庭の白木蓮が咲き始めた。
一昨年、伐採に近い過激な剪定を受けて一時はどうなることかと心配したが
部分的に残っている枝に花が咲いてくれた。
この花が咲くと春が来た気分になる。
義姉、新型コロナの3回目の予防接種を受けて高熱が出て
義兄の介護もできない状態になり義兄は介護施設に入所中。
印鑑証明を市役所にもらいに行きたいけど、どういうものを持って行けば良いかと
電話あり。
市役所関係など、いろいろな手続きは全部義兄がしていたので急に義兄が
そういうことができなくなって、市民カードなどの保管場所も分からず
困っているようだ。
夫は義姉の家に行き、私は市役所に電話して状況を伝え相談して義姉に伝えた。
市民カードを見つけ出すことができ、今日無事に印鑑証明をもらうことができた。
こういうことは決して他人事では無いなと強く感じた。
夫と私、それぞれ補い合って今はきているが、この年になるといつ突然
何が起こるか分からない。
文藝春秋4月号の石原慎太郎さんの絶筆「死への道程」を読んだが
突然の余命3ヶ月の宣告。
文中の「いつかは沈む太陽だから」が私の頭の中から離れない。
生きとし生けるものはみないつか死ぬのだ。
午後はまたタケノコ山。1メートルくらいに息子が先日切ってくれている竹を
一輪車に乗せて夫の軽トラまで運び積むのが私の仕事。
夫は粉砕機でできた竹粉の始末。
タケノコ山整備、明日は終わりそう。
水分補給の際、上を向いてうがいをしたら、竹と空の美しさが胸に染みた。