警戒レベルが下げられたとたんに、昨日桜島が火を噴いた（記事はココから）
これって、福島原発の廃炉の目途もたたない内に再稼働を国民の声を聴くこともなく川内原発の再稼働に踏み込んだ日本人への自然があげた警戒の声ではないだろうかと感じた。
そんな時、下記のような＜みんなで決めよう「原発」国民投票＞と題された市民による署名活動が広がっていることを知った。
これは、原発に反対している人だけでなく、原発の再稼働を評価している人も賛成してもらえる声明内容だと思う。
原発の再稼働を許すにしても、国民の合意形成をし、ちゃんとしたプロセスを通して再稼働すべきだろうと思う人にも、是非読んで賛同してもらいたい内容だった。
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【声明】川内原子力発電所一号機の再稼働について － 「原発」国民投票で国民的合意形成を
本日、2015年8月11日(火)午前、九州電力の川内原子力発電所一号機が再稼働しました。2013年9月15日に大飯原子力発電所4号機が運転を停止して以来、日本では1機も原発は稼働していませんでした。このたび、約1年11か月振りに日本国内で原発が稼働したことになります。
安倍総理は8月10日、川内原発の再稼働について「世界で最も厳しい規制基準をクリアしたと原子力規制委員会が判断した原発については、再稼働を進めていくのが従来からの政府の方針」と語っています。今春に閣議決定されたエネルギー基本計画でも原子力は「重要なベースロード電源」とされました。
一方、福島の事故の統括が終わっていないこと、避難計画・訓練が不十分なこと、規制基準に緩いところがあること、過酷な猛暑でも電力が足りていること、周辺自治体の同意が得られていないこと、放射性廃棄物の処分場に目途がたっていないこと等を理由に、川内原発の再稼働に疑問の声があがっています。
私たちが一番の問題だと考えるのは、住民・国民の声が汲まれていないことです。世論調査では一貫して国民の脱原発志向が示されており、毎日新聞が8月9、10日に行った調査でも、川内原発再稼働「反対」が57％を占め、「賛成」の30％を大きく上回りました。国民的な合意は、未だ形成されていません。
福島第一原発のメルトダウンを経験した国ですから、原発稼働の是非について、最大限丁寧な方法で国民の声が汲まれて、国民的な合意形成がはかられてもいいのではないでしょうか。ほとんどの政治課題は、国民が選挙で選んだ政治家が決定をする「間接民主制」を採用するのが、合理的です。しかし、原発の是非は憲法改正と同様に極めて重要な問題であり、「直接民主制」が導入されてしかるべきと考えます。
これは、政治家や官僚だけが判断していい問題ではありません。国民一人一人が原発稼働の是非について当事者として考える機会を作るためにも、「原発」国民投票の実施を、一刻も早く政治が決断することを求めます。
2015年8月11日
市民グループ・みんなで決めよう「原発」国民投票
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このサイトをここまで読んでくださった方で、賛同してくださる方は、是非ココから賛同人に加わってください。名前は非公開希望もＯＫとなっていました。
安保法制の問題にしても、日本の憲法を改正して自衛隊の存在を灰色にせず明確な形で明文化すべきだという人がいて、安保法制に反対している人の中に入っている。だから、この「原発」国民投票にも、原発再稼働賛成派でも賛同してもらえると思う。
こんな立憲国家にあるまじき決め方では、日本の将来は権力を握った政党の思うままにどこにいくかわからない国になってしまう。法律に従うことのない国は、国家の体をなさない。法治国家である限り、法にのっとった国家運営は要だ。
東京オリンピックの新国立競技場の問題も、エンブレムの問題も一部の限られた人間で決めて、ことを進めてより多くの人間の声を聴こうという姿勢の欠落が起因だったと思う。
エンブレムでは、佐野のデザインが問題があるというので、修正を加えて発表されたデザインになったというが、その途中で選んだ審査員には全く知らされなかったという。選んだデザインが変わっていく段階で審査員たちにせめて話を事務局がしていたら、（これは取り下げて別のデザインでいこう）とか、そこで後戻りもできただろうに。
すでに、デザインがＴＶのＣＭ、公的場で使用され始めており、それを再度０から始めるために失われた損失額、グッズその他に使ってしまったことへの損害賠償云々も話題になっている。でも、私はその前に、日本人おかしくないか？と思う。これから来年リオのオリンピックがあるというのに、それを応援する気持ちがなく、東京オリンピックと今から踊り始めているの、おかしくないか？と。オリンピックって商売や景気の底上げの道具なんですかと問いたい。ザハ案が予算を大幅に上回ったのには、建設費の高騰が影響していたというが、震災の復興のために建設が一番力を入れていくべき時期に、東京オリンピックの誘致を続けるのが間違っていたのではないか。本当に東京オリンピックは国民の総意だったのか？東北大震災の被災者は東京オリンピックを望んでいたのだろうか？安倍首相が招致演説で「福島は、アンダーコントロール」と言った言葉はどう響いたのだろう。
人間には口はひとつ、耳は２つあるはず。勝手に自分の言いたいことだけ話し、押し通して実行していくことは、災いを招く。耳を天が２つ人間に与えたのは、その耳をしっかり使って、間違った行動を修正し、正しい行動をとれるようにするためだ。
国の存亡を左右する大事なことは、国民の声に耳を傾けて決める。それが民主主義であり、間違いのない平和で安定した国家へと通じる、そんな当たり前のことができない政権に、私はＮＯを突きつける。
皆で、しっかり国民の声を国政に届けていきましょう！
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