Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

赤いポッチを探して

2004年11月26日 | Diary
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会社では1995年以来ずーーっとThinkPadばかり。今ので4代目。機種で言うと、230(1995)⇒380(1997)⇒600E(2000)⇒R31(2002)という変遷です。
会社から支給されるPCなので、機種については選択肢はないのですが、社内で新しい機種が出まわり始めるとあの手この手で管理部にかけあい、人より早めに更新して来ました。ちなみに周りを見るとwin95のThinkPad380Eあたりがごく普通にまだ使われています。

で、私の現在使用中のR31。最近、動作不安定でそろそろ臨終間近のようです。
先日、臨終間近を理由に更新の依頼書を出したので、今これを打っているThinkPadR31はまもなく交換されます。

ところが! なんということでしょう。最近会社で更新されるノートが富士通のFMVノートなどというぶかっこうなシロモノに変わってしまったようなのです。理由は不明だけど、やっぱコストかなあ。

問題はマウス操作。
一般の人が疑問もなく普通に使っているノートPCのトラックパッドという奴が、ThinkPadderにはどうしても我慢ができないのです。会社や家でPowerBookとかも使いますが、5分もすると背骨の上を虫が這っているかのようイライラムズムズ感に襲われて、とても作業になりません。「慣れ」だということは分かるのですが、でもこんなことでガマンするのは嫌。

(ほぼ)ThinkPadだけが採用しているトラックポイント(赤ポッチ)の優位性についてはわざわざ書きません。これに慣れていない人がトラックポイントを操作する時のとまどいもよく分かります。もうこれは、国民性の相違みたいなもんですね。絶対に合い入れない二つの流派。

で、FMVが来た日のために、外付けのキーボードを購入することにしました。長々書いてまた買い物の話かい、と叫ぶ妻の顔が一瞬目に浮かびましたが。

調べ始めてまず驚いたことに、なんと最近(たぶん2003年)のThinkPadにトラックポイントとトラックパッド(IBMではウルトラナビと呼んでいる)の両方を装備している機種が普通にある。なんとなげかわしや。IBM地に落ちたりー。裏切りものー。
でも、ThinkPadderはそんな臭いものにはすべて蓋をしてしまうようです。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~zumo/d2004_01.htm
1月18日の日記参照。

で、外付けのキーボードはどうかと言うと、やっぱりついてるウルトラナビ。過去にはUSBスペースセーバーキーボードという素晴らしい商品もあったようだけど、今は製造・販売はしていないらしい。ヤフオクにスペースセーバーキーボードが出品されてるけど、これはUSBではなくてPS/2のもの・・・。

まあ、販売戦略上、「慣れれば圧倒的に使い易いけど、慣れないととっつきにくいトラックポイント」だけでは、販売機会が少ないというのはわかるんだけど、熱狂的なThinkPadファンを切り捨てるような販売ライン。ちょっと心配です。

ということで、「IBM USB Space Saver Keyboard 22P5164」の新品、もしくは程度の良い中古を探しています。お手隙のみんな! 早速検索にかかってくれ!