
名前 =Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = Live At The Paris Olympia(1975年)
アーティスト = The Shadows
コメント = Before BeatlesとしてCliff RichardのBack Band米国のVenturesに対峙する英国のGuitar Instrumentalとして名前は聞いたことがある筈。もちろん、75年の時点で既に古臭く懐かしい演奏(既に芸歴15年)。ただ99年に聞くと、確立された様式美は古典芸能として時代を超越し意外に新鮮。
また、このAlbumではMarvin Welch And Farrarとして70年代初頭に流行ったLady Of The Morning(朝もやの貴婦人)Tinny Robin(ちびの駒鳥)といった歌を聞くことができます(Trees Plainsong HeronあたりのBritish Folk Rockの質を高く古臭くした感じ)。Venturesと違って Shadowsは歌もなかなか聞き物なのです。
勿論、Apache,Man Of Mysteryといったお約束の曲でMarvinさんの完璧なTone ControlとVolume Controlの演奏を堪能。更に僕達、軽く4beatも出来ますというNivramも聞き物。またGuitar Tango The Rise And Fall Of Flingel BuntなどGuitarのみでさまざまな音色を醸し出すTechniqueは古臭いものの なかなか興味深々(表現として適切か自信はないのですがAdrian Belewから粗さを取った感じ)。古臭いを連発してしまいましたがSkiffle同様 British RockのRootsの一つとして聴いてみるのも楽しいかも。
The BandのRock Of Agesを上回る完璧なLive Album(誉め言葉になっていませんが)。TAKAさんお薦めのHummingbirdと一緒に聞くのも一興かと思います。