、選んで購入してきたわけ。

群馬県はここ数年模型店が立て続けに閉店しており、事実上ここに更に1店舗加わることになった。寂しい思いはあるけれども、子どもの遊びとして一般的になっているテレビゲームですら専門店が激減していることを考えれば、まだ店舗が残っているとも考えられるかもね。
それだけに今のうちに模型店に入っておきたいな、と思いを新たにしますね。残すべきとか残したいとかの大上段の話ではなくて、ぬたり個人の思い出の中に、個人でやってる模型店で買い物したり店主と雑談したりという行為を刻みつけたいんだよね。

とりあえず、天昇堂の思い出をかみしめながら、このプラモデルは組み立てさせてもらいます。
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月にかわって おしおきよ

2020年11月21日 14時11分35秒 | 日記
そういえば随分前にこれ買ったんだけどネタにするの忘れてたな。

消散軌道風景vol.3
ぬたりは廃道界のカリスマ、ヨッキれんさんの文章が読みたくて買ったのだが、そのヨッキれんさんの題材もぬたりの住む群馬県内の森林軌道跡を扱っているという、これ俺が買わずに何買うんだ、と言うくらいぬたりの興味をピンポイントに突いた内容。しかもこの森林軌道跡、今回のレポートではない部分であるがぬたりも過去に辿ったことあるし。
ヨッキれんさんは廃道や廃線、時に珍しい現役道路を探索し、今やそれを発表することで収入を得ており、「自分の探索結果を知りたいならお金を払ってね」という姿勢に完全になってしまっても良さそうなのに、太っ腹にも無料で見られる自分のサイトにネタを挙げることを継続されている。まあそのサイトにもアフィリエイトという収入の道はあるので、完全に無駄というわけでもないけれども、それにしてもその姿勢は尊敬の一言。かつての有名ブロガーの何人が、自分の本を出した後にブログ更新頻度が一気に低下して、有料化やブログ閉鎖に移行してしまったことか。
んで、そんな無料で見られるサイトの最近のネタの中で、一つの石碑が取り上げられていた。月待塔である。ちなみにこの記事の中に出てくる。
詳しくは各自調べていただければいいんだが、簡単に述べれば月待塔とは月待行事を記念して建てられた石碑で、月待とは、特定の月齢の夜(十五夜とか十六夜、十九夜とか二十三夜とかいろいろ)にみんなで集まって一緒に飲食をした後、お経などをあげて悪霊を追い払うという民間信仰のこと。
ぬたりが生まれ育った地区には月待行事はなかったので馴染みはないんたが、結構全国的に営まれていたみたいで全国各地に月待塔はある。そもそも群馬県は結構盛んだったらしい。
で、この月待塔、ぬたりは過去に路傍で見かけて、並々ならぬ興味を引かれたことがあった。場所は福島県柳津町。柳津西川地熱発電所の近く。路傍で見かけて「これなんだ?」と興味を引かれたのを覚えている。
残念ながら写真が残っておらず(撮った記憶もあるんだがなあ)、柳津で見かけたそれが何夜待だったのか今ではわからないのだが(十九夜だったような気がする)、特に説明板もなかったので旅先では何のことか分からなかったのね。帰ってから調べてみて、ふうん、と思った程度の話。
こういう、何気ない思い出が何気ない形で数年後にポコッと関連性のある出来事に出くわして思い出されるのは、割とこう、好奇心の醍醐味ともいえますね。ああ、幾つになっても好奇心を忘れないようにできれば今後も人生楽しいかもなあ、と思いを新たにしつつ、ヨッキれんさんのサイトと自分の思い出を重ねるに、ふと思うことがあった。

柳津で見かけたやつは、妙に新しかったなあ。

取り急ぎネットで調べると、画像検索で出てくる石碑はどれも古く、明治時代がせいぜい、といった感じなんだが、ぬたりが福島で見たそれはそこまで古くなかったと思う。比較的きれいだったから、まだ地区の人が大事にしてるんじゃないだろうか。
月待行事自体はその地区の行事であるから、よそ者のぬたりが「大事にして欲しい」「いつまでも続けて欲しい」と気楽に言うのは実は筋違い。地区の実情に合わせて行事の是非は決めてください、と言うのがせいぜいではあるんだが、自分が特に興味もなかったことを、興味のあるドライブの最中に発見して、それについて新たな知識を得ることができる、ってのは、学びの醍醐味ではあるよね。必要に迫られての知識吸収ではなくて、あくまでも自分の気持ちの赴くままの学習。こういうのが本来の学習の楽しみなんだけれども、なかなか学校では教えてくれないですわねえ。
ホント、学び、ってのは、学校を卒業してからが本番、かつ醍醐味なんでしょうな。
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口コミはフラットな情報だけがよいというわけでもないのか

2020年11月19日 22時03分20秒 | 日記
蒙古タンメン中本 高崎 開店のお知らせ(←リンク先は蒙古タンメン中本さんのページな)

いや、オープンは半年は前なんだが、いろいろ語られてた店だったもんで、先日平日休みの日に行ってみたのね。平日少し早めに行ったので待ち時間は大したことなかったが、それでも行列してんだもんな、ここ。
んで、とにかく辛いとにかく辛いと口コミやらなんやらでさんざん言われるもんで、結構構えていたんだけれども、こと、看板メニューの蒙古タンメンに関しては、何とか普通に食べられるくらいの辛さだわね、これ。いや、これ絶妙な辛さかもな。店で普通に出されるメニューとすればこの辛さはそうそうないけれども、かと言ってもう二度と食うかこんな辛いの! と思うほどでもない。そういう意味では、さんざん事前に辛いといわれていたのがよかったのかもね。

辛いのが苦手な人にはさすがに薦めないけれども(辛くないラーメンもあるよ)、みんな一度は食べてみ。

とまあ、そんなお気楽更新でお茶を濁す、そんな、来年の人事異動に向けて、上司からの的確な突込みにその場の勢いと生来の声のでかさで現状の不満と今後の異動について我をひたすら通す、そんな微笑ましいバトルを演じてきたぬたりの晩秋の夜長でしたとさ。
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時の流れに

2020年11月14日 21時52分02秒 | 日記
ぬたりの職場の机の上には卓上カレンダーがあるのだが、これは毎年決まって「水曜どうでしょう」のものである。

事務仕事やる人なら分かってくれると思うが、職場で仕事してるときにパッと用事を書き入れるのに卓上カレンダーというのは大変有用であり、予定を確認するにも、特に手間もなくちらと視線を送れば確認できるので大変重宝するのね。
予定を書き込む以上、書き込みスペースは多い方が良いが、そのためにカレンダー自体が大きくなりすぎても机の上で邪魔になる。詳細は手帳に書けばいいんだから卓上カレンダーの記載は最小限度でかまわない。ただ、小さすぎても書き込みが制限される。使い勝手は人それぞれなので大きさの正解はないのだが、ぬたりの場合「しばらくこれ使ってるから使いやすい」という理由だけで選んでいる。どうでしょうのはほぼ毎年フォーマットが変わらないしね。来年のもローソンで予約済みだ。
水曜どうでしょう自体は人気があるとは申せ、所詮北海道ローカル制作の深夜番組。誰も彼も知っている番組ではないので、職場に置いておいても今までそんなに反応もなかったのであるが、先日職場にいるアルバイトの人に「どうでしょう見てるんですか? 新作やってますよね!」と反応をもらう。まあ、それ自体は良いんだがね。

ぬたりはもう、どうでしょうの新作とか見てないんだよね・・・。

いや、家にはDVDがまだあるから作品自体はたまに見てるけどね。でもそのDVDも全巻は揃ってなくて、ヨーロッパ20カ国と原付中日本は意図的に買ってない。テレビ放送見たんだけど、どっちもなんか個人的に面白くなかったんだよね。その後のアフリカも個人的に面白くなくて、だんだん興味が減退した形。何しろ新作はたまにしかやらないから、それで連続で個人的にノれないものが続くと、さすがに興味は失せてくる。
おかげさまで家を建てるとか久々に海外に行くとか言われても興味がわかず、放送しているのを知っていつつも華麗にスルー。全く見なかった。
また間の悪いことに、どうでしょうファンが多く放送局も放映に熱心な秋田県にいる我が実姉(ぬたりと同じ頃にハマった)も、同じようにどうでしょうの興味が失せたようで、「見てないし録画もしてないから、ビデオ送れないから」「あ、別に良いよこっちも興味なくなったし」というハートフルな会話を経て、ぬたりの手元に新作のにビデオが届くこともなかった。
そんな状況ながら、「使い慣れてるから」という理由で卓上カレンダーは使ってたわけで、あんまり話題を振られても困るんだがね。
ただ、ぬたりも職場の雰囲気に気を遣うくらいには小心者なのな。
もう見てねえよ、というとその場の雰囲気もしぼむし、なんかこう盛り下がった雰囲気になるのもなんか嫌。
「そうですよねー、久しぶりの新作。最近忙しくってろくすっぽ録画見れてないんですけどね。海外にも行くそうじゃないですか」
などと必死でその場を取り繕うぬたりがいましたとさ。

・・・今後については必要に応じてネットで情報収集しとこう、うん。
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らいす いす すーぱー

2020年11月09日 21時48分42秒 | ヲタネタ
さて、アマプラで久しぶりにけいおん!なんか見ていた昨今。

こんなプラモデル買ってきたりしましたが。

もちろんこんなキワモノ出してるメーカーはアオシマですけどもね。元々あったロンドンタクシーのプラモデルに、キャラのデカールと台紙をつけただけでお値段アップでメーカーウハウハ、な商品。
ぬたりとすりゃ、いまさらけいおん!のキャラグッズなんぞに興味はないんだが、先日立ち寄った模型店で、興味を覚えたプラモデルの中では一番安いのがこいつだった、と言う事情もあってな。案外プラモデルってのも高いもんで。
そもそも買わないという選択肢があるじゃねえか、という突っ込みもあろうかと思いますがね。もちろんそれはそうなんだが、ぬたりが行くような模型屋は、年金世代の高齢店主のやってる個人経営のそれなもんでな。何も買わずに店を出るというのがそれはそれは気まずい感じがするのな(超のつく小心者)。故に店に入った以上、何かを買う、と言うのがほぼ義務化される(あくまで個人の感覚です)
でまあ、これ自体は今や手に入れようと思っても必ず売ってるとは限らないってブツではあるね。そういう意味ではプレミアとか期待できる向きもあるけど、もう今更けいおん!なんてヲタ連中もそっぽ向いてるからプレミアなんかつきようがないよね、ってことでな。
いろいろ調べてみたけど、はっきりプレミアはついてないね。まあ別にそれを求めてもいないんだけど、正直旬を過ぎたにも程があるこんな商品でも個人の模型屋は基本定価売りだからなあ。はい、今回も定価で買わせていただきましたよ。まあ、小さいお店だから消費税がつかないのはありがたいが。

まあ、店主が茶菓子でも買う足しにしてくれれば良いか。
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ふわふわ時間

2020年11月06日 11時42分57秒 | ヲタネタ
昨今あまりにも話題なので、ということでおかあちゃんがとうとう「鬼滅の刃」のアニメをアマプラで見てみたそうなんだが、2話で投げ出す、というような状況で今後の視聴を勧めたもんかどうか悩む今日この頃。レギュラーアニメってのも普段見てない人には心理的敷居は案外高いもんなんだろうね。○話まで頑張って見てみ、と勧めようにも2話で投げ出した人間に改めての勧めようってのは難しいなあ。善逸とか伊之助出てきて掛け合いの面白さが出てくるのも11話くらいだから、そこまでは3時間以上の視聴になるしな。

でまあ、そんなときに、ぬたりの方がアマプラで見てるのが

いまや懐かしの「けいおん!」。つーかまだ公式サイト残っとんのかい。
この作品も当時は一世を風靡した作品で、ハルヒで劇中歌やキャラソンを結構なヒット飛ばした京アニがそれをもう一歩進めてかなり音楽に踏み込んだ形にした作品。
んでまあこれが相当な金鉱脈で、出す商品出す商品全部大ヒット。あまりの騒ぎに、実際のライブではキャストが本来右利きなのにレフティでベース弾かされるというかなりとんちんかんな事態にもなったわな。あれは今考えてもかわいそうだった。
この作品を機に、アニメと音楽はかなり密接になり、特に劇中バンドは放課後ティータイムに続けとばかりにあれこれと企画された。かの紅蓮華で紅白出場まで上り詰めたLiSAが世に出るきっかけとなったエンジェルビーツの劇中バンド「Girls Dead Monster」なんかもこの流れでしたわね。まあ、あの作品、ガルデモの評価はむちゃくちゃ高いけれども作品自体の評判はとんと聞きませんけどもね。その後ゲーム化も中途半端で終わっちゃってるし。
あとは劇中と実際のライブのクロスオーバーなんてのも、後々「ラブライブ!」あたりまで流れがある感じですかね。今度3組目のアニメやるそうで。ホントあそこは受けると思ったら節操ないな。
話をけいおん!に戻せば、もう経過年数を指折り数えようとすると指が足りなくなりそう、というほど前の作品。昨今アニメをあんまり見ていないぬたりですら、作画に若干古さを感じたりもしますね。進化してないようでアニメ業界も進化してんだなあ。
ストーリーに関しては正直昔ほどアニメに対して熱くもなれないわけで、恥ずかしくて思わず早送り、みたいなシーンも複数あったりもしましたけどね。これのBDに数万突っ込んでた当時の俺は熱かったなあ。でも、この作品の最初の引っかかり、初代EDの「Don’t say lazy」は、今聞いても少しだけ心躍るような感覚はあるね。最近この曲ろくすっぽ聞いてもいなかったが、なんなんでしょうな? あの感覚。
けいおん! と言う作品はアニメに関しては劇場版で一応きっちり終わっていて、その後一切のストーリー展開はないわけだけれども、原作に関しては一応続編が3作ほど連載されて、どれも単行本1冊程度で終わって長続きしなかった。ラブライブ!の進展なんかも見るに、「ウケてるんだから同じ路線で良いだろ」的に臆面もなく同じ設定の新作やることに関してはヲタの懐は深い感じなんで、けいおん!にしたって緩い感じで続いてやっててもそれなりに商売にはなりそうな感じなんだが、実際は難しいのかね。そもそも掲載誌の「まんがタイムきらら」自体が訴求対象狭いにも程がある雑誌な訳だし。なんかかわいい感じの女の子が、バンドをネタにキャッキャウフフしてるだけ、ってニーズも一定数あると思うが(おい)

って、そんな話してたら、京アニ制作アニメの先輩、ハルヒは9年ぶりに新作小説が発売される由。ぬたり的には、今更感が強すぎるし、そもそもその9年前に出た2冊の購入すらもしてないんで(待たされすぎてシリーズごと投げた)、興味すらも覚えないんだが、売れんのかねこれ?
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