いつもの梅雨の長雨かと思ってたら
大変な大雨と洪水が何度も同じ地域を襲い
まるで台風がずっとそこに居座ってるかのような今年の梅雨前線
この先もまだずっと悪天候が続く予想で
いつ終わるとも知れず
どのくらい被害が広がるかもわからないまま
翻弄されるわたしたち
でもすでに被害に遭った地域では
ちょっと雨が止んだすきを狙って家や地域の片付けが始まってる
皆さん家が浸水して何もかも使えなくなってるから
服も靴も着の身着のまま
季節的にも気温が上がってるから半そでが多いし
足元も半ズボンにボロボロの靴っていう方が多い
でも
ここで気になるのが破傷風
この菌は土の中に広く存在し、動物のフンからも検出されるし
ちょっとした目に見えないくらいの傷からも容易に体内に侵入して
3~21日の潜伏期間を経てテタノスパスミンという毒素が生産されて全身をめぐり
口が開けにくいところから始まって全身が硬直しけいれんを起こす
しかもこの毒素はボツリヌス毒素に次いで地球上で2番目に強力と言われ
致死率は10%以上に上る
でも破傷風はワクチン打ってるからって思う方が多いと思うけど
子供のころ数回受けたワクチンは10年たつと効果が切れる
だから20歳を超えるころにはもう体内に免疫は残っておらず
わたしたちは破傷風菌に感染の絶好のチャンスを与え続けてるってわけ
だからね
とにかく感染しないように
ボランティア活動とかだけでなく、ちょっと土いじりするときなんかも
長ズボンとちゃんとした靴履いて、手は手袋をして
作業が終わったらきれいに手を洗って
菌が体内に入らないようにするのが大切だし
もしあとから開口障害とか顔が引きつるとか何か異常を感じたらすぐに受診して
必要な治療を受けたほうがいい
だって、もしその後命を落としたり後遺症で長い間苦しめられることになったら
後悔してもしきれないだろうから
だから
今後被災地で泥にまみれて復興作業に参加する方は
ぜひ服装に気を付けて
そしてケガにも細心の注意を払って行ってほしい
それと
もし心配なら自費でワクチンも打てるそう(5000円前後とのこと)
ちょっとした心構えや準備で事故やケガが避けられることもあるから
破傷風のことちょっと頭の片隅に入れておくといいと思います
遊びに来てくださって、ありがとうございました
以前「震える舌」と言う本を読んだ時、
凄いショックを受けました。
光や音に反応して発作が起きるとか
本当に怖いと思いました。
私も気を付けたいと思います。
あっ、この本のタイトル聞いたことあります。
そんな衝撃的なお話なんですね。
せっかくなので今度読んでみます。
教えてくださってありがとうございます。
わたしは東日本大震災のボランティアに行ったとき、破傷風にかかってしまった被災者にお会いしたんですが、他県にヘリで運ばれて十分な治療を受けたにもかかわらず、その後も体調が思わしくなく、大変な病気なんだなと強く感じました。
しかもそんな病気が土いじり程度でもかかってしまう可能性があると知り、予防は十分すぎるくらいしていいと思っています。
お互い気を付けましょう。