felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

☆3紙比較・袴田さんへの謝罪文を掲載した東京新聞

2024-09-27 10:24:09 | 東京新聞を応援

  58年前(1966年)に起きた殺人事件の犯人と疑われ、死刑判決を受けてから44年となる袴田巌さん(88歳)に無罪判決が出た。東京新聞では1面に大きく再犯無罪を伝える記事を出した中で、「袴田さんに おわびします」と囲み記事で謝罪文を出していた。

  

    58年前に掲載した記事の見出しを明らかにしながら、 「逮捕段階では罪が確定していないのに、袴田さんを『犯人』と報道した本紙にも、冤罪を生んだ責任はあります。 本紙は現在、容疑者を犯人と決めつけない「事件報道ガイドライン」を策定しています。今後も余談や偏見を排した冷静な報道を続けてまいります

と謝罪すると共に、その後の反省とその後に対策をとったことが書かれていた。東京新聞らしいやり方に、読んで拍手を送りたいと思った。

    朝日新聞では、1面に東京新聞のような謝罪文こそ出してはいなかったが、下記のように報道の問題について触れるコメントをだしていた。他社も一緒に併せてみんなそんな時代にいて、その後人権に配慮するようになった~ということだろう。

   

   袴田さん逮捕の頃には、本人が否認していたのに、記者たちは逮捕がいつかを焦点に競い合っていたことを振り返り、人権意識が薄かったと伝えている。報道各社が80年代からは見直しが始まり、容疑者の呼び捨てをやめ「○○容疑者」とし、朝日新聞では、現在捜査当局による情報は断定的に書かない。容疑者・弁護側の主張、反論をきちんと扱う~などと定めているようだ。

   さて、さらに他紙は?と思い新聞を買いにいったが、読売しか残っていなかった。その読売新聞には、このような足下の自分たちの報道についてのコメントはまったく見当たらなかった。

   ところで、冤罪事件で私が思い出すのは、松本サリン事件だ。こちらは、袴田さんの事件に比べればその後のサリン事件で真犯人が早めに明らかになり、冤罪と判明した。でも、事件の最初は、松本サリン事件に(ウィキペディア)にあるように、当初は会社員の河野さんが犯人扱いで報道された。それについて、「冤罪報道の見出し」として前述のウィキに当時の各社の報道が簡潔に纏められている。

    自白があっても、証拠があると警察がいっても、容疑者の段階ではまだグレーであることを忘れずに人権を守る姿勢。法律では「疑わしきは、罰せず」という基本姿勢があることを忘れず、報道もその精神を大切に過去の誤報道にしっかり向き合い、間違いのない「報道」を心がけている新聞を読みたいモノだ

 *残念ながら、産経新聞、毎日新聞、日経新聞は入手できなかった。市内の図書館が休館で新聞を今は読めないので、10月に再開したら、過去の新聞で確認してみたいと思う。あなたが、それらの購読者なら、是非あなたの新聞で確かめて、同様の謝罪やコメントがあったか是非お知らせ下さい。

    

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今日は月が静かに空にいます

2024-08-17 21:55:08 | 惑星・天体ニュース

   今日は、夕方、静かに月が昇ってきていました。

   <2024年8月17日18:36>

     月は、買い物がてら外にでると、予想以上に高めの所に浮かんでいました。まだ、写真ほど暗くはありませんでしたが、月がしっかり見える様に調整したせいで暗くなっています。

    

    背景はこんなに暗くなかったのですが、カメラのお陰で膨らんできたお月様がきれいに撮れました。

    西の空は、まだ明るさを残してこんな様子でした。

   

   今日も金星はみつかりませんでした。19:27までは沈まないはずだったのですが、雲に隠されていたか、地平の木に隠されていたのでしょう。

 ところで、昨日は、台風が近づいて警報もでたりして、月はとてもみられない感じでしたが、私のよく覗きに行くブドリさんのサイトでは・・・

2024年8月 月齢11 台風の合間の十三夜の月

に月がみられたことをアップしてくださっていました。

台風の前、合間にも月がみられる!!! 驚きでしたっ。

   ところで、今、「一億特攻への道」という番組をNHKで見終えたところでしたが、特攻へ向かった人たちの心境、その時の人々が特攻をせざるを得ない状況や、特攻に志願してどういう順番で出撃する人が決められたかなど、非常によく調べている番組で、NHKには批判も書いたりもしてきているけれど、やはり大切な情報をしっかり伝えようとしている人がいるんだ~と感じられました。

  

    画面クリックで様子を見られます。今日から1週間以内ならNHKタイム+で見られると思います。オススメします。

    いま、日本の状況を「戦前」と捉える人がいます。私もそう思っています。私たちが、戦争の始まる前に見過ごすと、戦争はウクライナ、ガザを見ても分かるように、1度始まると止めるのは非常に難しいです。のんびりはしていられません。沖縄がどんな風に変化しているか、日本の防衛予算がどうなっているのか。防衛予算を増強したり、敵になりそうな国に対抗して連携国を演習を強化することが平和につながるのか。かえって、敵国の危機感を煽ったり、刺激して、軍拡のエスカレートを招くのではないか。過去から真剣に学ぶべきでしょう。

    5紙比較でみる沖縄の今 という話を6月に書きました。あなたの読んでいる新聞ではテレビ番組では沖縄の今をちゃんと伝えていますか?情報統制なんかが始まる前に、しっかり日本の今の状況を正しい情報からキャッチしておかないと!

   「敵基地攻撃能力」を付けると防衛予算を拡大させ、どんどん沖縄の南西諸島を要塞化している長期政権。こんな政権を許し続けたら、日本も戦争に向かっていってしまいます。

   

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5紙比較でみる沖縄の今

2024-06-24 14:51:25 | 日記

 さて、久しぶりに大手新聞5紙の比較をしてみます。なんで、比較しようと思ったか。防衛費をどんどん増大させて、沖縄の南西諸島を中心に軍時強化。台湾有事にそなえ、米韓日で合同練習をする政府の姿を 沖縄慰霊の日の翌日各紙がどのように伝えているか。それで、みんなの読んでいる新聞がいかに違うかを、浮き彫りにできると思ったからです。

 さあ、見てみましょう。

  

    毎日新聞が手に入った時は偶数で写真に撮りやすかったのですが、5紙は1紙分が半端になってしまいます。

  まずは、上の4紙から見ていきましょう。上の1面の写真だけを見ても、明らかに違いが分かりますね。

  日経新聞

  1面には、まったく沖縄の記事はありません。目を凝らしてみると、左上に「沖縄 慰霊の日 戦後79年、平和を誓う」として、社会面に書いてあると示す文字があるのみ。目立つのは「グリーン水素」そして、中面の経済教室にも「原発を水素の供給源に」の大きく掲載があって、何だかなあ・・・私は水素に原発の言葉には不信感のみ。

  さて、社会面を見ると、下のように大きめの記事にはなっていましたが、慰霊の日の式典での平和の誓い、挨拶を右に短冊のように細長~~~く小さく扱い、あとの大半は過去の沖縄戦の惨状を伝える過去の文化財の保全の話だけ

     

     今現在変貌している沖縄の現状については、語られていませんでした。

 

  産経新聞

   1面は、自民党の総裁戦や天皇の訪英の記事で、沖縄の記事がないかと思いましたが、よく見ると、1面の下半分にちいさく記事がありました。(それを切って、下に掲載)

     慰霊の日に平和誓ったという式典の記事です。

    そして、最後に<20面の挨拶要旨>と書いてあったので20面をみると、紙面は確かに大きく使っていますが、式典での首相の挨拶要旨、玉城県知事の平和宣言一部の掲載にほぼ3割を使い、残りは「従軍看護婦すくぶん全う」というタイトルで、「ひめゆり学徒隊」を率いた後、戦後は米軍の仮設病院で看護婦長も勤めフローレンス・ナイチンゲール記章を受賞した看護師さんの過去の話を掲載。

    そして、日経新聞同様、現在変貌している沖縄の現状については、全く触れられていませんでした

  朝日新聞

    1面は、大きく「79年記憶よぎる沖縄 慰霊の日 知事、南西シフト『不安』」として、しっかりと、近年中国の軍拡をにらんで日本の南西シフトが進み、自衛隊駐屯地の新設や新部隊配備が続き、沖縄の玉城知事が追悼式で沖縄県民の強い懸念を述べたことが書かれ、25面には全面を使い私が昨日書いた高校生の平和の詩「ここから」、そして、玉城知事の平和宣言は日本語、うちなーぐち、英語も全文、岸田首相の挨拶も下のように全文掲載されていました。高校生の詩をとても大切にした いい紙面と感じました。

    3面では、「ひと」欄で沖縄で琉球王国の米国からの返還に尽力した女性の話、6面では、「沖縄慰霊の日に思う」として読者の声を前日に続き掲載(写真は省略)。29面では「地上戦の傷跡 今も」の大きなタイトルの下に、礎に祈り「過去からまなばねば 戦地の土も使い辺野古の埋め立てを進めることへ反対している~と伝え、今現在の辺野古の話も含めて沖縄の慰霊が過去の過ぎた話でないことを伝えていました。

25面 29面

紙面をたくさん使って、沖縄で今、何が進められているのか、戦争の足音が響いている危機感を読者に伝えてくれていました。

  東京新聞

   1面は大きく「自衛隊拡張『強い不安』」沖縄戦79年 慰霊の日 朝日新聞よりさらに踏み込んで、沖縄県での自衛隊の拡張の怖さに強い危機感を伝えていました。

   2面、16面、17面、18面でさらに大きく掲載。

   2面では、「防衛力増強『まるで戦前』」沖縄『慰霊の日」県民憂慮として、「抑止力」の強化の名の下に進められている防衛力強化は地域の緊張を高める。来年度に相手国領内を攻撃できる射程を約200キロから一挙に約1000キロに伸ばす地対艦誘導弾の能力向上型の配備は、これを沖縄におけば中国本土が射程圏内となり、反発は必至。有事に自衛隊などの使用を想定した「特定利用空港・港湾」に那覇空港と石垣港が含まれ、県の担当者は「相手国から標的になる怖れがある」と危機感を示す。有事の住民避難計画では、先島諸島の住民約12万人を九州や山口に待避させる想定も進めているという。

   朝日新聞以上に、現実に進んでしまっている政府が進める無茶苦茶な防衛力の実態が分かり易く説明されていました。

   

   具体的に地図もいれて、何が沖縄の島々で進められているかをしっかり伝えているのは、この東京新聞だけでしたので、この記事を高く評価したいと思いました。知らなかった方は、是非拡大して、しっかり読んでみてほしいです。

  さらに、16面、17面、18面を見ていくと、

  下の左17面 右16面 「もう戦場にさせない」「その名を記憶を青空に響かせ」と学生から戦争体験者まで様々な沖縄の人の思いが伝えられています。大きくて割愛してしまいましたが、この右の16面の下には、岸田首相と玉城知事の挨拶が全文掲載されていました(ただし、玉城知事の英語は訳文のみ*昨日英文をこのブログのココに掲載)

  

   そして、18面には「集団自決息絶えた母」の話と、昨日私がここ打たれた高校生の平和の詩が全文掲載されていました。

  

  この圧倒的に紙面をさいて掲載した朝日新聞と東京新聞の沖縄慰霊の日の記事を読んだあと、さて、日本人に1番購読されているという読売新聞を登場させると、その貧弱さに圧倒されることでしょう。

  読売新聞 

  

  1面の真ん中下に「沖縄戦79年誓う」と見えている記事を、全部読めるように下に出してみました。

  読売新聞で、沖縄を扱った記事は、この1面の細長い式典の岸田首相と玉城知事の言葉を引用しての説明。その他には、8面に、岸田首相挨拶と玉城知事平和宣言、高校生の平和の詩の全文掲載に稲嶺元沖縄知事の小さめの回顧記事。そして、社会面に載った下の「殺し合いもう二度と沖縄慰霊の日」に沖縄の悲惨な戦争体験と、高校生の平和の詩の説明、それだけでした。

  読売新聞では、日経、産経と同様に、現在変貌している沖縄の現状については、全く触れられていませんでした。

   

 

   朝日新聞、東京新聞は、沖縄慰霊の日に当たって、日本全国の人が知らなければならないのは、沖縄の過去の話だけではない。現在の沖縄の基地機能が格段に強化され、「戦争前のようだ」という状況こそ、読者に伝えなくては!と、国民の立場にたった記事を書いてくれています。

   それに比べて、日経新聞は、ビジネス紙だからと沖縄のことへの扱いは1番小さい。

   産経新聞読売新聞は、どちらも沖縄の過去の事には触れてはいるが、現在どのように変化しているかは、知らせる必要がないと考えている新聞のようで・・・現状の問題については、玉城知事が平和宣言の中で県民の不安を述べていたとの説明を引用するに留めています。しかも、どちらも〆は岸田首相の言葉でした。

産経新聞では、岸田首相は「政府として重く受け止め、(沖縄の)負担の軽減に全力を尽くしていく」と述べた。

読売新聞に至っては「戦争の惨禍を二度と繰り返さないという決意の下、誰もが心豊かに暮らせる世の中を実現する」と誓った。米軍基地の集中による負担の軽減に向け、西普天間住宅地区の返還跡地に来春、健康医療拠点ができることを踏まえ、「成果を着実に積み上げる」と強調した。

   これでは、沖縄県民が今の状況を「まるで戦争前」と感じていることなど、読者に全然伝わりませんね。日本の米軍基地の大半を担っている沖縄が今、大変な負担をさらに抱えさせられることに不安や怖さを感じているというのに。それを伝える気持ちがない新聞だということです。沖縄のことは遠い他の国のことではなく、私たち日本全体の問題なのに。

   昨日ブログに書いたように、空襲が沖縄、長崎、広島、東京だけでなく、全国に広がっている話、実は千葉空襲もそうですが、軍都と言われる軍関係の施設があるところが、空襲にあっています。わが家のそばにも、今、自衛隊の基地があります。沖縄の話は、日本の私たちの問題です。

   先の戦争では、原爆を2回落とされるまで戦争を止めることができなかった日本。

   ウクライナもガザをみても痛いほど分かります。戦争は、そもそも始めてはいけない。始まらないように、脅しあいをやめ、軍縮へと向かわないといけないのです。一度はじまったら、戦争は大きな犠牲を両方に与え尽くすまで、止まらない。

   だから、外交をさらに強め、戦争を始めないことにこそ、力を注ぐべきなのです。簡単に「抑止力神話」に従って、武器を持ち合って脅しあえば、いきつく先は戦争しかありません。笑っているのは、武器を売る商人たちとそれにつるんだ政治家たち。犠牲になるのは、いつも国民、私たちです。

   日本が米国のいうままに武器の大人買いをさせられ、米国の防衛の最前線に立てられて「戦争が始まったら、最初の標的、防波堤」になる道を選んでいること、気づいていますか? もし、平和な生活をこれからも送りたいと思っているならば、是非、毎日読む新聞には注意して下さい!!!

   図書館ならいっぱい新聞が揃っているはずです。買わなくてもいいので、他の新聞と大事な時には是非比較して読んでみて下さい。

   そして、みんなが平和な生活を送り続けるためには、必要な情報をきちんと与えてくれる新聞を選んで読むようにしてください。

 

*毎日新聞は、今回も入手できませんでしたが、ネットで検索すると、

沖縄には1972年の日本復帰から52年が経過した今も、面積比で全国の米軍専用施設の7割が集中する。さらに、政府は近年、安全保障環境の悪化を理由に、陸上自衛隊の拠点開設や部隊の増強を進める。今後は那覇市を拠点とする陸自第15旅団を2027年度までに「師団」に増強する他、台湾に最も近い与那国島の陸自駐屯地にもミサイル部隊の配備を計画している

 など、しっかり書いていて、朝日新聞や東京新聞と同じに評価していいと思います。

 ただ、私自身は現在朝日と東京新聞を両方とも読んでいて、どちらかというと、値段も他の新聞より安く読者にやさしい上に、歯に衣着せぬ真っ直ぐな主張を伝えてくれる東京新聞をイチオシしています。坂本龍一さんも推していた東京新聞、あなたも読んでみて下さい。

 

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公明党は政権離脱すべし!!!

2024-02-20 13:42:54 | 日記

  自民党が支持率下がっても立憲や他の野党支持率が伸びない。

  ここは、野党がしっかり頭を使って選挙でひとりでも多く国会に野党を増やし、このでたらめな政治にストップをかけてもらいたい。

  そして、国民には、この自民党に「NO!」を突きつけることの大切さをしっかり理解して、せめて自民党以外の人に投票をしてもらわないと、日本は潰れる。

  まず、公明党に動いてもらおう!!!そうすれば、いまなら、まだ間に合うかも知れない。公明党を揺さぶる世論を盛り上げたいです。

  なぜ、敵基地攻撃能力と言いだし、防衛予算を拡大していく自民党に、いまだに公明党が与党として手を貸し続けているのか、理解に苦しむと何回かこのブログでも書いてきた。

 それが、自民党の統一協会との密接な関係や汚い裏金問題まで明らかになっても、43兆円の防衛費拡大路線、武器輸出緩和の軍国ニッポンへの回帰をねらう自民党の本質が明らかになっても、なおまだ与党に居座り政権離脱せずついていく公明党。想像を絶する。

 昔の野党だった公明党は違いました。平和運動をし、平和憲法を守ろうとし、国民の立場に立っていました。今の公明党は、まったく見る影もないです。
 沖縄で半旗をあげた野原さんのような創価学会員もいます。公明党の新聞には、一切掲載されなかったようですが、東京都で山口公明党代表と同じ選挙区で闘いました。あなたが創価学会の方なら、是非 公明党がこのままでよいのか、集会で話題にしたり、本部に訴えてほしいです。

 まずは、野原さんのこと、参院選についてはココから、衆議院選挙で山口代表と闘った時の話はココで読んで、まず知ってください!

 そして、ぜひ一人でも多くの人が、小さい動きでもいい、テレビや新聞にその話をもっと大きい声で報道するように、今のこの自民党政権にNO!を突きつけましょう。金権体質でお金目当てで、国民を忘れている自民党に、国民はそんなに甘くないことを思い知らせましょう。

 創価学会の友達や親戚のいる方は是非 この話を伝えて下さい。これで、盛山の不信任に反対票投じる公明党はなんのために国会にいるのか!自民党内からも「加藤の乱」のように立ち上がる人はいないのか!それを書いて、自浄能力を問うのもいいと思います。

 第2の加藤さんが一人も出ない自民党に、これからも投票するなんて、とんでもないことです!

 もちろん、こんなに自民党のやりたい放題に歩調を合わし続ける公明党への投票もとんでもないです!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そして、ここから話題はかわりますが、今朝の朝日新聞朝刊。下の記事を読んで下さい。 

 

         

   *すみません。1番下の段の右が切れてしまいましたが、「(装備)品の調達費が上昇し、43兆(円)」です。

   要するに、防衛費43兆円では足りない。円安や物価高で、もっと増額しないといけないと あろうことか積み増しする議論を活発化させようとしているんです! 増税は先送りで言葉を濁してきた岸田政権ですが、これからさらに税金を防衛費にもっていこうとしているんですよ。

   平和憲法のもとで、どこまで軍事国家をめざしていくつもりなのか。今、止めなくて、いつ止めるのですか?いつまで許すつもりですか?

   有識者会議のメンバーに読売新聞グループ社長も入っていますね。(北岡伸一氏も入っていますね)

   このブログでは、日本人に1番よまれているこの新聞の危険性についてもずっと懸念を示し、6紙比較や5紙比較で新聞がいかに違うかということ。漫然と景品につられたり、習慣のまま読んでいると、とんでもない未来につれて行かれますと傾向を発しています。17人の有識者会議に入って、社長は、この43兆円では足りないというのに賛同したと思いますか?反対したと思いますか? 読売新聞を読んでいる方は、ぜひ、他の新聞(東京新聞をこのブログではイチオシしていますが、上記のように朝日新聞、そして、毎日新聞は悪くないと思っています)と是非、たまには図書館で読んでみたり、1000円弱で全部買えるので比較して読むことをお薦めしています。月に4000円以上払っていて、いいものを読まないのは大損です。しかも、東京新聞は他紙より1000円近く安いです!

   

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読売新聞で大丈夫?!(辺野古軟弱地盤側の着工の記事で他新聞と比較)

2024-01-11 14:27:15 | 日記

   さて、6紙比較を本当はしたかったのですが、近くのコンビニでは最近 毎日新聞を売ってない。産経新聞はあるのに!!!

  日本ABC協会によると、22年上半期の全国紙の発行部数は。「 朝日新聞は約430万部、読売新聞は約686万部、毎日新聞は約193万部、日本経済新聞は約175万部、産経新聞は約102万部」とあり(ココ)、毎日新聞の半分の発行部数の産経は売っているのに、謎 毎日新聞が売ってないのだろう? 通勤する仕事を辞めてしまっているので、駅では以前は買っていたが、今は入手が面倒で・・・残念。

  参考のため、東京新聞は、発行部数が分からなかったので調べてみると、2022年の総販売部数としてココに朝刊407,777部、夕刊133,708部と書いてあった。そうか、東京新聞は産経新聞より読まれていないのか。それとも、全国紙でないからか?中日新聞と合わせるとどうなのだろうか?

  とりあえず、駅売りなら毎日新聞も東京新聞もだいたい入手できるはず。是非この新聞比較を読んで、読売新聞を購読していて「大丈夫かな?」と疑問を持って下さった方は、他紙を、特に東京新聞を読んでみてほしい。図書館にも置いてあるはずだ。(但し、東京新聞は、配達エリアが関東周辺だけなので、その場合はネットで読んでください。購読も可能だ!*東京新聞からは1銭も頂いていません

  さて、今回は5紙になっている説明が長くなってしまったが・・・さっそく、比較してみよう。

  

  **日経新聞は、ちょっと経済紙のイメージなので、奇数で写しづらかったので後で登場させるのでご了承下さい。

  さあ、4紙をみて、右の2紙と左の2紙の違いが歴然で、驚きませんか?

  右の朝日新聞と東京新聞には、「辺野古軟弱地盤 国が着工」「辺野古軟弱地盤側で着工」と、大きく沖縄の辺野古の話が掲載されているのに、読売新聞と産経新聞では1面にはその記述が一切ありません! 違いが歴然!!!

 では、まず、国が辺野古で新基地を建設を始めた埋め立ての軟弱地盤問題が新たな局面が国が踏み出されたことを書いている新聞から見ていきましょう。

 東京新聞:1面で大きく取り扱っている。「沖縄知事反発『乱暴で粗雑」として、丁寧な説明を続けるといいつつ「代執行から13日対話なく前倒し」にして海域に石材を投入し始めたことを非難したことを記載。住民失望「この国に地方自治はないのか」の見出しで、普天間の危険は解消したいが様々な思い(諦め、普天間の危険除去は必要と心が揺れるなど)の沖縄の人々の気持ちを説明。3面では、大きな「普天間返還一体いつ」の見出しに「辺野古工期9年 長引く可能性も」として、政府がきのう10日の午後から軟弱基盤で最深約90mという国内の地盤改良船では施行実績もないような難工事に取り組もうとしていること。岸田首相が「世界で最も危険と言われる普天間飛行場の固定化は絶対にさけなければならない」といいつつ、この難工事には最低でも9年3ヶ月はかかり、それでもし新基地を引き渡しても、普天間の返還がすぐに実現する保証はないことが明らかなことを示している。「識者『国の主張は詭弁』」として沖縄大教授の「12年後に(普天間が)絶対に返還されているかどうかは分からない」見通しの暗い工事より別の方法への検討が必要との意見が書かれていた。   

 朝日新聞:1面では能登半島地震と並べて大きく掲載。「辺野古軟弱地盤 国が着工」「玉城知事『粗雑な対応』」として、東京新聞と同じく難工事で工期が9年3ヶ月になる見込みなこと。普天間の代替施設建設に供用開始までには12年かかる。総工費は当初の見込みの約2.7倍の約9300億縁に膨らんでいる~と説明。さらに27面では、「対話なく強行 憤」の大きいタイトルに「玉城知事『沖縄の民意軽視』」で、玉城知事の希望した面会も実現させずに工事の着手を強行する政府の民意軽視のやり方への沖縄の人の憤りが伝えられている。また、「遺骨眠る土使用、人道上の問題」として、埋め立てのために沖縄の激戦地で遺骨が地中にまだあるとされる沖縄本島南部が未だに調達先に追加されたままなことに抗議。遺骨収集団体の代表がハンガーストライキを始めて抗議していることも写真入りで大きく紹介。さらに、全国の約200の地方議会から調達先にしないよう求める意見書を出したことも書き加え、27面の全面を辺野古関連の記事で埋めていた!

 東京新聞と朝日新聞は、ほぼ同じか、今回は朝日新聞の方が強い思いで書いていると思えた。27面は特に素晴らしかった。

 読売新聞:1面は能登地震と株が34年ぶりの高値になったことのみで、沖縄の辺野古については無言。辺野古について触れた2面、4面。これは、下に記事を転載したので、ご覧下さい。

   

   2面には、「辺野古工事 前再開」「移設完了 30年代半ば目4面には「普天間返還へ1歩前進」「辺野古再開 計画大幅遅れ」のタイトル。内容は、大幅に遅れている危険な普天間の1日も早い返還のため、辺野古工事を玉城知事が移設に反対しているが、再開した。地域振興のためにも「早く移転してほしい」という宜野湾市の不動産業の女性の言葉が沖縄の人の声として添えられていた。

   普天間返還も沖縄の人たちの願いだが、2019年に実施された沖縄県民投票で、辺野古埋め立てによる新基地計画について「反対」が72.15%にのぼった沖縄県民の民意をまったく無視。そのことに痛痒を感じない政府と同等の立場の記述となっている。見込みが大幅遅れで代替施設の完成までに9年3ヶ月、移設には約12年はかかると書いて有ったが、軟弱地盤について問題することなく、砂杭を打ち込み、地盤を改良するとの記述のみ。軟弱地盤では難工事や予算のさらなる必要が予想されている可能性については一切触れない書き方になっていた。

   読売新聞は、民意を無視して進む政府の側に徹底的に立っている新聞だと分かる。

   産経新聞:1面には、「池田議員 廃止決定後に要求」「幹部再協議で難色も継続」「パーティー収入還流」「泣きが入っている」など自民党のパーティー券問題と、能登地震の記事で辺野古の記事はなかった。ただ、2面には辺野古「地盤改良工事に着手」「知事反発『極めて乱暴』」とした中で、かろうじて軟弱地盤のある地盤改良工事に着手とは書いてあった。4面には「辺野古巡る鳩山元首相の迷走」というのがあり面白かった。鳩山由紀夫元首相がXに「沖縄県民の声を聞く良心はないのか」と投稿したことについて、鳩山氏が「最低でも県外」と選挙時に訴えていたのに、紆余曲折の末に辺野古を移転先にする共同声明をだしたのに、指摘を受けると「外務省に偽りの文書をみせられ、それを信じて辺野古に戻した」と自分を正当化していることを批判的に書いていて、それはそれで指摘するのは正しいと思った<*最後の追伸で、さらに詳細>。

   さらに、20面では「『やっと』『だまし討ち』」「辺野古着工地元賛否の声」と、沖縄県民の声を読売のように偏ることなく、「(だまし討ちだ。(反対の)大集会を骨抜きにしようとしたのだろう」などの声ものせ、勿論最後は移設工事賛成派の言葉で終えているものの、産経新聞の方が読売新聞に比べれば、少なくとも今回は「ジャーナリズムとしての健全さ」が感じられた。

   最後に、残った日経新聞について紙面をお見せしてみてみよう。

  

    日経新聞:1面は、「中国、世界に衛星通信網」「亀田製菓CEOがまく『夢の種』」。読売や産経新聞と同じく「辺野古」についての記載はゼロ。ただ、4面でまずまず大きい記事で「辺野古、地盤改良に9年超」「普天間返還の前提、対処急ぐ」「政府、工事に着手」「専門家の見方」というタイトルで、図も入れて軟弱地盤の改良工事となり、工事が順調にすすんでも30年代半ば以降になること。知事が「一度たりとも面会する機会をもらっていない」と極めて乱暴で粗雑な政府を批判して政府に協議を求めたこと~には触れていた。ただ、専門家の意見は一方的で、工事の再開を代執行も肯定、1つは地方自治法改正まで検討を示唆する酷いモノだった。

    毎日新聞はネットで確認しても「国が辺野古代執行 沖縄の声押しつぶす強権」と社説にでており、、多分、朝日や東京新聞と同じ沖縄県民や、人々の声を無視せず向き合う記事になっていたと思われるが、ここに掲載できなくて残念でした。

   かくして、「新聞はどれを読んでも、同じ」とはまったく言えないこと。日々、毎日読む新聞にもっと注意を払わないと、いつのまにか、間違った情報に染まって、社会を理解する判断が狂う危険性があること。特に、よりによって日本人の購読者が1番多い新聞で、情報の出し方が政府側に立ちすぎていることの怖さを感じた。読売新聞を購読されている方、本当に自分に相応しい情報を受け取れているのか、是非とも1度、他紙と比較してみていただきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追伸) どうして、民主党は「最低県外」を覆したのか? 

   実は、東京新聞も、反対派以外の県民の声を届けていたのにも注目していたが、沖縄の人たちは普天間からの移転が急務であると思い、民主党に政権を託した。ところが、民主党は「最低でも県外」といいつつ十分な説明がないまま「辺野古移設」を決めた。

私も、鳩山元首相のこの民主党のやり方には不服をずっと持ち続け、鳩山さんは十分な説明責任を果たすべきと思っていたので、それを指摘した産経新聞は悪くないと思った。「野党を頼りない、信用できない」という人がいるが、私はそれでも「野党の方が、今の自民党や、それにくっつく公明党よりよほどまし」と思っているだけだ。だから、野党も、ちゃんと説明責任を果たす姿を今からでも見せて、国民の不信をしっかり拭ってみせてほしいと思う。

   どうして、民主党は「最低県外」を覆したのか?について、ココに説明をみつけた。

鳩山氏への援護射撃が……。鳩山内閣で総務大臣だった立憲民主党の原口一博・衆院議員だ。原口氏は12月29日、鳩山氏の投稿を引用し 《65海里以上、普天間から離れたところに基地を移すことは、アメリカが許さないとする文書。この嘘を鳩山総理に見せて「国外、最低でも県外」移設を断念させた者がいる。(中略)鳩山さんが持っている(私もコピーを保持)文書には、外務省と防衛省の実在の人物の名も記されている。その2人は、「出世」している。まさに平成のゾルゲ事件だ。アメリカなら国家反逆罪が適用されるような事件だ》  と、鳩山氏の説明を擁護している。  これが本当なら大事件。ぜひともその文書を公開してもらいたい>と書いてあったが、 私も是非、このコピーを今からでも公開してほしい。外務省と防衛省の人物にも、ちゃんと説明してもらいたい。

 

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金星と水星のみで、月に会えず残念な1日

2024-01-11 10:51:28 | 惑星・天体ニュース

   昨朝は、まだ最後の極細月が見られる日でした。天気もよく外を見ると金星が燦然と輝いていました。でも、水星はまだ低いところにいるようで、見つけられませんでした。

   でも、しばらくすると、水星がチョコリと顔を出しました。   

   

     建物の屋根のアンテナの上が明るい金星。屋根を左に見ていくと、小さな点がみえるのが水星のようです。

    ということは、これは月はこの建物の裏。とても夜が明けるまでには見られそうにありません。家人は要介護3。自分でできることはできるだけやるように誘導してはいますが、難病を抱えて手が不自由で、着替え、入浴、歯磨き、自分でできません。痛みに弱いせいか腰痛を抱えていると痛いので動かずに横になっていることが多く、何だか痛さとか不自由さに負けていて、自分から意欲的に動こうという気持ちを失っていて・・・私が、月が沈むからちょっと外にでて見てきたいと言っても、「ちょっと待って」と言われている内に、外に出られたときは、月が見えなくなってしまっていました。

    こんなにいろいろなことをやってあげているのに、私の月を撮ってくる短い時間も自分を優先かと呆れるような情けないような。介護って、ほんとうに大変です。傷つき弱っている側は、やさしくしてほしいと思うようですが、介護する側だってやりたいこともいっぱいあるのを時間を割いて助けてあげているので、そうそう天使のように行動出来るわけがありません。

    最近は、デイサービスを利用して助かってきたのですが、本人が調子が悪くなるとデイサービスを休みがちになり、ちょうど年末年始も重なって、ここ20日近くデイサービスにいかない結果となり・・・そこに大掃除や正月準備も加わり、かなり私も疲労困憊状態。そこへ、月さえもいるのが分かっていて見にいけない。かなり、がっかりでした。

    今年の正月は、そんな疲れた中で迎えたせいか、元旦に食べたお餅で奥歯の詰め物がとれてしまったのを始めてとして、元旦夕方の能登半島地震や2日の羽田空港の人災と思える事故のニュースに心が痛み。散歩に出ると膝にこれまでない違和感を感じて不安になったり、去年暮れにこのブログの「さらに丸くなった月が昇ってきましたっ(知らなかった!鼻血の対処法)」でも書いて解決済みと思われた鼻血が 朝にまた出るようになったり・・・。膝はサポーターを買って、鼻血は前回説明したやり方ですぐ対処はできたものの、正直、いまひとつ冴えない感じが続いていた時なので、何とも昨朝は、前日の曇りで金星と月の接近を楽しみにしていたのに見られなかったのに続いて、またも月も見落としてしまったぁ~と、トホホの感じでした。

   今朝、見られたはずのお月様を9日に続いて、「銀河鉄道の月Ⅱ」ブドリさんが、「2024年1月 月齢27 極細の月・金星・水星」にアップしてくれていたので、そのお月様や惑星の写真を見て心を慰められました。

   歯医者が詰め物の金属も昨夕処置してもらえたし、少しずつうれしいニュースをよこしてくれる友人もいたので、ここからは、もう少し上へと気持ちを入れ替えて行かないと~と思ったことでした。

   被災地の方たちのことを思えば、小さいがっかりでめげている場合ではありません。自分のできることをやっていくだけです。   

   今日は、書かなくてはいけない大事なことが新聞に書いてあったので、また新聞比較にチャレンジするつもりです。皆さんは、辺野古で今何が起きているか知っていますか?  毎日新聞が手に入らなかったので、5紙比較となりますが、少々お待ち下さい。

     

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地震情報は、東京新聞が1番いい!(小沢彗一記者について)

2024-01-10 11:16:27 | 東京新聞を応援

   今朝の東京新聞に他の大手新聞にはない記事が掲載されていました。これは、かねてから東京新聞では記者の小沢彗一さんが気づいて、著書「南海トラフの真実」で詳細を明らかにしてきたことですが、・・・。

   (前書きからみると)

   私が南海トラフ地震の確率が「水増し」されていることを初めて 知ったのは2018年。それまで科学的根拠に基づき算出されている と思っていた確率が、いい加減な根拠をもとに政治的な決められ 方をしていたことに、唖然とした。 また、取材をしていくと、防災予算獲得の都合などから、南海ト ラフ地震が「えこひいき」されて確率が高く示されるあまり、全国の他の地域の確率が低くとらえられて油断が生じ、むしろ被害 を拡大させる要因になっている実態も見えてきた

   西日本から東日本の太平洋側を中心に、大きな被害が予想される「南海ト ラフ地震」。この地震がこれから30年以内に起きる確率を、政府は70%~ 80%と予測する。この数値の出し方に疑問を持った小沢記者が、その数字を決定 した会議の議事録や予測の根拠となる室津港の水深を記した古文書など を探し出し、南海トラフの確率の出し方が「えこひいき」されている真実 を突き止めた本だ。

   

   

   そして、ややもすれば、地震の危険を強調して地震予算を増大してきた政府に棹さすような隠したい事実に「科学的な事実は、曲げてはなられない」という立場の小沢さんを守って真実を伝える彼の背中を押して、この本の基礎となる連載をしてきたのが東京新聞だ。 

  連載では「30年以内70~80%」とされる南海トラフ地震の発生確率は予算獲得などのために「水増し」された数字であることを報じた。2020~22年に連載し、20年に科学ジャーナリスト賞、2023年10月に菊池寛賞を受賞した

 小沢記者は「現時点で精度の高い予測は不可能」と説明。南海トラフ地震の確率を意図的に上げることで、他の地域に油断が生まれ被害が拡大している実態に触れ、「政治的都合で科学を曲げるようなまねをするのは言語道断」と語った。(ココより)

    是非、この本も読んでほしいが、下の今朝の東京新聞でも概要を知ることができる。

     

     

     都合の悪いことを知った時、「ごまかす」「見なかった振りをする」「もみ消しに走る」、「最善を尽くし対応する」。あなたなら、どう行動しますか?

     日本人ひとりひとりが長期政権の残した「忖度」という悪癖と一切決別して「最善を尽くし(将来2度と同じ事が起こらないように願い)対応する」。この態度なくしては、日本は坂を転げ落ちて、後顧の憂いを残すだけですね。

     私は、時々5~6紙比較をこのブログでしますが、まず1番に.安い上に内容がいい「東京新聞」を、次に.「朝日新聞」、「毎日新聞」 を評価しています。

   読売新聞を日本人の大半が、値段も高くて内容もひどいのに読んでいることが、わたしには本当に理解できません。是非、図書館で一度読み比べてみて下さい。月4000円以上のお金を払い、毎日読んでいるモノに、そう無関心で適当に選んでいてはおかしいでしょう?

   *東京新聞を、私は、朝刊のみ購読3300円(税込み)で読んでいます。

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あなたの読んでいる新聞は大丈夫?(5紙比較)

2023-12-21 22:44:33 | 日記

  パーティー収入不記載問題という、自民党への国民の信頼を根底から覆す事実が、旧統一教会との関係発覚についで出てきたことで、政界にどれくらい逮捕者がでるのでしょうか。検察がどの位 持てる力を発揮してくれるのでしょうか。

  この長期政権を終焉させないと日本はとんでもないことになると、ずっと警告を発してきた私ですが、今がまさに日本を転換させる正念場です。

  当然ながら、そんな大事な時には、新聞比較しないと~と思いつつ、忙しさにかまけて遅くなってしまいましたが、正直なところ、ここまで酷いので、さすがの読売、産経新聞も、自民党側についたことは書けないだろうから、大した差はでないのではないかと思ったこともありました。

  ということで、新聞を揃えてからもすぐ書けず、一昨日の20日の、しかも毎日新聞は入手できず5紙を比較したご報告です。予想通りだったかどうか・・・。まずは、産経新聞、読売新聞、朝日新聞、東京新聞を比較してみました。

   

   安倍派だけでなく、二階派にも捜索の手が入った昨日(12月20日)の新聞。1面のタイトルの力強さは、ほぼ一緒か、産経とかが力強いほどでした。日経だけは、下の方に別に書いておきました。上に4紙しか並べられなかったので、最後に別に書いています。

   では、まず上の4紙について、1紙ずつ見ていきましょう。

産経新聞:いやいや、産経新聞も自民党を批判するのですね。1面、ちょっと上の写真では隠れていますが「視点」として「あまりに安易な裏金作り」という政府批判の記事がありました。

     ただ、しっかり読み込むと、「政治には金がかかる。活動に自信があれば、堂々と記載すればよい」「難題解決に向けて使途をつまびらかにできない支出もあるだろう。それには、党からの政策活動費や内閣官房報償費がある。安易な裏金化は「機密費」の存在まで疑念の目を向けさせかねないと肝に銘じるべきだ」と書いてありました! なんだ、裏金は上手に合法的にやらないとという政府への指南をしているようです。闇の使い方をされる機密費は肯定しているとは、さすがに呆れました。 

     他にも、社会面で、「係官続々 捜査5時間」と「国民は怒っている」と大きく取り上げていますが、「国民は怒っている」を読むと、なんのことはない「国会周辺の派閥事務所の賃料の相場は、月額100万~200万円。職員の人件費を含めると、所属議員から一般に月5万円徴収する派閥費だけで運営を賄うのは厳しいとみられる」と、ちっとも国民が怒っているないような内容ではなく、「派閥の運営は大変です」ということで、結局国民の立場で怒ったり、考えたりする回路がまったくない新聞であることは、相変わらずでした

     さらに、極めつけは、オピニオン面の「社説検証」「首相の調査指示を各紙要求 産読日は国政の停滞を懸念」として、ご丁寧にも、産経、読売、日経新聞は、(大事な政策の実行のため停滞していられない。政権が早く体制を立て直してほしい)としていること。一方で、朝日は、<「派閥が不透明な政治資金の温床になり、国民が疑念を抱くのは当然」と批判>。東京新聞は、<「派閥を重視してきた(岸田)首相の政権基盤が、派閥不祥事で揺らぐのは当然の結末とも言える」と切り捨てた>として、2紙は、批判している新聞と記載。

    つまり、自分たち3紙は、国民の政権支持率が10%台に落ちても、政府についていく新聞であることを明言している内容でした

読売新聞:さて、産経新聞に仲間のように書かれた読売新聞です。紙面はかなり割いて、このパーティー券問題について書いていましたが、「派閥主導 解明急ぐ」「『政治とカネ』またも 過去の教訓いかされず」と淡々と事実を追う記述が多かったです。そこには、これまで安倍政権と伴走してきた自分たちの新聞の反省は書かれていませんでした。  

  批判の話は、「政権強まる逆風」で、野党の批判と、公明党の危機感に少し触れ、「立・共、首相の退陣迫る 国民・維新も退陣迫る」とか、第3者の発言を掲載する形ばかりでした。

 「『許せぬ』地元憤り」の記事でさえも、地元民の「裏で私服を肥やしていたのなら許せない」「やりたい放題やっているようにしか思えない」と出しつつ、最後の〆は「お金がほしくて清和政策研究会に集まったのかと思えて残念だ」と話し、岸田首相にも「自民党をどう変えていくのか、示してほしい」との注文で終えている。

 「長年の悪習『奢り』」では、悪習から抜けられずにきた話に首相の周辺が「これで生まれ変わらなければ、自民党は終わりだ」との言葉がでていたが・・・社説を読むと、<「理解出来ないのは、パーティー収入をなぜ収支報告書に書かなかった点だ」>と首を傾げ、<法に不備があるなら改正を急ぎ、金がかかる政治の体質も改める事が重要だ。>となんとも 感情の入らない腑抜けなコメントに終わっている。

   産経ほどではないが、これまで政権の代弁者となってきたので、明らかになったことだけを淡々と伝えている感じでした。

朝日新聞:朝日では、「裏金解明へ本丸捜査」として、検察がどう動くだろうかということ、「派閥解消 後ろ向き」では、安倍派からまだ派閥離脱者がでていない理由は<「数の力」が絶対。派閥は解体できない>という自民党内が若手も含め静かだとの観察を伝えていました。

  「カネの源泉 連綿と」では、元秘書の声として、地元でも5カ所ほど事務所を設け、その私設秘書の人件費、家賃、ガソリン代。別の秘書は、選挙カーの車上運動員の日当は1.5万円では人の奪い合いにいなり色を付ける。夏祭りを100箇所まわり会費2000円のところ1万円ずつ置いてくる。「自腹じゃ限界があるので、オモテにできないカネを使う」 などの話がでていた。あとは「二階派の続投 問われる首相」「野党連携 政治改革で進むか」で、この先の政治改革がどう進むかのことに言及。

   社説は、他の話題で、この20日には朝日の立場についてのコメントはなかったが、産・読・日のように、早く収束しないかなか~というスタンスでなく、どうも自民党自身は若手を含めて活発に改革をすすめそうにない。どうしていくべきか、どうなるのか~を伝えていました。

東京新聞:「政治資金規制 抜け道次々」では、企業・団体献金をなくすため、国民負担の「政党助成金」も導入されている。透明性の低いパーティー収入は事実上の献金と化し,裏金の温床となっているとしていると指摘。

   また、「安倍内閣の『検察人事介入』から3年として、現在の森本最高検事部長が、IR汚職事件で秋元を逮捕した時の特捜部長で、「特捜部復権」の期待の声があること。「1強とカネ・・・失望頂点」では街頭の人で自民党議員に入れていた人の政治不信の声が届けられていた。

   そして、東京新聞は社説に「『裏金化』の全容解明を」として、裏金化の実態の徹底的な解明を訴え、こんな抜け穴のある政治資金規正法を放置しては国民の信頼が失墜する。として、「政治とカネ」の透明化の必要を訴えていました。

そして、最後に、写真に入りきらなかった日経新聞だ。

    

日経新聞:他の4紙に比べ扱いは「平静に書いておく」といった印象だったので、下に掲載しました。 なにしろ、1面からして、他紙とは違い、日銀の緩和政策の動向が大きいのですから。ただ、中面では、大きめに2つ記事があり、1つは検察のこれまでの裏金など告発の歴史を振り返る「裏金」19年ぶり派閥捜査の記事と、政治資金の透明化の道筋についての識者2人の意見の記事がありました。  

   

   という訳で、産経新聞の「首相の調査指示を各紙要求 産読日は国政の停滞を懸念」にあったように、日本の新聞は、産経、読売、日経新聞は、政治的に今の政権が泥船であることが見えてきても、そのまま乗り続けていく新聞のようです。

   看板とカネを相続税も取られず受け継ぐ世襲議員が1番多い自民党。しかも小選挙区制度になってからは12人中9人の首相が世襲。大臣になる世襲率も高い。異常な政治家世襲率の日本。米国では、上下両院議員で世襲は5%以下だそうです。岸田さんの秘書になった息子の行動を思い出してみて下さい。こんな世襲議員が多い自民党に、政権を握らせ続けるから、それを覆す法律など作れないのです。

   そこを抜本的に改革していくには、まず、絶対多数を自民党に握らせないことです!!! 

   長期政権が行ったのは、絶対多数を維持すること。そのためには、もちろん、人望と、実力、実績がある人ばかりならいいのですが、それがない場合は、お金を使って票を稼ぐ。こまめに顔を出して、お金をばらまき顔を売る。人望がなく秘書がすぐ辞めてしまう人は、喜んで秘書を提供してくれ、労働力を無償で提供してくれ、投票までしてくれる宗教団体に媚びを売り、頼まれたら挨拶にまで行ったのです。自民党は、そんな、絶対多数を握り続けるためには、なんでもありの党だったのです。

   問題は、ここまで長期政権をこれからも続けさせていいかどうかです。政治不信といって絶望したら、思うつぼです。

   今までは政治に関心を持つ人が少なく、投票率が低く、安定した投票をしてくれる公明党と手を組んで勝ってきた自民党です。公明党も、いい加減、こんな自民党と縁を切る時でしょう。

   皆さん。少なくとも、ここまでは酷くない他の政党や政治家に、次は最低でも投票してみることです。

   国民のみえないように政党助成金を受け取りながらも、こんな風なやり方で金を集め、金をばらまき、やってきた政治家とは一切縁を切って選んだら、日本の未来は変わっていくでしょう。次の選挙では、世襲議員にNO! 旧統一教会に関係した議員にNO! 世襲議員と旧統一教会に関係した議員の多い自民党に、いまだ平気でいつづけている議員たちにもNO!を突きつけましょう。

   そして、こんな長期政権にNO!を叩きつけられない産経・読売・日経新聞もやめましょう。新聞を読み比べて、国民の未来のために、この日本の政治を変えていこうとしている新聞を応援して読むようにしましょう。

   毎日は買えませんでしたが、読むなら東京新聞は安くてお薦めですが、朝日・毎日もいい新聞だと思っています。

   最後に、特捜部の方たちへ。見事な結果を出してくれるのを月に願って待っています。

 

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6紙比較でみる「G7は、成功だったか?」

2023-05-23 15:49:26 | 日記

   みなさん、G7広島で、岸田首相が平和のためにどう行動したか。様々な報道が続きました。(さすが広島出身だけあって、被爆の実相を世界に知らしめてくれて素晴らしい働きだった~)との評価の声が高まっているとの声もあがり、内閣支持率が上がったと言われています。

   そんな大事な時期なので、G7が閉会した翌朝の5月22日に新聞が、どう評価を書いているのか気になりました。さあ、恒例の6紙新聞比較をしてみようと思います。

   その前に、まず、共同通信の次の記事を読んでみましょう。NHKでもニュースでも伝えられた「被爆者のコメント」です。昨日の夜7時半の「クローズアップ現代」では、さらに詳しく放送されていました。

   タイトルは、 G7サミット「期待裏切られた」 被爆者団体、失望と怒り となっていましたよ!

 

   

   青字で<写真 被爆者「サミットは大きな失敗」>とあるのを見ると、サーロー節子さんの大きな写真とともに、したのような記事がでていました。

広島で被爆し、カナダを拠点に核兵器廃絶を訴えている被爆者のサーロー節子さん(91)は21日、広島市で記者会見し「G7広島サミットは大きな失敗だった。首脳たちの声明からは体温や脈拍を感じなかった」と批判した。「原爆資料館で何を感じ、何を考えたのか。その声を聞きたかった」とも指摘した。

 被爆者らは核保有国や「核の傘」の下にある日本などに核兵器禁止条約参加を求めてきたが、G7の共同文書「核軍縮に関する広島ビジョン」などで条約への言及はなかった。サーローさんは「声明には何も新しい内容がなかった」と述べた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領の出席に関して「武器支援のことばかりで、話し合いによる解決策が聞こえてこない。広島でそうした話をされるのはうれしくない」と複雑な心情を吐露した。

 サーローさんは13歳の時、爆心地から約1.8キロの学徒動員先で被爆。姉や4歳のおいたち親族と、多くの級友が犠牲になった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    

   さあ、上記の記事はネットで拾った共同通信の記事ですが、いつものように、こういう大事な時は6紙をコンビニで買いそろえて、比較してみました。さっそく、並べてみましょう。

 

           まず、1面の印象は、いかがですか? 

   産経新聞:ウクライナ連帯 世界に誇示  +(小見出し)国際秩序守る決意

   読売新聞:G7 ・ウクライナ結束  +ゼレンスキー氏 平和訴え

   日経新聞:G7 ・ウクライナ結束  +被爆者と対話「歴史的意義」

   毎日新聞: G7「国際秩序守り抜く」 + 「ここから」が問われる

   朝日新聞: 「戦争なくさねば」広島で + G7 国際秩序回復へ宿題

   東京新聞:核なき世界「追求」 抑止力「強化」相反するメッセージ発信 +「平和外交より軍事力」突出

政権の今回のG7の成果に対して、政府の発表したままを伝えたのが、産経、読売、日経新聞です。

1面で+の後に 問われる、宿題といった言葉で「でも、問題が残った」ということを伝えているのは、毎日と朝日新聞です。

そして、東京新聞だけが、核なき世界「追求」 抑止力「強化」と、(あれっ?)というようなタイトルを出し、その下に「相反するメッセージを発散」と、核なき世界「追求」しておいて、自分たちは抑止力を「強化」する矛盾を明確に指摘。さらに、左に、「平和外交よりも軍事力」突出と、去年の11月のG20の「核兵器の使用・威嚇は許されない」との宣言から後退。「ロシアによる」核の威嚇や使用は許されないと限定的表現になってしまったことに言及している。この矛盾を明確にするため、タイトル下に左右で対比するように表でしめされている(下に、拡大したものを転載しました)

      

      さて、6紙の中で、あなたがいつも読んでいる新聞、他の新聞と比べていかがでしたか?

      あなたの思っているような平和理念にそった新聞はどれでしたか?

      ところで、1面でG7の成果に疑念を挟まずに、政権の言ったままを掲載した3紙も含めて、全ての新聞が、中の面を開いていくと、共同通信が書いたように、被爆者の方たちがみな失望感を表現して、今回の広島の会合は失敗としていることについて、下記のように掲載をしていました。<社会面に掲載したものが多数>。正直、全ての新聞が、批判的な意見もちゃんと掲載していたのには、心から安心しました。

     産経新聞「首脳の思い感じられず」サーローさん、声明に苦言 として、「(核軍縮への)リーダーたちの思いが感じられなかった。この街で起こったこと、私たちが体験してきたことを理解してくれたのか」と資料館で一人の人間として、どんなことをリーダーたちが視察や被爆者との対面が非公開でをあったことを批判したことなどが書かれていた。 

     読売新聞核廃絶の議論 続いて」 被爆者ら 首脳の行動期待 「NPT堅持」は批判 「実効性ない」被団協は不満  サーロー節子さんの「広島まできてこれだけの内容しか(声明に)書けないかと思うと残念だ。サミットは失敗だったと思う」については、よく読むと批判しているサーローさんの写真入りで書いてあった。ただし、小さく。

      日経新聞: (核廃絶と停戦 ともに祈り)のタイトルの下に 被爆者、思い届いたか サーローさんの言葉の引用もウクライナの戦争を早く中止してほしいと祈るのコメント。(さらに、小さい記事で 広島開催の意図「どこに」と怒り被爆者団体が会見も掲載)

          *上記3紙の中での比較では、まともに被爆者の方たちの失望が伝えられていたのは、産経新聞だとの感想をもった。ただ、これを持って産経を評価しているといったら大違い。2面3面を読むと、政権と足並みを揃えている以上に、「(ウクライナに)G7議長国の日本も殺傷力を持つ兵器の提供を実現するときである」「核兵器の脅威には自国または同盟国の核兵器で備えで抑止するしかない現実があるのに、目をそらしている人がいる」「核なき世界 抑止力強化から」などの言葉が並ぶ。

          「殺傷力のある兵器」の言葉に、私は背筋が凍った。核兵器で抑止するしかない。脅威には脅威で対抗する考えは、軍拡と破滅を招くだけと私は考える。

 

     毎日新聞:社会面に大きな見出し <平和 同じ空に誓っても> (ゼレンスキー氏原爆慰霊碑訪問)の中に、

    「がっかり」「失敗」被爆者手厳しく として、広島で原爆資料に多くの要人が接していったことは評価しても、核兵器禁止条約への言及がなかったこと。「核抑止の前提にたった議論で、戦争を煽るような会議になった」などの憤りの声も。被爆者の児玉三智子さん「武器の供与(の約束)を広島でしてほしくなかった、兵器で命はまもれない」の言葉など、数多くの被爆者の声を紹介していた。

     朝日新聞:社会面に大きな見出しで<被爆地 喜びも失望も> 

     喜びはウクライナ人の声。ゼレンスキー大統領の広島訪問を歓迎しウクライナへの支援が表明されたことなどへの評価。ただ、2014年にロシアに併合されたクリミア半島出身者の人の話は少し違い「ゼレンスキー大統領のサミット参加はプーチン大統領を刺激し、逆に平和を遠ざけるのではないか。両国が直接話し合って戦争をやめ、核兵器が使われないようにしてほしい」とコメントを入れている。

     失望は、元広島市長の「岸田首相はヒロシマの願いを踏みにじった」「ヒロシマに集まるならば核を全否定し、平和構築にむけた議論をすべきだった」「停戦と戦後復興について話し合ってほしかった」の言葉。広島出身で核廃絶を目指す若者らの団体「カクワカ広島」の高橋悠太さんは、「一体何のための被爆地・広島でサミットをやったのか分からない」との怒り。サーロー節子さんの「これだけしか(声明に)書けないのか。死者に対しての侮辱だ」「サミットは大変な失敗でした」など多くの人の失望の声を伝えていた。

     東京新聞:1面の扱いから他の紙面と群を抜いた被爆者やヒロシマの人たち、平和を望む人たちの声に寄り添った表現になっていましたが、2面にも大きく「被爆地 踏みにじられた」 として I CAN・川崎氏 G7に「失望」が述べられていた。さらにその理由が簡潔にどこにあるのかを下のように△,Xなどで表に分かりやすく表記。その下にあるように、「広島ビジョン」についての自賛した首相と、「(ビジョンは)、核抑止力を正当化している」の質問には答えなかったことが書かれていた。

    

      そして、社会面では、2面にわたるさらに大きな記事で 

     核なき世界へ 具体的一歩を として、被爆者の森下さんとサーローさんの訴えを掲載。核軍縮・不拡散を柱にした首脳声明も「米英仏が核兵器を放棄するのでなく、抑止力として持つことを容認する内容には賛成できない」という被爆者の思いと、「武器支援のことばかりで、話し合いによる解決策が聞こえてこなかった。広島でそうした話をされるのはうれしくない」の声が載せられていた。

    また、ウクライナの人の声としても、ウクライナ避難民の女性が <ウクライナ侵攻>「武器より優しさを」のタイトルで、

    「核兵器は本当に非人間的」。母国では、核兵器があれば侵攻されなかったという意見もあるが、核軍拡の先にあるのは悲劇だけだと感じる。「国は守らなきゃいけない。だけど、ウクライナ人でもロシア人でも、人が死ぬのは苦しくて悲しい」。侵攻への怒りは消えないが「必要なのは、武器より優しさであってほしい」「平和と優しさが絶対に勝つ。私たちはこの事態を乗り越えます」と、広島の資料館の感想ノートにウクライナ語で綴ったとありました。

    今回のG7。あなたはどう思いましたか? 

    戦争が長期化している中、戦争を倦むような緩みが生じないように、ゼレンスキー大統領が来日。ウクライナへの支援を確固たるものにして、民主主義を守る国の結束を高め、平和をもたらす。そんな雰囲気が醸造されたように私には思えました。

    でも、悲惨な戦争がウクライナとロシアの間で続き泥沼化していることに、私の心は痛み続けています。被爆者の人たちもそうですが、平和を愛する人なら、最後にあげたウクライナの人のように、「人を殺すなかれ」という人間としての大前提を捨てることはできないのです。

    だから、いくらロシアの侵攻が非道で、許されない行為でも、(兵器を強化して平和を得ようとすることが続くことに耐えられない)と感じることが自然なはずです。 

    「必要なのは、武器より優しさであってほしい」

    彼女の言葉が心に沁みました。こうした思いこそが、本当の平和をこの地球にもたらせる唯一の道だと、私は疑いません。

    武器で勝ち取った平和には恨みが残り、次の戦争の種が残るからです。

   

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くじ引き民主主義(まちかどの民主主義シリーズ)

2023-01-05 09:14:34 | 東京新聞を応援

 大事な問題などがあった時に、このブログでは主要な新聞を買い集めて比較する「6紙とか5紙比較」というのをしてきましたが、今、一番国民に分かりやすく必要な情報を届けているのは東京新聞と思い、数ヶ月前から購読を始めた。

 そして、予測は確信に変わりつつある。この時代に値段は他紙より安いのに、大事な情報を提供している東京新聞を応援していこう!と決めた。

 新しく「東京新聞を応援」というカテゴリーを作って、私がいいと思う記事の概要を取り上げて皆様に伝えてみようと思う。この記事を読んで、「東京新聞?」とほんの少しでも興味をもってくれた方が1人でもいて、たった1日でもいい、図書館で東京新聞を読んでみてくれたり、駅売りで買うなどしてくれることを願っている。

 日本人の大半が、今、「新聞を読まない」、「読んでいる人は、読売新聞を読んでいる人が多い」という。これでは情報がしっかり取れていないと心配でしかたない。この日本が世界を戦争へと転がる後押しをする国にするつもりならいざ知らず、あなたが平和を望んでいる人なら、新聞を読まずにいたり、漫然と読売新聞を読んだりしていては危険です!!!

 ちょっと、自分の日々接している情報、テレビでも、ネットでも、新聞でも、他と比較して、自分の平和への思いと合致しているか、確認をしてみて下さい。

 

 で、私は、東京新聞の回し者ではなく、個人応援団になって、イチオシ記事を転載することにしました。

 

 

これが、昨日の1面にでていた、「まちかどの民主主義」というシリーズの記事の1月4日の概要です。下に2面の記事も掲載しました。読んでみて下さい。

   面白かったでしょう? 声を上げる人の話だけきいて政治が進められると、声をあげられない弱者の声は切り捨てられた政治になります。「政治になんて国民が興味を持たないでいられるのが、いい政治なんだ」なんて自民党の大臣を歴任している麻生さんが言ってましたが、それって、民主主義でしょうか???そんなことをいう人が「自由『民主』」党の中核人物に長年座っていることが、おかしいと私は思います。   

   古代ギリシャの時代からある手法だそうですが、裁判の陪審員制度にもつながるこのくじ引き民主主義。是非、私の言葉を重ねるより、上の記事をちょっと読んでみて、民主主義のこと考えてみませんか。 政治家が日本を連れて行かれるままに見過ごして、後になって悔やまないで済むために。

 

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