蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

過ちは繰りかえされる…

2006-05-06 23:57:15 | Weblog



人間て、絶対に完璧にはなれなくて、同じ過ちを繰り返す物だと、この年齢になると本当に、骨の髄から実感しますが、うちの社長は酷すぎです。

今日、蛇口屋は、久しぶりに、物置を建ててました。

古くてコテコテになった2坪の物置を解体して1.7坪の物置を建てると言う内容で、物は、ヨドコウのあぜくら20型から最新式のエルモ2522への立て替えです。

しかし、蛇口屋が、社長から指示を受けて持って行ったのは、木目のあぜくら20型でした。

解体している最中、蛇口屋が積んで来た物置を見て、「これじゃあないよ」と教えてくれました。

壁の部分がビニル梱包で、プリントされた木目模様の壁板が見えていたので、事前に指摘されてラッキーでした。

すぐに在庫を当たって見たところ、幸運な事にエルモの2522は現場と同じ北広島市の店舗に在庫が一台だけありました。

午前中のうちには、材料を入れ替え、工事を再開することが出来ました。

もちろん、全て、会社の指示を仰がず、独断で行って、報告は、事後報告となりました。

やらなきゃいけない事をいちいち、社長になんて聞いてられないですからね。

特に問題が在るわけでもなく、全てが滞り無く行えるので、誰が間違えたのかなんて、正直、どうでもいい事です。

問題なのは、うちの会社で発注ミスを犯したお客さんの家に、GW連休の間に、新しい物置を建てる事が出来るか、であって、可能か、不能かの、2種類以外、蛇口屋にはどうでも良いことでした。

幸い、工事は無事終了して、最終的には、お客さんは喜んでいただけたので、まあ、良しとしています。

工事終了後、報告すると、

「俺は絶対に間違えていない、注文書だって、木目の20型だって書いてあるもん」

ちなみに、お客さんから発注を受けたのは社長で、注文書を書いたのも社長ですから、社長以外を経由していない以上ここで誰が間違えたのかなんて、もはや一目瞭然で、ここにいたって、未だに当社の社長は自身の過ちには全く気がついていない様子でした。

お客さんは、「木目の20型なんて、一言も言っていません」と、ご立腹でした。

おそらくは、既存の物置が20型だったので、同じ物を建てると言う思い込みが、今回の事件を巻き起こしたのだと思われます。

最後に、工事終了後に集金をするんですが、領収書が、木目の20型の値段だったので、A山が新しい領収書を持って来てくれました。

領収書を切ったのは社長で、未だ腑に落ちない様子で、ブツブツ言いながら領収書を書いていたそうです。

じゃあ、集金ですと、社長の造った領収書を見ると、なんと、100円間違っているじゃあありませんか。

これには、お客さんも苦笑いでした。

ホント、最後の最後まで、気が抜けない会社ですよね。
















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