蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

意外に重たい風邪でした

2006-05-28 22:42:26 | Weblog


・・・・ようやく生き返りました。
無理して仕事していた為に、夜はほとんど死んでいまいた。結果3日間もブログを空けてしまいました。

木曜日の朝、起床後、すこし目眩を覚えて、一応体温を測ると、目覚めの体で39,2℃、うああ、久々に見たよ、こんな自分の体温。

今日は会社無理だな…

って思って、すぐに昨日(つまり水曜日ですね)ボイラーの見積に行った所のご主人と奥さんの顔が頭に浮かんで、そして「ああ、良かった、明日からお風呂入れるんですね」って言葉も思い出して、熱で意識が朦朧とするなか、今日、蛇口屋が休んだ場合を感単にシミュレートしてみると、ボイラーを取り付けられるスキルを持つ物が1名いる筈なのに、社長の仕事が優先で、この会社にとって、カレーの福神漬け程度の設備の仕事は蛇口屋休んだから今日は無理と簡単に放棄される。万が一、社長の気まぐれ(本当に気分屋ですから)で、蛇口屋以外に、設備スキルを持っている最近、会社に手伝いに来てくれるQ枝さんが、ボイラーの交換を行うとして、多分、良くてお客さん側が不満を飲み込んで終了と言う結果になってしまう。
Q枝さんは、元々、機器メンテナンス上がりの方なんで、機器が一番で、周辺設備は二の次という、蛇口屋的にも今まで出会った事が無い種類の人間です。「見えないところの水もれは、ちょっとくらいは仕方がない」と、ロシア人の水道屋さんのような大らかな発想の持ち主で、蛇口屋も最初は黙って聞いていましたが、いよいよ、蛇口屋自身にの仕事に絡んでくる昨今では、蛇口屋が南海キャンディーズの山ちゃんのように、穏やかでしてそれでいて適確に突っ込みまくっている、平穏にして強気な人物です。

こういう書き方をすると、Q枝さんて、大丈夫か? 

なんて心配させるかもしれませんが、どちらかというと、蛇口屋の方が、変えなくても良いような、着手している工事以外の方面に気を配りすぎている様で、会社に言わせれば余計な所まで直してしまうから、Q枝さんの方がこの会社向きかもしれません。
それに、普通では運べない重い機器は分解してしまうと言うメーカーさんでもやらないことを出来る人物で、配管経路も格好綺麗で、蛇口屋好みです。

しかし、今回は、ある程度のイメージがないとやばい現場で、超えなきゃならない山は5つほどあります。

躓いた場合のリカバリーは、それこそ、前日にしっかり見ている人間にしか、多分、思い浮かばないでしょう。

これに一つでも躓くと、ここのボイラー交換は『出来ない工事』になってしまうんです。

もうこうなったら、蛇口屋が行くしか…

この時点で体温は40℃を超えていたような気がします。

最悪、倒れても、お客さんのいる場所だから、救急車は呼んでくれるだろう。それに、職人が高熱で目の前で倒れれば、お客さんだって納得行くはずです。

多分、死にはしないだろう。

覚悟を決めて、会社に向かいました。

まあ、夕方には無事、家には帰ってこれました。
その後は、泥のように眠り、次の日には熱は8℃代に下がっていました。
まあ、それでもブログを書くまでに回復できなくて、今日やっとって事なんです。

まだ微熱は続いていますが、今日一日、ゆっくり休めば何とかなるでしょう。

で、工事はどうなったかというと、実はあんまり憶えていないんです。

なんか、お客さんに貰ったカルピスが美味しかったなあ、って事ぐらいしか、あと、蝶蝶がヒラヒラと飛んでしました。
蛇口屋の行く先々で、黄色っぽいヒラヒラしたモンシロチョウぐらいの大きさの奴です。

「へー、綺麗だなあ」なんて呟いていました。

きっと近くに花園があるんだろうなあ、なんて思いながら仕事していました。

無事に工事が終わったかどうかは、多分クレームが来ていないんで大丈夫だと思いますよ。

多分・・・




 



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