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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2024年8月の惑星

2024-08-01 07:54:03 | 惑星・天体ニュース

   今年の夏はことさらに暑いように感じます。連日、「不要不急の外出は避けましょう」と放送が流れる日々が、7月からずっと続いています。いつまで続くのやら。

   でも、こんな地球の温度変化をよそに、月の運行はきちんきちんと変わりません。時間になると月は昇り、予定通りの場所を移動し、沈んでいます。涼やかな顔で、決して燃え上がったりせず。

   さて、では私もいつも通りに、前回の月の巡りからご紹介しましょう。

 

    暑さボケで間違えて、6月の巡りを出していると思いました? ボケたことは、いろいろしておりますが、これは間違いではありません。これでいいのです。というのも、7月1日の時もそうだったのですが、新月が5/8と6/6だったので、5月の日付ばかりの集合写真になりましたが、それは、最後の細い月が見られなかったため。7月1日時点ではまだ終わっておらず、前回もひと月間違った?と思われるような5月の日付の月ばかりが並んだ巡りを掲載していました。

    そして、今回も6/6から7/6の新月前日までの巡りを掲載。さらに、今回も最後の細い月がみられず、日付がすべて6月の日付の集合写真になってしまいました。

   そして、実はその後の7/6からの月の巡りは、これからまだ8/4の新月前までなので、7/7から見始めた月の巡りのいままさに進行中。今朝も下のような未明の月をみましたよ。これについては、次の別枠でブログを書くつもりです。 

    

     まだ、極細月ではないので、明日、明後日まだ見られるかも?です。

     最初の先月の月の巡りの一覧。6月にしては14日お月見ができたのは、ラッキーだったといえるでしょうか。   

     さて、では、これもいつもの通り、今月の惑星を見ていきましょう。

  水星:結局、夕方ちょっとは見やすいかと思われた先月も見られませんでした。今月は朝への移動もあり、難しそうです。諦めましょう。

  金星:日没後の西空低くに明るく見え始めています。8月5日6日には、極細月が見える日が暮れたら見に行きながら、月のそばに明るい星を見つけましょう。西の地平線が見える場所を探しておいて、暗くなったと思ったら、月も金星も素早く沈んでしまうので急いで見にいきましょう。

  火星:日の出前の東の空に見えていますが、日の出がまだ早いので、無理をしないように。寝不足になります。とはいえ、月をみるために暗い内に起きた時は、忘れずに探して楽しみましょう。

  木星:火星と同じに日の出前の東の空に見えます。8月15日には木星と火星が見かけ上、とても接近します。ただし、下の図は、なんと夜中の2時。暗い内なら、いまも木星も火星も見られますが、日の出は5時前なので、4時前でないと見られないでしょう。ということで、間違って夜中に起きた時に、火星と木星を探してみて下さい。明日、明後日、もし極細月をみるために未明に起きた時も、火星、木星を見忘れないように。

 木星と火星の接近 2024年8月15日2時 東京の空

  土星:夜10時を過ぎる頃には、土星が東空の低いところに見えるようになりました。但し、水星よりは明るいモノの、木星や金星ほどには明るくないので見つけづらいです。ただ、下の図のように、今回は丸い月が近づいている時に見つけてみましょう。時間も寝る前でちょうどいいので、月にそばにいる土星を教えてもらいましょう。秋の星座には明るい星がすくないので、たぶん見つけられますよ。

月が土星に接近 2024年8月20日・21日 22時 東京の空

   夏休みになると、流星群のことも言われますが、国立天文台が 2024年8月の星空情報(伝統的七夕/スピカ食/ペルセウス座流星群の極大/木星と火星の接近/8月の月の暦/スター・ウィーク)で、youtube で手短にスピカ食など共に説明してくれているので、

良し観て見よう!と思った方は、頑張ってみて下さい。 真夜中に起きないと、相変わらず惑星たちは見づらいところにいますし、夕方の金星は、これからもっと見やすくなってくるので、正直、今月のオススメ惑星というほどの惑星は今月は残念ながらありません。

夜中から未明に起きたら、惑星がいることをちょっと思い出して下さいね。

*今朝、未明の木星や火星たちを月と一緒に撮れたの様子を、次に書いたブログでアップしました。参考にご覧下さい。

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