おもしろかったよー。快作です。
お金のために友人の身分を偽り臨時教員として名門私立小学校に潜り込んだデューク。ロックをこよなく愛する彼は、校長や、生徒、PTAをだまし授業として子供たちにロックを演奏させようとする。最初はとまどい抵抗する子供たちだったが徐々に「その気」になって行き、いよいよ明日がコンテストというその夜・・・・・・・
ええと、よくありそうな話ですが、ズバリ「天使にラブソングを」のロック版と考えていいでしょう。徐々に埋もれていた才能が開花していく下りが「天使にラブソングを1」でコンテストとその周辺が「2」です。
ロック・バカが子供たちにロックを熱く語り、黒板を使ってロックの歴史を授業。その他パフォーマンスの教材として、様々なバンドの映像が流れるあたりがロック好きには抱腹です。それと、クラス全員でロックをするために、必要なのは演奏者だけに留まらず、演出、照明、機材、マネージメント、警備と様々な役割を子供たちに割り振っていくところも深いですね。ある意味「おとぎ話」のようなテイストです。
最後、困難の末にコンテストに出場。止めに来た校長や親たちも演奏を聞いて感動して・・・・というお約束中のお約束で終わるのですが・・・・・・やっぱいつの間にか涙していました。とほほ。