湯めぐり~ずブログ

旅好き、温泉好きの仲間たち、湯めぐり~ずです。
さて次の休みはどこに行こうかな?

嵯峨嵐山 祇王寺

2018-06-22 10:00:00 | 京都

四条河原町付近でスイーツ巡りを満喫し、嵯峨野・嵐山方面へ向います。今回は四条大宮から嵐電に乗車しての移動です。車両は1両編成で超満員。乗客の半数以上が外国人でした。少し話は逸れますが、先日のニュースで、とうとう「京都市に泊まる外国人と日本人の比率が逆転、平均客室単価は2万5000円超えに」とのニュースが流れていました。国籍別上位国は、中国・台湾・香港なんですって。京都の外国人旅行者での混雑ぶりは、新宿や渋谷、品川に負けず劣らずカオスですね。カオス!

車内の国際色豊かな乗客の姿を眺めると目的地の混雑が少し心配になりましたが、今回は嵐山でも少し奥に入った嵯峨野が目的地なので、まぁ大丈夫かな!と気持ちを切り替えました。嵐電・嵐山駅は、嵐山のメインストリートの一角にあり、渡月橋に近い駅なので案の定の混雑ぶりでした。人波をかき分け祇王寺へ向かいます。当初は時間を最大限有効に使うため、まず一番奥の祇王寺にタクシーで移動し、嵐山に戻ってくるコースを計画していたのですが、なんと、駅周辺にはタクシー乗り場がありません・・・通りに出てはみたものの見つけるタクシーは全てチャーターされていて、流しのタクシーなんて掴まる状況にはありませんでした(涙)アクセス紹介によると、駅から祇王寺までは徒歩20分とのこと。「スイーツで吸収したカロリーを消費しなさいってことよね~」なんて独り言をつぶやきながら、祇王寺へと歩き始めました。アップダウンはありませんが、かなり気温が高く暑かったので、水分補給をしながらの移動となりました。これからの季節の観光には、ペットボトルの飲料は必須ですね。自分のペースでゆっくり歩いたのもありますが、およそ25分で祇王寺に到着しました。

祇王寺は竹林と楓に囲まれた小さな草庵で、『平家物語』にも登場します。平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として紹介されています。もともとは往生院というお寺の境内にありましたが、往生院は後年荒廃し、小さな草庵はささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになったのだそうです。

青もみじや紅葉のシーズンになると、必ず紹介される場所なので、以前からずっと気になっていました。今回は念願の訪問です。前日の雨でもう少しお庭の苔がしっとりと濡れているのを期待したのですが、やや乾燥気味のお庭ではあったものの、その緑の美しさは大変見ごたえがありました。

小さなお庭に小さな草庵ですので、草庵に上がって寛いでも30分くらいあれば十分に観光できるところでした。今回は人も少なくゆっくりと過ごせましたが、紅葉の時期は混雑するんだろうな・・・と思いつつ、緑の苔の上に落ちる赤いもみじの葉が見たい!!次回は11月に訪問することを決意したのでした。(BLACK★1947-)


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