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金魚が4匹

2010年7月にボストンから日本へ帰国。でも、相変わらずな日々です。

Russell's Garden Center

2009年02月28日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
明日からまたストーム警報。
しかも今回は雪が数日続くようです。
最近暖かい日が続いて、外は雪もなく、出かけるなら今日を逃したら、
しばらくはむり。
(っていうより、学校も休みになる可能性があるので、本当に雪かき以外外に出られなくなります)


何か無料もしくは格安のイベントないかなあ、と思っていつも利用するサイトが、

ParentsConnect.com

というサイトです。
自分ちの郵便番号と、行きたい日をチェックしたら、近くで行われているイベントが検索できます。
そこで見つけたのが、Russell's Garden Center というガーデニングセンターのイベント。
温室の中で、鳥と触れ合ったり、ジャムやパンを販売したりするとのこと。
もちろん行くだけなら無料。


高速道路を使って30分。
そういや前回高速道路を走ったときに、路肩に鹿が死んでました。
たぶん、車とぶつかったんでしょうね。

Russell's Garden Center は大盛況!
駐車場を見つけるにも一苦労。
あったかい巨大で清潔な温室には、欧風植物からアジアの植物、はては大仏まで飾ってあって、
とにかくあったかいから、嬉しくなっちゃいました。
インコやオウムに触れられるコーナー。

特に鎖などで繋がれていません。
羽が切られてるのかな?

アルパカの毛で毛糸を作ってました。

フワフワの紐をよりよりして、足こぎの糸紬を使って、毛糸玉にしてました。
そのよこでは、その毛糸を使って、ストールを編んでました。
編むというより、機織に近いような感じです。
三角のストールだったので、大きな三角の枠があって、
その枠にはたくさんの鋲が打ってあって、
その鋲に毛糸を引っ掛けて、行ったり来たりしながら、織っていきます。


そのほか、地域の観光コーナー、マサチューセッツの農場団体によるくじ、
パンやクッキー、ジャムの販売がありました。
最近アメリカでも言われ始めた「地産池消」のコーナーもありました。
今回のイベントではなく常設として、シルクフラワー、鳥かごなどの鳥関係、
種や苗の販売もあってました。
何も特別なものは買いませんでしたが、
久々の暖かい空間での、にぎやかな時間をすごせて、とても楽しかったです。


ケープコッドのポテトチップ工場と博物館

2009年02月17日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
2月休み。夫は仕事なので、私と子供らはいったい何をしようかと思いつつ、
「地球の歩き方」を読んでたら、平日のみ行われているものをみつけて、
日本人の子供&ママを誘って、行くことにしました。


場所は、Hyannis(ハイアニス)。
目的地は「Cape Cod Potatochips Factory」!
ハイアニスはCape Cod(訳すと鱈岬)という細長い半島にある街です。
去年行ったナンタケット島へのフェリーは、このハイアニスから出てるので、
私達は行くのは2度目です。
このハイアニスに、「Cape Cod Potatochips」(ケープコッド・ポテトチップス)の
工場があるのです。
その工場の見学が、平日のみ。もちろん、無料。
最後には、ちゃんとポテトチップスがもらえます。


ポテトチップ工場まで、車で1時間40分ほど。
さあ、見学するぞう!と意気込んでたのですが、
「あれ?これだけ…?」
直進廊下が20メートルくらい。
廊下の窓から、ポテトチップが作られていく様子がわかります。
20メートル歩いたら、ポテトチップの箱詰めまで見られました。
着いた先には、ショップがありました。
特に、ここ限定の味があるわけではなかったのですが、
このポテトチップの袋のイラストのグッズがいろいろありました。
せっかくなので、トートバックを購入。

9ドル99セント。
このデザインで、Tシャツや、赤ちゃんの下着があったり、
マウスパットやマグネットが売ってありました。


1時間40分かけてきたのに、あまりにあっけなくって、これからどうしようかと、
ママ友と思案。
ポテトチップ工場のショップで、たまたまCape Codの観光案内パンフレットを取ってきたので、
それを眺めてたら、すぐ近くに博物館があることがわかり、そちらに寄ってみることにしました。


「Cape Cod Maritime Museum」
おとな5ドル、7歳以下は無料。
小さな小さな博物館で、お客も私達だけ。
Cape Cod周辺は、新大陸アメリカに渡ってきたヨーロッパ人がたどり着く場所なので、
どうしてもそのあたりの歴史関係のものが多いのです。
ここもそうでした。


ヨーロッパから航海するときに使用した船の骨組み。


それと、捕鯨関係。

額に「この絵を見え何を思うか?」と書いてあり、
絵には「鯨が私達の航海を守ってくれる」とありましたが、
結構おどろおどろしい。

昔のおもちゃ(自由に遊んでいい)で、けん玉発見。

チューリップの花のようになってるので、そこに入れます。
眺めてたら、係の人が「日本にも同じものがあるんですよね」と話しかけてきました。
クラフトコーナーで、おもちゃを作ったり、子供が遊べるコーナーで、
さんざんおもちゃであそんで、ポテトチップ工場以上に長居して、
ハイアニスを後にしました。

半日のミニレジャーでしたが、楽しめました。

レンサム・アウトレット

2009年02月15日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
アメリカにもアウトレットモールがいくつかあります。
マサチューセッツ州にある、有名なアウトレットモールが「レンサム・アウトレット」です。
私はブランド物はあまり興味もないし、名前も知らないし、
どっちかっていうと「安物大量買い」派なのですが、
話のネタに、そして最近の節約生活からちょこっとぬけだすために、行ってきました。


高速を走ること1時間弱でつきます。
アウトレットモールは、日本で1回だけ(相模原のちかくだったか?)行ったことがあったのですが、
つくりは似てますね。
というより、日本のアウトレットモールが外国の企業のものなのでしょうが。
いちおう、今日の目的は、私のスニーカー、子供服ってところです。


ついてお店のあいだをうろうろしていると、店内アナウンスが。
「レンサムアウトレットモールへようこそ」というような内容のアナウンスだったのですが、
なんと英語以外に日本語のアナウンスも!
無料配布されていた店舗案内ブックも日本語表記されてましたし。
こちらでは、英語とスペイン語が併記されていることはけっこうあります。
(スペイン語を話す人の割合がとても多いので)
アジア系で併記される場合だったら、中国語と韓国語がまずのせられます。
でも案内ブックには、スペイン語と日本語のみ。
スペイン語は人口比率からもわかりますが、日本語は…。
なんか恥ずかしかったです。
日本人って、いいカモなんだなあって。わざわざ日本からここまで来て買い物する人もいるんですね。


戦利品

NIKEのスニーカー。59.99ドルが45.99ドル。


ほーちゃんの靴。
日本にいるときから光る靴が欲しいって言ってたので、買いました。
アメリカのパトカーを模していて、歩くとつま先(車のヘッドライト)と、
マジックテープ(パトカーのサイレンランプ)が青に光ります。
実は今日一番高額な買い物。39.99ドル。


そのほか、GYMBOREE、OshKoshで子供服を買って、TOMMY HILFIGERで夫のシャツを購入。
この夫のシャツが、定価45ドルが12ドルに!これが今日一番のお買い得。
子供服6着、きくちゃんのカチューシャひとつ、夫のシャツ1枚、靴二足。
これで170ドルだったので、安いといえば安い!

 <高速道路>
帰りはもう真っ暗。
子供達は夢の中。
また明日から節約ガンバリマス。ハイ。


プリマス

2008年11月09日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
初雪はいつかいつかと、びびってる私です。
だけど、日中はそこそこ暖かい日もあり、
寒い日はお天気がよかったりして、雪はまだ降りません。
マサチューセッツの屋外施設系は、
11月いっぱいというのを多く見かけます。
12月になると、積雪で閉鎖するところが多いようです。
雪が降る前にドライブを!!
今日は、Plymouth(プリマス)へドライブに来ました。


プリマスは、1620年、イギリスをでたメイフラワー号がアメリカ大陸にたどり着き、
乗っていた清教徒たちが最初に上陸した土地です。
アメリカの歴史はここからスタートしてます。
アメリカ人にとって、プリマスは誰でも知ってる土地です。
小さな町ですが、観光客は次から次へとやってきます。


最初に「プリマス・プランテーション」に行きました。
ここは、メイフラワー号が着いてすぐの、先住民と、イギリス人の生活の様子が、
実際に見ることができます。
入場受付で、日本語の分厚いパンフレットがタダでもらえました!
(よくみたら定価1300円と書いてある)
言ってみるものですな。
<先住民の住居ブロックにて>
佐賀で言えば吉野ヶ里公園のような感じですが、
現地人や当時のイギリス人に扮した人たちが、
実際に煮炊きをしており、個人の設定もきちんとしてるので、
当時の実際の様子ややり方などを尋ねると、丁寧に答えてくれます。
中には先住民の子孫の方もいるとのこと。
説明は英語だったので、私たちが積極的に聞くことはなかったのですが、
家や畑、家畜まできちんとされてるので、見てるだけでも楽しかったです。
家に入ったら、実際に食事中で、囲炉裏には火が入ってて、そこで料理もしていました。
彼らは数ヶ月の特訓を受けてるとのこと。
一番古い歴史で、この文化レベルかと思うと、
アメリカというのは本当に若い国だなと思います。
だって、このプリマスプランテーションが、吉野ヶ里と同じ扱いなんですから。
それが今や、世界トップの国となる…。
歴史の古い国というのは、やっぱり腰が重いんでしょうかね。
<イギリス人住居ブロックから大西洋をのぞむ>
あの海を越えたら、イギリスをはじめとするヨーロッパです。
海の色は、冬の海の色でした。


さて次に、プリマスプランテーションから車で10分ほど行ったところにある、
「メイフラワーⅡ号」と、「プリマス・ロック」へ。
メイフラワー号のレプリカですが、実際に大西洋を横断させて、アメリカのプリマスにたどり着かせたようです。

小さな船です。
この中で100人以上で約2ヶ月。海の上を漂う不安はいかほどだったでしょう。
ビタミン不足で悩んだようですね。
でもこの航海中に失われた命もあれば、生まれた命もあるとのこと。



最後にプリマス・ロックです。
メイフラワーⅡ号のすぐそばにあります。
これはメイフラワー号から上陸したイギリス人が、上陸したときに最初に踏んだとされる石です。
パルテノン神殿風(なぜ?)の建物の中で守られています。

写真左が海です。


これがその岩。
メイフラワー号がついた年号、1620が刻んであります。
誰がこの岩が、最初に踏まれた岩だといったかは知りませんが、
この岩も、こんなに大切に囲われて、みんなに見られて、驚いてることでしょう…。


アーリントンから車で1時間。
そのほとんどが高速道路でした。
往路も復路もわたし一人で運転したんで、運転の度胸もだいぶつきました。
実はこれは、今月末の旅行(夫の職場がらみ)のための予行練習がてら運転だったのです。
その旅行は、今月末に報告しますが。
昨日の夜中1時に思い立って決めた日帰りプランでしたが、
興味深くて、なかなかおもしろく、お勧めプランです。

Concord観光

2008年10月19日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
うちの家族を知ってる人はわかると思いますが、
日本では、異様なほどのドライブ好きな我が家。
車が来てじっとしてるわけがありません!


今日は、Concord(コンコード)という街に行ってきました。
うちのバイブル「地球の歩き方」によると、
マサチューセッツはもともと、アメリカの歴史上重要な役割を果たしている土地ではありますが、
このコンコードは、アメリカ独立に向けた戦いでの、重要な舞台なのです。
このコンコードと隣のLexington(レキシントン)をあわせた地区が、
独立戦争の火蓋が切り落とされたところになります。
私のアメリカ歴史の知識は中学校までなので、実は良くわかっておらず、
車で近いから~、紅葉がキレイだから~って感じで選んでしまったのですが。
それとコンコードは、アメリカ文学で重要な人物も数人輩出してます。


まずは紅葉散策のためにWalden Pond(ワルデン湖)に。
本当は先週末の方が紅葉はきれいだったんじゃないかと思います。
なんとかギリギリ間に合ったって感じです。

湖は一周散策できます。小一時間ってところでしょうか。
今日は北風が冷たく、九州女の私からすると、真冬の寒さでしたが、
半袖で散策してる人もいました・・・。

(写真の黒いコートが夫で、赤いコートの子供がほーちゃん)
日本の紅葉とはまた、質の違った赤や黄色。
紅葉は朱色に近いのですが、こっちの赤は本当に燃えるような赤です。
日光に透けてますが、実際はもっと赤い。
この湖のほとりで、一人小さな小屋で生活して、後にその生活を著した有名人がいるとのこと。
ヘンリー・ソローという人ですが、私は知りませんでした。
このソローの小屋の跡や、小屋のレプリカもあります。



次に向かったのが、Old North Bridge(オールドノース橋)です。
この橋で、1775年4月19日、イギリス兵とアメリカ農民兵が衝突しました。
このアメリカ農民兵のことをMinutes Man(ミニッツマン)といいます。

襲撃の知らせがあったら1分で農民から兵士になるから、そういう名がついたそうです。
ここには、この戦いで犠牲になったイギリス人の慰霊碑もあります。
その慰霊碑には「3000マイルも遠いところに来て・・・」という文がありました。
今でも遠い距離を2百年以上前にはるばるやってきて、
異国の地で亡くなったイギリス兵士を思うと、胸が締め付けられるような思いがします。
家族もいたでしょうに。
このコンコードとレキシントンの歴史的地区は国立公園になっており、
その名も「ミニッツマン国立公園」といいます。


最後に、Orchard House(オーチャードハウス)に行きました。
ここは、「若草物語」の著者ルイザ・メイ・オルコットが暮らし、
若草物語を執筆した家です。
家の中は博物館のようになってましたが、ツアーに参加しないと入れないとのことでしたので、
我が家は、売店での買い物だけにしました。
売店には、若草物語の本やDVD、マグネット、ブックマーカー、刺繍セットなど。
私が若草物語イラストのマグネット、きくちゃんはそのイラストのノート、
夫は、子供用若草物語(もちろん英語)、
そしてほーちゃんはABC人形。
(くたくたの人形で、ABC・・・とアルファベットの形を人形の体で作るというもの)


秋のニューイングランド、何とか滑り込みセーフで間に合いました。
来週には初雪が降るとのこと。
長い冬、さて、我が家はどうして過ごそうかなあ・・・。