蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

それはとってもいけない事なんです

2006-05-14 22:26:03 | Weblog



管工事施工管理技師と言う資格があります。

一級と二級があって、今回、蛇口屋、二級を受けてみようと思い立ちました。

今後、この業種に携わってゆくのにも、施工、つまり配管工の免許だけでは、出来ることは限られてくるだろうと思い、ならば管理者としてのスキルを身につけようと思いたった訳です。

現在蛇口屋自体は、一般住宅の施工をしていますが、かつてはマンションやビルの施工もやっていて、それが結構、自分に合っていると言う気がしていて、そこからさらに先に進む為には、どうしても必要な免許でもある訳です。

実は以前、この会社に入る前に、この資格を受験する機会がありました。しかし、蛇口屋がかつて在籍した会社は、その社長の息子さんとともに受けさせる予定でしたが、その息子さんが言うには、「お願いだから受けないで、蛇口屋が受かって俺が落ちたらみっともないよ」という一言で、彼が合格するまで受けさせては貰えませんでした。

あれから10年近く経つ現在も、彼はその資格を入手出来ていないという話です。

その時は「別に資格が職人の腕を上げるわけではない」などと格好いい事を言ってそれほど積極的ではなかったンですが、この年になってみると、「ああ、四の五の言わず取って無理矢理にでも受験しておけば良かった!」と悔やんでいます。

真剣に、転職を考えた場合、やっぱりこの資格は何よりも条件を有利にします。

国家資格ですからね。

一応、申し込み願書を手に入れて、現在勤めている会社記入する蘭があって、そこに建築省の認可を受けている番号を書く場所があってはまずいと、蛇口屋の会社にその番号がある筈と調べていると、あっさりA山が言いました。
「うち、不認可だよ、許可なんて受けてない、だからデタラメな工事でもOKなんだよね」

ええー!

うち、もぐりのリフォーム工事会社なんですか?

本当に、早めに逃げだそう…。

ひとまず身を寄せたところが、盗賊か山賊の巣窟だったって、なんかの昔話の主人公な気分の蛇口屋です。




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朝の戦争

2006-05-14 07:15:17 | Weblog




やっと暖かくなって来たなと思えば、今度は風と雨。

本当に、今年の北海道は、暖かくなる気がないんですかね?

もう少しやる気を見せてもらいたいです。

会社に行くときに、厚別川の護岸に並んだ桜の蕾が開いてきました、桜の開花を待たされた葉の新芽が徐々に芽吹いてきて、薄紅色と緑のコントラストが早足でかけてゆく北の春に乗り遅れまいと必死の様相が、見ていて悲しいというか、痛々しいです。

もう少し、暖かな時期が永ければ、桜は桜、葉は葉で、それぞれが謳歌出来るかもしれませんが、この土地の春は短すぎて、互いに競る様になっているんでしょうね。

そんな譲り合いの精神にかけてるのが蛇口屋の会社で、
朝はもう戦争です。

まず最初に始まるのが、車両の奪い合いです。

うちの車、軽トラック3台と普通車トラックが2台、大型のトラックが1台に蛇口屋の常用するワゴン車があります。

土やゴミが乗りっぱなしの車を避けて、空の車を奪い合うんです。通常なら、昨日使った人間が、責任を持て処置する筈なんですが、この会社では社長指導のもと、これから使う人が、ゴミ等を処置します。
だから昨日の仕事は一日経つとリセットされて、朝から激しい戦いが起こるのです。

蛇口屋は、蛇口屋専用車両があるので、この戦いには不参加で、中立を決め込んでいます。

次が、スコップの奪い合いです。

特に剣先スコップは新しい程先が尖って堅い土でも簡単に掘ることが出来ますが、その絶対数が稀少で、当社の剣先スコップは大抵、先が、アイススプーンのように丸く平たくなっているので、穴掘りにはだいぶ苦労します。

みんな苦労は嫌なので、誰もが我先にと、尖ったスコップを奪い合うのです。

蛇口屋には、蛇口屋専用スコップがあるので、この戦いにも参加しません。

そして、次が、脚立の奪い合いです。
これについても似たような物なので、細かい説明は避けます。

もちろん、脚立も蛇口屋専用があるので、この戦いにも参加しません。

毎朝、このような、奪い合い、戦いを見るに付け、「どうして、人は憎しみ戦い、奪い合うのか?」そんな疑問と「この戦いの、本当の敵は別にいる、そいつをみんなで倒そう!」と思っても口には出せないシャイな蛇口屋だったりします。



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