kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

心にも体にもいい季節

2024-05-20 18:17:11 | 日記
これから夏にかけては

梅雨もあり気温も上がって

気持ちがいいとは言いにくい時期

でも

この時期が心にも体にもいい季節になる場所があり

それが森林

これはご存じの方も多いかもしれないけど

木々からはフィトンチッドという芳香成分が常に放たれていて

これは元々植物が病害虫から身を守るために自分で作り上げてきた成分で

これを常に放つことによって

自分の身を守るだけでなく森全体も守っているそう

確かに森に入ると動物や植物の死骸や排せつ物などの嫌な臭いは感じられず(消臭効果)

逆に爽やかな香りがしますからね

それに松やイチョウなどでは葉が落ちると他の植物の発芽を抑える成分により

雑草がほとんど生えないんだとか

これは実際ちょっと見てみたい気がします

じゃあその成分はどんなものかというと

ヒノキのテルペン類とか青森ヒバのヒノキチオールっていうのはあまり聞きつけないけど

桜の葉のクマリンやお茶のカテキン、これらもフィトンチッドだそうで

これなら体によさそうなことがわかりますね

では実際フィトンチッドは人にはどんな効果があるかというと

・脳内のα波の発生を促し、精神を安定させる

・自律神経を安定させる

・交感神経の興奮を抑えて不眠を解消させ、快適な睡眠をもたらす

・脳の活動や血圧を鎮め、怒りや緊張などを和らげる

・大脳皮質を活性化し、調整力を高める

・ストレスホルモンを減少させ免疫力を強化したり高血圧を改善

・血中の抗がんたんぱく質を増加

・肝機能を改善

・呼吸を正常に整える

・皮膚病の改善やアレルギー疾患の予防・回復

などの効果があるそうだし

6月から8月にかけてはフィトンチッドの発散量が一番多くなるそう

いやこれはさっそく森林浴に行かなければ!って気持ちになりますね

でも忙しくてなかなか森のようなところに行けない、と思った方は

木は木製品になってもフィトンチッドを発散するそうです

だから木で建てた家では常にフィトンチッドが発散されて

ヒバ材で建てられた家は蚊が寄らないしカビが生えない、クスノキのタンスには防虫剤が要らないなどは

フィトンチッドの影響だそう

なので木製品を日常的に使ったり、精油(アロマオイル)を使うのもいいとのこと

気温の変化や休み明けの仕事などで疲れが増している今

フィトンチッドの力を借りて自分を癒してみてはいかがでしょうか



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (2)
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