きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

信州への春旅 ’24 (2)

2024年05月23日 20時52分31秒 | 山歩き
『 北アルプス  於・白馬村 』
奥裾花自然園へ向かう途中の坂道で撮りました。
実は、昨日の薄暗い夕刻時に下見に来て、明朝ならバッチリ映りこむと確信を持ち安堵したのです。
ただ、曇天なのでイマイチな映りこみ。でも、嬉しいのでメインにしました。

☆5月12日(日)
2日目のハイキングは秘境とも言われている鬼無里の奥裾花(オクスソバナ)自然園。
白馬のホテルからバスに揺られること1時間半の距離です。
最初の見所は国道406号の「白沢洞門」、北アルプスの山並みの眺望が広がります。


左から鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳・白馬鑓が岳・杓子岳。





ここまで来るのに、マイクロバスはクネクネ曲がる坂道を走ってきました。
ごらんのように標高が高いので迫力感いっぱい!。
白馬村から見上げるのとは随分違って見えます。



5分間の休憩の後、トンネルを抜けて小川村へ、クネクネの険しい坂道です。
気分悪くなる隊員も出て何度か車は数分間の停止もありました。

☆昼食の調達 
途中、鬼無里の「いろは堂本店」にて、前日に予約済みの「おやき」を積みます。


1人分3個のおやきを計24個、マイクロバスに積み込みました。
めちゃんこ美味しかったです^^

☆奥裾花渓谷
裾花川に沿う「ブナと水芭蕉ライン」を少し行くと「川浦集落」。
素晴らしい春の光景を見せてくれる集落です。byガイド氏
映え写真が撮れるそうですよ。

↑ 裾花川 (車窓より)

集落を過ぎて、奥裾花大橋を渡ると奥裾花渓谷に到達します。
渓谷の両側の地層、大昔は白馬地域が海底(フォッサマグナ)だった証拠の地層が目白押し。

フォッサマグナ:日本列島を真っ二つに分断する「地質学的な溝」。
ラテン語で大きな溝を意味します。






興味は尽きないのですが、、、。
このツアーは水芭蕉目的ですので、地層は車窓から見るだけです。
それでも、迫力いっぱいに左右から迫ってきますので、小さな歓声を1人あげていました。。。



地層好きな方には、地層だけの見学ツアーもあります。



☆奥裾花自然園
白馬村からクネクネの険しい坂道をバスに揺られること1時間半。
第一目的は、日本一の規模を誇る水芭蕉群生地の見学。
まず、出迎えてくれたのは観光センターの大きな駐車場の崖の「二輪草」の群生。





我が庭でも毎年咲くニリンソウ、1株に5輪ほどですが、、、
これほどの群生は初めて見ました。凄いでしょ~~~!
圧倒され、崖に片足を掛けて、かぶりつきで激写してしまいました。


↑ 料金所の入り口 標高(1.140m)10:30am

クマ避け鈴は必須アイテムです。

昔、3連の鈴を山野草採り用に購入。
低音域から高音域まで鳴り、クマ避け鈴としても威力を発揮するような気がします。
でも、家に忘れて、ブルーのカラビナ付きの鈴をモンベル白馬店にて購入。

さて、リーダーが料金所で入園券を購入後、8名揃って入園。
奥裾花自然園入り口(標高1.240m)まで、おおよそ30分歩きます。



最初に目に飛び込んできたのは、「オオバキスミレ」。
黄色のスミレ初めて見ました~^^



お次は、「スミレサイシン」。先に花が咲いて、葉は後から展開するそうです。
葉のハート型がかわいい^^。

お次は、なんと!!「キクザイチゲ」。
名前だけは聞いていましたが、このような花姿とは知りませんでした。





風に揺れるキクザイチゲにねばっていると昆虫が飛来。
4・5回シャッターをきりましたが逃げません。
さぞかし美味しい蜜なのでしょうね~^^。


「元池」の奥に早春の山の芽吹きを見る。
山全体が癒しの萌黄色です。



お次は「エンレイソウ」。
名前は知っていましたが、、、初めて出会いました^^。
小さめな花と大きな葉の対比にビックリです。


下ばかり見て歩いていると、、、油断大敵!目線の高さに可愛い花が沢山ぶら下がっています。



「キブシ」の花です。雄花か?雌花か?判断できませんでした。






季節の高山植物が溢れている登山道兼車道。
一見、のんびり歩いているように見えますが、、、
写真を撮っていると、「おーい!目的地の奥裾花自然園は未だ先きなんですよ~」。
「はーい」素直な私。
また帰り道にも撮れるし、心の中の声。と、カメラを一旦offに。
しばらく速足で歩きました。


途中で、メイン道路を外れ急勾配の階段を登りきりました。
小さな池が点在しています。
リーダーが指差す方向を見ると、?????






リーダーが寄り道して見せたかったのは「クロサンショウウオ」の卵。
凄い数です、しかも大きい!
クロサンショウウオの成体は見たことありませんが、、、
なんと、神秘的な光景でしょう。


遠くの残雪の山は戸隠西岳連峰、山の向こうは新潟県。

右側に見える道は登って来た登山道。
奥裾花自然園入り口まで、もう少しの距離になりました。
・・・・・・つづく

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2 コメント

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楽しい! (やく)
2024-05-25 11:02:09
素晴らしい景色ですね。映り込みも見事。
続きを楽しみにしています。
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童心に返る (yuki)
2024-05-25 21:42:50
やくさん♪
コメントありがとうございます。

はい^^、自然の中で子供のように遊んできました。

やくさんが、お好きな野鳥も多い所ですから双眼鏡も欲しいものです。
が、バードウォッチングまでの時間はありませんでした。
でも、珍しい野鳥を1羽見ましたよ。
つづき、頑張っています^^
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