ANYTIME, ANYPLACE, .../ROSSINGTON COLLINS BAND

1998年10月22日 | 名曲・名盤1980年
名前 =ごうき
URL = http://members.aol.com/g1201/
タイトル = ANYTIME, ANYPLACE, ANYWHERE(1980年)
アーティスト = ROSSINGTON COLLINS BAND
コメント = レーナード・スキナードが飛行機事故により、解散を余儀なくされた時にはがっかりした人も多かったと思います。南部のバンドではありましたが、オールマン・ブラザースに代表される他の南部のバンドには見られない「骨太の」音は、個性的でした。そして事故の傷も癒えたゲイリーとアレンが中心となって結成されたロッシントン・コリンズ・バンドの素晴らしさは、レーナード解散のショックを十分補えるインパクトがありました。
 デイル・クランツのヴォーカルは、使い古された形容ですが、まさにジャニスの再来ということばがぴったりでした。スローな曲におけるヴォーカルなど、ただただしびれるのみでした。ただ、レーナードに比べると、かなり洗練された音づくりになっていましたので、そこに不満を唱える人もいたようですが、デイルを擁した全く新しいバンドなので、レーナードと比べるのはナンセンスかな、とも思います。発売時の高い評価とはうらはらに、今ではほとんど注目されませんが、これだけの名盤が埋もれてしまうのは、残念なことです。


Anytime, Anyplace, Anywhere/This Is the Way
Rossington Collins Band
Beat Goes On

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TOUCHED BY JESUS/ALL ABOUT EVE

1998年10月22日 | 名曲・名盤1990~1994年
名前 =ごうき
URL = http://members.aol.com/g1201/
タイトル = TOUCHED BY JESUS(1991年)
アーティスト = ALL ABOUT EVE
コメント = トラッドやフォークの好きな女性ジュリアンヌ・リーガンのヴォーカルと、このアルバムから参加したミッション(何と掛け持ち!)のマーティ・ウィルソン・パイパーのギターが、イギリス独特の霧のかかったようなウェットな雰囲気をかもしだし、聴く人を心地よい世界へ誘ってくれるオール・アバウト・イヴの3作目。
 個人的には彼らのベストだと思っています。ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアも2曲にゲスト参加しています。また、ジュリアンヌはフェアポート・コンヴェンションのトリビュート・コンサートなどがあると、あの故サンディ・デニーの代りをまかされる実力を持つ人です。私のように何でも聴いてしまう無節操な人間は別として、いかにもイギリスらしいバンドだけに、アメリカンロックの好きな人には絶対に受け入れられないバンドのひとつでしょう。


Touched By Jesus
All About Eve
Mercury

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