武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

米国産牛肉

2006-09-02 10:26:38 | 人間観察
すったもんだの米国産牛肉の輸入再開が始まって約一ヶ月になります。
”売れるのか?”と云った当初の心配を他所に意外や意外、品薄だそうです。

再開直前、マスコミの皆様は
「怖いです~。やはり安全を重視して買い控えますワ。」と云う街の声を集めて報道していました。
(あの人達はいま何処にいるのでしょうか?)

そうこうするうちに、”安全とされる”和牛に拘る人達もその値段の差に心を動かされ、
そして”皆が買ってるから大丈夫じゃない?”と何の根拠も無いのに米国産に手を出し始め、
輸入量の増大要求に米国側の仕事が追いつかなくなり、基準が緩和がされ
なし崩しにワクが拡大していくのだと思います。

そう云った時に、報道はどう云った意見の持ち主を”市民”代表として
テレビに引っ張って来るのでしょうか?

日本人(特にヒステリックに報道するマスコミ)は、
もう少し”安心”と”安全”の区別をしっかり考えた方が良いです。

http://www.asahi.com/life/update/0901/014.html


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