Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

明野のひまわり

2009年08月16日 | 
一面に広がる「ひまわり畑」
(1)

山梨県北杜市明野は、日照時間が日本で一番長いことで有名です。
それ以上に有名なものが、この一面にひろがる「ひまわり畑」でしょうか。
明野のひまわり畑を訪れるのは4回目ですが、確かにこの規模は凄いと思います。

撮影地:山梨県北杜市明野「ひまわり畑メイン会場」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO100 f10.0AE(SS1/80秒) +0.3EV 125㎜(200㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年8月15日(土)



(2)

この日は生憎と抜けるような青空は広がってはくれませんでした。
天気予報ではいいお天気の筈でしたが、やはり山が近いと当てが外れることもあります。
太陽も雲間から時折顔を出す程度ですから、南アルプスはどんどん雲に覆われてしまいました。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/60秒) +0.3EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)

現地に着いたのは午前7時頃でしたが、まだ南アルプスは比較的よく見えていました。
ただ、背後にある太陽は雲に隠れていて、とても撮影できる条件とは言い難いものがありました。
やっと太陽が顔を出してこのカットを撮影していた時は、辛うじて山頂付近を捉えることは出来ました。
でも、まぁ、贅沢を言ってはいけないのかもしれませんね。

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO100 f10.0AE(SS1/50秒) +0.3EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)

久々に持ち出した「Fisheye Zomom」で撮影したものです。
「青空に抜く」といった想定でしたが、ご覧のように雲が殆どの空間を占めています。
日頃の行いがこういった場合に出るんだろうなぁ!と諦めるしかありませんね(涙)

撮影機材:キャノンEOS40D トキナーAF10~17㎜ F/3.5~4.5(AT-X107 DX Fisheye)
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/250秒) +0.7EV 10㎜(16㎜相当)



(5)

そうこうするうちにすっかり曇り空となってしまいました。
太陽が雲間に完全に隠れてしまう前に撮影したカットです。
ひまわりに限らず花は太陽に顔を向けますので、このような撮り方も面白いと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) +0.7EV 200㎜(320㎜相当)

須坂の奇妙滝

2009年08月13日 | 滝・渓流
どこが奇妙なのか?・・・いい滝です♪
(1)

「米子大瀑布」周辺の地図を見たら、落差60mの「奇妙滝」があるということに気づきました。
歩いても大した距離ではないため、行ってみることにしました。
青空が広がるような天気ではありませんし、何よりも落差60mで滝壷まで行けることに興味を感じました。

現地に着いてみると、水量は多くはないもののなかなかいい滝でした。
一番優しく見える部分を切り取ってみたのがこのカットです。

撮影地:長野県須坂市「米子渓谷」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/22.0AE(SS1/5秒) 0.0EV 89㎜(142㎜相当)
撮影年月日:2009年7月11日(土)



(2)

「奇妙滝」の入口から入って少ししたら、このような景観が待っていました。
手前の滝は下流の名も無き滝で、その奥に見えるのが「奇妙滝」です。
いやぁ、なかなかいい滝ではありませんか。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/3.7) -1.7EV 29㎜相当



(3)

滝壺近くまで行くと、首が痛くなるほど上方から水が流れ落ちていました。
左側にも流れがありますが、もっと水量が多いとさらに見ごたえがあるのでしょうね。
この地点でも結構水飛沫がかかってきます。

撮影機材:RICOH Caplio GX100+ワイドコンバーターDW-6(0.79×)
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.1) -1.0EV 19㎜相当



(4)

上の部分を望遠でズームアップしてみたところです。
結構激しく岩にぶつかっている様子が分ると思います。
滝もいろいろな部分を切り取ってみると、面白いものですね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/5.6) -1.0EV 72㎜相当



(5)

岩に一番激しくぶつかっているところを写したカットです。
風向きによっては、結構な量の水飛沫がかかってきます。
機材にとってはありがたくはありませんが、人間にとっては一服の清涼剤ですね♪

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO400 f/5.6AE(SS1/400秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)

キツネノカミソリ

2009年08月09日 | 
明るい林に咲くオレンジ色の花
(1)

お隣の埼玉県新座市でキツネノカミソリが見頃を迎えたとの情報を得ました。
その群生地は、何と我が家から車で10分ほどの場所にあります。
昨年までは全くのノーマークで、「灯台もと暗し」とはまさにこのことですね。

それにしても、ここ数週間は土日といえば冴えないお天気続きでした。
写真をまともに撮るのは、7月20日(月)の「海の日」に横浜へ行った時以来のことです。

撮影地:埼玉県新座市沢「キツネノカミソリ群生地」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2009年8月9日(日)



(2)

この日は基本的には曇り空で、時折気紛れで太陽が顔を出すくらいでした。
辛抱強く光待ちをしましたが、何しろ林の中でのことです。
蚊に刺されやすい体質の私ですから、大いに藪蚊とスキンシップをしたのは言うまでもありません(涙)

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)

斜面に沿って咲いているため、縦位置で奥行きが出るように狙ってみました。
散策路が適度に緩いカーブを描いている上に、多少のアップダウンがあります。
比較的変化をつけやすい地形であることが有難く感じました。

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/200秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(4)

↑とほぼ同じ位置で、テレコンを装着して狭い範囲を狙ってみることにしました。
前後の花の重なりに注意して、「これだ!」と思える位置でシャッターを押しています。

通路は狭いだろうと思っていましたので、三脚は車の中でお留守番でした。
こういった場合は、手ブレ補正機能付きのレンズは大きなアドバンテージがありますね。
手ブレしにくいといったこともさることながら、ファインダー画像がピタリと止まってフレーミングに専念できますから・・・

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/320秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)



(5)

う~ん、今にして思えば、もっと絞るべきだったかな?と・・・
光のラインが出来ている箇所にのみピントを合わせたんですよねぇ。
まぁ、賑やかに咲いている場所だっただけに、ちょっと捻りを加えてみたのですが。

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 150㎜(2400㎜相当)



(6)

キツネノカミソリは本州から九州に生育するヒガンバナ科の植物です。
彼岸花と同じ様に、花が咲く時期には葉がありません。
春浅いうちは水仙に似た葉がありますが、夏草が茂る頃には枯れてしまいます。

名前の由来は、その葉の形がカミソリに似ているからだとのことです。
また、花の色がキツネの体の色を連想させ、花だけが咲いているのが奇妙に思えることからついたという説もあります。

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/200秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)


最近、あまり写真を撮っていないと書きましたが、実は体調があまり良くないんですよね。
疲れやすいというのか・・・妙に蒸し暑いですし、ここはあまり無理しないほうがいいのでしょうね。
当分はブログも不定期更新となりそうですし、皆様の許へお邪魔してもコメまではなかなか・・・
悪しからずご了解下さい。

米子渓谷の無名滝

2009年08月06日 | 滝・渓流
ひっそりと流れ落ちる・・・
(1)

先日ご紹介しました米子大瀑布の「不動滝」「権現滝」ですが、この米子渓谷には名前のない滝が数多くあります。
今回は遊歩道から少し踏み出すと見ることが出来る滝をご紹介したいと思います。

これは「権現滝」の直下にある沢を渡る橋の上から見ることが出来る滝です。
橋の上からでは平凡ですので、苔で滑る岩を慎重に降りて行って、水際で撮影したものです。
こんな撮影ではワイドコンバーターを装着したGX100がその真価を発揮してくれます。

長野県須坂市「米子渓谷」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100+ワイドコンバーターDW-6(0.79×)
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/20秒 f/3.2) -2.0EV 19㎜相当
撮影年月日:2009年7月11日(土)



(2)

落差は少ないものの、三段に分かれて流れ落ちる部分をアップにしてみましょう。
こちらは「暑中お見舞い申し上げます」で使った画像とほぼ同じですが、彩度を上げています。
岩についた苔と流れの中に見られる赤茶色に変色した部分を強調したかったんですよね。
ノーマルですと、かなり地味~な色合いになっていましたから・・・

撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 f/22.0AE(SS1/1秒) -0.7EV 35㎜(56㎜相当)



(3)

これは「不動滝」の直下にある沢のやや下の部分で見られた滝です。
落差にすれば6~7mほどと思われますが、滑べり落ちていくような感じが好ましく思われました。
奥で垂直に流れ落ちている部分は砂防ダムですから、あまり目立たないように作画しました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.1) -0.7EV 24㎜相当



(4)

この滝を下から眺めてみたくなり、苔で滑る岩に注意しながら下りていきました。
最終的には木に掴まりながら撮影したカットですが、出来ればスローシャッターで撮りたいものです。
でも、物理的に三脚を立てるスペースがないに等しいですから諦めました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/6.5) -0.7EV 24㎜相当



(5)

これは滝とは呼べないような流れですが、米子渓谷に入ってすぐの場所で見ることが出来ます。
プロローグとでも言うようなものですが、期待感は否が応にも高まってきます。
紅葉時期にはもっと素晴らしい景観を見せてくれるのでしょうね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.0) -1.0EV 35㎜相当


滝や渓谷の撮影では注意したいことがあります。
それは転落や滑落などは言うまでもないことですが、機材にも注意が必要です。
一般的には風景撮影にC-PLフィルターを用いますが、あまり効果が強いと滝や渓谷の撮影では弊害も起こります。

つまり、水で濡れた岩がかさかさに乾いた状態で写ってしまうんですよね。
それと、水の白い部分が飛んでしまう危険性が高まります。
なぜなら、C-PLフィルターは反射を除去すると同時に、コントラストを高める作用があるからです。

そういったことを頭に入れておいて撮影に臨みたいものですね。
因みに、今回は全てのカットでC-PLフィルターを使用しておりません。

南会津・桧枝岐村の見どころ(2)

2009年08月05日 | 史跡・名所
橋場のばんば
(1)

村の鎮守神へと続く参道の中程に鎮座するのが「橋場のばんば」です。
本来、ばんばの石仏は子供を水難から守ってくれる水神様です。
最近では縁結び、縁切りの神様として信仰されています。
悪縁を切りたい時は新しいハサミを、良縁を切りたくない時は錆びて切れないハサミを供えます。


(2)

これが「橋場のばんば」です。
このように、ばんばの頭にお椀をかぶせると、どんな願いでもかなえてくれるともいわれています。


(3)

縁切りしたいと思っている人がこれだけいるんですね。
もしかして、観光用に置いてあるのかもしれませんが、真偽のほどは???です。


(4)

こちらは逆に縁切りしたくない方々が供えたものですね。
中には雁字搦めにしてあるものも見受けられます。
「絶対に離れへんぞ~!」という、強い意志の表れでしょうか?

南会津・桧枝岐村の見どころ(1)

2009年08月04日 | 史跡・名所
六地蔵の悲しい話と古い建造物
(1)

道端にたたずむ六体のお地蔵様です。
桧枝岐は山深い里であるため、昔から冷害に悩まされていました。
特に凶作の年は餓死者も出るほどだったとのことです。

それゆえ、働けない赤ん坊が「まびき」されるという悲惨な行為もありました。
この稚児像は、その霊を弔い、母親の嘆きを慰めるために建立されたものです。
決して物見遊山で眺めるものではありませんね。


(2)

正面から見ると、子供を模ったものだということがはっきりと分りますね。
その当時は仕方がなかったこととはいえ、何とも悲しい話だと思います。


(3)

これは「板倉集落」で、桧枝岐は壁土がないため家も倉も板だけで作られています。
板倉は火事から大切な穀物を守るため、畑の中や山麓に建てられました。

一番古いものは「セイロウ造り」で、柱を使わずに厚い板をセイロウのように組み、屋根は下葺板、樺の皮、割板を重ねて葺きます。
次が「落とし板倉」で、柱に横板を張り重ねて桁をかけ、屋根は下葺に楢の割板を葺きます。
「打つけ板倉」は、柱の内外から板を打ち付けたもので、現在の多くの板倉はこれです。


(4)

これはもっとも古い「セイロウ造り」で、厚さ10cmほどの板をセイロウのように組み合わせる工法です。
窓はなく、釘や柱も一切使用されていません。
この建築様式は奈良の正倉院と同じで、建築史上重要な文化財となっています。


(5)

その「セイロウ作り」の入口をアップで捉えてみましたが、昔の人の叡智が感じられますね。
桧枝岐村には、これ以外にも多くの歴史的な遺産が数多くあります。
尾瀬へ行くための宿泊地として利用するだけでは勿体無いですよね。

※今回は撮影データの記載は省略させていただきます。
 Exif情報も保持しておりませんが、悪しからずご了解下さい。

米子大瀑布・権現滝

2009年08月03日 | 滝・渓流
落差75mの神秘の滝
(1)

前回は米子大瀑布の「不動滝」を公開しましたので、今回はその左側にある「権現滝」です。
神秘の滝と書きましたが、特別なものは多分ないと思います。
滝の直下まで行けないため、私が勝手に神秘の滝と決めつけているだけでありまして・・・

確かにこれ以上は滝に近づくことはできません。
柵で遮られており、たとえ柵がなくとも行けるような場所ではありませんでした。
これは滝見台のような場所から撮影をしたカットで、木々の緑が瑞々しい感じがしますね。

長野県須坂市「米子大瀑布・権現滝」(共通、但し3枚目以降は不動滝も含む)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.2) -1.3EV 43㎜相当
撮影年月日:2009年7月11日(土)



(2)

権現滝の傍を離れて、対岸からのビューポイントへ急ぎましたが霧に覆われつつありました。
「やばい、早く両方の滝をフレームに入れないと・・・」

撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO(以下、共通)
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/100秒) -0.3EV 50㎜(80㎜相当)



(3)

↑のカットの後に、カメラを横位置にしてそそくさと撮影したカットです。
何とか不動滝と権現滝をペアでおさめることが出来ました。
この僅か一分後には殆ど何も見えない状態となってしまい、途方に暮れてしまいました。
山中で一人濃霧の中で待ち続けるのは何とも心細いものです。

撮影データ:ISO200 f/7.1AE(SS1/100秒) -0.3EV 23㎜(37㎜相当)


(4)

濃霧の中で昼食を摂り終え、気分を変えるために「奇妙滝」(後日公開)へ向かいました。
奇妙滝もなかなか良い滝でしたが、その帰り道に急に太陽が顔を出したではありませんか。
奇妙滝に戻ろうかと思いましたが、米子大瀑布を眺める別の展望台があること気付きました。

そこへ一目散にかけつけて撮影したカットがこれです。
でも、この数分後にはまたもや霧に覆われてしまいました。
奇妙滝に戻らなくて良かったと思えた瞬間でした。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/30秒) 0.0EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)

さらに広い範囲を取り込んでみました。
画面中央下で2枚目と3枚目を撮影しましたが、その左上にある台地のような場所のほうが眺めがいいですね。
今度は紅葉の時期に訪れたいものです。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/80秒) +0.3EV 18㎜(29㎜相当)

米子大瀑布・不動滝

2009年08月02日 | 滝・渓流
「日本の滝百選」・落差85mの信仰の滝
(1)

お天気が良かったら妙高高原にある「苗名滝」を訪れた後は、斑尾高原へ行く予定にしていました。
天気予報ではマークだったのですが、実際にはという冴えない空模様です。
そこで、予定を変えて前々から見ておきたかった「米子大瀑布」へ向かうことにしました。

「米子大瀑布」は須坂市からかなり山中に分け入った、深山幽谷の趣がある場所にあります。
権現滝とともに日本の滝百選にも選定されており、相当見ごたえがある滝だと思います。
不動滝という名前からしても信仰の地でもあり、静謐を乱さないようにしたいものですね。

長野県須坂市「米子大瀑布・不動滝」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/100秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当)
撮影年月日:2009年7月11日(土)



(2)

↑の画像にも写っていますが、滝に打たれている方がいらっしゃいます。
掲載しようかどうしようか迷いましたが・・・
掲載しますとは直接は伝えませんでしたが、この方とはお話しはしております。

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/80秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


水量は決して多くはないとはいえ、85mもの高所から叩きつけるようにして落水しています。
この日は肌寒ささえ感じるような気温でしたから、滝に打たれるのも相当な覚悟は必要だと思われます。

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/60秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(4)

「米子大瀑布」の白眉ともいえる、対岸のビューポイントにやってきました。
大抵はこの左側(といってもそれなりに離れていますが・・・)にある権現滝と一緒に写します。
今回は不動滝が主役ですから・・・ところが、霧が湧いてきたではありませんか。
数分後には辺りは真っ白くなってしまい、文字通り「五里霧中」という状態になってしまいました。

撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/50秒) -0.3EV 38㎜(61㎜相当)



(5)

4枚目の右下に写っている滝を捉えたカットですが、なかなか端正な形をしています。
降りて行く道を探しましたが見当たりません。
この直下に立って眺めたいものですね。

撮影機材:キャノンEOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/13.0AE(SS1/13秒) -0.3EV 180㎜(288㎜相当)

夏空はどこへ消えた?

2009年08月01日 | その他
このまま夏は終わってしまうのか?
(1)

今年の夏は昨年の夏以上に異変続きだと言えるでしょう。
気象庁が関東地方の梅雨明け宣言をしたのも束の間・・・また梅雨空に逆戻り。
九州や中国地方では、かつてないほどの集中豪雨に見舞われています。


(2)

百日紅や夾竹桃、向日葵も咲き始めているのに、気分は梅雨時の鬱陶しいままです。
いくら私が暑さに弱いと言っても、これでは夏の気分が味わえません。


(3)

折角この土日は連休になっているのに、お天気は×のようです。
今日から8月というのに、一体どうしてしまったのでしょうか?
気分も晴れません・・・

※平成20年夏・中央区月島にて撮影(撮影機材:PENTAX Optio W60)