今回は2週間でレッスンだったのですが、先生の新しいアルバムの中から先生が譜を作ってくださった "Eternal Silence " と、youtube にup されている先生がecomusicのために作った"Blessed Life "(南極のかわいいペンギンちゃんの映像つき)の2曲でした。
まずは、”Eternal Silence"から。グランドピアノで突然弾くと只でさえうまくいかないのに、なかなか音が上手くでてくれません。勿論、いつものように何回もやり直しをさせて頂いて弾いたのですが、それでも思うようにいかず。全体的に音はどうにかつなぎましたが、「最初の部分の全音符が短くなったり、付点音符が付点でなくなっていたり・・・していますね」とのいつもながらの先生のお言葉。
仕方なく、左足を使いカウントしながらいつもながらの修正をこころみました。
あと、この曲では最後に右の小指でしっかりメロディー音を出しながら、和音を内声で出していくところがあり、そこが「どうもまたメロディーが呑み込まれているというか、聞こえてこない。F・G・・・と特に出だしの小指のF音はしっかりだしてほしいんですけれど~」というご指摘。
楽譜の音が込み合って来ると、どうも正しく弾くのに一生懸命になって、メロディーがお留守になってしまう。
やはりこういうのは、練習でしか克服できないところ、何回か挑戦させて頂きましたがちょっとやそっとでは修正がきかない。
「何か練習方法はないですか?ジャズピアノにとってのハノンみたいのがあればやってみたいのですが・・・」と申し出ると。
「『オスカーピーターソンのジャズのハノン』というのもあるけれど、それよりこれを今ちょうど僕もそう思って見ていたのですが…」ととり出したのは"The Little Pischna" 。「これで、僕も小指を強化しましたから~」とのこと。(今日、帰宅してamazonで見たら、定価より安く新品があって早速ポチリとしました)
そして、”Blessed Life”。先生の模範演奏の動画を見ながら、コードから譜起こしした自作の楽譜を取り出して弾いてみました。
「音は基本的にあっているのだけれど、リズムが・・・。たとえば最初の左はどうやって弾いているの?」「適当に」先生しばし沈黙。「やっぱり書かないと難しいかなぁ」
この先生のお言葉は、「リズムが無茶苦茶でどう直すにも直しきれない」ということの同義語です。
こちらも暫し沈黙。
「この曲では、結構カウントの裏で弾いているんですよね。だから、左手を単純にリズムをとるだけにして、そこに裏の音を当てはめていくというのはどうでしょう」
右手だけ弾くとどうにかあっていることがわかり、左手を単純にして譜を書き直して再チャレンジすることに。次回のレッスンでうまくいかなかったら、しばらく前のTara's Day Dream"のように棚上げしようということに。そうと決まっていれば、捨て身でチャレンジしてみま~す!
ということで、今回はうまく弾けたものはなかったのですが、それでもお願いをして、私の弾きたい曲希望リストをお見せして、その中で捉えやすそうな"Pray for you" のオリジナル楽譜をゲットしちゃいました。なかなか交渉上手な私です。フフフッ。
この曲は、先生の2枚のCDでそれぞれ全然違った感じで演奏されている曲です。まずは、そうした演奏を参考にしつつ、先生のピアノソロでの模範演奏なしの状態で私1人「コードの森」に突入してみま~す。前回ペンギンちゃんの曲でもやってみましたが、これがなかなか面白くて勉強になるようです。
我が家のご近所の皆様には、しばらくの雑音ご勘弁を!
いやいや本当は、例外なくいつでも雑音なのですが(笑)
ご近所の皆様の忍耐の上で私のピアノ練習は成り立っておりま~~~~~す。
いつもご迷惑をおかけしておりま~~~~す。深く御礼申し上げま~~~~~す。