『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

カルアミルク ~ボクとオカン~

2006-08-10 | Weblog
おとつい、真夜中に大阪の実家に帰りました。

夜に一度、連絡をいれたのですが
つながらず、突然の帰省となりました。

玄関の鍵をあけ、オカンの寝てる部屋へいきました。

「ただいま!」

「へ?へ?」

でしょうね。
正月以来会っていない息子がなんの連絡もなしに
しかも、真夜中4時に帰ってくるんですから
「へ?へ?」もムリはない。

頭、ボサボサのまま起きてきて
「どうしたん?」
「あ、会議があって、帰ってきててん」

オカンは布団を敷きにいってくれて
ボクはお風呂に入った。

代えの下着はあるけど、パジャマとかない。
だから、普段、オカンがはいてそうなピチピチのゴムが窮屈な
スエット?とはとても呼べなさそうな、ズボンをはかされました。

久々のオカンとの再会です。
オカンも眠いだろうけど、ちょっとは会話したいだろうし
「オカン、ビールある?」

「あ、ごめーん、ビールないねん」
だろね、帰るってわかってたら、用意はしてくれただろうけど。

「あ、でも、カルアミルクあんで」

え?なんで、カルアミルクなんだよ・・・。
ハイカラだな、オカン。

初めて、カクテルを覚えたときって、
カルアミルクだとか、カシスソーダだとか、モスコミュールだとか、
とにかく甘いお酒でした。

ハタチの頃、
カルアミルクを喜んで飲んで、よく酔っ払ったもんです。
今でこそ、大のビール党ですが、当時は、あの甘い甘いカクテルが
大好きでした。
コーヒー飲めないけど、コーヒー牛乳は好きなんです、ボク。

オカンとの会話は30分程度でした。
ゆっくりゆっくり、1杯のカルアミルクを飲みながら
そのお酒の味わいはまるで
母親の愛情のように、甘く優しく大きく包み込んでくれる母性に満ちた
ミルキーな味わい。

ま、おっぱいですな、おっぱい。
大人のおっぱいカクテルです、カルアミルクってやつは。

頭ボサボサだったけど、ちょこんとちっちゃく座って
家族のこと、仕事のこと、いろんなこと、ちょこっと話せて
よかったです。

ちょっと痩せたかな?って思ったけど
体重は変わってないんだとさ。
でも、絶対、細くなってたと思う。
強がってんじゃねーよ。
・・・とは、大阪なんでいわない。

カラダは痩せ細っていくけど、愛情の大きさだけは
いつまでも、絶大であると思う。

「もう、寝るわ」
「あ、そやな、お疲れやしな」

最後にオカンがいった。
「明日、朝、なんか食べるか?」
「あ、いつものパン屋さんのサンドイッチがええな」

「よっしゃ、買っとく、買っとく」

朝、起きたら、家には誰もいませんでした。
みんな仕事にいったアト。

テーブルには、置手紙と、サンドイッチが3個もありました。
こんな食えねーよ。

いつも、オカンは、食べきれないぐらいの料理をいつもいつも
用意してくれるのです。
変わってねーな、オカン。

ありがとう。

真夜中だったけど、あまりにも過ごした時間は少なかったけれど
会えてよかった。
親孝行は、できるうちにしとかなきゃいけない。

また、元気な顔、見せてやろうと思う。
また、オカンのおっぱい飲みに帰ってやろうと思う。

カルアミルクは、母の味。

                               

卯かれぽんち

2006-08-10 | Weblog
あ、すいません、
恋人ができました。

恋泥棒で捕まりそうなラクダです。

大阪土産の羽曳野コロッケに始まり、お寿司が食べたいっていうんで
わがまま聞いてあげたり、最後は、これまたお土産の堂島ロールをご用意してあげたり、

久々のお重3連発。

そりゃ、ボクのこと、惚れますわな。
すいません、モテ期で。

トドさん、自慢してすいません。
ガチャピンさん、ご苦労様です。

このお仕事は、出会い系などに頼らず、来月22歳の女性と出会える
とても素晴らしい職業です。

これからも、下心丸出しで、頑張りたいと思います。

ps 腕を組んでいただいたスーツは5年ほど洗わないつもりです。

  おい、ガチャピン、キモイとかいってんじゃねーよ。