第2回公開審理 松田さん本人が証言します!
松田さんの「君が代」不起立処分の取り消しを求め、開催される大阪市人事委員会第2回口頭公開審理において、いよいよ松田さん本人が証言します!ぜひ傍聴してください!
◆12月6日(木)13:30~15:30
◆大阪市役所4階人事委員会室
※市役所1回市民ロビーに13:10集合、13:20に4階に移動します。
※終了後、市役所から徒歩5分の弁護士会館(1110号室)で報告集会を開催します(1時間くらいを予定)。
※尋問に向けて松田さんが大阪市人事委員会に提出した陳述書(2)を読んでください。
※D-TaCは、松田さんの人事委員会闘争支援とともに、大阪市教委・各学校に、児童・生徒への「君が代」指導の改善を求めています。10月29日、「2019年3月卒業式に向けて「卒業式・入学式の『君が代』指導に関わる要請」を提出しました。
【松田幹雄さんからの訴え】
10月25日の第1回口頭公開審理には、たくさんの傍聴・支援いただきましてありがとうございます。【忍課長(処分当時、服務・監察担当)と山本校長(処分当時、私の勤務校の校長)の証人尋問】で、「君が代」強制と不起立処分の不当性を明らかにすることができたと思います。12月6日は、いよいよ請求者本人、私の尋問です。
私が、証言したいことは以下です。
●「君が代」は、「天皇の御代万歳」と臣民に歌わせた歌であり、教育勅語とともに天皇のために命を捨てろと教えた戦前教育の重要な柱であったこと。
●その「君が代」を起立・斉唱させられることは、私にとっては、人前では本音を見せられない非人間的監視社会であった戦前の社会とウソの情報で天皇のために命を捨てることが最大の美徳だと子どもたちを洗脳した戦前の教育に対する認識を捨て去ること、再び国に尽くせと生徒に強制する立場に立つことを意味していること。屈して従えば自己の崩壊につながる行為であること。
●大阪市の国旗国歌条例とそれに基づく教育長通知・教職員への職務命令は、強制によって式出席者全員が国旗(「日の丸」)に向かって起立し、国歌(「君が代」)を斉唱する場面を「演出」して、児童・生徒に、「国は自分たちの上にある特別な崇高なもので、従うべきもの」という感覚を刷り込むためのものであること。
●その目的のため、大阪市教委は、「日の丸」「君が代」の歴史を伝え、国旗・国歌については、「自分たち一人一人が考え、深めていく問題」とする学習教材の使用を禁止したこと。この一方的な価値観を刷り込む教育のあり方は、憲法違反であり、この洗脳・調教教育を目的につくられた大阪市国旗国歌条例と(3回の不起立でクビを規定する)大阪市職員基本条例が違憲・違法であること。
●大阪市国旗国歌条例とそれに基づく教育長通知・職務命令による教職員への起立・斉唱強制が、思考停止を生み、どんなことでも上の指示通りにするのが自分の身を守ることであるという行動原理を教職員の中に広げていること。それは、生徒にも考えることやめることをすすめる教育につながっていること。
●起立・斉唱という自分の行動に関わることについて何も伝えられず、強制だけがされるという子どもの権利条約違反の児童・生徒に対する人権侵害の状況を生んでいること。
●以上を訴えた私の上申書は、「請求者独自の主義主張」の一言で切り捨てられ、どこでも内容的検討がなされていないこと。
●松田の不起立は、それを見た生徒・保護者がいるのかどうかも分からないものであり、処分者が問題とする卒業式への影響は、不起立を見た生徒・保護者がいれば、不信感を持つかもしれないというもの。洗脳・調教の条件=全員の起立・斉唱場面の「演出」が崩れることを防ぐのが懲戒処分の真の理由であり、そのような処分は許されないこと。
以上です。
松田さんの「君が代」不起立処分の取り消しを求め、開催される大阪市人事委員会第2回口頭公開審理において、いよいよ松田さん本人が証言します!ぜひ傍聴してください!
◆12月6日(木)13:30~15:30
◆大阪市役所4階人事委員会室
※市役所1回市民ロビーに13:10集合、13:20に4階に移動します。
※終了後、市役所から徒歩5分の弁護士会館(1110号室)で報告集会を開催します(1時間くらいを予定)。
※尋問に向けて松田さんが大阪市人事委員会に提出した陳述書(2)を読んでください。
※D-TaCは、松田さんの人事委員会闘争支援とともに、大阪市教委・各学校に、児童・生徒への「君が代」指導の改善を求めています。10月29日、「2019年3月卒業式に向けて「卒業式・入学式の『君が代』指導に関わる要請」を提出しました。
【松田幹雄さんからの訴え】
10月25日の第1回口頭公開審理には、たくさんの傍聴・支援いただきましてありがとうございます。【忍課長(処分当時、服務・監察担当)と山本校長(処分当時、私の勤務校の校長)の証人尋問】で、「君が代」強制と不起立処分の不当性を明らかにすることができたと思います。12月6日は、いよいよ請求者本人、私の尋問です。
私が、証言したいことは以下です。
●「君が代」は、「天皇の御代万歳」と臣民に歌わせた歌であり、教育勅語とともに天皇のために命を捨てろと教えた戦前教育の重要な柱であったこと。
●その「君が代」を起立・斉唱させられることは、私にとっては、人前では本音を見せられない非人間的監視社会であった戦前の社会とウソの情報で天皇のために命を捨てることが最大の美徳だと子どもたちを洗脳した戦前の教育に対する認識を捨て去ること、再び国に尽くせと生徒に強制する立場に立つことを意味していること。屈して従えば自己の崩壊につながる行為であること。
●大阪市の国旗国歌条例とそれに基づく教育長通知・教職員への職務命令は、強制によって式出席者全員が国旗(「日の丸」)に向かって起立し、国歌(「君が代」)を斉唱する場面を「演出」して、児童・生徒に、「国は自分たちの上にある特別な崇高なもので、従うべきもの」という感覚を刷り込むためのものであること。
●その目的のため、大阪市教委は、「日の丸」「君が代」の歴史を伝え、国旗・国歌については、「自分たち一人一人が考え、深めていく問題」とする学習教材の使用を禁止したこと。この一方的な価値観を刷り込む教育のあり方は、憲法違反であり、この洗脳・調教教育を目的につくられた大阪市国旗国歌条例と(3回の不起立でクビを規定する)大阪市職員基本条例が違憲・違法であること。
●大阪市国旗国歌条例とそれに基づく教育長通知・職務命令による教職員への起立・斉唱強制が、思考停止を生み、どんなことでも上の指示通りにするのが自分の身を守ることであるという行動原理を教職員の中に広げていること。それは、生徒にも考えることやめることをすすめる教育につながっていること。
●起立・斉唱という自分の行動に関わることについて何も伝えられず、強制だけがされるという子どもの権利条約違反の児童・生徒に対する人権侵害の状況を生んでいること。
●以上を訴えた私の上申書は、「請求者独自の主義主張」の一言で切り捨てられ、どこでも内容的検討がなされていないこと。
●松田の不起立は、それを見た生徒・保護者がいるのかどうかも分からないものであり、処分者が問題とする卒業式への影響は、不起立を見た生徒・保護者がいれば、不信感を持つかもしれないというもの。洗脳・調教の条件=全員の起立・斉唱場面の「演出」が崩れることを防ぐのが懲戒処分の真の理由であり、そのような処分は許されないこと。
以上です。