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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン42

2014-12-28 14:30:33 | ピアノ

  今年最後のレッスンでした。
  まずは、"In to the Light of Life"から。
  
  前回、譜起こしして弾き、今回は、アドリブ部分も加えての演奏でした。
  Bフレーズの部分に、ポロッとAフレーズのリズムが出てしまうのに、「ブブー」が出て、「ここは、Aと違うBを聴かせるために違えているので忠実に」と言われたので、リズムの違うところをピンクの蛍光ペンで囲んで挑戦しました。

  リズムのとり方はマスターできたようで、OK。アドリブについては、
 「アドリブいいじゃないですか。書き留めてあるのですか?」と聞かれました。
 「はい、しっかり全部書いたのを弾きました。今回は先生のお手本がなかったので、CDを聴いてサックス奏者塩谷さんのアドリブをしっかりパクって譜に書いて弾きました」と正直にネタばらし。
  
 そう、こんなアドリブが譜にも書かずに自分で思いついて弾けるようになったら、ジャズピアニストになります(笑
 と心でつぶやきつつ
 「勉強の基本は模倣ですから~。でも、先生のピアノのアドリブは難しくて模倣不可でした」と告白。

 イントロ急いでしまっていた点と、さらに「全体のリズムも、もっとゆったりとした雰囲気で弾いた方が、この曲はいいですね」との指摘を受けて、ゆったりとしたリズムで弾き直し。
 やりました~OKがでました!

 塩谷さんのアドリブに感謝。

 そして、もう1曲"Voices in the Rain"。
 実はいつものように前回に模範演奏をして頂いたのですが、まさかの録画ミス。ただ、この曲は先生の譜が左もちゃんとフルにのっているので、まったく練習できないということはなく、譜とCDを頼りに音を少し補って練習してきました。

 まずは、演奏をどこでどう繰り返す、音の調子その他、不安なところがいっぱいだったので、再度先生に模範演奏をして頂いて録画しながら確認させて頂くことに。今回は、カメラの録画のサインと秒数が増えていくのを何度も確認しながら撮りました!

 繰り返しなど、曲の流れを確認して、いざお披露目。
 先生の模範演奏にはアドリブも入れられていましたが、アドリブは少し試したけれど音がちぐはぐでどうしようもなく、今回は抜きで演奏。

 演奏前にまず、得意の弁解から
 「この曲は、待たないといけないフレーズが多いのですが、待つのが苦手なので前の音を待てずに食べてしまって、練習に苦労しました」

 と伝えると、なんと先生から以外にも「そうなんですよね。これ僕でも待てない時があって、レコーディングで苦労しました」なる裏話が。
 先生でもそんなことがあるんだ~!

 安心して弾きました。すると、「予想よりも、ずっと合っていましたよ」なるお褒めの言葉を頂いちゃいました。
 や~良かった。自分の弾くのを録画して確認したり、メトロノームで合わせたり、頑張った甲斐がありました。

 模範演奏抜きで足した音もほぼ問題なく、あるフレーズのみ「ここは左の音をオクターブ下に響かせてほしい」というご指摘のみ。
 しかも、よく見たら、自分で譜を書いた時はオクターブ下に書いていたし、それって「音取り、ほぼOK?!」
 なんか、自信がつきました。やった~!

 先生に前回借りた理論本(「アレンジ入門講座」著:北原英司)のはどうだったかと聞かれ、まだ読み途中で、「やはり、わかったようなわからないような・・・ですが、なんとソノシートも付いていました。残念、聴くためのプレーヤーがなくて、コードを変えたら同じ譜のメロディーが、ポップス調、ハードロック調, ボサノバ調、ジャズ調、ジャズバラード調などに変えられるという例が載っていたのが凄く面白かったけれど聴けないし、自分では弾けない」と嘆くと・・・

  

 この譜を模範演奏して下さいました。
 キャホ~!!!!
 めちゃ楽しかったです。その楽しさは、残念ながら非公開。フフフッ・・・・。

 こんな風にすぐに弾き分けて教えて下さる才能あふれる先生につける光栄は、でも残念ながら暫く皆様お預けのようで、先日先生のHPから生徒募集の頁が削除になりました。

 「来年は、余裕をつけてもっと音楽に専念するため」とのことで、その話を聞いて「先生、私たちは!!!」と叫んだら、「今の生徒さんは大丈夫です」というので、ヒヤリとしましたけど首が繋がりました。というか、逆に「セ~フ

 良い時期に生徒にならせてもらえていて良かった、と心から胸をなでおろしました。
 このブログをみて、私もこんな先生に教わりたいと思って下さった方は、残念! 先生の考えが変わるまでしばらく待たないといけませんね。
 
 そして、そして、新曲は・・・・。
 先生が「書いてある楽譜は勿論ないけど、そうでなくても、もう楽譜がないなぁ~」

 「ええええ~っ!そんなぁ、まだまだあるんじゃないですか~。メロディーとコードだけの譜でもいいんですよ」
 「"Crescent moon"のCDでトリオで弾いているのは、ピアノだけでは難しいだろうし・・・。初期の頃のこれはバンド編成でやって・・・。楽譜のなくなっちゃっているのもあるし」

 先生が、楽譜の束をあれこれ覗きながら、見せて下さって。「それ、やりました」
 ムムムム~~~~。

 取り出した1枚の楽譜は、"Once in a blue moon" 。
 CD"Beyond the Stars" に収録されている、先生が第一興商のecomusic用に書いた曲です。
「難しいかな~」 とおっしゃりつつ、先生が模範演奏をして下さいました。
 いかにもジャズっぽい、カッコいい系の難しい曲です。

 弾けるか???ちょっと不安。いえいえ、すごく不安に。

(年末年始の忙しい時期に、こんな難曲を克服する時間が本当にある?)という懸念より、カッコいい系の曲も弾いてみたい!という欲望が勝って、ともかく楽譜を頂いて帰ってきました。さあて、どうなりますか・・・。


 
コメント
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