庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

シモバシラ発生の例外法則 

2016年01月20日 | 庭の花たち
さて、今朝の最低気温はというと、テレビのdボタン、続いて赤ボタンを押すとすぐに今朝の最低気温がわかります。水戸気象台はマイナス0.3度です。これではシモバシラは発生しないだろう。
いやもしかするとと、念のために鹿嶋の最低気温はと緑色ボタンで鹿嶋を選択すると。あれれ、マイナス1.3度です。これでは法則「鹿島の最低気温がマイナスになると、水戸の我が家の庭で(地植えのシモバシラに)シモバシラが発生する」によればシモバシラが発生しなければなりません。

庭に出ると地面がやや硬く凍っています。マイナス0.3度では凍ることはまずないのに凍っている。ちょっとシモバシラの発生に期待して近づいてみたら、
地植えには発生していません。なぜ?と棚の上を見るとありました。
シモバシラ1601200078シモバシラ1601200078 posted by (C)雑草
庭で今シーズン6度目のシモバシラが発生です。今朝発生したのは棚の上の1個の鉢だけに発生しました。法則では地植えに発生するはずなのにない。水戸気象台の気温がマイナス0.3度くらいでは発生しないと思うのに棚の上には発生している。

今朝は混乱しました。
法則では地植えに発生するはずが発生しない。
水戸気象台の記録では棚の上でも発生しないと思うが発生した。

今朝は例外的なことが起こったようです。普通は水戸の最低気温のほうが鹿嶋より低いのに逆転しました。これはどういうことなのか考えるチャンスです。

昨夜は水戸より鹿嶋のほうが気温が低くなっていました。通常はあまりないことです。
そして今朝は鹿嶋が零下で水戸はほぼ0度(正確にはマイナス0.3度)と完全に逆転していました。
水戸と鹿嶋の気温の簡単な比較表を作ってみました。
気温比較1601200076気温比較1601200076 posted by (C)雑草
20日は鹿嶋の最低気温が水戸より低くなり、通常とは逆転しました。
このことが法則の例外事項になりました。つまり鹿嶋が零下になっても我が家では地植えのシモバシラにはシモバシラが発生しない。というわけです。

では水戸気象台の記録がマイナス0.3度くらいまでしか下がらないのになぜ棚の上でははっせいしたのでしょうか。このなぞは寒気の強さによって短時間のうちにシモバシラが発生したためでしょう。そのため水分も十分あるものだけに発生したのでしょう。
1時間ごとの記録ではマイナスを記録したのは朝7時の1回だけでした。

通常冬の寒さは北風(やや西よりの北北西)によってもたらされます。水戸では久慈川を下ってくるようです。ところが関東地方に寒気が襲来する初日は西風(西南西から西北西)によってもたらされることがあることに気づきました。つまり北からというよりは西から寒くなってくるのです。
気温が逆転する現象は寒気が関東地方に襲来する初日に起こりやすい現象で、西に寒気を遮る山のない鹿嶋はすぐに零下にまで下がっても、西風を遮る山がある水戸ではすぐには零下にならないで、最低気温は零下ちょびちょびまでしか気温が下がらなかった。さらにもっと完璧に西風を遮る山がある日立、高萩では零下になりませんでした。

しかし寒気襲来2日目には水戸もすっかり冷えて寒い朝になるはずです。というわけで明日の朝は地植えのシモバシラにもシモバシラが発生すると思います。

このほかに春から梅雨までの寒さは海からの北東風によってもたらされます。立春過ぎてからのシモバシラの発生はこのことにも関係するかもしれませんね。

シモバシラ発生の予測が少しずつできるようになりそうです。

寒い日が続きそうです。セラミックファンヒーターの焼損火災が発生しているようです。20日に経済産業省から注意喚起ありました。型式 KOIZUMI KCH-1233

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