フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

せっけんで手を洗おう(ハイ!石ケンで手を洗おう!)

2020年02月26日 20時56分37秒 | 日記
さてさて、今や日本は新型コロナウイルスの話題で持ちきりで、まあ,実際身近な話になりつつりますわね。 ぬたりとすれば、正直国内の確認感染者が3桁、死亡者1桁の病気に恐怖を感じろと言う方が無理があり、まあ、いつもどおりこまめな手洗いしましょうかね、って程度にしか思ってないけどね。普段マスクもしないし。ウイルスに関してのマスクの有効性、ってのは昨今ネットを叩けばいくらでも出てくるけれども、「しないよりかはマシかもしれないかな?」程度で、ほんとお守りと同じくらいの有用性。すること自体は悪いことでも何でもないけど、無いからと言って不安になるようなもんでもない。 感染したらどうするんだ? という考えは当然あるが、その場合は「粛々と病休を申請する」としか考えようがない。それに今のあんなアホみたいな仕事から一時とは言え解放されるなら、別に休むことに何の痛痒も感じないな。そら同僚に迷惑はかけるかもしれないが、自分がやらなきゃ仕事が回らない、と自惚れるほど有能でもない。ぬたりの仕事など、ぬたりの周りの有能な人間ならフォローは十分に可能。世の中、一人くらいいなくても案外回るもんさ。 とまあ、新型コロナは恐れないが、さりとてニュースではやらないだけで今年もインフルエンザの感染例はあるんだから、いつものように病気の予防に手洗いはこまめにしとこうかね、程度のとある平日の朝、さあて仕事にいくべかと弁当を手に取ろうとすると、弁当のとなりにとある物体が置かれていた。 うわなっつかし、ハワイで買ったバス&ボディワークスのアルコールハンドジェルじゃんか。 バス&ボディワークスはアメリカのボディケア用品のブランドで、日本にブランドとして上陸はしていない。基本的には女性向けの商品で、写真のアルコールハンドジェルも実に多様な香りの商品が出ている。ハワイでは、かのアラモアナショッピングセンターに店舗があって、ちょっとしたお土産としてつとに有名。 んで、ぬたり達も新婚旅行でハワイ行ったときの土産として知り合いにこれをばらまいたわけだが、数多ある香りの中で、ぬたりはこの「OCEAN」が気に入って複数個購入してきたし、かつてウクレレ教室に通っていた際、センセがハワイに行く際には、お金を渡して買ってきてもらったりした。 が、ハワイに行ったのももう数年前、ウクレレ教室も辞めてしまった昨今では、入手経路も心細くなって、そうなると使うのももったいなく感じるもんで、1個だけしまわれてしまって忘れ去られていた。んで、昨今の話題の中で、そう言えばアルコールジェルなかったか? とおかあちゃんが発掘してきた次第。 まあ正直な話、アルコール云々よりもこの香りをまた嗅げたことの方が嬉しいな。 だって、数年前のアルコール製品でしかも開封済となれば、アルコールなんかもう飛んじゃってんじゃねーの?とは思うのでな。マスク以上のお守りにしかならんと思うな。 ちなみに表題の歌はこれなんだが。 ぬたりの通った小学校では校内放送で流れてたな。ウィキペディアによると、全国の学校に当時ばら撒かれてたものらしいな。
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時事ネタをやるのはブロガーの務め

2020年02月23日 20時59分51秒 | ぬこ様
新型コロナウイルスの流行が騒がれる昨今。マスクや消毒用アルコールの欠品、様々なイベントの中止、中国企業の休業による部品の欠品による国内企業の休業など、国内にも様々な影響を及ぼしている。

そんな中、ぬたりの関心事はたった一つである。

新型コロナウイルスは猫にも感染するのか?

人なんかどうでも良い。猫さえ無事ならそれで良いのだ!(猫飼いの本音)
調べてみると、今のところはっきりとは分かってないけど、感染例は確認されてないから大丈夫じゃね? という感じのようだ。まずは一安心。
ちなみに、猫コロナウイルス感染症は既に確認されている病気で、これを機に色々猫の病気を調べたりすると凄い不安にはなるんだけどな。生き物である以上、それはそれは多くの病気があるもんだからね。


まあ、今日も猫がかわいいから世はなべて平和である。2月22日はにゃんにゃんにゃんで猫の日なら、2月23日はにゃんにゃんさんでやっぱり猫の日だ。異論は認めん。
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まったくやる気がございません

2020年02月21日 20時32分16秒 | ぬこ様

という訳でやる気がないのでぬこ様画像でお手軽更新。

ぬたりのつまらん文章よりもこちらの方が閲覧者さん喜ぶんじゃないかと自問自答する昨今。

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これが猫飼いの日常の風景である

2020年02月16日 21時58分56秒 | ぬこ様

入れたけど出られないねこ。-Maru could get into it, but couldn't get out.-

 

要するに猫飼いは皆全てしあわせである。

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Anywhere But Here

2020年02月14日 20時32分17秒 | 日記
ぬたりさんは旅好きであり、独身時代は日本国内1都1道2府40県に来訪歴があるという実績を残している。マニアの方なら全都道府県制覇は当たり前だろうし、それに比べれば大したことはあるまいが、それでも特に旅行に思い入れのない人に比べればあちこちに出掛けていると言えるだろう。
だが、結婚というのはどうしても旅行の条件を色々難しくするもので、まして家で動物を飼い始めたとなれば、そうそう長期に家を空けられない(正確には空けたくなくなる。下手に出掛けるくらいなら家にいて猫撫でてた方がマシ)。
以上のような状況から、結婚してから(猫飼い始めてから)すっかり出不精で、旅行も1泊2日が限度で遠くに出掛ける事も無くなった。現在ぬたりが行っていない日本の都道府県は、愛媛、香川、沖縄の3県なのだが、どこも群馬から1泊2日で「ちゃんとした」観光するにはちと遠い。いや、それこそ独身時代なら行くこと自体を目的にできるから、こんなとこ日帰りでも行けるが、同行者のこと考えればそんな旅行はもうできない。かと言っておかあちゃん置いて一人で行けばそれこそ顰蹙もの。
故に独身時代最後の方に意図的に狙っていた「全都道府県踏破計画」は無期限に延期しなけりゃいけない状況になってるわけだが、それでもまあ多くの都道府県に足を運んだ思い出はあるわけで、色々思い出を振り返ればそれなりにはちゃんと楽しい訳でな。ぶらぶらあちこち出掛けてたのは無駄ではないわけだ。
さて、ある時スマホでグーグルマップを眺めていたときだ。見ていたのは北海道だったんだが、そう言えばぬたりが足を運んだ日本国内最北端と最東端はいずれも北海道なんだな、と思った。
この二つはいずれも日本人が正式に一般人が足を踏み入れられる最北端と最東端。北は宗谷岬、東は納沙布岬である訳なんだが、ぬたりが行ったのはもうかれこれ20年は前。だから随分様子も変わっているんじゃあるまいかと思いつつストリートビュー見てみると、案外変わってないもんだな。しかし便利な時代になったもんだな。スマホ一つで世界中の景色が見られる。
んで、ここまで考えればあとは南と西、自分はどこまで行ったのかも考えるもの。一般人が立ち入れる最西端と最南端は与那国島と波照間島になるわけだが、そもそも沖縄県に行ったことの無いぬたりはここに立ち寄れるはずもない。ぬたりの訪問した最も南の県は鹿児島県になる。
ただ、訪問したとは言っても鹿児島県の滞在時間と言えるのは10分弱。それでは行ったことにはならんだろ、というツッコミは覚悟するが、行った場所は鹿児島中央駅。乗り換えで寄っただけではあるが、一応ちゃんと改札を出て、駅舎から外にも出ている。今のところ国内最南端はここになりますね。
残るは最西端となるわけだが、沖縄に行ったこと無いとなれば、一番西になるのが九州の最西、長崎県になるのは自明の理。いやあ、まさか人生で最も気に入った観光地で、10回以上訪れている県が最西端になっていようとは思ってなかったな。もう数年は足が遠のいているから、市街地だと色々変わってるんだろうなあ。さださんのグッズショップもなくなったり、出島に橋も架かったりと、聞いている限りでも変化はあるし、新幹線の影響で近々駅舎すらガラッと生まれ変わるみたいだしね。
そんな何回も行っている長崎県の中でも、来訪最西端はと言えば・・・言えば・・・、
どこだ?
いや、改めて考えるとポイントが特定しにくい。市内で行った一番西と言えば稲佐山公園野外ステージと言うことになろうが、ぬたりはレンタカー借りて何回か長崎県内をドライブしてるから、それも含めるとどこになるのか案外分からない。とりあえず九州最西端の平戸市には行ったことはないしな。
そこまで考えて、ぬたりは西海市の七ツ釜鍾乳洞に行ったことを思いだした。スポットとするとここが一番西になるな。
うん、地味。
正直県外の人間やぬたりのさださん繋がりのお友達ですら「長崎に鍾乳洞なんかあったんかいな?」と言いそうなほど地味。売りが「西九州一の規模」って売り文句も地味だな(九州一じゃねえんかい)
ただ、西側に海岸線を持つ西海市の若干の内陸部に存在する七ツ釜鍾乳洞に至るには、海岸線の国道から入っていくのが素直なアクセス。すなわち、ぬたりが行った最西端とは厳密には言えなくなる。
 
と言うわけで、ぬたりが日本国内で行った最西端は、七つ釜鍾乳洞に行く途中に通った、
長崎県西海市大瀬戸町瀬戸、旅館備前屋付近の国道202号の路上
ということになりました。
 
・・・地味すぎるわ。
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懐かしさというものの賞味期限は案外短い

2020年02月11日 21時21分16秒 | 日記
こんな本を買った。

ドライブイン探訪
この本の存在は以前から知っていたんだが、高崎市内のとある小さな本屋を訪れたところ、本棚に見かけたので迷いもなく購入できたわ。ちなみにこの本屋はかなりとんがっていてかなり面白かった。在庫はお世辞にも多くないので、行ったけど買う本がない、と言うこともあるかもしれんが、その場合でも「酒や飲み物を飲む」という、お金を落とす手段がある。普段「町の書店は文化だ云々」言う人たちも、買う本がなくても文化に投資できる手段があるわけだから安心して訪れていただいて、毎回金を落としていただきたいですね。いやあ、文化に貢献できるなんてさぞかし嬉しかろう(嫌み)

ともかく購入した本の主題はドライブイン。第2次ベビーブーム生まれのぬたりとすると、子供の頃から今でも一応は馴染みのある場所なんだが、気がつけばそんなぬたりも四捨五入すれば50のオッサン。子供の頃、なんて30年も前の話だもんな。四半世紀前、となれば冷静に語れば一昔前だ。
例えば学校のバス旅行とかでトイレ休憩するのも、ぬたりの世代だとドライブインだった。大型バスが駐車できるところは限られるから、向かう方向で立ち寄る場所は概ね決まっていた。群馬県で思い出せる範囲だとおおむね以下の所は学校のバス旅行では必ず寄っていたな。
北(新潟方面) 三洋ドライブイン
北西(吾妻草津方面) 岩井堂ドライブイン
西(長野方面) おぎのやドライブイン
東(日光方面) 草木ドライブイン
んで、現状を見てみるに、なんとこのうち、おぎのやドライブインと草木ドライブインは今でも営業している。おぎのやは峠の釜めしのネームバリューとしても、草木ドライブインは昔のままの雰囲気でよく頑張っていると思うな。一角にコンビニも併設してはいるが、ヤマザキデイリーだしな。やっぱ渋いわ。
んで、残りの2件はと言うと、どちらも完全な廃墟にはなっていない。三洋ドライブインは複数あった建物の一つは廃墟になったが、メインの建物はコンビニになってる。岩井堂は元々がまんじゅうの製造販売が本業なので、ドライブインを完全に取り壊し、まんじゅうの専売店として今でも店舗を構えている。ちなみにこのまんじゅうは酒まんじゅうで、酒粕の風味が甘さをマイルドにするので、あんこが苦手な方にもオススメ。1度お試しあれ。

本に話を戻せば、今やドライブインという形態のニーズが少なくなっていることは事実。そこいらにあるコンビニに寄れば、それなりに美味しい物が日本中どこでも買える(しかも比較的安い)。なんなら今では道の駅も整備されている。本に出てきたドライブインの経営者が「昔は10年20年やってやっと認められるという風潮だったけれども、今は5年で時代が変わる。こういう時代にドライブインは合わない。あと数年、自分がやれるだけやって店を閉める」と言っていたのが印象的で、ドライブイン自体が過去の物、という事は事実なんだと思う。
ただ、それだからこそ、それに価値も見出し得ると思うのね。子供の頃、親と一緒に車で旅行に出掛けて、途中ドライブインで休憩した経験があるなら、今、例えば草木ドライブインに行ったらきっと雰囲気だけで楽しめると思うのね。雰囲気は昔のまんまだし案外人もいるんだ、あそこ。
別にドライブインは残すべき文化遺産だとか、そういう大上段な話ではなく、そういうほんわかとした観光もあっていいんじゃあるまいか、とは思う訳なのよね。そしてそういう絶妙な懐かしさは味わえる内に味わっておけよ、という話。店ってホント今はあっという間になくなるからね。
ちなみにこの本には群馬県では七輿山ドライブインが載ってる。「花盛りの記憶」みたいなまとめの中に出てくるのだが、昨今はここに置いてあるレトロ自販機が再注目を浴びて、俄然人気が盛り返してきてたりします。かつては喫煙経験のあるぬたりですら辟易するほどタバコの臭いがきつかったが、今は自販機コーナーは禁煙になって女性も入りやすくなりましたね。ぬたりも最近は何回か行っているが、オリジナルステッカーを売ったり(しかも複数バージョン)、自販機のラーメンの生麺の販売をしたりで、割とこう経営感覚若いなと思っていたら、店主はそれなりなご高齢なのな。がんばってんなあ。
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ピーピーピーするぞ

2020年02月09日 21時47分45秒 | 日記
ネットの江頭伝説は本当なのか?(名言編)


Youtubeのチャンネル登録100万人達成スピードが、嵐に次いで日本人2位(つまりユニットではなく個人とすれば1位)だそうな。
ホントこの人隠れファン多いわあ。オリンピックの時も映れば高視聴率だし。
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転がる椰子

2020年02月03日 20時53分50秒 | 日記
先日のこと、ぬたりは東京にいた。出張というやつだ。

個人的にはこういう出張というものが大嫌いで、ホント当日も嫌々新幹線に乗ったわけだがな。仕事的にはぬたりの隣の同僚と直属の上司が担うべき業務で(ぬたりはその補助)、何故か出張はぬたりと同僚。上司から言われたときは「てめえが行きくされやアホンダラ」と言うセリフが喉まで出たな。いや、もちろん言わなかったけども。ちなみに出張の前日、所属の次長が「ぬたり君は行かなくてもいいんじゃないの?」と言い出すというオモシロな事態もあったが。今更言うなよオッサン。言うならもっと早く言えよ。そうすりゃ行かずに済んだのにさ。
とは言え久し振りの東京である。仕事が夕方に終わったあとは、そら寄り道の一つや二つしたくなるもの。さてと、そんじゃま行こうか・・・。

うん、何処へ?

実に困ったもんで、結婚し住宅ローンも抱え、しかも仕事もお世辞にもうまくいっていない状況だと娯楽への興味というのは不思議と減退するもんである。東京へ出てきてさあ、何処へなりとも遊びに行けと言われても、行き先がパッと思いつかない。まあもう夕方で、群馬に帰んなきゃいけないってのもあるから何処でも行けるわけじゃないしな。ましてや1人じゃ豪華なディナーって訳にもなあ。
こうなると足が向くのがお茶の水の楽器屋街。いや、正直ギターやウクレレに関する興味もはっきり減退気味で最近はろくすっぽ弾いてない。それなりの金額のも持ってるんだからもったいないにも程があるんだが、さりとて意欲が湧かないものはどうにもならない。そういう意味では、もう二度と手に入らないとは言え、レイラニのオータサンモデルのウクレレは手放しておいてよかったな。あれはちゃんと弾く人が使わないと流石にバチが当たるわ。
とは言え、それなりに身銭をかけてやっていた趣味でもあるので、ウィンドウショッピングをしている段階では今でも十分に楽しい。それにまあ、お茶の水に来るのも久し振りだしな。5年以上来てなかったかな?
そんな久し振りのお茶の水は、いくつかの店舗はディスプレイが変わっていたりしていたが、基本的には昔のまんま。ウィンドウショッピングとしては、なんかこう、とんでもない物とか期待したけれども、そこまでのものは無かったな。以前1回だけ、1千万円近くのギターを見たこともあったが。今思い出してもあれは凄かったわ。
そんなこんなでぶらぶらと町を見て回って、ここが最後かな、と駅近くのとある店舗にお邪魔したぬたり。店の一番奥にはかなりのウクレレの品揃えがあった。ウクレレとしては永遠のスタンダードであるカマカがかなり多く、まあぬたりは今更カマカには興味ねえんだよな、とか思いながら見ていた。すると近くの店員さんが話しかけてきた。
「こんにちは。何かお探しですか? 気になるものがありましたら試奏もできますよ。」
ここまではいわゆる接客テンプレである。引っ込み思案ぬたりは余程でない限り試奏なんかせず「あ、はいどうも・・・」ともごもご答えて会話は打ち切りになる。まあ楽器なんてそうそう買うこともないしな。しかし直後の店員の二の句に膝の力が抜けた。
「それとも雑談ご希望ですか?」
なんやねんそれ?
と言うわけでしばらくウクレレについてのお話をすることに。まずはカマカの在庫について褒め気味に言ってみる。いやあ、やはりここの店カマカの在庫凄いっすよね。ここを見てからハワイのウクレレショップ行ったらあまりの在庫の少なさにびっくりしましたよ。
「もちろんです。うちの会社のカマカの在庫数は世界一です。」(ウクレレ詳しい人なら店名分かっちゃうなこの回答)
まあ、それはうすうす知ってはいますが。組織的なもんなんですか?
「いやいや、付き合いの長さですかね。ぶっちゃけ言うと、ハワイの人はウクレレって下手したら親から子へ、みたいに長く使うから、そこら中の家にビンテージのカマカがありますからね。そんなに新品買わないんですよ。だからハワイ内ではそんなには売れないみたいで、輸出には結構力を入れてるんですよ。だからうちとしても良好な関係を築けてますね。」
それは納得できる話ね。でも別にぼったくってるとか言いたいわけじゃなく、昔を知ってる人間とすると、今のカマカちょっと高いんで手が出ないんですよね。スタンダードでも軽々十万円超でしょう?
「いや、昔が安すぎたんですよ。今が適価です! ハワイ製で音と品質のバランスを考えれば決して高くないですよ。しかもうちではばっちり品質保証して出してますから、安心して購入していただけますよ!」
(うぐ、急に敏腕営業の顔になったな)。まあ、今持ってるウクレレが十分カマカは充足してるんで、個人的に選択肢にはならないんですけどね。そう言えば、こっちのマーティンのビンテージ、いいですね。適度な使用感と風格は、知ってるとたまらないものがあります。
「お目が高いですね。実は個人的にはうちの店一番のオススメ品なんです。使い込まれてはいますけれども大事にされていたことが分かる使用感。何よりなかなか出ない希少モデルですからね。そして値段ですね。個人的には大バーゲンの値段をつけているんですけども、何故かなかなか売れなくて。なんででしょう。」
いや、こんな20万円以上するウクレレそうそうは売れんでしょうよ。でもホント、ウクレレ好きとすると、永遠の憧れですよねビンテージマーティン。ぬたりは手が出ないけど、確かにこれこの値段なら良い感じよね。
「でもビンテージマーティンはなかなか難しいですね。うちのバイヤーですら経験浅い人間はたまに高い仕入れしちゃいますし、お客様でも話を聞くと不当に高く買ってたりしますからね。ちゃんと信用できる人間を頼らないと、高い買い物になりやすいから無駄なお金使っちゃうことにもなりますね」
ビンテージに限りませんけどね、そういうの。私も昔は教室通ってたんで購入はセンセに頼りきりでしたもん。今は教室やめちゃいましたが。
「でしたら欲しいものがありましたら是非うちへどうぞ。会社的にも信用を貶める行為は一切できませんから、不当な高価は絶対につけませんし、可能な限りご相談にも応じさせていただきますので!」
(うわ、また敏腕営業の顔に)そうですね。まあ機会があれば。でもホント最近は弾いてなくて。新しい物を買うというのはなかなか遠いのが実際ですね。
「うーん、なるほど。確かに興味が戻らないことには、って感じですね・・・そうだ、えーっと・・・これ、ご覧になってください。」
あ、これウクレレのフリーペーパーですね、懐かしい。まだ続いてたんですね。
「もちろんですよ! 絶賛配布中です。それで、このあたりにお客様みたいにちょっと詳しい方にさらにちょっとだけ演奏に役立つテクニック、みたいな記事が載ってるんですよ。これ、良いですよ。」
どれどれ・・・なるほど確かに脱初級者、くらいの内容が心地良いな。こういうレベルの記事案外ないんですよね。って、あれ? この著者の近影って・・・
「まあ、私なんですけどね。よろしくお願いします。」
営業かよ!!

いやまあ、楽しい時間を過ごさせていただきましたわ。分かる人には、店名もフリーペーパー名もすぐに分かっちゃうんだろうけれども、実際確かにここなら、嘘のようなバーゲンプライスもないんだろうが、ちゃんとした物をちゃんとした値段で買うには頼りになるんだろうなあ、と改めて感じたそんな首都の夕暮れでしたとさ。
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さあ、祭典だ!

2020年02月01日 21時30分03秒 | 日記
という訳で、日本時間の2月3日に、アメリカではNFLの今シーズンのナンバーワンを決めるスーパーボウルが行われる。ぬたりがチェックしている数少ないプロスポーツの1年の大トリを務める試合であり、ぬたりは毎年、この日は有給休暇を取得し自宅でテレビ観戦をしている。今年ももちろん休暇は取得済みだ。

もちろんここを定期的に読んでいる人で、当日ぬたりの様にテレビの前から動かない人間はいないだろうし、アメフトに興味がある人もおそらくいないだろう。まあ、日本ではアメリカンフットボールというスポーツは壊滅的に人気がない。
国内に様々なプロスポーツがある現状を考えれば、別によその国のプロスポーツリーグなんか人気になる必要はないとは思うのだが、大学のアメフトリーグで問題が起きた時は、みんなさも普段から見ているような態度でえらそうに語っていたのが印象的でしたな。なんだ、案外日本国内でもアメフト人気があるんじゃねーか、とあの時は心底思いましたよ(嫌味)

浅薄なマスコミとコメント厨の話は兎も角、今年のスーパーボウルの話だ(この時点で閲覧者の興味を全く引かない長話になることが確定しました)。
今年の組み合わせは、カンザスシティ・チーフスとサンフランシスコ・フォーティーナイナーズの組み合わせ。ぬたりはNFLのチーム的にはグリーンベイ・パッカーズのファンなので、今回の組み合わせは、どちらのチームを応援、という事のない気楽な立場。
ただ、個人的にはこの2チームの対戦というのは感慨深い。ぬたりが心情的に応援していた選手が過去に在籍していたチームだからだ。
その選手の名はアレックス・スミス。ポジションは花形クォーターバック。
話せば長くなるが、ぬたりをNFLの魅力に引きずり込んだのは、2011年のスーパーボウルでのアーロン・ロジャース(パッカーズ)のプレイなんだが、スミスとロジャースは2005年のドラフト同期である。そして、その年では1、2を争う高評価の選手同士だった。
その年の全体1位指名権を持っていたのは49ners。スミスかロジャースか、どちらを指名するかかなり迷っていたらしいのだが、49nersはスミスを全体1位で指名。ロジャースはパッカーズに24位で指名される。
当時の49nersは低迷期で、チームの体制が安定せず、コーチも毎年のように変わって戦術も安定しなかった。この影響もあったのか、すぐに先発QBは任されたものの、スミスは思うように成績を残せなかった。一方のロジャースは2007年シーズン途中から先発を任されるとめきめき頭角を現し、チームの成績も上昇。そして2011年にスーパーボウル制覇するに至る(ついでにスーパーボウルMVPも獲得)・そして今でもリーグ有数のQBとしてその名を轟かせている。
こうなると49nersのファンとすれば、「なんでドラフトでロジャースを指名しなかったんだよ!」となるし、その延長線上には「スミスでは物足らない!」という批判が巻き起こるのは止められない。もともとチームの調子が上向かなかったことで批判もあったところに、取捨選択で捨てた方が大活躍すればどうしてもそうなる。既に書いたが、チーム全体の体制が安定しなかったことも問題なので、一方的に攻められるのもかわいそうな話ではあるんだが、QBの試合での重要度が増している今のNFLにおいては、ホントに優秀なQBならその存在感でチームを上向かせることが実際にあり、そこまでの存在感を示せなかった、というスミスが責任を負う部分も無いではない。でも必要以上に批判されている状況を見ると、やっぱり応援したくなっちゃうのよね。
ともあれ、そんな49nersもようやくチーム状況が上向きになってきて、スミスに合わせたチーム作りも進んできた2012年、シーズン途中まで好調に試合を重ねてきた10試合目でプレー中の接触で脳震盪を起こし途中退場。残りシーズンは控えのQBに先発を譲ったのだが、この控えの選手が大爆発。スーパーボウルまで勝ち進み、哀れスミスは先発の座を失い、その高給(NFLの先発QBはみんな高い)から、シーズンオフには一気に放出の流れとなった。そして彼が移籍したのがチーフス。
チーフスでは2013年シーズンから2017年シーズンまで5年間在籍して、実際派手さは無いけれども評価の高いプレーを続けていたんだけれども、ここでもまた、2017年シーズン途中にけが→控えの選手が大爆発→放出の流れで、現在はワシントン・レッドスキンスに在籍しているが、2018年シーズン途中に足首を骨折。年齢もあり、復帰できるかどうか微妙な状況となっているというのがアレックス・スミスという選手の現況。
兎に角、49ners在籍時の批判の強さに、あまりにかわいそうと心情的に応援していたぬたりは、当時49nersの試合は意識的にチェックしていたし、その名残で今も嫌いなチームじゃない。チーフスも同じようなもんで、比較的親しみのあるチーム同士の対戦にはなっている。だから、個人的な事情で今年のスーパーボウル結構楽しみなのよね。
まあ、49nersというチームは、ジョー・モンタナブーム(※)の影響もあって、名前だけなら日本での知名度もそこそこあるしぬたりも以前から知ってた(しかしあのブームも不思議だったな)。チーフスに至っては50年ぶりのスーパーボウルという、なんかどっちも応援したくなる感じではあるね。
ちなみにチーフスの方にはエピソードがまだある。
ぬたりがNFLを見始めた最初の年のプレーオフにチーフスは駒を勧め、日本でも放送があったのだが、一方的なボロ負けで、超満員だったスタジアムが試合終了時には閑古鳥が鳴いていた、という印象的な放送を見させてもらったこともあるな。あの時はホント唖然としたわ。NFLってなかなかチケットとれないんですよ。それなのになあ。
あとは、今年のチーフスの先発QBパトリック・マホームズはお父さんはかつて日本の横浜ベイスターズに在籍したパット・マホームズ投手である、って日本とのつながりもあるにはありますな。
ただ、そうなるとマスコミはすぐに「日本で活躍した選手の息子が!!」と騒いじゃうんだけども、お父さんは2シーズンの在籍で、1年目は3勝4敗、防御率4.82。2年目が0勝4敗、
防御率5.98、と、活躍、とまでは行かなかったことだけは書いておこうかしら。

以上、ここを定期的に来る人には全く求められていない、NFLのネタで長々と語ってみましたとさ。
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