Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

米子大瀑布・権現滝

2009年08月03日 | 滝・渓流
落差75mの神秘の滝
(1)

前回は米子大瀑布の「不動滝」を公開しましたので、今回はその左側にある「権現滝」です。
神秘の滝と書きましたが、特別なものは多分ないと思います。
滝の直下まで行けないため、私が勝手に神秘の滝と決めつけているだけでありまして・・・

確かにこれ以上は滝に近づくことはできません。
柵で遮られており、たとえ柵がなくとも行けるような場所ではありませんでした。
これは滝見台のような場所から撮影をしたカットで、木々の緑が瑞々しい感じがしますね。

長野県須坂市「米子大瀑布・権現滝」(共通、但し3枚目以降は不動滝も含む)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.2) -1.3EV 43㎜相当
撮影年月日:2009年7月11日(土)



(2)

権現滝の傍を離れて、対岸からのビューポイントへ急ぎましたが霧に覆われつつありました。
「やばい、早く両方の滝をフレームに入れないと・・・」

撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO(以下、共通)
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/100秒) -0.3EV 50㎜(80㎜相当)



(3)

↑のカットの後に、カメラを横位置にしてそそくさと撮影したカットです。
何とか不動滝と権現滝をペアでおさめることが出来ました。
この僅か一分後には殆ど何も見えない状態となってしまい、途方に暮れてしまいました。
山中で一人濃霧の中で待ち続けるのは何とも心細いものです。

撮影データ:ISO200 f/7.1AE(SS1/100秒) -0.3EV 23㎜(37㎜相当)


(4)

濃霧の中で昼食を摂り終え、気分を変えるために「奇妙滝」(後日公開)へ向かいました。
奇妙滝もなかなか良い滝でしたが、その帰り道に急に太陽が顔を出したではありませんか。
奇妙滝に戻ろうかと思いましたが、米子大瀑布を眺める別の展望台があること気付きました。

そこへ一目散にかけつけて撮影したカットがこれです。
でも、この数分後にはまたもや霧に覆われてしまいました。
奇妙滝に戻らなくて良かったと思えた瞬間でした。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/30秒) 0.0EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)

さらに広い範囲を取り込んでみました。
画面中央下で2枚目と3枚目を撮影しましたが、その左上にある台地のような場所のほうが眺めがいいですね。
今度は紅葉の時期に訪れたいものです。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/80秒) +0.3EV 18㎜(29㎜相当)