Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ダイ・ビューティフル

2017-07-25 00:32:39 | 映画

7/24(月)曇り時々晴れ
3連休明けの奉公先では大きな変化なく事務処理に精を出す。昼食は最上階の食堂でワンコインのから揚げ弁当。美味くもなし。珍しく非生産的な残業を1時間半もして新宿で途中下車。20:30から開始のフィリッピン映画をレイトショウ鑑賞。現在国内で唯一の上映館であるが、男女比率3:7、キッチリ10名と閑散。性的マイノリティである主人公と友人・親族たちとの群像劇。題名通り、主人公は早くに棺桶の中。その艱難辛苦の短い生涯を色彩豊かに時系列をバラして回想風に描き、まぁその語り口は極めて映画的なでありました。昔はGLBTなんて云わなかったですが、いつの時代でも一定の比率で存在しており、昨今は随分と市民権を得ているように思ふ。世の大多数の人々は、所謂≪ストレート≫でありましょうが、誰もが人様に明かせない性癖のひとつも持っている筈で、こうした作品に触れて儚くも力強く生きた≪ヒロイン≫の矜持や無念を察するのも宜しいかと存じます。各駅停車の地下鉄に揺られて帰宅は午前様。


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