昨日の行程を、黒部宇奈月温泉駅まで戻り、新幹線で佐久平～ローカル線の小海線に乗り継いで八ヶ岳の麓へ向かいます。2日目の宿は、八ヶ岳グレイスホテル。お天気が良ければ素敵な星空が眺められる野辺山高原にあるホテルです。移動の途中から梅雨らしい景色となってしまい、かなり強い雨が降り出してきました。友人曰く、山の天気は変わりやすい、夜は晴れるかもしれない！その言葉を信じ、ホテルへと向かいます。
佐久平から乗り換えた小海線の野辺山駅は日本一標高が高い駅で、沿線の途中にはＪＲ鉄道最高地点1375ｍの場所があり、八ヶ岳グレイスホテルがある場所が、ちょうどその地点となります。野辺山高原は、「日本三選星名所」に数えられ、国内初となる野辺山宇宙電波観測所も置かれています。その野辺山高原を走る小海線には、観光列車『HIGH RAIL 1375』が運行されていて、特に人気なのは夜の『HIGH RAIL』星空号。目玉は、野辺山駅まで移動後、いったん下車して1時間の星空観察ができること。 他にはない企画が話題を呼び、夏の人気列車になっているそうです。
ホテル到着時は強い雨でしたが、友人の予言（？）通り、だんだんと雲が高くなっていき、雨も小雨になってきました。先に早目の夕食をとっているうちに、完全に雨も上がり、食後に散歩に出ました。
21時からはホテルの企画の『星空観賞会』に参加し、車に乗って観賞場所の真っ暗な星空グラウンドに移動して空を見上げてみましたが、残念ながら厚い雲に覆われ星を見つけることはできませんでした。再び車に乗ってホテルに戻り、プチプラネタリウムで夏の星の話などを聞いて、部屋に戻りました。星空案内人の方によると、AM2時くらいに一瞬雲が晴れて、星が見られるかも知れないとのことで、早々にベットに入ったのでした。
説明通り、一瞬ですが雲が晴れ、星空を眺めることができました。友人はその貴重な一瞬を捉えてくれました☆
明け方には八ヶ岳にかかっていた雲も上がり、清々し景色も眺めることができました。
自然が満喫できるホテルっていいですね！このホテルも、また来たい場所になりました。（BLACK★1947-）