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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

梅原聡さんの再任用不合格の取消しを求める緊急ネット署名!

2017-03-02 05:33:05 | 大阪ネット
【緊急ネット署名の呼びかけ】
梅原聡さんの再任用不合格の取消しを求める緊急ネット署名にご協力をお願いします

 2月17日、府立高校教諭・梅原聡さんは、校長から「再任用は否になった」と告げられました。梅原さんは、3月末の定年退職を前にして、4月からの再任用を希望していたのです。私たちは、、梅原さんへの再任用不合格は全く不当なものであると考えます(その理由は最後に述べている通りです)。そこで、大阪府教育委員会に対して、梅原さんへの再任用不合格取り消し、4月からの再任用を求めるため、緊急ネット署名を始めました。ぜひ、みなさんのご協力をお願いします。

 梅原さんは、2012年、2014年の卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず、それぞれ戒告処分を受け、裁判で処分撤回を訴えています。また、「君が代」斉唱に関連して、府教委・校長による人権侵害を保護者・卒業生らとともに大阪弁護士会に申し立て、昨年3月、弁護士会から府教委・校長に対して「君が代強制は人権侵害」という勧告が出されています。

 府教委による再任用不合格は、全員採用が原則である再任用「選考」において、教職員の思想信条を合否の判断材料にしているもので、到底許されません。

 緊急ネット署名のURLは以下の通りです。また、ぜひネット・SNS等による拡散もお願いします。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/d5bfb103496387
【表題】梅原聡さんの再任用不合格の取消しを求める緊急署名

① 再任用制度は「希望者全員採用」が原則であること
 現在の年金制度では、定年退職しても年金支給は数年経たないと始まりません。そのため、政府(総務省)は「雇用と年金の接続」のため、「再任用を希望する職員については再任用するものとする」という通知を全都道府県に出しています(2013年3月29日付)。不合格にできるのは「免職」相当の問題があったときだけとも例示されています。にもかかわらず、府教委はこの総務省通知を無視して、「免職」相当の事由など何もないのに、梅原さんを不合格にしました。

② 梅原さんの再任用不合格は「違反質問」によるもの
 今回、校長は府教委の指示により「再任用選考に関連した意向確認」として「君が代の起立斉唱の職務命令に従うか、はい・いいえで答えよ」と梅原さんに訊きました。梅原さんは就職試験の際に「思想信条に関わるような『違反質問』には『答えなくてもよいと学校に指導されています』と生徒に指導していることを念頭に、「生徒にも指導しているので、このような質問には答えられない」と返答しました。すると校長は「意向確認できなかったことになる」として、その旨府教委に報告しました。この「意向確認」は再任用審査会の開催直前におこなわれたと思われ、この校長報告が不合格の理由となったことは明らかです。

③ 府商工労働部の「改善要請」も無視して、「違反質問」OKという府教委

 大阪府商工労働部は、私たちの相談を受けて、「このような質問は就職差別につながる恐れがある」として、教職員人事課に対して「再任用選考の直前にこのような質問をすべきでない」という改善要請をおこないました。しかし、教職員人事課は「民間の就職試験では思想良心を問う質問をしてはいけないが、公務員は条例があるから質問してもいい」と開き直り、梅原さんを再任用不合格としたのです。

2017年2月25日

「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を許さない大阪ネットワーク(代表・黒田伊彦)
梅原さんを支援する会

連絡先:hinokimiosk@yahoo.co.jp (大阪ネット)

https://ssl.form-mailer.jp/fms/d5bfb103496387
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