Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

ゴルフレッスン6

2004年11月21日 | golf
朝9時から会社の研修が午前中いっぱい。なんで土曜日にやるかねー。初めてレッスンも欠席かと思いきや、会場に行ってみると出席チェックは名簿の自分の名前に○をつけるだけではないか。○つけて即退散。せっかく会社にきたのでゴルフの時間まで他の仕事してました。

で、11時からレッスン6回目。我々の前の時間のクラスの終了際を見ると、私と同時にゴルフを始めたようなOLがいつのまにかクラブを真上まで振り上げてハーフスイングの練習に入っている。なにー?俺より進歩が早いのか。ややショック。

で、こちらはどうかというと、今回もイマイチよくわからないままの1時間。バックスイングが全然ダメらしい。先生曰く、捻ったつもりになっているだけで、実際は腕だけでやっているそうだ。腕を動かさないように右脇にタオルを挟んで落とさないように降る。頭を動かしてはいけないと言われたので苦労していたら、「頭を背骨の真上から動かさない」という意味で、体重が移動しているのに頭だけはその位置で固定しているという意味ではないんだそうだ。どうも言ってることがわかりにくいんだよなー。

全然練習が先に進まないので、ちょっと先生のせいにしてみる今日この頃。

ここからは日記。
練習が終わってから板橋区役所の松屋で牛丼を食って、家で20分休んでから新宿のシアター・アプルへ。14時から17時まで芝居を見て、なんとなくブルーハーツの音楽に乗せられて歌いたくなり、紀伊国屋前にできたカラオケ館で6時から8時まで夫婦で歌いまくる。ついでに食事もそこで済ませてしまった。
12月のハニフラのフォークロック大会でデビューを目指して、ツイストの「銃爪」とさだまさしの「飛梅」を練習する。無理して声を張り上げるんでノドが痛い。妻はレベッカの「フレンズ」とか中島みゆき。ハニフラのフォークは柏のマーチン親父の集いと違って、あまりマニアックな世界でないのでありがたい。(そのかわりプログレは尋常でなく濃いけど)

ああ、忙しい土曜日だった。・・・って遊んでるだけだがや。


リンダリンダ

2004年11月21日 | act
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鴻上尚史率いる第三舞台の「リンダ・リンダ」@新宿シアター・アプル。

「新撰組!」の土方歳三こと山本耕史が出演ということで、妻がチケットを仕入れる。共演にSOPHIAのボーカルの松岡充君といっても、ここに集うおっさんにはわからないだろう。ワシもうよう知らん。
ミュージカルかよーと正直まったく期待せず、妻のお供のつもりで出かけたのだが、いやー、おもしろかったスー。まず、ミュージカルではなくて「音楽劇」ね。台詞を歌で言うのではなく芝居の合間合間にブルーハーツの曲が入り、物語が進行していく。芝居とコンサートの合体のような形式。ブルーハーツも知らないので事前にベスト盤のCDを買って予習はしていた。

ストーリー。
プロを目指すロックバンド「ハラハラ時計」(この名前で三菱重工や新宿の交番の爆破事件を思い起こす人はかなりのおっさん)のライブで舞台は始まる。しかしバンドはレコード会社のスカウトにボーカルを引き抜かれ、更にドラムは失意のうちに故郷の諫早湾に帰ってしまい、バンドの存続がピンチ。新しいボーカルとドラムを探そうというマネージャー、人前での上がり症を克服しようと児童劇団に入るベース。しかし、リーダーのヒロシは「音楽だけがロックではない。本当のロックを目指す」ため、そして去っていったメンバーをバンドに呼び戻すためにに諫早湾の防波堤の爆破を計画する。最初はまったく相手にされないが、全共闘の生き残りの中年がメンバーに加わり、爆弾やリモコン発火装置の製作に取り掛かるうちに、話は具体化して行く。しかしその情報は既に警察に漏れていた。そして運命の決行日を迎える。

うー、こうして書いてみると全然面白くなさそうだー。確かに今時「全共闘」だの「内ゲバ」だのが堂々と出てくる芝居ってあり? 若い観客(ほとんどが若い女性かカプー)には意味すら通じないぞ。と、思うでしょうが、これが滅茶苦茶面白くて引き込まれる話になってしまうところが鴻上尚史のえらいところか。
ギャグもすべらず、芝居も歌もよし。山本耕史もうまいけど、やっぱ松岡充がいい。ビジュアル系バンドのボーカルってナメてはいけません。売れる人はやっぱ、普通の人とは違うんだなあと思い知るべし。

休憩挟んで3時間10分の長丁場だったけど、最初から最後までまったく退屈することなく、長い長い拍手とアンコールがそこにいた観客全てを魅了したことを正しく語っていました。