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早朝より。
撮影ベースとなるプレハブは最初凍えていたが、だんだん太陽に温められて居心地がよくなった。
崖に張り付いた雪は「つながり」的に案配悪く、
皆で排除するが広大で。
なんとか映像的に誤魔化しながら撮影。
午後はSPECらしいシーン。
バーンとドカーンと頑張る!
スタジオ2日目。
細かな段取りのアクションカットを朝の7時から。
大勢のスタッフが早朝から「ばああーん!」とか「どばっっ!」とかいいながら動きまくり飛びまくり。
真面目であればあるほど小学生時代の放課(名古屋弁?授業間の短い休憩時間)を想起する。
楽しいのだ。
朝のおにぎり食べながら。
明日は雪で飛んだシーンのリベンジ。
寒かろう、千葉。
撮影の合間に2月に本多劇場で公演する我がキバコの会「ギターを待ちながら~やったぜ!本多スペシャル」の諸々を考え、
3月に予定している名古屋のシルバー劇団 子々孫々の台本を検討し、
映画の原作になりそうな本を読み、
細々と大学の学習の下準備をし、
1日24時間を恨み、
すぐ眠くなる自分に怒り、
でも本番になるとはしゃいで、
このまま数年で60歳になるのかと思うと暗澹たる不安に襲われ、
でも「ホンバ~ン!」のかけ声でまたはしゃぎ、
なんだかなあ・・・で午前が終わった。
ま、今年もこんなカンジか。
大雪の影響で撮影が中断中。
そもそもギリギリの予定でやっているので、
このアクシデントは辛い。
後に大きく響いてくる。
スケジューラーの白石(「イロドリヒムラ」の五話の監督でもある)も困り果てているが、
しかたない。
ワタシは「SPEC劇場版」の準備しつつ、
打合せしたり買い物したり会田誠氏の個展を観たりたまった本読んだり、
そして仮編集が形になってきた「Kesennuma voices2」と向き合っている。
被災地、気仙沼は根本的な問題を孕みつつも一歩ずつ動き出している。
話を聞いたたくさんの市民の皆さんの声は偽らざる状況を炙り出す。
なんども思うのだが果たして自分は何ができるのか考えてしまうのだった。