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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン36

2014-09-18 20:42:34 | ピアノ

今日のレッスン3曲の内、2曲は私が譜起こししたもの。

 まずは、南極のかわいいペンギンちゃんの映像つきでyoutube にアップされている"Blessed Life "から。

 いやいや、練習の時よりひどい出来でした(泣)でも、先生が

「(前回とれていなかった)リズムはちゃんと直って(所定のところに)入ってましたよ。あとは、そうですね~、右はこれでいいと思うけれど、左がこうカウントしている感じでずっとなっているのはどうも音楽的でないですね。どうにかしましょうか」

「でも、先生、やっとカウントして音がハマったという状況なんですけど。左手どうするのですか?左のカウントを崩すと、全体が崩れてきちゃうかもしれませんよ」こんな脅仕方をするのも本当はおかしい話ですが(苦笑)、ついこんな返答をしてしまうと・・・

「う~~~~ん」と考え込む先生。

そうなんだろうなぁ、この単純で味気ない左手でこの曲を終わりにするのは、先生としては納得できないんだろうなぁ~。仕方ない、ままよ~。

決意して「できるだけやってきてみま~す」と受けて、出来るかの保証はありませんが次回再度チャレンジすることに。

 2曲目は、結構リズムも明快で、コードの音もすんなりそれなりに出て、私としてはそれなりのレベルに譜が書けた"Pray for you"。

 譜にはしたものの、弾き慣れておらず下手くそながらどうにか弾き終えました。
 これは、もともと先生に1回も弾いて頂かずに、自分でCDは聞きながらも譜を起こしたもの。
 足りない音を先生の模範演奏を今回して頂くことになっていました。

 先生からのご指摘は、
「B♭/A♭とあったら、左手をA♭にするというのはいいですよね。でも、今の状態だとこのB♭の3つの和音の響きが忘れられているんですよね」

「B♭で始まらなくても展開してあってもいいんですけれど、メロディーの下側にこのB♭の3音をできるだけ入れてほしいんです」
 実例をあげてメロディーのC音の下にDFB♭音を補足してみて下さる。

 おっ~、深い音になった。なるほど。

「他のこういうところ(○/○になっているところ)も同じなんです。コードを変えたところで出してほしいんですよね。この上のコードの和音も」

「アッ、確かに。でも、たとえばちょっと遅れて次の音でそのコード音を私は拾っているつもりだったんですけれど・・・」

「後でだすのでなく、コードを変えたところでその印象がかわるところを出してほしいので、コード変化した所でしっかり出してほしいんです」

「そういえば、音だけあとで置いたりする時は、さらにそこで指示を出していますね。たとえば、ひとつのフレーズに3つとかコードが並んでいたり」「そうなんです」

 勉強になりました。何か、すこしづつコツがつかめてきて、コードや作曲者の意図が見えてきました。
 では、次までに必要な音を補ってくるということで、最大のお楽しみ「模範演奏」へ。

  音が深い、美しい、豊かで彩りがある。うっとり。ため息。

  しっかり盗んで、次回チャレンジしま~す!楽しみです。

 さて、最後は"Eternal Silence "

 これは、先生が左手もすべて楽譜に起こしてくださったもの。前回、後半部分の指使いとかちょっと複雑になったところで息切れして「メロディーが消えていますよ」とご指摘を受けて、再挑戦の作品です。

 でも、実はそこも練習しましたが、ハマってしまったのが、先生のアドリブの譜起こし。自在にリズムを変えて、何ともカッコよく、どうしても真似がしたい!!!! 頑張りました。CDを学習モードで低速回転でゆっくり聞いて分析したり・・・

 お披露目。1回目は、基本が上手く弾けず、アドリブには到達せず終えました。そして、すかさず2回目を弾かせてもらった時に、どうにか苦労したアドリブを付けて終えました。

 「う~ん、なかなか頑張りましたね・・・・でも、それはさておき、特に1回目より2回目弾いた時に、また悪いくせが出て、最後の音を待てずに食べてましたね」

 が~ん(泣)先のアドリブをうまく弾く方に気をとられて最初の基本部分に気合が抜けて、また音が待ててなかったなんて。痛恨! 

 音楽というのは、しっかり基本ができてこそ聴ける音楽になる。私の場合は、先生の曲を自分の手でひねり出す喜びが中心になるので、どうも音楽性がないものになってしまうようです。

 最初の基本部分の音をていねいに、左足でカウントを取りつつ弾き直しました。

「今は、大丈夫でしたから、気を抜かないように弾いて下さいね」

 音を作りだす姿勢が自分中心になっていたことを反省。その姿勢が直らないと、自分だけ気持ちよくて終わる「音楽でない、他の人には雑音」になることに気づきました。

 まあ、私の場合はストレスの解消とか癒しとか、自分本位な音楽アプローチがもともとの動機?ともいえ、動機が不純だとも言えますが・・・先生の素敵な音楽を穢さないように、もう少ししっかりと練習をしようと心から今日は反省したのでした。

 でも、1時間のレッスンで面白さがまた1段増しました。そして、先生が今、この"pray for you"をジャズっぽくキーもCに変えて、アレンジしたのをトリオでやる準備中とのこと。ちょっと新バージョンを聞かせて下さいました~~~~。

 やぁ、楽しかった!!!
 次回まで、また練習頑張ります。
 
 

 




 
コメント
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