どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

桜散る

2018年04月02日 | 楽しい後期高齢生活のために
さえない色で終わりそうだった近所のさくら。

ちり際にまばゆいばかりに美しくかがやく。

えーっ。桜がいちばん美しいのはさきかけだとおもっていたのに。

散り始めたさくらの美しいこと。

いままでそれに気が付かなかっただけだろうか。

それとも私の見る眼、感じ方がかわったのか。

そういえば最近、今までは感じなかったようにものを見るようになった。

たとえば、からだが思うように動かない自分を、いままでなら何とかしようと頑張ったものである。

が、ここ二、三ヶ月の間にこれはもう、しかたがない。

動かないものをむりに動かせないで、なあなあで行くか。と言う風に風向きを変え始めている。

いいのだか悪いのだかわからないが、そういうものだと思うことにしている。

桜のちり始なんて、見向きもしなかったが、どうだろう。うつくしいではないか。

そうやって人は年齢の変化に折り合いをつけ、幸せを調達してやっていくものらしい。

そういうことでいいのではないだろうか。