田中真弓さんという声優さんがいますね。キャリアが長いだけじゃなくて幅広い演技をされる方なので、一般層、オタク層ともに知名度は高い方ですね。
田中さんは割とハスキーな声なので元気な男の子が特にはまり役で、一番知名度が高いのはドラゴンボールのクリリンですね。田中さんって誰? という人でも「クリリンの声だよ」と言えば、大概の人は分かってくれる。
で、この田中さんが演じる少年が主演の作品で忘れてはならない作品が一つありますね!
そう!
「巨神ゴーグ」(ジャイアント ゴーグ)ですね!!(ラピュタじゃねえんかい)
製作はガンダムで有名なサンライズ。しかもロボット物で、メカニカルデザインは後に「ファイブスター物語」で一躍有名になる永野護とSDガンダムでやっぱり名前を売る佐藤元。監督は安彦良和で、3話を除いて作画監督も務めている。その1話にしてもその後業界では超有名になる土器手司(というかこのゴーグで見いだされた)。
とまあ、とにかくスタッフに関してはかなりすごい。地味なとこでは横浜銀蠅のベースさんがOP/ED歌ってますけどね。
でも、サンライズロボット物としては何故か目立たない。ま、理由は案外簡単でね。
キー局がテレビ東京だったんだもの。
今ですらテレ東系ネットなんて全国的にきついのに、放映された1984年ではさらに壊滅的。全国12局ネットですよ。これじゃなあ。
で、作品としてもどういうわけだか結構地味な作りになっている。
そのいち 登場ロボットが少ない。
ロボットといえるものは実は基本「ガーディアン」と言われる1種類しかない。ゴーグと呼ばれる主役級の「ゼノンタイプ」、ラスボスとも言える「マノンタイプ」、あとは量産型、という状況。人型じゃないメカも出て来るけれども(特に水陸両用戦車の「キャリアビーグル」は結構かっこいい)、サンライズロボットアニメとしては地味に写っても仕方ない。
そのに ゴーグの性能が地味
ゴーグの基本攻撃は殴ることと蹴ること、そして岩か何かそこら辺の物を投げつけるのみであり、基本的に飛び道具は持っていない。まあ、一応「武器を捨てた」という理由があり、敵から奪えば使うこと自体は出来るんだけどもサンライズロボットとしては流石に地味。
そして飛べない。泳げない(沈んでいることはできるか水中での推進機能は無い)。胸の操縦席には3万年物の死体が詰まっている、とまあ、よくぞここまでと言うくらいにヘンテコなロボットである。
そのさん プラモ販売がバンダイじゃなかった
サンライズアニメなのになぜかタカラから発売されました。このため流通量も少なく、当時からして入荷は少々骨。当時のサンライズのロボットアニメのプラモは今でも地味目の模型屋探せばたまに見かけるが、ゴーグに関してはもはや絶望的。
とまあ、とにかく派手なところがない作品ではあるけれども、どちらかと言うとカルト的な人気を誇っていまして、ぬたりの様に今でも大事にこの作品の事を思い出す人間は一定数いましてね。
実際丁寧に作られた作品で、主役メカ、ゴーグが本編に搭乗するのが4話のBパートはじめあたり(OP/EDには出てくるが)。実に主役級メカが登場するまで週一の放送で1か月かけている。要は舞台説明にそれだけの期間をかけたという事で、見ていて置いてかれることはない。話をそれほど広げることもないから、かなり見やすい作品でもある。主演の田中さん繋がりで言えば、男の子が思う「こんな冒険してみたいなあ」というストーリーが、ラピュタだけではなくて、こっちでも展開される。地味とか言わずに、男なら一度は見て欲しい。向こうがガールフレンドが空から降ってくるなら、こっちはパツキンのニューヨーク娘だぜ。
で、この作品。先日からアマゾンのプライムビデオにて配信がスタートしておりましてね、これが。ええもうぬたりは喜んで見させていただいておりますよ。
ガンダムみたいに一度見始めたらかなり長いという事はない。まあ長いことは長いが2クール26話だ。ガンダムの半分で済む。声優関係では、まだ駆け出しの頃の立木文彦とか佐々木優子の演技とか聞けるぜ。
声優つながりで言えば、田中さんの声でラピュタで残るのは「シータァァァァ!!!」だけども、ゴーグだとヒロインのドリス呼ぶ声じゃなくて、「マノンさーーーーん!!!」だなあ。ラスボスやんけマノン。
↑OP/EDも貼っておこうか。結構良い曲よ。
田中さんは割とハスキーな声なので元気な男の子が特にはまり役で、一番知名度が高いのはドラゴンボールのクリリンですね。田中さんって誰? という人でも「クリリンの声だよ」と言えば、大概の人は分かってくれる。
で、この田中さんが演じる少年が主演の作品で忘れてはならない作品が一つありますね!
そう!
「巨神ゴーグ」(ジャイアント ゴーグ)ですね!!(ラピュタじゃねえんかい)
製作はガンダムで有名なサンライズ。しかもロボット物で、メカニカルデザインは後に「ファイブスター物語」で一躍有名になる永野護とSDガンダムでやっぱり名前を売る佐藤元。監督は安彦良和で、3話を除いて作画監督も務めている。その1話にしてもその後業界では超有名になる土器手司(というかこのゴーグで見いだされた)。
とまあ、とにかくスタッフに関してはかなりすごい。地味なとこでは横浜銀蠅のベースさんがOP/ED歌ってますけどね。
でも、サンライズロボット物としては何故か目立たない。ま、理由は案外簡単でね。
キー局がテレビ東京だったんだもの。
今ですらテレ東系ネットなんて全国的にきついのに、放映された1984年ではさらに壊滅的。全国12局ネットですよ。これじゃなあ。
で、作品としてもどういうわけだか結構地味な作りになっている。
そのいち 登場ロボットが少ない。
ロボットといえるものは実は基本「ガーディアン」と言われる1種類しかない。ゴーグと呼ばれる主役級の「ゼノンタイプ」、ラスボスとも言える「マノンタイプ」、あとは量産型、という状況。人型じゃないメカも出て来るけれども(特に水陸両用戦車の「キャリアビーグル」は結構かっこいい)、サンライズロボットアニメとしては地味に写っても仕方ない。
そのに ゴーグの性能が地味
ゴーグの基本攻撃は殴ることと蹴ること、そして岩か何かそこら辺の物を投げつけるのみであり、基本的に飛び道具は持っていない。まあ、一応「武器を捨てた」という理由があり、敵から奪えば使うこと自体は出来るんだけどもサンライズロボットとしては流石に地味。
そして飛べない。泳げない(沈んでいることはできるか水中での推進機能は無い)。胸の操縦席には3万年物の死体が詰まっている、とまあ、よくぞここまでと言うくらいにヘンテコなロボットである。
そのさん プラモ販売がバンダイじゃなかった
サンライズアニメなのになぜかタカラから発売されました。このため流通量も少なく、当時からして入荷は少々骨。当時のサンライズのロボットアニメのプラモは今でも地味目の模型屋探せばたまに見かけるが、ゴーグに関してはもはや絶望的。
とまあ、とにかく派手なところがない作品ではあるけれども、どちらかと言うとカルト的な人気を誇っていまして、ぬたりの様に今でも大事にこの作品の事を思い出す人間は一定数いましてね。
実際丁寧に作られた作品で、主役メカ、ゴーグが本編に搭乗するのが4話のBパートはじめあたり(OP/EDには出てくるが)。実に主役級メカが登場するまで週一の放送で1か月かけている。要は舞台説明にそれだけの期間をかけたという事で、見ていて置いてかれることはない。話をそれほど広げることもないから、かなり見やすい作品でもある。主演の田中さん繋がりで言えば、男の子が思う「こんな冒険してみたいなあ」というストーリーが、ラピュタだけではなくて、こっちでも展開される。地味とか言わずに、男なら一度は見て欲しい。向こうがガールフレンドが空から降ってくるなら、こっちはパツキンのニューヨーク娘だぜ。
で、この作品。先日からアマゾンのプライムビデオにて配信がスタートしておりましてね、これが。ええもうぬたりは喜んで見させていただいておりますよ。
ガンダムみたいに一度見始めたらかなり長いという事はない。まあ長いことは長いが2クール26話だ。ガンダムの半分で済む。声優関係では、まだ駆け出しの頃の立木文彦とか佐々木優子の演技とか聞けるぜ。
声優つながりで言えば、田中さんの声でラピュタで残るのは「シータァァァァ!!!」だけども、ゴーグだとヒロインのドリス呼ぶ声じゃなくて、「マノンさーーーーん!!!」だなあ。ラスボスやんけマノン。
↑OP/EDも貼っておこうか。結構良い曲よ。