Il film del sogno

現実逃避の夢日記

絶唱

2024-05-21 21:43:11 | 映画
5/21(火)曇り時々晴れ
蒸し暑い。7:30起床。在宅であるからPC起動。ポータルに気になる案件がぶら下がっている。散歩と食事を済ませて、仕事の段取りを思案していると同僚から架電。上長の怠慢にふたりイライラするのも精神衛生上悪いので自分でサクサク作業を進める。因果な性格である。納豆冷やし蕎麦の昼食を摂って兄貴分と2度目の散歩。午後には懸案事項も作業終了となり、夕方、駅前カフェで一服。夜はアマゾンプライムで大江賢次の小説の映画化2本を梯子鑑賞。プロレタリアート文学の佳作である原作は10代の頃に読んだ記憶あり。映画化は3回されているが、58年と66年の公開。制作は両作とも日活製作、シナリオ(八住利雄)も同じ。主演は小林旭・浅丘ルリ子、舟木一夫・和泉雅子と、当時人気絶頂のフレッシュスターがキャスティングされている。舞台は戦前の昭和18年から戦後の21年まで。地方での格差恋愛、その葛藤と別れは、のちに無数の類似作に連なっている。カラー版の66年より、儚い悲恋が切々と語られるモノクロの旭・ルリ子に分配を上げたい。ちなみに3度目の映画化は75年の友和・百恵の東宝版である。これもいずれ再視聴してみたい。


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