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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

中原教育長!井前弘幸さんへの「事情聴取の実施について」、撤回を要請します。

2014-05-04 08:54:02 | 中原教育長下の大阪の教育

 みなさまへの緊急のお願いです。

「日の丸・君が代」強制反対、不起立処分を撤回させる大阪ネットワークは、大阪府立高校教員であり、大阪ネット事務局の一員である井前弘幸さんに対して、大阪府教育委員会が4月30日発出した「事情聴取の実施について」の撤回を求めます。

 

事情聴取とは、任命権者が事情を聴取すると同時に当該が弁明する機会でもあります。弁護士の立ち合いを求めるのは、当該が不利益を被らないためにも必要な人権上の措置です。大阪府教育委員会は、理由も述べずそれを拒否し、「職務命令」をもって、弁護士立ち合い抜きの事情聴取を行おうとしています。

 

井前弘幸さんに対して発出された「事情聴取の実施について」は、職務命令を乱発し、明らかに恫喝しようとしています。これは、裁量権の乱用です。

 

下記は、「事情徴収の実施について」からの抜粋です。

 

職務命令を受けていたにもかかわらず…

 

職務命令に違反して…

 

出席するよう命じた

 

職務命令を受けたにもかかわらず…

 

先の職務命令違反と併せ、2回の職務命令違反を構成する…

 

2回の職務命令違反行為について…

 

3度目の職務命令違反行為となる…

 

職務命令乱発の「事情聴取について」

撤回要請抗議行動

◆5月7日(水)午後3時

◆大阪府教育委員会(大阪府庁別館)

アクセス

 

◎地下鉄谷町線・京阪「天満橋駅」3番出口から徒歩約10分

 

 3番出口をでて左(南へ)に曲がり、2つ目の信号(谷町2丁目交差点)を自動車販売店がある方へ渡ってから左(東へ)に曲がります。約80メートル進み、右折して直進すると右手側に別館正面玄関出入口があります。

 

◎地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」1A番出口から徒歩約10分

 

1A番出口を出て右折(北へ)、そのまま約240メートル進み、ひとつめの角(向かいにローソン)を右折。
そして約80メートル進み、右折して直進すると右手側に別館正面玄関出入口があります。
※1A出口は改札をでて、真っ直ぐに約75メートル歩き、つきあたりを右折。
そのまま約20メートル直進し、左側にあるエレベーターをつかって地上にでます。(エレベーターまでは点字ブロックがあります)

 

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都教委の「君が代」減給処分に全国から抗議の声を!

2014-05-04 08:33:59 | 全国から

ただいま、GWの真っ最中です。しかし、東京都教育委員会のあまりにも横暴な処分の出し方や、大阪府教育委員会の「命令」さえ出せばそれで事足りるというような遣り方に対して、私たちにできることは、「そのような遣り方はおかしい。」と声をあげることです。声をあげることによって、私たちはつながることができます。つながることによって、いわゆる公権力をただすこともできます。休み明けには、この問題について、多くの方々が声をあげてくださることを望みます。

下記は、レイバーネットMLに投稿された、「君が代」解雇をさせない会」の佐々木有美さんのメールです。

都教委は、4月30日、入学式の「君が代」処分を発令しました。処分を受けたのは2名。淵江高校の井黒豊さんに減給6ヶ月、板橋特別支援学校の田中聡史さんに減給1ヶ月でした。
不当な処分に抗議の声をぜひ!

 ○総務部教育情報課(都民の声を聞く担当) :電話 03-5320-6733  
                             FAX 03-5388-1726
 ○人事部職員課服務係(処分を発令する担当) :電話 03-5320-6792 


以下、「君が代」解雇をさせない会の抗議文を転載します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2014年5月1日
東京都教育委員会 教育長 比留間英人様  
教育委員長 木村孟様

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会                    

井黒豊さん、田中聡史さんに対する入学式での「君が代」処分に抗議する

 都教委が4月30日、入学式での「君が代」起立にかかわり、井黒豊さん(淵江高校)に減給6ヶ月処分を、田中聡史さん(板橋特別支援学校)に減給1ヶ月処分を出したことに強く抗議し、撤回を求める。

 「校長の発する職務命令は違法とは言えない」とした最高裁判決(2012・1・16)を私たちは教育の本質を見ない、問題のある判決ととらえるが、その最高裁判決でさえ、「戒告を超えるより重い処分は違法」と断じた。にもかかわらず、都教委は、井黒さん、田中さんに対し、減給処分を出した。井黒さんは、「君が代」起立の職務命令に従い、起立はしたというではないか。しかし、都教委の好まぬ姿勢であったために、大声を出したなどという、理由にもならないことをあげつらい、減給6ヶ月処分を出した。最高裁判決に即して見ても、裁量権の乱用も甚だしいと言わねばならない。

 権力が腐敗し、悪行の限りを尽くすとき、それを食い止めるために沈黙を打ち破り、声を上げる人たちがいたことにより、権力の暴走が食い止められてきた。このことは、古今東西の歴史の示すところである。現在、文科省が廃止をたくらむ教育委員会制度の誕生も、声を上げる人たちによってなしえたことであった。しかし、いったん権力を握ると、権力が腐敗しやすいことも歴史は語る。都教委の腐敗・教育行政の私物化は、「10・23通達」を境に、エスカレートするばかりである。最高裁判決でさえ、都教委の裁量権乱用を指摘しないわけにはいかなかったのである。最高裁判決から2年が経過し、それはさらに加速している。

 そうした中、井黒さん、田中さんの今回の行動は、教員としての良心からの行動であった。監視、弾圧する都教委に対し、怒りを表明するのは、人間としての自然権であることは言うまでもない。それを理由に処分を加重するのは、権力を笠に着た仕業、そのものである。

 都教委にもの申す者は弾圧し、排除するという都教委の体質こそが問われねばならない。各教育委員・事務方とも都教委は謙虚に反省すべきである。
私たちは、井黒さん、田中さんに対し発出した減給6ヶ月、減給1ヶ月処分を直ちに撤回し、両者に謝罪するよう、強く求める。
                                    以上

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